本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2021/10/25 月曜日::

■[漫画]恋とはなんぞや?「明日ちゃんのセーラー服」9巻

明日ちゃんのセーラー服9巻明日ちゃんのセーラー服9巻
出版社:集英社
作者名:
作者サイト:dismaless
作者twitter:博さん(@siiteiebahiro) / Twitter
紙書籍通販:明日ちゃんのセーラー服 (9)
Kindle版まとめ買い:明日ちゃんのセーラー服
DMM電子書籍:明日ちゃんのセーラー服 (9)

演劇部に入ることになった明日ちゃん。
友達も増えて楽しい日々を送っているんだけど、
演劇をやる上である障害にぶつかってしまった。
それは、恋をしたことがないということ。

同年代の異性どころか同性すらもいなかった明日ちゃんは、
今まで恋をするということはドラマの中でしか知らなかったので、
恋する乙女の決死さがわからなくて戸惑うばかり。

そこで「お月見会」という合宿兼旅行の学校行事で、
友人たちから恋愛のことを聞き取ろうとするんだけど…?

バスでの過ごし方というか、椅子の座り方にすら個性がある生徒たちだから、
当然恋愛というものにも個性が出ているんだけれど、
まぁ、その答えも千差万別というか。
何もわからない明日ちゃんにはちょっと難解すぎたかな…

と思っていたら苗代さんがとてもわかりやすい講義をしてくれましたね…

そして初心すぎる明日ちゃんもわかりやすかったですね。

ドラマの話じゃない、友人が経験したからこそ感じられるドキドキ。
こういったことを話すのは年頃の女の子って感じがするなぁ。

それはそうと、明日ちゃんの筋トレはわりとハードでしたね…
そりゃ体力あるし、しなやかな身体をしてるわ、と思いました。
とても美しい筋トレでした…
私もしないとな…

:: 2021/10/24 日曜日::

■[漫画]合宿! 特訓! 成長!「メダリスト」4巻

メダリスト4巻メダリスト4巻
出版社:講談社
作者名:つるまいかだ
作者サイト:ratum – BOOTH
作者twitter:つるまいかださん(@2lm_ykd) / Twitter
紙書籍通販:メダリスト (4)
Kindle版まとめ買い:メダリスト
DMM電子書籍:メダリスト (4)

司先生のことを心の底から尊敬しているいのりちゃんに、
夜鷹純のせいでメンタルメタメタな理鳳くんが司先生を暗に侮辱したから、
いのりちゃんが激昂してしまい…

この4巻は司先生がとても格好良かったですね!

理鳳くんにお手本を見せるために、
たった一度、それも途中までしか見ていない理鳳くんの振り付けを、
ジャンプ以外、上位互換で演技した司先生の格好良さが凄かった!

元々いのりちゃんとの諍いの原因もコーチの実績が分からないことだったけど、
自分よりも圧倒的に上手い演技を目の当たりにしたことで認めざるをえなかったですね…!
トラウマである夜鷹純にそっくりだけど、
スケーティングの上手さはそれ以上というのも良かっただろうし、
それ以上に性格の良さは段違いですからね…
スランプだった理鳳くんにとっては理想的なコーチだったと思いますよ。

ただ、司先生は凄いけれど足らないところも多いので、
そこはナッチン先生や新登場のバレエの先生に助けて貰ってるんですよね。
ちゃんと人に頼れるところは司先生の美点だと思います。

ちなみに新登場のバレエを教えてくれるシロ先生ですが…

司先生と同じで元気いっぱいの人でしたね。
どのコマでもバレエの美しいポーズを取れている人だけど、
ノリというか勢いが凄くて大丈夫なのかな?
と少し心配になりましたけど、言ってることは至極もっともなので納得できました。
なるほど、フィギュアの選手でもバレエってのは重要なんだ…

バッジテストではトラウマから解放されて、
司先生のことも敬えるようになった理鳳くんが微笑ましかったですけれど、
いのりちゃんのテストの時は心配で心臓がバクバクしてしまいましたね…!

