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:: 2021/1/15 金曜日::

■[漫画]スズメのお宿「メイドさんは食べるだけ」2巻

イギリス仕込みの日本人メイドの橘スズメは日本のアパートで独り暮らしをしているのだ!

というわけでメイド姿のスズメちゃんが日々を楽しく過ごす漫画です。
やったね! 2巻だよ!

特に大きな事件があるわけではなく、
昼ご飯と晩御飯のおかずにする惣菜を選ぶのを迷ったり、
近所の夕飯の匂いに負けてレトルトのカレーのストックを使ったりするという、
そんなありふれた日常の漫画なのです。

癒されますなぁ。

スズメちゃんは日本に不慣れなので、
日本の夏の暑さに慣れてなくて熱中症になりかけるとか、
ちょっとハラハラする展開もあったけれど、
周りの人に助けられて事なきを得たのにはホッとしました。

しかしわざわざイギリスから助っ人メイドがくるとは…

スズメちゃんの同僚のリコッタちゃんは、
金髪碧眼だけどメイド服は和装なんですね。
スズメちゃんと対照的で、これはこれで。

というか二人の仲が良いのはとても良いですね。
愛されてるなぁ、スズメちゃん。

夏用のメイド服も手に入れたスズメちゃんですが、
独り暮らしも満喫できているようで何よりです。
お日様の匂いがする布団でお昼寝とか、
とても微笑ましい小さな出来事だけど、
そういったところが癒しなんですよね…
スズメちゃんにはずっとそのままの君でいて欲しいものです…

:: 2021/1/14 木曜日::

■[漫画]S級ヒーローたちの戦い「ワンパンマン」23巻

ワンパンマン23巻ワンパンマン23巻
出版社:集英社
原作者名:ONE
原作者サイト:ワンパンマン
原作者twitter:ONEさん(@one_rakugaki) / Twitter
作者名:村田雄介
作者twitter:村田雄介さん(@nebu_kuro) / Twitter
連載サイト:ワンパンマン – 原作/ONE/漫画/村田雄介 | となりのヤングジャンプ
紙書籍通販:ワンパンマン (23)
Kindle版まとめ買い:ワンパンマン
DMM電子書籍:ワンパンマン (23)

サイタマの陰ながらの助力もあり、救出対象だったワガンマくんを確保した童帝。
童帝たちは地上への帰還を進める中、他のS級ヒーローたちは怪人協会の幹部たちと戦っており…

ワガンマくんを助ける為のナリンキ私設部隊の面々ですが、
かませ犬としてしか見てなかったし、実際にかませ犬だと思うんですが、
個性の立て方がとても上手く、ちゃんとキャラが立ってましたね。

具体的に言うとちょっともらしてたという黒髪ロングさん。
うん… 実に良いですね…
おしっ娘というのは性癖に来る属性です…

それはそれとしてやはり主人公のサイタマですが、
相変わらずぶっ飛んだ強さにみんなが呆然とする様は読んでて楽しいですね!w
サイタマがやったんじゃなくて童帝がやったと勘違いしてるのも面白いです。
妙に話が噛み合っているのが面白いんだよなぁ…w

そして童帝以外のS級ヒーローたちも活躍してましたが、
わりと苦戦しているあたり怪人協会の層の厚さを感じますね。
中にはプリプリプリズナーみたいに我が道を行ってというか、
真剣に戦ってるのに笑えるヒーローも居ますが…w

それにしても単行本読み返してて思いましたが、
怪人協会編、長いですね。
もう10冊以上やってますよ。
しかも連載分が途中で描き直されてるから余計に長く感じるという…
いや、面白いから不満はないんですけども。

それでも連載分はそろそろクライマックスっぽいですね。
原作読んでないから知らないけど、このまま完結とかは寂しいのでもっと続いて欲しいものです。

:: 2021/1/13 水曜日::

■[漫画]先へ進め!「Dr.STONE」19巻

Dr.STONE19巻Dr.STONE19巻
出版社:集英社
原作者名:稲垣理一郎
原作者twitter:稲垣理一郎さん(@reach_ina) / Twitter
作者名:Boichi
紙書籍通販:Dr.STONE (19)
Kindle版まとめ買い:Dr.STONE
DMM電子書籍:Dr.STONE (19)

