本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2023/12/19 火曜日::

■[漫画]祈念式の旅路「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部 「本のためなら巫女になる!」」10巻

農作物に実りをもたらす魔力を配る祈念式を行うために農村へと向かうマイン。
しかしそこに予定にない青色神官ジルヴェスターが同行することに。
保護者のフェルディナンドと騎士団長のカルステッドも加えての珍道中になったけれど、
マインは平民ということもあって色々とトラブルがやってくるのだった…!

エーレンフェスト領内全ての祈念式をマイン一人にさせるとか、
今考えるとかなりのメチャクチャですよね。
それでいて収穫祭では他の青色神官にやらせるつもりだったとか、
仕事を全部押し付けて給料だけ貰うつもりのブラック企業、もといブラック神殿ですよ。
とはいえ、ここで真摯に神に祈っていたお陰で後々マインは助かるんですけどね…

平民の青色巫女見習いということで常識が足らないマインが、
ジルヴェスターの貴族言葉を理解できずにちょっと失敗したり、
平民のことを知らなかったジルヴェスターがちょっと学習したり、
それなりに微笑ましい道中だったんだけど、
ゲルラッハ子爵の手の者がフランとロジーナを襲うという事件が発生ですよ。

大事なモノを守るためなら手段を選ばず全力を尽くすのがマインです。
この時も神に祈ってかなり効率が悪いやり方で魔法を使ってるんですけど、
かなり無茶なんですよね、これって。
穴の空いたバケツで風呂に水を張るようなもんだと思います。
それでもやっちゃえるあたり、マインが規格外なんですけども…

今思うと、この時の襲撃者は神殿長ベーゼヴァンスが、
目障りで劣等感を刺激するマインを始末するために、
ゲルラッハ子爵に依頼したっていうのが事件の本質なのでしょうね。
ただ、ゲルラッハ子爵も神殿長もマインたちが騎獣で移動しているって知らなかったから失敗した訳で…

祈念式から戻ってもジルヴェスターが色々とやって大変なんだけど、
ジルヴェスターなりに色々とマインのために骨を折ってくれてるんですよね。
そのことはアニメの特典SSとかで読めるので、お金に余裕が有ったら読むことをオススメしますよ。

春になってやっと自宅へと帰ることができたマインの笑顔が微笑ましいんですよね…

ただ、この後の展開を知っていると、
この時のマインの幸せがとても儚いものであり、
それを取り戻すために大変な苦労をすることを知っているだけに、
マインの幸せな笑顔の尊さを噛みしめてしまいますね…

それはそれとして今回のMost Favoriteマインはこちらになります。

とても他人事感があって、それでいて可愛い!
頑張れ、ベンノさん!w

:: 2023/12/18 月曜日::

■[漫画]閉ざされた世界「空の境界 the Garden of sinners」12巻

「忘却録音」も佳境に入ってきた12巻。
閉ざされたお嬢様たちの妖精郷、礼園女学院。
そこで起こっている妖精絡みの事件の真相を解き明かすため、
鮮花に協力して式も女学園へと潜入したんだけれど…

今回の事件の真相を探るために一番役に立ったのはやはり黒桐ですね。
鮮花の兄として、式の恋人として心配している黒桐ですけど、
相変わらず探すという一芸は多の追随を許しません。

鮮花が調べた事から組み立てた推論は外れたものではないですが、
黒桐は調べる事が膨大だから、推論のパーツの量が膨大だし、
部外者ということもあって残酷なまでに正確に組み立てられるんですよね…
橘佳織さんが自殺した原因はあまりにも残酷でした…

そして黒桐が探偵として有能だったのと、
橙子さんという魔術師が居たことで黒幕が判明するんだけど…
その正体が意外なほどにスケールが大きいんですよね。

どうでも良いけど、この構図にはCLAMPみを感じるな…

式は別ルートから黒幕に辿り着いたけれど、
彼女に待ち受ける運命は苛酷なので、本当のクライマックスはこれからですね。
「忘却録音」はもうちょっとだけ続くんじゃ。

:: 2023/12/17 日曜日::