大丈夫だとは思っていたけれど、
それでもここ一番で転んだりしないのかドキドキしながら読んでましたよ。
それだけに、積み重ねてきた結果がちゃんと結実した時は嬉しかったです。

次はついにノービスAの中部ブロック大会ですね!
光ちゃんと競うためにはまだまだハードルは高いと思うけれど、
いのりちゃんには頑張って欲しいです!

:: 2021/10/23 土曜日::

■[漫画]泥棒死すべし、慈悲はない。「百姓貴族」7巻

百姓貴族7巻百姓貴族7巻
出版社:新書館
作者名:荒川弘
紙書籍通販:百姓貴族 (7)
Kindle版まとめ買い:百姓貴族
DMM電子書籍:百姓貴族 (7)

乳牛を辞めた荒川農園の生態系の変化から始まり、
コロナ禍での現状とかを描いている7巻です。

今は落ち着いてますが、今年の前半は北海道もコロナ感染者数が多くて、
結構大変だったんじゃないかな、と思ってたのですが…

大変なのは札幌とか一部の都会だけだった模様…
まぁ、過疎が進むと大規模なソーシャルディスタンスが保たれちゃいますからね…
観光客も減ることによって、更に人との関わりも減るでしょうし…

ちなみにうちの実家だと県外ナンバーがチェックされるくらいには田舎ではないので、
流石にここまでではなかったですね。
というか、北海道はスケールが大きすぎるから日本の中でも例外っぷりが激しいからなぁ…

ただ、農家として共感できるところも多々ありまして。
その一つが泥棒に関しての憎しみには共感しかなかったです。

都会の人は田舎の人を純朴だと勘違いしていますが、
図太く無神経な泥棒が結構居るんですよ。
うちも丹精込めて作った果物を収穫前日に綺麗に全部盗られたり、
先日は留守なのが分かってるから堂々と敷地内に侵入して脚立を盗んだり、
やりたい放題のクソ野郎が闊歩しているわけなんですよ!
うーん、死んで欲しい。

それはそうと、乳牛辞めたから牛の話が減るかと思いきや、
丑年なのもあって牛の話も結構ありましたね。
まぁ、それ以上に虫の話が多かったように思うので、
虫が苦手な人にはキツイ内容だったかもしれません。
とはいえ、農家やってれば虫とか普通だからなぁ…
苦手な人は諦めてください。

:: 2021/10/22 金曜日::

■[漫画]念願の本がついに…!「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部 「本のためなら巫女になる!」」6巻

文章力というわずかなヒントからマインの異質さに違和感を覚えた神官長。
神殿での唯一の庇護者に対して精一杯の誠実な回答をしたマイン。
頭ごなしに嘘だと決めつけはされなかったけれど、
少し警戒されることになりつつも、本作りの方はついに佳境に入って…

第一部から数えて13冊目にしてやっと本が完成ですよ…!

あらゆるものがない状態から始め、
粘土板、木簡、紙作り、インク作り、人脈作り…
マイン一人から始め、ルッツと協力して頑張り、
ベンノさんにトゥーリとどんどん人を巻き込んで、
絵本とはいえついに完成ですよ…!
読んでるこちらまで泣きそうになりました。

それと今回はトゥーリの出番がわりと有りましたが、
年下の孤児たちが文字を読めるのにショックを受けているトゥーリは、
申し訳ないけれど、とても可愛かったです…
そして、マインに自分がやれることを教えて貰って奮起しているトゥーリはもっと可愛かったです。
そんなトゥーリを応援したいマインの気持ちがよく分かります。
これは推せる。

もちろん主人公であるマインも可愛いんですよね。
特にヴィルマに頼られた時のマインの可愛さたるや…!

