フラン☆Skin

総組長へのご褒美回から始まる8巻なんですが、とても良かったですね！
プライドが高く、敗北を知らない人生を歩んできた最強の総組長が、
為す術無くご褒美を強制される、というのはゾクゾクするものがありますよ。

犬をモフるのが好きな天性ドSな総組長が、
逆にモフられる上におっぱいまで見られるという恥辱の限りを尽くされ、
全てが終わった後、誰も見ていないところで大赤面するとか、
読者にとっても最高のご褒美回でした。

しかも、単行本描き下ろしでのご褒美回コンプリートエディションがまた素晴らしい。
ハプニングでおっぱいを見せてしまっただけではなく、
更に続いていたモフり展開には思わず頬が緩んでしまいましたよ。
総組長には赤面させてナンボですなぁ。

そして後半からは東家の世代交代を行う東の晩餐が始まってましたが、
日万凛の成長が見られて良かったですね。
積年の恨みを忘れず、七番隊で鍛えた実力で返礼するのはスッキリしました。

しかし、実母にご褒美を見られるだけでなく、
そのご褒美を指導されるとか凄い展開だな…

うーん、これも親子丼の一種なのだろうか…
東サンドウィッチ…

それはそうと親子対決も予想以上に白熱して面白かったですね。
日万凛の能力はポテンシャルが高いとは思ってましたが、
やはり覚醒して使いこなせればかなりの強さになると思いますよ。
組長級の能力を多少劣化しても連続で使えばかなり強力ですし、
これが総組長の能力を使えばどうなるのか、想像もできません。
八雷神との戦いのキーパーソンになる可能性もあるのではなかろうか…

その八雷神もついに動き出したみたいだけど…
これはどんな被害が出るのかな…
ちょっと心配。

「姫乃ちゃんに恋はまだ早い」はこの7巻で完結です…！
最終回がいきなり、唐突にだったので唖然呆然の悲しみsadnessって感じでしたが、
後書きを読む限りでは作者のゆずチリさんは描ききって満足されているみたいですね…
正直、もっと読みたかったんだけど、作者が満足しているのなら仕方ない…！

私が一番気になったのはやはり一嵩くんと梓さんのラブコメなわけですよ。
今回も主役カップルを差し置いて定番のネタをやってましたからね！

一嵩くんを気軽に呼び出しちゃう梓さんも良いし、
自分から梓さんには触れないけど助けには入っちゃう一嵩くん…
うーん、エモいな…

姫乃ちゃんたちの保護者としてのデートもこなれるも、
一嵩くんが大学入学して独り暮らしになっちゃったら、
自然消滅しちゃうのでは…
という心配があったんですが、
梓さんが気軽に呼びだしているようなので安心しましたね。
これは気軽に呼びだしてデートを繰り返して気軽にプロポーズする可能性も0ではないな…

バレンタインデーとホワイトデーといった定番ネタをきっちり押さえた上で、
姫乃ちゃんらしい最終回を描いていたのはとても良く出来ていたと思います。

ちなみに巻末描き下ろしでは中学生なったオージくんたちが少しだけ描かれてますが…

翼ちゃんのセーラー服がとてもエモかったです…
思春期の可能性を感じさせるな…！

テレビゲーム好きな高校一年生、太田太一。
入学して数日経ったある日、
テレビゲーム部の存在を知った太一はその扉を開いてみたら…

そこにはレトロゲーに熱中するギャルの鬼塚アゲハさんがいたのであった…！

「姫乃ちゃんに恋はまだ早い」のゆずチリさんのマガポケ連載の新作です！
レトロなのから最新のまで、幅広いゲームのネタを扱っている漫画であり、
オタクにとって憧れの存在である、オタクに優しいギャルとのラブコメでもあります。

ゲームハードもメガドラとか30年近く前のだったり、
最新のSwitchでのぶつ森とかまであるので、
若い人にもアラフォーにもわかるネタがありますね。

私が一番思い入れがあるゲームは25年くらい前のぷよぷよ通ですね。
ゲームギアで弟とひたすらやってたんだよなぁ。
まぁ、私はちゃんと連鎖組めてた人なので、
アゲハさんみたいな積み方はしてませんでしたけども。

うーん、こんな積み方あったんだな…
これはこれで楽しそうではある…ｗ

ラブコメ的にはからかうアゲハとオタオタするオタくん、
というのが基本的なスタンスっぽいんだけど、
オタくんもゲームを通してなら会話もできるしデートもできるんですよね。
自分のホームグラウンドに来てくれてるからってのはあるんでしょうね。

しかしからかって告白もどきまでしちゃうアゲハさんも、
ギャルゲーのキスシーンでここまで赤面するとは…

アゲハさんの純情なところがとても可愛い…！

ゲーム部の先輩たちのラブコメも面白いけど、
やはりアゲハさんとオタくんのラブコメに一番期待しちゃいますね！
古今東西色んなゲームはまだまだあるので、
ゲームを通して仲を深め、ラブコメ濃度を上げていって欲しいものであります。

ちなみに第一話はこちらで読めます。
きみとピコピコ – ゆずチリ / 【第1話】ゲーム部のギャル | マガポケ
面白いよ！

「手品先輩」が終わったヤングガンガンで上位互換の漫画が始まりました。
それがこの「謎解きよりも大変だ」です。
巨乳で美人で令嬢なんだけど、謎解きが何よりも大切な十二野先輩と、
それに巻き込まれる一ノ瀬くんのちょっとエッチな部活モノです。