■[漫画]多才すぎるよ! オタクくん!「ギャルに優しいオタク君」2巻

ギャルに優しいオタク君2巻ギャルに優しいオタク君2巻
出版社:スクウェア・エニックス
原作者名:138ネコ
原作者twitter:138ネコさん(@138neco) / Twitter
作者名:草中
作者サイト:meltnotes.
作者twitter:草中さん(@sou__chu) / Twitter
連載サイト:ギャルに優しいオタク君 | ガンガンONLINE
紙書籍通販:ギャルに優しいオタク君 (2)
Kindle版まとめ買い:ギャルに優しいオタク君
DMM電子書籍:ギャルに優しいオタク君 (2)

クリエイター系オタクのオタクくんこと小田倉くんが、
ギャルの優愛さんのネイル作りに協力したことから始まった縁で、
その友達のロリ系なリコさんとも知り合うことになり、
オタクくんとギャルとロリの三人でつるむようになったのだった…!

連休に入って一緒にお出掛けするくらいには仲が良くなった三人だけど、
オタクくんは自分のファッションがダメダメだというのはあるあるだけど、
ドール趣味があるから二人に合わせた服を見繕ったり、
カラオケでは意外な歌唱力を披露したりと、相変わらず無駄に能力が高いんですよねw

性格が大人しいだけで、能力が高いよオタクくん!
多才すぎるし、謙虚すぎるよオタクくん!

そして極めつけがプールデートですね。
筋トレアニメにハマってから努力を継続して身体が出来上がってるから、
マッスルでリコを楽しませることができるのです!

うーん、本当にオタクくんは万能すぎるな…
好きな事にハマったらずっとそれをやり続けるあたりオタク気質なんだけど…
こう、自堕落という言葉が全く当てはまらないんですよね。
優愛さんは掘り出し物を見付けましたよ、ホント。

今のところは優愛さんとリコの二人と仲良くしてるけれど、
どちらのルートに入るか全くわからないのでちょっとドキドキですね。
間接キスでドキドキする優愛さんのピュアさも可愛いけれど、
リコも色々と可愛らしいので、どちらも有りだと思うんだ…!

:: 2023/12/16 土曜日::

■[漫画]バカばっかでストレスフリー「働かないふたり」30巻

働かないふたり30巻働かないふたり30巻
出版社:新潮社
作者名:吉田覚
作者twitter:吉田覚さん(@satoruyoshida77) / Twitter
連載サイト:働かないふたり | くらげバンチ
紙書籍通販:働かないふたり (30)
Kindle版まとめ買い:働かないふたり
DMM電子書籍:働かないふたり (30)

今日も今日とて漫画を読んでゲラゲラ笑って楽しい。
そんな気分を上向きにさせてくれるのがこのニート漫画です。

春子はとてもバカで、だからこそ友人に愛されているのですが、
あまりにもバカすぎて笑っちゃうんですよね。

もう、本当にバカw
だが、それが良い。

バカと言えば他のキャラもまぁまぁバカばっかなんだけど、
今回は嶋ちゃんが色々とバカなことをやってましたね。
健康診断の時だけ痩せるとか、終わったらバカ食いするとか、
もう本当にバカなんだけど、守くん相手にお色気作戦するところが一番バカw

それにしても嶋ちゃんのおっぱいは回を追う事にデカくなりますね…
というか、どこまでデカくなるんだ…
初めはそれなりの巨乳って感じだったけど、今は奇乳の領域に入りつつあるぞ…w
それだけ太ったということなのかしら…?