マインは頼られたら必要以上に張り切っちゃう子ですからね。
その感情がとても伝わってくる可愛さで微笑ましかったです。

:: 2021/10/21 木曜日::

■[漫画]軍師で偶像「ロメリア戦記 ~伯爵令嬢、魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織する~」1巻

竜の末裔を名乗る魔王軍が大海を越えてアクシス大陸に侵攻してきて10年。
幾つもの人類国家が滅ぼされる中、ライオネル王国のアンリ王子は魔王討伐を決意し出奔。
婚約者の伯爵令嬢ロメリアも付いていき陰ながらサポートするも、
戦闘面では役立たずで、聖女、賢者、女剣豪からも見下され、
ついに魔王討伐と同時に婚約解消を言い渡される。
しかし、ロメリアは魔王討伐だけで大陸に平和が戻るとは思っておらず、
帰還してからも平和を得るために動き始めて…

マンガドアとか知らなかったので読んでなかったのですが、面白いですね。
原作の書籍版はまだ読んでないのですが、Webのなろう版は読んでいる真っ最中です。
小説の方もそりゃ面白いけれど、コミカライズは圧倒的な画力で殴ってきているんですよ…
戦記モノだとキャラも多いし装備も大変だろうに、強い…!

ロメリアは主人公ですが、強いわけではなくて。
あくまで御神輿であり軍師であり偶像でしかないんですよ。
でも、誰よりも魔王軍による惨劇を目の当たりにしてきて、
明確な目標を持ち、知謀を使って小悪党をハメつつ味方を作り、
最前線で兵士と苦楽を共にして戦う姿は凜然として美しいのです。

原作だと王子たちのバカさが加減がもっとヒドイけれど、
コミカライズでは少しマイルドにして、ロメリアの活躍に100%フォーカスできるようになっています。

しかし、ロメリアも序盤からかなりハードモードで大変ですね。
初っ端に一番ハードな魔王暗殺をこなしているので、
焦燥はあれども絶望はしなさそうではあるんですが、
この1巻の引きは中々に絶望的ですね…!

Web版読んでこの後の展開を知っている身ではありますが、
それでも2巻を切望している次第であります。

:: 2021/10/20 水曜日::

■[漫画]漫画家 vs 作曲家「インフィニット・デンドログラム」9巻

皇国のフランクリンが仕掛けた悪辣な罠を食い破ろうとしているレイとルーク。
それとは別に動いていたのが超級殺しのマリー
エリちゃんを救い出すためにフランクリンに致命傷を与えたはずが、
保険はバッチリなフランクリンを殺しきることができなかった上に、
クラブのカードをぶつけられて…

9巻は”超級殺し”マリーとクラブこと”奏楽王”ベルドルベルの戦いがメインです。

第6形態という同格の相手であり、
漫画家と作曲家という同じアーティスト系クリエイターであり、
創作のヒントをインフィニット・デンドログラムに求めている。

この作品には似た境遇で鏡合わせのキャラが出てくる事がありますが、
マリーとベルドルベルは正にそうですね。
ベルドルベルは悪いキャラではないんですが、
よりによってフランクリンとなんかと組んでしまったのが運の尽きというか…

マリーはレイと出会ったのが運が良かったんですけど、出会いは良くなかったんですよね。
それも塞翁が馬というか。

それはそれとしてマリーが自分の作品の主人公のコスプレしているのは知ってましたが、
素のマリーがデンドロのマリーと雰囲気が違ってたのはちょっと驚きました。

意外だけどこれはこれで有りだな…
これもギャップ萌えというやつなのかもしれない。

マリーにとってベルドルベルは相性が良いわけではなかったし、
何より同格の相手だったのによく勝てたと思いましたけど、
やはり実戦経験の差がモノを言ったのかな、と。
対人戦闘の経験値はマリーの方が圧倒的でしょうしね。

そしてフランクリンへといたるための最後の障害として登場したユーゴーですが、
彼、もとい彼女も中々に複雑な事情がありますね。
ユーゴーはレイの鏡像の一人なんでしょうが、家庭環境が違ったのが大きな違いですね。
ユーゴーがユーゴーらしくできる日がくると良いんですけどね…

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