本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2022/1/11 火曜日::

■[漫画]運命の保健室「僕の心のヤバイやつ」6巻

バレンタイン回は山田が頑張った…!
市川は自己肯定感が低いため自分が貰えるとは露とも思って無さそうで、
だからこそ山田がとてもヤキモキしててエモいのですよ。
市川に少しでも足立並みの自己肯定感があればなぁ…w

正直、山田の表情は全てが見所だと思うので、
どのコマの山田も最高にエモエモで胸キュンしちゃうのですが、
やはりイチオシはチョコを渡すシーンの山田ですね。

何度も勇気を出そうとするも、タイミングの悪さと勇気の足り無さで、
直前でブレーキを掛けていた山田がついに…!
山田のドキドキがこちらまで伝わってきて、顔が熱くなって来ちゃいますよ。
このドキドキ感こそ、恋愛における告白の醍醐味の一つですよ!
あー、顔が熱い…!

しかしバレンタインが終わってから山田の彼女感が増してきたのか、
ついには放課後制服デートなんてしちゃってまぁ…
すぐ傍におねえが居るというのに、
あんなにイチャイチャしちゃって…
これはおねえが隣の部屋にいるのにセックスしちゃう並みのエロさですよ。
これからおねえは大変だな…

そして卒業式の送辞を述べる役をやった市川だけど、
これは告白とは別の意味で緊張するな…!
と思ってたら、わりと告白みたいな送辞で更にドキドキが追加されましたよ…

特定の人…
というか明らかに山田へ向けた決意表明というか、
告白のためのワンクッションみたいな送辞だったなぁ…

そして山田から自分への想いを自覚した市川だけど、
その場所が山だへの自分の想いを自覚した保健室だというのが、
とても運命を感じてエモかったです。
これはホワイトデー編での告白はありえるな…

ちなみに特典小冊子ですが、こちらも良かったです。
ゲスト作家のイラストも良かったけど、
短編漫画での市川も良かったですね。
山田の市川を全肯定するところ、とてもラブみが溢れてて良かったです。
これが恋は盲目ってやつなんだなぁ。

:: 2022/1/10 月曜日::

■[漫画]門開閉実験「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」20巻

ハーディからの神託で示されたアポクリフ。
二つの世界が繋ぎっぱなしになる弊害が予想される中、
一度手に入れた権益を手放したくないのは人間の性。
そこに外国からの干渉も入ってきて日本は混迷の坩堝にハマることになるんだけど…?

スカイダイビングをしているピニャたちが可愛かったですね。
私はまだやったことがないのですが、人生が変わるくらいの衝撃があるとは聞きます。
あの冷静沈着なレレイまでもいつもよりも興奮した表情で新たな魔法について語り、
政治のしがらみから解き放たれたピニャも楽しそうでしたね。
そして、風の精霊と戯れるテュカはとても幻想的でした。

幻想的という意味では門の開閉実験でレレイが繋げた別の異世界もある意味幻想的というか…
いや、むしろ悪魔的というか宇宙SF的というか、アレでしたが。
そこに躊躇なく突入するわ、病院では冗談ではないお茶目を披露するわ、
本当にとても伊丹が伊丹でしたね!
こんな男のどこが良いのかと思わなくもないのですが、
こんな男だからこそ良いっぽいですね、ロゥリィたちは。

自分が賢いと思ってるディアボがわりとピエロしてますが、
ゾルザルとどっちがピエロなのかわかったもんじゃないですね。
何とかピニャが納めないといけないんだけど、ピニャは自分の趣味を満喫してますからね…
こりゃ難題ですわ…

:: 2022/1/8 土曜日::

■[漫画]ユニヴァース!「Fate/Grand Order SABER WARS 2 番外編 ジェーン&イシュタル ~100万光年の流れ星~」

電撃大王でUnlimited Blade Worksのコミカライズを開始した森山大輔さんですが、
その直前に描いたのがこの「Fate/Grand Order SABER WARS 2 番外編」です。
FGOの中でも群を抜いて意味が分からないイベントであるSABER WARSシリーズですが、
その2の前日譚とも言える番外編をコミカライズというか、
そもそもFGO本編でもやっていないイベントですからね。
FGOプレイヤーの私でも意味が分からないんだけど、それがSABER WARSシリーズなのです。
考えるな、感じろ! それがSABER WARSシリーズだ!

森山大輔さんですから漫画が上手いのは自明の理な訳ですが、
コミカライズとしてとても優れているのもまた確かなのです。

フィン、刑部姫といった人気キャラのデザインをしたりと、
FGOとの関わりが深い漫画家なだけあってキャラクターの把握が的確な上に、
リヨ絵へのリスペクトを入れてくるあたりがとても解像度が高いんですよ。

メカクレとして水着イベントでNPCとして登場した徐福ちゃんまで入れてるあたり、
とてもよくわかってるなぁ、と思いました。

ストーリー自体はSABER WARSシリーズなのでハチャメチャが極まってますが、
それでこそって感じがしますね。
イシュタルとジェーンのキャラクターがちゃんと原作準拠な上で、
脇を固めるキャラクターたちもしっかり面白いのが素晴らしかったです。

コロンブスがとてもコロンブスでしたしね!
個人的には水着沖田さんがとても魅力的だと思いました。

「Unlimited Blade Works」も楽しみだし実際面白いんですが、
どう考えても20巻以上続きそうなシリーズなので、
その前に気軽に読める短編としてこの「Fate/Grand Order SABER WARS 2 番外編」はお勧めです。

しかし、これだけ面白いコミカライズを読んでしまうと、
「Fate/Grand Order SABER WARS 2」そのもののコミカライズも読みたくなるんだよな…
それを森山大輔さんが描くとすれば5年以上先になりそうなのが一番のネックかもしれない。

