フラン☆Skin

ドゥの可愛さが世界を救う…！

読めば読むほど心が穏やかになれる「魔王の娘は優しすぎる!!」もこの3巻で完結です！
寂しい…　寂しいがすぎる…
私は今後何を支えにして生きていけば良いんだ…
こんな娘が欲しいだけの人生だった…

完結巻だからということなのか、ドゥの家族が出てきますよ。
まずは魔王アーリマンの父であり、ドゥにとってのおじいちゃんです。

こんなに可愛い孫がいたらメロメロになるよ。
それでも魔族としての厳しさを見せてしまったんだけど、
あのお誕生日のお祝いを見せられたら涙腺が決壊するよね…
これはダメだわ、心に訴えかけられますわ…
ドゥのためなら魔族の矜持とかそんなものはゴミの日に出しますわ。

そしてもう一人の家族であるドゥのママですが、
単純な母親というわけではなかったのには驚きましたね。
まさかドゥ誕生にあんな秘密があったとはなぁ…

とはいえ、そんなことに関係なく、ドゥとママであるダカーハの二人は良かったですね…

記憶の底に残っていたママとの思い出というのが実に良かったし、
ママに甘えるドゥという構図には癒やし成分含有量10000％ですよ。
心が温かくななぁ…

というわけで3巻完結という短さでしたが、
とても素晴らしい全3巻でした。
みんなもドゥの可愛さに癒されよう…！

親の再婚で一緒に住むことになったカナメくんとアミちゃん。
長い再婚旅行から帰ってきた両親を加えて4人家族となったけれど、
思春期のアミちゃんはまだ学校のみんなには知らせてない！
しかし、ズボラなアミちゃんがいつまでも秘密を守れるはずもなく…

カナメくんは学校で三バカとしてバカをやるのと、
家でせっせと家族の世話を焼く姿の二面性が凄いですね。
どちらもカナメくんだけど、母を支えるために世話焼きになったのか、
ただ素で世話焼きになり、その反動で学校でバカをやっているのか…
うーん、判断は難しいかなぁ。

しかし、ちっちゃいけど可愛いアミちゃんと同居しておきながら、
まったくラブコメの気配がないカナメくんですが、
ちゃんと想い人は別にいるんですよね。

天文部のナナコ部長のことにトキメいているっぽいけれど、
その想いが報われるかというと微妙な気がしないでもない…
ミツオくんも園芸部の先輩にフラれてたしなぁ…
三バカなのがダメなのかな…？

ただ、バカなのはカナメくんよりもアミちゃんだよなぁ…
と、第16話を読んでしみじみと思いました。
わざわざカナメくんが自分の行動予定を教えてくれたのに、
それをスコーンと頭の中からすっ飛ばして自爆するとか、
かなりのバカだなぁ、と思いました。

カナメくんに生活全てを丸投げしているところといい、
この子はこれから一人で生活するスキルを学べるのかな…？
と、とても心配になるレベルでしたね…ｗ

まだまだラブコメというには青すぎるけれど、
中学生たちのバカをやる青春としては最高に輝いている2巻でした。
3巻も楽しみです。

作中の季節は冬なんだけど、相変わらず育馬はバカだなぁ…
と思わずにはいられないバカっぷりを見せてくれました。
真冬に暖房をガンガンにかけた上で部屋を南国仕様にして楽しむとか…！

この無駄遣いを厭わない発想は私には出来ないだけに、ちょっと感心しますね。
私はどちらかというと澄花さんみたいな節約タイプなので、
こうやって経済を回すバカな行為を思いつかないだけに、
ちょっとした憧れがあるというか…ｗ
まぁ、真似したいかというと「うーん？」となってしまうんですけどね！

こんなバカなことに付き合っている澄花さんですが、
職場では養護教諭なりにお仕事を頑張ってらっしゃいましたね。
生徒のために考え、自分も父ときちんと向き合ってなかったことを育馬に指摘され、
電話越しとはいえちゃんと話し合った澄花さんは偉いと思います。

そうなんだよなー…
親がレールを敷いて、そこから決して外れないような教育方法は、
どうしても自分で決めるということに慣れないから、
子供のうちにちゃんと慣れておかないと大人になったら苦労するんですよ…！
澄花さんが就活に苦労したのも、これが遠因ではないかな、と自分の経験から推測する次第であります。

生徒さんと親御さんにちゃんと話し合うように促したりと、
とても良い仕事をしていた澄花さんですが、
バカな育馬のためにおバカなことをしてたりと、
面白いところを見せてくれて楽しかったです。

また12巻ではクールなエロ可愛さを見せてくれるのを楽しみにしています。

忘れた頃にやってきた、子王製のVRゲーム！
完成したということで早速プレイし始めたゲーム製作部の面々だけど、
残念！　この最新のVRゲームは呪われてしまった！
ゲームの世界に囚われた風間たちを救うために奮闘する面々だが、
呪われたのを知らない風間たちはゲームを堪能しているのだった…！