ゼノが指令を出しスタンリーが実行した結果、凶弾に倒れた千空。
ギリギリのところを科学の知識で防御してかろうじて致命傷は避けられたが、
先頭に立つことができない状態になってしまった…
そこで千空が託したのが科学使いのクロムで…

千空とゼノって鏡映しのようにそっくりなんですよね。
頭脳労働担当と肉体労働担当が幼馴染みのセットであり、
科学の愛弟子がいるってところとか、とてもそっくりです。

でも、ゼノは長年科学を探究した結果、闇堕ちしちゃったんですよね…

確かに自分のことを思い出しても学生、特に高校生の頃までは世界を自由に感じていたし、
千空だって父親の庇護(とNASAのカード)があって自由に研究できていたけど、
ゼノはどう考えても自由じゃないでしょうしね…

予算申請しても科学的知見がない政治家とかが適当に却下したりとか日常茶飯事だったでしょうし、
したくもない研究に従事することなんてこともあったでしょう。
何しろアメリカは日本以上のスクールカーストで有名だしなぁ…
経験を積むことで科学的知識を蓄えることができたけど、
それだけどんどん闇堕ちしちゃったんだろうなぁ、というのが想像に難くないです。

でも、根っこのところはやはり純真な科学少年の心は残ってたと思うんですよ。
千空が生きて、数千年ぶりに会い、初めて対面できた時のゼノの表情を見てると、
そう感じざるを得ないですね…

千空も司と争ったり、クロムだってマグマと争ったりと、
違う主義の人間と衝突したりしてきたけど、
まだまだピュアなところが残っているのを目の当たりにしちゃうとね…

ゼノには眩しかっただろうなぁ、と思います。
千空とクロムのピュアさがゼノの闇を拭い去ってくれると良いんだけどな…
と、そう思うばかりです。

それはそうとラストのシーンですけど、
ワンピースで見たことがあるやつですねw
Dr.STONEはジャンプ作品リスペクトなネタを入れてくるから、
ジャンプ漫画らしいなぁ、と思うんですよね。
次は映画化するスラムダンクのネタを入れてきたりしないかな…w

:: 2021/1/12 火曜日::

■[漫画]SFファンタジーとヒロインたちの策謀「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」18巻

ハーディからの神託で示された地、クナップヌイ。
そこで伊丹たち一行が目撃したのは黒い霧で覆われた大地だった。
その黒い霧に触れると全ての生命活動が停止するという、
不可解な現象を前に東大の養鳴教授たちは原因解明に乗り出すが…

今回の前半はSFでファンタジーでしたね。
私はこういうのも結構好きですので原作を読んでいた時からワクワクしてましたが、
絵になると計測索の所とかわかりやすさが格段に上がって更に面白くなってます。
まぁ、レレイの説明はやはりわかりませんでしたが…!w

あと、やはり絵になると面白くなるのはそう…

おっぱいですね!

栗林のおっぱいは温泉回で拝めましたが、
その妹ちゃんのおっぱいは今回やっと拝めることができました!
栗林姉妹のおっぱいの大きさは亜神すらも驚愕する大きさですよ。
ありがたやありがたや…

オタクとしてはレレイの漏斗の展開シーンも見逃せませんね。

爆轟魔法を使ってモンロー・ノイマン効果を発生させるのに、
リーズナブルだから合理的ではあるんですが、
絵面的にはどう考えてもガンダムのファンネルなわけで…
まぁ、漏斗の英語がそのままfunnelなんで間違ってはないんですけどね!w

伊丹を巡るレレイの黒い策謀とか、
わりと重い女なレレイとかヒロインたちが魅力的に描かれて満足度が高い18巻でした。
テューレもラブコメツンデレヒロインみたいなことをしているし、
魅力的な女の子を描くのがとても上手いと思うんですよね。

それだけに次の19巻は女っ気が少なそうなのが残念ですね…!
これはこれで面白いんでしょうけども…

:: 2021/1/10 日曜日::

■[漫画]剣と魔法と妖精のファンタジー「最果てのソルテ」1巻

最果てのソルテ1巻最果てのソルテ1巻
出版社:マッグガーデン
作者名:水上悟志
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志さん(@nekogaeru) / Twitter
連載サイト:最果てのソルテ – 水上悟志 | MAGCOMI
紙書籍通販:最果てのソルテ (1)
DMM電子書籍:最果てのソルテ (1)

