■[漫画]戦場の化物、日常の天使「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く」3巻
死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く3巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:彩峰舞人
原作者サイト:彩峰舞人
作者名:松風水蓮
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オリビア少尉の活躍でイリス会戦では勝利を収めたファーネスト王国。
追撃の勢いそのままにカスパー砦の先鋒まで任されたけれど別働隊の戦力はわずか2500。
流石に砦を落とすまでは出来ないと思っていたクラウディアだけど、
オリビアが推薦するアシュトンの献策が見事にハマって…
帝国の人たちが可哀想になるほどの快進撃でしたね。
敵味方が知らない隠し通路を探り当てて内部から撹乱するとか、
わりとありふれた手法ではあるんですが、
一騎当千なオリビアが内部から蹂躙することでとてもエグいことになってますね。
敵の新兵器も初見で対処しちゃうわ、
決死の特攻も余裕で裁いて返り討ちにしちゃうわ、
オリビア少尉ってばマジぱないの。
そんな帝国軍にとっては残虐非道なオリビア少尉だけど、
日常だと可愛いところが多いんですよね。
上官相手でも独特のリズムで接するからオットー副官はイライラして、
パウルのおじいちゃんはニコニコするのです。
そしてクラウディアと絵本のことについて話してる時は、
とても可憐な笑顔を見せてくれるんだよなぁ…
こんなに可憐なのに戦場では化け物と恐れられるという、
その二面性がこの作品の面白さなんだと思います。
次の戦場は北になり、オリビア少尉を狙う女将軍も出てきますが、
オリビア無双はまだまだ続くので4巻も楽しみです。
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