■[漫画]成長に王道なし「ラジエーションハウス」12巻
ラジエーションハウス12巻
出版社:集英社
原作者名:横幕智裕
作者名:モリタイシ
作者サイト:モリタイシ|note
作者twitter:モリタイシさん(@moritai4) / Twitter
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日本人は歴史的な問題から被爆という言葉にとても敏感なんだけど、
きちんとした教育を受けてきた人間は驚くほどに少ないため不安だけが大きくなりがちです。
11巻から続いて小児用CTでの被曝量の問題が論じられてますが、
勉強というものに王道はないので、地道にやっていくしかないと思います。
積極的に動いていたたまきさんですが、彼女の過去を知ると心が痛いですね…
不勉強な義父母の偏見で心を痛めてきたとかキツすぎますよ。
旦那さんも支えてくれないとか、伴侶として頼りなさすぎですよね…
そんな不勉強な人たちにツラい目に遭ったというのに、
そういった人たちに理解して貰うために充分勉強し、
正しい知識を知って貰おうと向き合うたまきさんは素晴らしいと思います。
私からすると医療機器での被曝量とか何を心配しているんだろう?
という認識なんですが、ネットでは不安を煽るだけのデマが多いんだろうなぁ…
ああいうのは人類の害悪なので積極的に消して欲しいものです。
そして次の章は広瀬さんの失敗ですね。
医療従事者における失敗は死に直結するので怖すぎですよね。
今回は辛うじてセーフだったのにはホッとしましたけど、
広瀬さんが受けたストレスを思うと胃がきゅっとしてしまいます。
広瀬さんの病変見落としは確かに失敗ではあるんだけど、
奈良の叱責は必要以上のものがあったと思います。
まぁ、奈良は奈良なりにちゃんと当直のフォローをして即座に気付いてたし、
迅速に再検査の手配をしたりと医者としての能力はそれなりにあるとは思うんですけどね。
私なら一緒に仕事をしたいとは思いませんが…
鏑木部長のお叱りに関しては広瀬さんと同じ気持ちですね。
似た経験あるけど、一生懸命やっているのにこんなことを言われたら上司を敬いたくなくなりますよね。
普段からちゃんと広瀬さんを見ていたらこんな言葉は出てこないですし、
そもそも経験の浅い同士を当直で組ませるシフトを組んだ上に、
それを報連相してない上司にも責任の一端があると思います。
唯織の天然の励ましと杏ちゃんの的確なフォローで広瀬さんが潰れることがなかったのにはホッとしましたが、
広瀬さんの恋心は順調に育っているので、そちらに関してはとても心配ですね。
このままだと失恋した時のダメージは大きくなる一方だと思うので、
そろそろ唯織と杏ちゃんはもう少し進展しても良いのではないかな? と思う次第であります。
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