魔法の使いすぎで魔法汚染が深刻化した世界で両親を亡くし孤児として育った少女、ソルテ。
ある日、元孤児で伝説のサルベイジャーの相棒・サリエラと偶然出会ったせいで運命の歯車は回り出す。

サリエラの遺産を受け継ぎ、親代わりの村長に奴隷商人に売られ、
魔法汚染地帯に迷い込んで絶体絶命のピンチに陥ると、
サリエラから貰った霊宝のペンダントから妖精・セレンが現れて…

水上悟志さんのMAGCOMIでの新作はファンタジーものです。
今までの作品では妖怪や刀やSFモノが多かったけど、
剣と魔法のファンタジーというのは結構珍しいジャンルではないでしょうか。

成長したソルテが回想するところから物語が始まりますが、
冒険が始まった頃のソルテはまだまだ子供です。
誰にも頼らない、独り立ちした大人になろうと足掻いているのが、
とても可愛らしく感じる子供です。

大人は誰にも頼らないと思っているところが子供なんですが、
それがわかるのはまだまだ先のことでしょうね…
叔父のブラックはそんなソルテを頭ごなしに叱ることはせず、
ソルテの意思を尊重した上で保護者として振る舞おうとしていますが…
まぁ、実兄の死を知らなかったという体たらくでは信頼されないですよね…
これは仕方ない…

ソルテが一人で馬車に乗って、装備を揃えて、宿をとってと、
始めてのこと尽くしでドキドキしたりするのはわかるなぁ。
私がそれをやるのは大学に入ってからだったので、
子供のうちに経験するソルテにちょっと憧れがありますね。

しかし、情報量が詰め込まれてて満足度が高い1巻でしたね。
ブラック叔父さんじゃないけどクラクラしそうですが、
私はこれくらいの濃度が好きなので嬉しい限りです。

2巻以降でソルテがどのような冒険を見せてくれるのか楽しみです。
ちなみにWeb連載ですので第1話も全部読めます。

最果てのソルテ – 水上悟志 / 第1話「魔法汚染」 | MAGCOMI

面白いよ!

:: 2021/1/8 金曜日::

■[漫画]24年の放浪の行方「黒鉄・改 KUROGANE-KAI」5巻

黒鉄・改 KUROGANE-KAI5巻黒鉄・改 KUROGANE-KAI5巻
出版社:集英社
作者名:冬目景
紙書籍通販:黒鉄・改 (5)
Kindle版まとめ買い:黒鉄・改
DMM電子書籍:黒鉄・改 (5)

迅鉄を生み出した源吉の義妹だという長崎の豪商・飛多屋の跡取り娘の矢的。
彼女に騙されて捕らわれてしまった迅鉄と、
迅鉄を探す丹たちだったが、西洋医師のベルゲンも関わっており、
ベルゲンの身の回りの世話をして一時の平穏を過ごしていた瑠璃も巻き込まれることに…

24年続いた「黒鉄」シリーズもこれにて完結です。
江戸時代の機械仕掛けのリビングデッドな任侠モノという、
奇想天外・奇々怪々な作品でしたが、終わるとなると寂しいモノがありますね…

幕府の隠密と迅鉄を狙う扇会という図式に、
丹たちが介入した形でしたが、
今回のヒロインはハーフ美女の瑠璃だったと思います。
私は好きなんですよね、冬目景のつり目美人って…
バトル中にたなびく金髪ロングがとても良かったです…

それにしても丹は今回バトルでの見所は少なかったわりに、
女の涙で迅鉄を叩き起こすとか、ヒロインらしいところがありましたね。
まさか長崎に腰を落ち着けるつもりだとは思いませんでしたが、
迅鉄が帰る場所を作るつもりなのかな? と邪推してしまいますね。
あまりにも迅鉄が顔を見せに来なければキレて探しに行きそうですが…w

しかし、これで本当に完結かー
冬目景さんは多作なんだけど同時並行でやりすぎるために、
物語の途中で止めている作品が多かったけれど、
「ももんち」あたりからどんどん完結させていきましたが、
この「黒鉄」シリーズが完結したことで、
現在連載中の「空電の姫君」以外はこれでほぼ完結されましたね。
うーん、感慨深いけど寂しさもあるな…
また色々と作品を同時に始めても良いんですがどうか…w

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