フラン☆Skin

イルクーツク支店への転勤から逃れるために偽装結婚することになった大原くんと本城寺さん。
同僚からは盛大に祝われたり、着信元不明の電話から警告されたり順風満帆とは言いがたい状況で、
大原くんの父親にまで結婚の噂が伝わったことで更に話が大きくなって…

結婚となったら外せないのが両親への報告です。
二人は偽装結婚だからというだけでそこら辺をおざなりにしてましたけど、
人の口に戸は立てられぬと言いますように、この手の話は簡単に広まるわけです。
友達が少ないから問題ないと思ってたのかもしれませんが、油断はできない情報化社会なのです…！

それにしても大原くんの実家が阿蘇だったとは。
田舎とはいえ家の大きさからしてかつてはそれなりの豪農だったっぽいですね。
そこの長男が継がずに家を出て旅行代理店に就職とか、
親父さん、頑固者に見えてわりと子煩悩なのかもしれない…

というか大原くんはわりと有能ですよね。
ヨーロッパの小国の王女様のアテンドを唐突に任されたというのに、
通り一遍の観光地ではなく、SNSの情報から王女様の趣味嗜好を調査して、
ユニークだけど満足度が高いアテンドを成し遂げるとか有能の一言ですよ。

そして本城寺さんのこんなところを引き出すところもマジ有能。

本城寺さん…　それは嫉妬という感情ではないでしょうか…！？
偽装結婚から始まるラブコメってのも良い物だと思いますよ…！

そんな本城寺さんの次のミッションですが、
大原くんのご実家への挨拶というか、ご相談ですが、
二人での旅行、何も起こらないはずもなく…
本城寺さんのラブコメ具合に、こうご期待です…！

復活液原料のアルコールを求めて北米コーンベルトにやってきた千空たち。
しかしそこに待ち構えていたのはDr.ゼノ率いる科学部隊だった…！
今まで千空たちが持っていた科学というアドバンテージは今回は敵の方が持っているだけでなく強大で、
お互いの手札が少しだけ違う状況で千空たちが取る手段とは…！？

千空とゼノの関係ですが、お互いトップレベルの科学者だし面識あるかも…？
とは思ってましたがまさかロケット作りの師弟関係だったとはなぁ…

確かに千空は天才とはいえ科学知識が豊富すぎると思っていましたが、
NASAの科学者が師匠だったとすれば納得です。
しかも千空が第一話でガソリンを作っていた理由もあって驚きました。
この漫画、どこまで伏線が散りばめられているんだ…！

それとゼノたちは科学者だけでなく軍人というドリームチームな上に、
初手でプラチナの指輪をゲットするというのはチートですよね。
父からの数千年を超えた願いが届いて手に入れた千空とは別次元のチートというか。

千空とゼノの頭脳のレベルはほぼ同等なんだけど、
一番違うのは経験の多さと、その経験によって作られた思想ですよね。
目的のためなら非道になれるゼノが怖いです。

目的の為に弟子を頼ることができないゼノと、
目的の為に弟子を頼ることができる千空。
目的そのものも違いますが、その思想というか思考の違いが、
今後の戦いの一番の要になりそうな気がします。

10巻です。
一区切りです。
最終回ではないです。

冒頭は一果が佳乃子さんと美弦ちゃんと一緒に和の誕プレを買いに行くという、
SAN値が削られるけれど読者はニヤニヤしちゃうイベントで微笑ましく、
スキー教室回も和の詰めの甘さに笑ってしまったんですが、
後半からは結構ストレスが掛かるというか、読むのがしんどいですね。

一果がパパである巴に見付けて貰う為に露出を増やしたら、
巴が一果を預ける元凶となった巴の父が先に見付けてしまうという、
本末転倒というには悲劇すぎる展開で…

巴が一果を緑松に預けた理由が今までわからなかったんですよね。
一果が邪魔になったから預けるだけなら真理ママで良いだろうし、
そもそもそんな理由で緑松の人たちが受け入れると思えなかったんですね。
しかしまさか、巴が毒親の父の呪いから護るためだったとは…

毒親というのは呪いに近くて、解呪するのがかなり難しいんですよ。
巴は子供時代からその呪いにかかり、母は頼れないしで袋小路に入ってて…
下手すればかなりグレていっただろうに、
和のお陰で踏みとどまれてたんでしょうね…

それだけにそんな巴を落とした真理ママは本当に凄いと思いますよ。
和が驚くのも無理はないですよね…ｗ
でも、巴は父のことを知らせてなかったんだなぁ…
まぁ、毒親のことを言うのは勇気がいるだろうし、仕方ないかな…

取りあえずこれで一段落ついて、みんな良い笑顔を見せてくれるようになったし、
とても微笑ましくて良かったです。
まるで最終回のようでしたが一果が中学生に入ってからのエピソードも、
ヤングエース本誌では既に始まっていますので11巻を楽しみにしていますよ！