謎解き自体はちゃんと監修が付いている本格的なもので、
これ単体でもわりと楽しめるんですが、
やはり一番最高なのはその謎解きを使った物語ですね！
具体的には1話でのパイ揉みでしょう。

問題文でミスって答えが「パイの実」から「パイ揉み」になり、
意地を張った先輩がパイ揉みさせる展開…！
これが軟弱なエロコメなら男が引きますが、
この雑誌は「パラレルパラダイス」が載っているヤンマガですからね！
一ノ瀬くんは男らしくちゃんとやってくれましたよ！
いやー、この第一話の完成度の高さに私は惚れましたね！
そしてこう確信したわけです。
これは期待できる、と…！

まぁ、直接的なスキンシップの頻度は高くないのですが、
それでもエロコメではありますね。
十二野先輩は財力があるので設定重視のコスプレしてくれるし。

吸血鬼コスらしいけど…
これはもはやサキュバスコスなのではなかろうか…

ラストの方ではラブコメ展開の可能性も示唆されてましたが、
私としてはエロコメでもラブコメでもそのハイブリッドでも問題ありません。
2巻以降もとても楽しみです。

ちなみに巻末描き下ろしの謎解きですが、
ヒント1はチチ　カカのチで、
ヒント2はトになるのかな？
ということはチ ＋ ト ＝ になるわけで…
最後の最後でわからん…
どういうことなの…
先輩のガストサイズは一体…！？

それと第一話はヤンマガWebで読めます。
謎解きよりも大変だ – 第１問　会長のバストサイズを求めよ | ヤンマガWeb
パイ揉み！

祭里のために転校してきた恋緒ちゃんですが、
今回のメインキャラではありません。
この5巻で新登場となるキャラは主に2人なんだけど、
一人はロシアのあやかし、スネグーラチカちゃんです。

スネグーラチカちゃんはすずにちょっかいをかける困った子なんですが、
そのお陰でエロコメ展開になるので読者的にはとても嬉しい子ですね。

祭里相手なら大胆になれるすずちゃんも、
流石に乳首を見せるのは恥ずかしかった模様…
まぁ、下は全然隠せてないですが！
読者には吹き出しで隠せてますがね！
うーん、流石は矢吹健太朗さんであるなぁ。

しかし、すずちゃんの方がベタ惚れ度が高いとはいえ、
たまに積極的すぎないかな？　と思わなくもないですね。
祭里がシロガネの不調でフタナリ化した時に、
ナニを見たかったな、とか思うあたりかなりの重症です。
でも、読者的にはOKです！

もう一人の新キャラはまさかの祭里ママです。

てっきりご両親は他界してるのかと思ってたんですが、
存命だった上に若いし美人だし強いし頭領だしで凄いですね。
祭里と一緒にお風呂に入って洗いっこするとか、
高度な親子のスキンシップをしており中々に最高です。
おっぱいの下を洗って貰ってるのは、やはり巨乳だからなんだろうか…

しかし、ロリから未亡人までどんどんキャラが豊富になってくるな…
性癖の総合デパートになりそうだけど、これはこれで良いと思います。
次巻では祭里のランジェリー姿が再びお目見えになるはずですので、
今からとても期待です！

屯田林憲三郎は愛する妻と娘を持つアラフィフおじさんである！
ある日トラック転生して乙女ゲーの悪役令嬢のグレイス・オーヴェルヌになってしまった！
本来は悪役令嬢なのに、親目線で主人公のヒロインや攻略対象男子たちに接していると、
何故か好感度が爆上がりしてしまうのであった…！

上山道郎さんの新境地も2冊目です。
今回もグレイス憲三郎は親目線で接することで意図せず好感度が上がりまくってます。

ただ、1巻と違うのは現実世界での話も始まったことです。
娘さんがプレイしている乙女ゲーという設定はありましたが、
現在進行形でゲームが進んでおり、それが現実世界から観測可能とは思いませんでした。

しかし…　妻や娘に見られてるとか、凄い羞恥プレイですね…
恥ずかしくない日常を送っているからまだマシですが、
ヘタすりゃ現実世界に帰還した時に致命傷受ける可能性もありましたよね…
いやー、憲三郎さんが良識ある人で良かったですよ。

憲三郎さんの良識と判断力の高さが今回も色々と役立ってましたね。
自分より年下の父親をフォローしつつ、
仲を深めるとか良い仕事してましたね。
とはいえ、攻略対象男子たちの好感度まで上げまくるのはどうなんだろう…
アンナが誰かと結ばれてハッピーエンドになる未来がどんどん見えなくなるんだけど…ｗ

そして悪役令嬢モノだとわりと定番の取り巻き少女たちが登場してましたが、
定番ネタとはいえ悪意ある情報を吹き込んでるのは良い気分ではありませんでしたね。
まぁ、その直後にグレイス憲三郎のカンペ作成シーンに入って笑っちゃったんですけどね…ｗ

名前を覚えられないならカンペを準備すれば良いじゃない。
と考えたのかどうかは知りませんが、
自分に足りないものを補おうという姿勢は地味に偉いな、と思いました。
娘さん視点でツッコミが入るのも良かったですねｗ

しかし、この手のゲームの定番であるざまぁ展開ですら回避するとは…
本当にグレイス憲三郎は良い父親なんだなぁ、というのが伝わってきます。
娘さんも大変だとは思うけど、頑張って付き合ってあげて欲しいですね…ｗ