恒例の巻末おまけ漫画は倉木さんが今の家に引っ越しをするまでの過去編ですね。
以前は近隣の騒音問題に悩まされたようですが…
私も過去には半年間毎晩金切り声で夫婦喧嘩する部屋とか住んでたことがあるので、
ご近所の騒音トラブルに悩まされるのはよく分かります。
石井家のお隣を引き当てた倉木さんにはこれからご近所と仲良くできるし、大当たりですね。
これからもストレスフリーで過ごして欲しいものです。

:: 2023/12/15 金曜日::

■[漫画]フルーツとスープの国「鍋に弾丸を受けながら」4巻

こう言っちゃうと医療関係者の方々の反感を買うかもしれませんが、
新型コロナの脅威が少し落ち着いたことで海外渡航ができることになりましたが、
この漫画はその恩恵を直接受ける形になってますね。
早速という感じで日本にとっては身近な海外、台湾での取材です。

私は沖縄には行ったことがありますが台湾はないので、
フルーツ天国とも言える台湾を真の意味では知らないんですよね。
作中に出てくる「釈迦頭」のようなフルーツは存在すらも知りませんでした。

フルーツは完熟が美味しいのは理解しているし、
一度くらい完熟バナナを食べたみたいとは思いますが、
完熟直前の脆さのせいで輸送困難と言われたら、確かに現地でしか食べられませんね。
熟れた桃みたいなものでしょうか?
しかし糖度25とか激烈な甘さだなぁ…w

そして台湾の海鮮粥は本当に美味しそう…!

予想外に美味しいものを食べた時に思わず笑ってしまう、
というのはとてもよく分かります。
聞いてる限りだと海のコンソメスープのお茶漬け…
みたいなものなのでしょうか?
どちらにしろ、とても美味しそうで美味しそうで…
今までで一番食べたみたいと思わされました。

それにしても台湾の百貨店で景気の良さというのを実感するのかー
確かに私もバブル景気なんて実感したことないからなぁ。
一度で良いから日本でも体験したいものです…

:: 2023/12/13 水曜日::

■[漫画]魔界大冒険「最果てのソルテ」3巻

最果てのソルテ3巻最果てのソルテ3巻
出版社:マッグガーデン
作者名:水上悟志
作者サイト:続・みずかみ小屋
作者twitter:水上悟志さん(@nekogaeru) / Twitter
連載サイト:最果てのソルテ – 水上悟志
紙書籍通販:最果てのソルテ (3)
Kindle版まとめ買い:最果てのソルテ
DMM電子書籍:最果てのソルテ (3)

魔界で不思議な冒険を繰り広げるソルテ一行。
不思議な状況で不思議な敵を相手にドッタンバッタンしたり、
食糧難で飢え死にしそうになったりと大変なんだけど、
仲間との絆も深まったりするけれど…

ソルテとは別にアルア国の貴族ドロシーとその護衛のルードも魔界に居て、
ドロシーは大人として普通にソルテを保護するつもりなんだけど、
ルードはブラックの元生徒な上に妖精と契約済みの神罰騎士で、
しかもブラック捕縛の任も受けているから面倒な関係ですね。

そして今回問題になってくるのが、
ルードとは別口でトルドーのシダ司教からブラック捕縛を命じられているナプタ隊ですね。
彼らがこの3巻で一番の悲劇の被害者なんですけど、
どれだけ仲間の絆が有って真っ直ぐ頑張ったとしても、
間違った出発点から始まったら正解のルートには進めない、斜めに育っちゃうんだなってことです。

正直、紅一点のシリカちゃんが可哀想というか…
モチーフがどう考えてもドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、シズカちゃんですからね。
私の世代だとどうしても重ねて見てしまい心に深い傷を負ってしまうのです。
大長編の大冒険にドラえもんが居ない時点で詰んでるんだよ…

ただ、ソルテはまだ詰んでる状況ではないけれど、
わりと瀬戸際だと思うので、
このピンチを凌いだ後にどうなるのかわからないだけに緊張しますね!

HTML convert time: 0.136 sec. Powered by WordPress