■[漫画]寂しさを抱いて歩こう「熱帯魚は雪に焦がれる」6,7巻
熱帯魚は雪に焦がれる6巻
出版社:KADOKAWA
作者名:萩埜まこと
作者twitter:萩埜まことさん (@haginomakoto) / Twitter
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熱帯魚は雪に焦がれる7巻
出版社:KADOKAWA
作者名:萩埜まこと
作者twitter:萩埜まことさん (@haginomakoto) / Twitter
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DMM電子書籍:熱帯魚は雪に焦がれる (7)
7巻の感想を書くためにこのブログの過去ログを読んで、
何で6巻の感想がないんだっけ? と思い6巻を読み返してて気付きました。
そうだ、6巻だけ読んだら心が締め付けられてツラすぎるので、
心が解放される7巻と一緒に書こうとしていたんだった…
6巻では少しずつ変わろうとしている小雪先輩と、
そんな先輩の背を押そうとしながらも、
変わってしまう先輩を見るのがツラい小夏ちゃんという、
見ていて胸が締め付けられるような展開だったんですよね…
小雪先輩も失敗し、小夏ちゃんも失敗するという…
コミュニケーションの難しさを感じさせられる6巻で…
7巻ではそんな小雪先輩を家族がケアしてくれて、
不器用ながら小夏ちゃんに想いを届けて、
小夏ちゃんが心の中にしまっていた願いを知ることによって、
二人の関係が元に戻るどころか、一歩縮まるんですが、
この描写の仕方がとても繊細で、丁寧に描かれていて、
とても心に訴えかけてくるんですよね…
正直四十路の人間には余りにも若々しすぎる二人が眩しすぎましたが、
まぁ、自分の心の繊細な部分を大切な人に伝えるのって、
何歳になっても難しいものですからね…
むしろ、それをストレートにできるからこその若さなのかもしれません…
うーん、尊いなぁ。
それにしても小雪先輩のご両親もそうですけど、
小夏ちゃんのパパと叔母さんも良いですよね。
ちゃんと子供たちのことを想い、心配し、考えてくれる保護者…
私は年齢的にはそっちが近いので、保護者の感覚になってしまいますね。
まぁ、私は独身なんで娘なんていないので、あくまで保護者のつもりでしかないのですが…
それと巻末描き下ろしの27.5話も良かったですね。
後輩ちゃんたちが勘違いするくらいに方言に馴染んでしまった小夏ちゃんが可愛いです。
まぁ、実際1年住んでたらわりと方言に染まってしまうものだと思います。
私も大阪に引っ越してからエセ関西弁になったし、
今だと地元愛媛の友人と話してると方言が懐かしく感じるくらいですしw
小夏ちゃんには今後も方言で喋って欲しいものであります。
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