■[漫画]ホワイの底知れない悪意すら利用する人類「Dr.STONE」21巻
Dr.STONE21巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:Boichi
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スタンリーたちの空からの追跡から逃れるためバイクでアンデス山脈越えをする千空たち。
しかしそこは難所だけあってバイクだけで踏破するのが難しく、
現地でロープウェイをクラフトしたりするのだ!
そしてついに辿り着いた石化光線元凶の地で見たモノとは…?
南米アマゾンといえば苛酷すぎる環境として有名ですが、
猛獣は司がいるし、寄生虫とかは装備とかで何とかなるけど、
無音で近付いてくる毒虫とかはどうするのかと思ってましたが、
まさか軍隊アリのエキスを塗って回避するとは…!
虫除けスプレーを現地でクラフトするようなもんですね。
千空だけじゃなく、チェルシーも詳しいあたり、
地理学者としてのキャリアが窺えますね。
そして石化装置ですが、まさかの展開でしたね…
流石のゼノも瞠目する圧倒的物量での石化作戦だったとは…
石化前に復活液と同じレシピの液体は確率的に存在してただろうから、
それが偶然石化後の人類に降りかかることはあるとは思ってたんですよ。
ただ、あれだけの石化装置による多段攻撃が時間差を付けて照射されたのなら、
そりゃ残らず殲滅されるのもやむなしだよなぁ…
しかし、そんなホワイマンの執念深い物量作戦すらも利用するのが人類の意地汚さですよ。
クロムが気付いた電波ステルス性能を利用してステルス艦を作り、
大量の石化装置があるからこそ出来る破壊試験してダイヤモンド電池の秘密を探り、
石化装置前提のスタンリー迎撃作戦も立案するというね…!
というか、今回はクロムが大活躍でしたね。
先入観がないからこそ見逃さない観察眼と、大胆な着想力が素晴らしい!
最先端の科学知識は千空とゼノの二大巨頭ですが、
着想力に関してはクロムが群を抜いてますね。
今後もクロムには頑張って貰いたい…
しかし、スタンリーたちは殺人鬼ではなく軍人だけど、
軍事行動だと容赦ないのは確かなわけで。
今回はフランソワがそこを見抜いたことで九死に一生を得ましたが、
まだまだピンチはここからですからね…
次の22巻は最高に唆るぜ、これは…!
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