:: 2022/1/6 木曜日::

■[漫画]桜とライダー「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」9巻

Fate/stay night [Heaven's Feel]9巻Fate/stay night [Heaven’s Feel]9巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:TYPE-MOON
原作者サイト:TYPE-MOON Official Web Site
作者名:タスクオーナ
作者サイト:A/O LABO
紙書籍通販:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (9)
Kindle版まとめ買い:Fate/stay night [Heaven’s Feel]
DMM電子書籍:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (9)

約2年振りの新刊で待望の9巻です。
間桐臓硯の陰謀でセイバーを失ってしまった士郎。
サーヴァント不在でマスターとしての資格も失ってしまったが、
正義の味方になると決めた士郎は街を襲う影を倒すことを諦めない。
一方、桜は体調を崩して…

まだまだ序盤ですが、原作がエロゲーであることを思い出させるエロさが出てきましたね。

原作プレイ組ならわかってくれると思うのですが、
Fateで一番エロいのは間違いなく桜だと思うんですよ。
stay nightでもそうですし、hollowでもエロかった。
流石に劇場版ではエロさが抑えられてましたが、
ヤングエース連載なので原作よりの描写が出来るのでは、と思う次第です。

それにしても慎二のクズな道化っぷりは本当に腹立たしいですね。

今となっては慎二にも事情があるのは理解出来てますし、
その境遇には同情すべき点もあるのですが、
それにしたってこのやり方には腹が立ちますし、
この道化っぷりには失笑してしまいます。

そしてついに本領を発揮しだしたライダーですが、
彼女の活躍はまだ始まったばかりです。
セイバールートや凛ルートではあまり活躍出来ませんでしたが、
桜ルートではその実力を遺憾なく発揮できますからね。
これからのライダーの活躍には期待が高まります!

:: 2022/1/4 火曜日::

■[漫画]男も受けるセクハラ問題「先生で○○しちゃいけません!」5巻

包茎回の時もそうだったけど、性のトラブルは男の子にもあって、
今回は男性が受けるセクハラ問題が出てきます。

私よりも上の昭和就職世代でもセクハラの概念はだいぶ普及しましたが、
男性へのセクハラという概念は未だにインストールされてない人が多々見受けられて、
私の会社でも同性へのスキンシップが多めの上長がいる職場とか稀にあります。

今回被害を受けている宇佐美くんほどではないということもり、
面倒を避ける先輩タイプの人が多いので、誰も指摘しないため改善されないんですよね。
それだけに、きちんと声をあげられた宇佐美くんの偉さがよくわかりますし、
宇佐美くんを後押しした由井ちゃん先生は頼りになると思います。

ただ、マキちゃんが巻き込まれたトラブルの件について、
マキちゃんから相談されなかったことに落ち込んでいたのはちょっと可哀想でしたね。
由井ちゃん先生が頼り甲斐がないというわけではなく、
マキちゃんが恋する中原先生の想い人が由井ちゃん先生だったから相談できなかった訳で…
それに気付けてない鈍感さが問題なんであって、教師としての頼り甲斐はあると思いますよ!

それと電車での痴漢被害の話が出てましたね…

私は電車通学や電車通勤というものをしなかった田舎育ちなので、
この手の話題だけはどうしても身近に感じられないんですが、
本当に大変そうだな、というのは伝わってきます。

早くテレワークとかが普及して満員電車が解消されたり、
そもそも登校を減らすとかできたら良いんですけどね…

:: 2022/1/2 日曜日::

■[漫画]ごさいじデビュー作!「同人作家はコスプレえっちの夢を見るか」

最近はアンスリウムだけでなく快楽天でも活躍しているごさいじさんの初単行本が発売!
今回の単行本はアンスリウムでの作品をまとめたもので、
デビュー作「初顔」から最新の「同人作家シリーズ」まで網羅されています。
ちなみにデジタル特装版にはアンスリウム最新号掲載のアフターが収録されているのでお得です。

私がごさいじさんの漫画に惹かれたのは表題作の「同人作家シリーズ」です。
中堅同人作家の梨二郎の売り子募集ツイートに、
何故か美人で巨乳のコス売り子の莉桜さんが応募してきて、
しかも普段から言ってるアホなエロい呟きを本気にして、
ホテルを予約してオフパコするという流れです。

梨二郎は典型的な陰キャオタクなので、自分に自信がないから積極的に動けるはずがなく、
莉桜さんがグイグイ来なければ絶対に童貞のままだったろうなぁ…
というのがとても伝わってきますね。
梨二郎のヘタレっぷりにはじれったさを感じると同時に共感もしてしまいます。

基本的にごさいじさんの漫画は女性の方が主体的に動く逆レイプものが多めなんですが、
「同人作家シリーズ」の莉桜さんもそれにならっています。
だからこそ、2話目で梨二郎が攻めに回ったのはギャップがあって良かったですね。

まぁ、すぐに逆転されてしまうのは梨二郎らしいというか、
ごさいじさんの漫画らしいですがw

2話目では机の下に潜って作画している梨二郎にフェラしたりと、
同人作家が妄想するシチュを描いているのがとてもストレートで良いのです。

莉桜さんみたいな巨乳美人コスプレイヤーがなんで梨二郎のことが好きなのか、
その理由もしっかりと描かれているので納得感と充足感があるんですよね。
しかし、莉桜さんは梨二郎好みのコスプレイヤーじゃなかったらヤバい人ですよね…
割れ鍋に綴じ蓋で結果オーライで良かったですw

他の作品も基本的に女性上位というか逆レイプに近いですが、
デビュー作である「初顔」だけがオーソドックスですね。
つまり、女性上位ものがごさいじさんが確立した個性だと思いますので、
それが性癖的に合う人にはオススメだと思います!

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