カラー口絵の高尾部長の狩人姿が最高すぎですね。
どこが最高かというと、もちろんおっぱいでしょう。
というか、あの大きさだとまともに弓を射れないと思うんですよね…
こち亀で麗子がおっぱいを弦で打って悶絶していたのを読んだことがあるので、
私は詳しいんだ…！

まぁ、実際に高尾部長が風間救出隊として突入した時に選んだのは忍者なんですけどね！

アイエエエ！？　ニンジャナンデ！？

船堀さんまで突入しちゃうとか、風間ってば愛されてるよね！
というか高尾部長のおっぱいすんごいですよね！
船堀はそのままのサイズでも充分魅力的だよ！
あと、聖属性が半端ないから大丈夫だよ！

しかし風間は相変わらず囚われたお姫様ポジションが似合うな、と思いました。
今回はパパにまで参戦されちゃってて過保護度がアップですね！
そのうちママまで参加されちゃったら恥ずかしくて死んじゃうのではないでしょうか…

それと、船堀が聖属性なのはわかるんだけど、
高尾部長までちゃんと聖属性だったのは少し意外でしたけど、
最後の笑顔を見てると「確かに聖属性だな…」ってなりました。
高尾部長もわりと天使だな…

文化祭男装ミスコンに向けて生ホスの麗様の衣装を作る新菜は、
クラスのみんなの協力もあって順風満帆。
もちろん、コスになれてきたとはいえ初めてのコトや失敗もあるんだけど、
新菜は妥協を許さず、クオリティーアップに邁進するのだった…！

この8巻は感動しましたね！
出来ればTVアニメはこの8巻までやって欲しいです。

まず、初の男装ということもあって試行錯誤しているのが良いですよね。
カツラの生え際を作るのも良かったけれど、
男装することで補正下着を着用することでサイズが変わってしまい、
いつもの寸法で作ったら大きめになってしまった、というのには納得です。

確かに、海夢ちゃんの補正下着ビフォーアフターを見てると、
これはいつものコスと同じサイズだと合わなくなるなぁ、と感じました。

また、衣装だけじゃなく、男らしく見えるポーズに気付いたりと、
やはり新菜はクオリティーの追求に手抜きはないですね…！
これはやはりひな人形の頭師として身についた職人魂みたいなものなのでしょうか。
何事も大雑把な海夢ちゃんではできない領域ですよね。

レインボーローズでは友達の助けを借りたり、
クラスみんなの想いを一身に背負い覚悟完了して、
渾身のメイクを海夢ちゃんに施す新菜は格好良かったですね。

そしてそんな新菜が手掛けた最高の麗様がミスコンでお披露目される回は最の高でした！

この「○○がいる！！」って驚き方がとても良いですよね、
この驚き方はコスプレイヤー冥利に尽きるんじゃないかなぁ…

観客の女生徒たちの沸き方の凄さから生ホスの麗様の人気と、
新菜が作ったコスのクオリティーの高さが伺い知れて嬉しかったです。

しかし、こんなに魅力的な海夢ちゃんに腰砕けにされてしまった女子生徒会長さんは、
将来ホストにハマってしまわないか心配になりますね…ｗ

エピローグも海夢ちゃんのラブコメと思わせて、
新菜の友情エンドで微笑ましくて完璧でした。
うーん、やはり最高の8巻だったな…！

それと小冊子付き特装版は電子書籍でも出ているのですが、
今までのコスプレギャラリーって感じでエロ可愛かったですし、
最近は本編に全然出てきてくれないジュジュ様が出てくれて嬉しかったです。
本編でもジュジュ様と一緒にコスイベ行ってくれないかなー

また、来年1月から放映開始のTVアニメですがPV出てましたね！

原作再現度高いな！
これは期待値が高まってきましたよ…！
楽しみ！

初っ端からパジャマパーティー in 吉澤んちが開催されるも、
その内実はいつでも寝れる飲み会なのであった…！

ただまぁ、一応恋バナもしているわけですよ。
主に犠牲者は西田なわけですが、
6巻でやらかした最低な告白の結果なので仕方ないのですが、
お陰で北原のエロい格好が見られたので結果オーライな気がする…

その西田ですが、今回は脱童貞のチャンスが巡ってきたわけですが…

純情な童貞の西田くんには刺激が強すぎたわけです。
スキンシップ多めの後輩の立川さんに、
「俺のコト好きなのかな？」と思っちゃうのはとても西田っぽいけど、
カジュアルにセックスを楽しんでるだけで、
自分に好意とか特にないと感じたらソッコーで逃げてしまうあたり、
童貞の西田っぽいなぁ！　とシミジミと感じましたね。
それでこそ西田だ。

しかし、立川さんに煽られて吉澤さんに告った上に、
しかもそれが学食で相手が全く聞いてないとか、
西田は本当に西田だなぁ、と思う訳ですよ。

西田はこれからも色々とチャンスを逃し続けて童貞のまま大学を卒業しそうだけど、
社会人になって再会した北原に食われそうだな、と思いました。