よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2024/12/9 月曜日::

■[漫画]激やばキャラの博覧会「おぼろとまち」2巻

おぼろとまち2巻おぼろとまち2巻
出版社:集英社
作者名:石ト悠良
作者twitter:石ト悠良さん(@ishitoyuhra) / Twitter
Web版:[1話]おぼろとまち – 石ト悠良 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:おぼろとまち (2)
Kindle版まとめ買い:おぼろとまち
DMM電子書籍:おぼろとまち (2)

優等生だけど自我が強すぎる女、仁科真知と、
運動神経抜群な抜け忍の女、香住朧。
二人の百合コメディは尖りすぎたキャラがどんどん集まり、
ある意味で収拾が着かなくなっていくのであった…!

初っ端から朧が脱走する時の騒動を好機として抜け忍になった男に絡まれるんだけど…

クズなんだよなぁ…w
朧も大概クズな素質があると思ってたけど、
それを軽く上回るクズが出てきてビックリですよ。
まぁ、後ろ盾無しの身分証も金がない成人男性が、
いきなり東京で自立しろってのは無理ゲーだとは思うんですけどね。
でも、これはないわーw

それでもしぶとく生き残りそうなのが抜け忍の凄さだとは思うのですが、
今回出てくるキャラはこの男だけではありません。
新登場というか再登場になりますが、
以前、真知をハメようとしたけど逆にやり込められた柊ヒカリちゃんです。

厳しすぎる毒親に育てられたせいで、
偏屈…、もとい自我が強い真知に憧れて友達になろうとするのは、まぁ、良いけど…
どう考えてもヒカリちゃんも偏屈というか、癖が強いんだよなぁ…w
幼馴染みへの恋心も拗らせてるし、これで将来の夢が絵本作家というギャップも凄い。

それだけでもキャラが濃いのに、更にお代わりがあるぞ!
ということで三人が入部することになった美術部の姫、月本凛香ちゃんです。

美術部の姫だけど、バリバリの元ヤンで、
気を抜いたらすぐに素が出ちゃうの。
濃すぎる子だと思うけど、私は嫌いじゃないかな…w

更に最後のエピソードでは追い忍(28)がJKコスしてくるし、
どんどんヤバイキャラが増えまくりですね!
一体どこまで増えるのか…
戦々恐々&ドキドキワクワクで楽しみになってきたぞ…!

:: 2024/12/8 日曜日::

■[漫画]情熱の熾火が燃え上がる時「モノクロのふたり」1巻

絵の才能に溢れ、幼い頃から賞を取ったりと実績を積んできた不動花壱。
将来は絵を糧に生活することを夢見ていたけれど、
15歳の時に女手一つで育ててくれた母を亡くし、
祖母に世話になりながら妹を不自由なく養うためにも、
堅実に生きられる仕事熱心なサラリーマンにならざるを得なかった…

絵も昼休みに5分間だけ手すさび程度にしか描かなかったなかったけれど、
それをしっかりと見ていた先輩OLの若葉紗織は若い頃に諦めた情熱に火が付き漫画を描くようになり、
仕事と両立して頑張っていたいんだけど、
迫る締め切りには独力では立ち向かえず、思い切って花壱にヘルプを申し出て…

松本陽介さんの新連載は「かつて諦めていた情熱が再燃し、もう一度トライする」物語です。
そう言った意味では前作「その淑女は偶像となる」と同じ系統の作品ですが、
主人公がサラリーマンということもあり感情移入しやすいですね。
まぁ、私は花壱のように絵が上手いわけではないし、若い頃に親を亡くしてはいませんが…

ただ、花壱が繰り返して言っているように、
「物作りにおいて一番嬉しい瞬間は自分の作品で誰かの心を動かした瞬間だ」
というのはわかりますよ。

若葉さんは花壱の絵に心を動かされて情熱を再燃させ、
その若葉さんの情熱が延焼して花壱も情熱を取り戻しているのが素晴らしいと思うのです。
良いタッグだなぁ。

花壱は良くも悪くも優等生なので、色々と諦めてしまいがちになってるんだけど、
若葉さんが(おそらく無自覚に)花壱の心を動かして、
もう一度絵に対して向き合わせているところが良いんですよね…
そして花壱によって、若葉さんの心が動くところも良いのですよ…!

そんな二人が挑んだ漫画の賞の審査員である売れっ子原作者、薔薇園先生ですが…
二人が描く漫画の面白さと問題点を把握するや、
すぐに呼びだして話し合うとか、展開が早い…!