そう…　まだ和を巡る女の戦いは始まったばかりですしね…！

メイカさん2巻だヤッター！

というわけで同級生の晃汰をお世話するメイドのメイカさんが、
晃汰のことが大好きなのに素直に認められないラブコメの2巻です！
凄いぞ…！　2巻でもメイカさんの可愛さにニヤニヤしまくっちゃうぞ…！

メイカさんはメイドなので炊事洗濯お掃除なんでも出来ちゃうけれど、
実際に細かい掃除とかは大好きみたいで、そこが可愛いというか。
現在ニコニコ静画でも期間限定で公開されている話なんか分かりやすいですね。

小さなことに胸キュンしてしまうとか、
メイカさんはとても可愛すぎると思うの…

そんなメイカさんですがメイド仕事は秘密にしているのに、
岡さん経由で外国人同級生のルーシーにバレてしまったんですが、
ルーシーはジャパニーズオタク文化に造詣が深いみたいで…

うーん、その理解で合っているような合ってないような…ｗ
対魔忍はそのカテゴリに入れて良いのだろうか…
ここは意見が分かれるところですね…！

メイド服が着てみたいルーシーに予備を着せてあげるも、
晃汰が目移りしちゃったら嫌だからという理由で脱がせようとするとか、
メイカさんはとても可愛いと思いました。
これで好きだと認めないって中々に強情すぎるでしょう…ｗ

あと、晃汰とのことを秘密にしているはずなのに、
別のクラスメイトとの恋バナで色々とゲロってしまうのは、
岡さんと同じく腹を抱えて笑いましたね！ｗ
メイカさん、やっぱりポンコツだわ…ｗ

そんなメイカさんも一旦実家に帰って頭を冷やしてくるかと思いきや、
実母にからかわれてむしろ晃汰への想いをヒートアップさせて、
一気に距離を縮めてくるとか、もうね…！　可愛すぎ…！

メイカさん、タガが外れてますよ！
読者としては大変に嬉しくてニヤニヤできるのですが、
晃汰が我慢できる程度に抑えて下さいね！
一応チャンピオンは少年誌ですから！
避妊はきちんとしてね！ｗ

ついにチエちゃんも中学3年生！
クラス替えでまさかの料理部がバラけたことで、
同クラになった準レギュラーだった陽キャの滝沢さんがレギュラー化！
そしてアパートの新住人の馬場くんも登場して…！

表紙にも登場している滝沢さんですが、良い子ですね…
素直になれない系のツンデレでしたけど、
あっという間にチエちゃんラブが表に出てきて、
すぐに仲良くなるのが微笑ましかったです。

それと新住人の馬場くんですが引き篭もり系陰キャっぽいですね。
そんな馬場くんでも仲良くしようとして、
馬場くんの失敗を精一杯フォローするアパートの住人たちを見てると、
やっぱりこのアパートはアットホームだなぁ、と思う訳ですよ。
馬場くんもこのアパートをホームに感じてくれると嬉しいな。

肝心のチエちゃんですがポニテ姿を見せてくれただけでも嬉しかったですが、
なっちゃんが中学生女子っぽいお洒落アイテムでポニテ度を上げてくれて最高でしたね…
チエちゃん本人も楽しんでいて可愛らしかったです。
まぁ、その後にかんざしを刺してしまうあたりチエちゃんだなぁ、と思いましたが…ｗ

そして終盤から始まった修学旅行！
京都を舞台になれない面子で巡ってますが、
楽しい旅行はまだ始まったばかりですからね！
次の14巻も今から楽しみです。

神社の神主の父と神使の狐の母との間に生まれた九番目の子供のきゅーこは、
眉目秀麗な兄や姉たちに溺愛される純粋無垢でちっちゃな可愛い末っ子ちゃん。

幼馴染みのはるちゃんこと春人に想われるきゅーこだけど、
恋愛はまだ早いのか微笑ましいことばかりな日々で…

雨隠ギドさんのもう一つのラブコメ新作は少女漫画です。
青年漫画誌の「おとなりに銀河」よりもラブコメ比率のコメ成分多めですが、
可愛らしさというかキュートさというか、そういった比率は高いですね。
ピュアピュアのピュアな愛されっ子なきゅーこちゃんがとても可愛いのです。

ひょんなことから”魅力”の術が使えるようになって、
道行く人たちにモテモテになってしまうことが出来るんだけど、
はるちゃんには通じない上に”魅力”の力に溺れることはなく、
可愛らしく微笑ましい望みには癒されることばかりです…

きゅーこは可愛いしはるちゃんにも愛されてるんだけど、
はるちゃんを想う女子に牽制されても全く理解していないあたりが可愛いですよね…

はるちゃんの前に立ちはだかる恋愛の壁は、
きゅーこを溺愛する兄の三郎ガードもあって高いですが、
めげずに頑張ってほしいものであります…