■[漫画]ツンデレ狼の悔恨「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」16巻
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア16巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:大森藤ノ
作者名:矢樹貴
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周到かつ悪辣な罠を準備してロキ・ファミリアを迎え撃った闇派閥。
フィンは呪いに倒れ、アイズはレヴィスに足止めされ、多くの団員は毒に犯され、
絶体絶命の状況の中でも百戦錬磨のロキ・ファミリアたちは奮闘するも、
若い団員たちは闇派閥の悪意に飲まれていき…
現在ダンメモで開催中の3周年イベント「アストレア・レコード」は、
作中時間で7年前の闇派閥との一大決戦をリューさん視点で描いているんですが、
そちらもかなりの絶望&絶望ですが、こちらも痛烈な絶望を描いています。
ダンメモ内ではアイドルになっているリーネちゃんもここで退場です…
リーネちゃん… ダンメモでは転身の護符を装備してまだまだ活躍して貰うからね…!
後半からの主役はツンデレ狼のベートです。
ダンメモ本編でも初っ端にベルくんをバカにして読者のヘイトを貯めてくれましたが、
今回はロキ・ファミリアの団員たちのヘイトも貯めまくりです。
ベートはベートなりの考えがあるんだけど、ツンデレでわかりにくいんですよね…
まぁ、そんなわかりにくかろうと遠慮容赦なく体当たりしてくるヒロインが登場することで、
ベートもタジタジになってしまうのが見所と言えば見所ですね!
そのヒロインとは、腹パンされて喜ぶというクレイジーすぎるアマゾネス、レナちゃんです!
設定の時点でヤバすぎると思うんですが、
それを魅力的に仕上げちゃうのが大森藤ノさんの天才的なところでして、
矢樹貴さんはそれを萌え寄りにちゃんと描いているのが凄いです。
ティオネと同じく恋するアマゾネスなんだけど、
ティオネとはちょっとベクトルが異なる狂い方をしていますね。
まぁ、狂ってるのは間違いないんですけども。
あんだけ読者のヘイトを貯めてたベートに対して、
ちょっと同情的になってきてしまうくらいだから凄いw
もうしばらくベート編が続くと思いますが、
最後にはキッチリと締めてくれるのは間違いないので、
ベートのヘイトに負けず、レナちゃんのクレイジーさに負けず、
次の17巻も読んで欲しいです。
大丈夫、ちゃんとハッピーエンドだから…!
主にGA文庫編集長のお陰で…!
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