薔薇園先生が言う通り、今の時代は読者が大人しく待ってくれませんからね。
読者が読みたいものを浴びせかけてくるのが令和の漫画のスタイルなのでしょう。

ただ、薔薇園先生が出ずっぱりになるせいで、
作画コストが上がり隔週連載になってしまったのは諸刃の剣というか…w
まぁ、画力で魅せることがこの漫画の説得力になっているので、
しっかりと作画に力を入れる必要があるのは理解しています。
なので、2巻が出るのが多少遅くなろうとも、喜んで待ちましょうとも!

:: 2024/12/7 土曜日::

■[漫画]神と人と温泉外交「魔都精兵のスレイブ」17巻

魔都精兵のスレイブ17巻魔都精兵のスレイブ17巻
出版社:集英社
原作者名:タカヒロ
作者名:竹村洋平
作者twitter:竹村洋平さん(@takemura4hey) / Twitter
連載サイト:魔都精兵のスレイブ – タカヒロ/竹村洋平 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:魔都精兵のスレイブ (17)
Kindle版まとめ買い:魔都精兵のスレイブ
DMM電子書籍:魔都精兵のスレイブ (17)

山城恋総組長の下に訪れた八雷神の紫黒。
紫黒からの提案は八雷神と人間との共存共栄というものだった。
自身に絶対の自信を持つ恋は、たとえ罠でも食い破るつもりだけど…

八雷神のことをよく知る京香さんはそれに否定的で…

今回は今後の八雷神についての方針を争点にした総組長選挙の話がメインですね。
現職の人類最強にして実績も充分な山城恋に対して、
気合いと根性と、不屈の精神の塊のような京香さんだけでなく、
情に溢れる美羅さんまで立候補するとは思いませんでした。

選挙というのは根回しというものが重要なのは理解しているのですが、
そこがどうしても理系の私には相容れられません。
根拠となるデータと正しい論理があればそれで充分じゃない? と思ってしまうので…
とはいえ、その根回しが温泉で裸になって行われるとなれば、
私も熱心に読むのには吝かではないのですよ!
東家のママさんとの会合はとても有意義でしたね!

でも山城恋の牙城を切り崩すことは京香さんには難しく、
初手で切り札の一つである陰陽寮の件を暴露することで、
やましいところがないのかと切り込むんだけど…

恋は自信と実績だけじゃなく、責任感も半端ないんですよね。
ただ、陰陽寮は更に老獪に見えるから、足下を掬われそうな気がしますね。
いわんや八雷神をや。

そういった総組長選では大きな動きがあった17巻ですが、
個人的な見所は久しぶりの出番で好きが溢れちゃった天花さんですね!

優希に本気で恋する天花さんの情熱を見ることができて最高でした。

総組長選でも優希がキーパーソンになる気がするんですよね。
貸し出しからのご褒美には恋も逆らえないんだということを見せれば、
搦め手で攻められた時の恋の弱さも見せることができるのではないでしょうか?
18巻も楽しみです。

:: 2024/12/6 金曜日::

■[漫画]失敗も楽しめるのは良いデート「クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった」5巻

恋人になることが前提の友達関係の朝凪さんと前原くん。
映画デートをすることになって、服も新調した前原くんは、
髪型のセットも頑張ろうとするも、
普段からやってないせいで中々上手く決まらないのだった…!

二人ともデートに向けての気合いの入りっぷりが初々しいですね。
相手に良く思ってもらおうと頑張るんだけど、
頑張り過ぎちゃってるところまで可愛くてたまりません。

そうだよねぇ、だって好きなんだもん。
背伸びしてでも可愛く思われたいし、
頑張ってでも格好良く思われたいもんね。

ただ、経験値が浅い二人だからデートは必ずしも順風満帆ではないのです。
観た映画は趣味が合わずつまらないし、
リサーチしたランチは寒空の中で並ぶし、失敗ばかりなんですよ。
でも、映画はカップルシートだったため距離が近くてドキドキしたし、
寒空で並んでもカイロで温めたり、楽しく話せたし、
思い出としては悪くないんですよね。
うーむ、とっても微笑ましいなぁ…

問題は、デートの最後で前原くんが父とその部下の姿を見てしまったことです。
離婚した両親には心の中でわだかまりがあるんだけど、
それを上手く言葉にできず、伝えられないんですよね。
だって、まだ高校生なんだもの。

でも、それでも心に重い物を抱えているのは間違いないので、
新田さんにはそれを見透かされているのです。

朝凪さんと恋人になって、将来夫婦になったとしても、
自分は父と同じようにならないのか自信がないのかもしれないし、
単純に父との距離ができて寂しいのかもしれないね…

そんなちょっとシリアス展開もありながら、
勉強会では天海さんがとても可愛く楽しかったです。
こういったワチャワチャしている回も好きなので、
前原くんも参加できるようになったクリスマス会では、
こういったワチャワチャが見られたら良いな…!

:: 2024/12/4 水曜日::

■[漫画]幼馴染みの猛攻「8月31日のロングサマー」6巻

8月31日のロングサマー6巻8月31日のロングサマー6巻
出版社:講談社
作者名:伊藤一角
作者twitter:伊藤一角さん(@IkkadoIto) / Twitter
紙書籍通販:8月31日のロングサマー (6)
Kindle版まとめ買い:8月31日のロングサマー
DMM電子書籍:8月31日のロングサマー (6)

3歩進んで2歩下がる感じで進展してきた高木さんと鈴木くん。
中々ループが終わらない二人なんだけど、
それでも着実に二人の仲は深まってきたという時に、
鈴木くんの幼馴染み、奥野さんが登場してきたのだった…!

今度は高木さんがヤキモキするターン!
何しろ奥野さんが鈴木くんへの好意を全く隠さず、
むしろ見せつけてくるのです…!

目の前でこんなことをやられた日には、
そりゃ高木さんも内心がとても賑やかになるってなもんですよ。
揺れまくる乙女心に大変ニヤニヤしちゃうのです。

奥野さんは幼馴染みなので過去の思い出エピソードという、
ポッと出の高木さんでは絶対にできないことを見せてくれますからね。
しかも奥野さんは巨乳なんですよねぇ…
こりゃ強敵だわ。

だからなのか、高木さんがちょっと甘える感じになってて…

あざとさが凄いですね。
これ、後で思い出して悶えてしまうやつではないでしょうか…?
良いぞ、もっとやれ。

これから三角関係でニヤニヤできると思いきや、
鈴木くんは好きな人の前で尿意を我慢するのに頭がいっぱいという、
とてもアホな事態が起こっているので…
しかも次巻予告がとてもアレなので、連載を追ってないと気になると思いますが…
待て… しかして希望せよ!

:: 2024/12/3 火曜日::

■[漫画]一時の平穏「デッドマウント・デスプレイ」14巻

デッドマウント・デスプレイ14巻デッドマウント・デスプレイ14巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:成田良悟
原作者twitter:成田良悟さん(@ryohgo_narita) / Twitter
作者名:藤本新太
作者サイト:shinta
作者twitter:藤本新太さん(@shint424) / Twitter
紙書籍通販:デッドマウント・デスプレイ (14)
Kindle版まとめ買い:デッドマウント・デスプレイ
DMM電子書籍:デッドマウント・デスプレイ (14)

氷黒が放置した悪しき遺産である、廃病院に残された人狼たち。
阿牙倉マジリに連れられて訪れたポルカたちは人狼や氷黒信奉者に襲われるわ、
氷黒の事後処理に来た阿牙倉夢路に殴りかかられるわ散々な目に遭うんだけど、
その現場で異世界へと通じる鍵、破空竜オルドムの鱗の存在を知覚するのだった…

多数の思惑が絡んだ廃病院編も今回で一区切りですね。
氷黒の残党は今回の件で多方面から叩かれたことでほぼ壊滅かと思うのですが、
阿牙倉とポルカたち、それにカタシロは近付いたけれど
四乃山家の暗部と、六本木に近付く”アトリエ”、それに海外のグループ企業と、
どんどん規模が大きくなっていってて、屍神殿の平穏からは更に遠のいているように見えますね…

そんな中でもカタシロさんは相変わらず良い味出してますねぇ…
ポルカのとこの問題児、リラさんも懐いていますが、
そのカタシロさんの手下たちも良い味出してるなぁ…w

みんな楽しそうで何より。
やっぱり平和が良いよ、平和が。

一応ポルカの周りも一時の平和が訪れているので少し安心しましたね。
小夜さんの趣味でサメで溢れかえった光景だけど、平和なことは平和です。
ただ、その平和も薄氷の上になってるような、そうでないような…

先んじて「破空竜オルドムの鱗」を手に入れたポルカは結果オーライなのか、
それともやらかしてしまったのか、はたしてどちらなのか…
恒例の巻末SSを読んでもよくわかりませんね。
だからこそ、続きが気になります。

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