フラン☆Skin

ドエムを操りオリアナ王国を支配しようとするディアボロス教団の陰謀は、
魔界と繋がる「黒キ薔薇」によって魔王ラグナロクを喚ぶことだった！
しかしシャドウはそんな事情を知ったことではなく、
ノリと勢いだけでラグナロクを葬り去るのであった…！

ローズ先輩のお父さんとか、かなり考えて、命を賭して行動したり、
深謀遠慮に富んだ背景が色々と準備されているというのに、
その場のノリと自分のバカな理想だけで行動して事態を動かすシャドウさん、ぱねぇっす！
今度はノリだけで魔物に侵攻された日本に渡るわけですが…

勝手に付いてきたベータが日本のことに不案内だから、
田中さん所蔵のコスプレアイテムをよくわからないまま着て、
天然ファッションショーをしてくれるのが目の保養になりつつ、
アホっぽくて面白かったですｗ

他の七陰が居ないのでシャドウを独占できることを堪能するベータも可愛いですが、
この日本編とも言える章でのヒロインはシャドウの前世での級友の西野アカネさんです。

シャドウの前世の影野くんへの淡い恋心が消えないまま、
理不尽な現実に打ちのめされているところに、
影野くんと同じ名前のシャドウに少し惹かれていくとか、
ヒロインムーブをしているんですけど…
肝心のシャドウは日本でも相変わらずなんですよね…ｗ

これからは西野さんもシャドウに振り回されると思うけど、
挫けずに頑張って欲しいものです。

秋月奏良は後輩女子の不破美夜に三年間恋い焦がれた末に告白するも「好きな人がいる」と言われ、玉砕。
美夜の姉、真昼にその好きな人が治験部の部長、涼風朝陽その人だと知らされた秋月は、
凉風先輩が美夜に相応しいか確かめに行ったら、そこに居たのは…

幼い頃に命を救ってくれた男の子にずっと恋する、美人だけど変わっている女の子で…！

この物語は三角関係の一方通行ラブコメです。
「生徒会の一存」で有名なラノベ作家の葵せきなさんが原作で、
つづら涼さんが作画を担当し、ヤングアニマルZEROで連載しているんですが、
かなり面白いですよ！

「生徒会の一存」でもそうでしたけど、男キャラは気遣いの塊なんですよね。
良い人というか…、優しさのパラーメーターが振り切れてると思うのですよ。
そんな秋月くんを相手にしても惚れないとか、美夜ちゃんの恋は一途だと思うのです…！

好きな人が同性相手とはいえ目の前でこんなに直球の恋する乙女の顔をされたら、
そりゃ秋月くんもこんな顔しますよ。
美夜ちゃんも秋月くんの良い所はちゃんと知ってるし、気付いているんだけど、
大好きな凉風先輩が恋する「治験の王子様」の正体が秋月くんだと知っているからこそ、
素直になれないというか…
まぁ、仕方ないよね…！
恋は論理的ではないのです。

ただ、凉風先輩にはそういったしがらみがないですからね。
ずっと命を救ってくれた「治験の王子様」に恋をしてても、
その記憶も朧気だし、特に秋月くんに対する偏見もないから、
すんなりと秋月くんの良い所にも気付いてしまい、少しずつ絆されるわけです。

物理的にも心理的にも距離が近付いてきて、
業界用語で言うところのフラグが充分に立ってきた状態での、1巻ラストですよ。
そう…　もう少し引っ張るかと思いきや、
意外と早く「治験の王子様」の正体に気付いてしまいますからね…！

メタ的に推測すると、さっさと作品の面白さを出さないとこの業界は厳しいですからね。
それに、恋する相手に気付いてからでもこの作品の面白さは充分発揮できるというか、
むしろそこからが本番と言えますからね。
本気で恋する凉風先輩の可愛さがマシマシになる2巻が今から楽しみで仕方ありませんよ！

DAに復帰したいたきなだけど、
大人たちは不都合を全部たきなに押し付けて事なかれにしようとしてて…
千束はフキと模擬戦をすることになって、
その能力を遺憾なく発揮するのだ…！

生意気言ってたサクラが千束に翻弄される様を見ていると、
正直スカッとしちゃいますね！
サクラはちょっと伝説のファーストというのを甘く見すぎですよ。
というか、射撃能力もそうだけど性格的にも千束との相性が悪すぎだよ、サクラ…ｗ

ケジメをつけたたきなが精神的にも一皮剥けて、
より一層の千束とのバディ感が出てきたところで例のアレです…！

たきなのパンチラ回ですね！

もとい、ちさたきデート回が始まるのです…！

たきなのファッションショーも良かったし、
女性同士だからこそのランジェリー選びも最高でしたね！
たきなの遠慮のなさがとても良い意味で出ていたお陰で、
恥じらう千束というレアなものが見られたのは素晴らしいの一言ですよ。

そしてお待ちかねの水族館デートですが、
たきなの「さかなー」に見開きを使うとは…
うーん、備前やすのりさんはよくわかってらっしゃる。

二人のイチャラブデートはとても眼福でしたね。

とはいえ、その後にテロ現場が出てくるあたり、
どこまでも銃と硝煙の匂いからは離れ慣れない作品です。
次回からはまたきな臭くなるぞ…！

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　『 #メダリスト 』
キャラクター紹介①🏅

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結束いのり🎒
CV. #春瀬なつみ

小学５年生🏫
スケートに対する強い情熱を持ち、独学で練習していた。司との出会いと指導により、天賦の才能を開花させていく。#medalist pic.twitter.com/yRp3HBd1tH

— 『メダリスト』TVアニメ公式⛸🏅 (@medalist_PR) October 19, 2023

いのりちゃん役が春瀬なつみさんに決定して、本当に良かった…！
元々作者のつるまいかださんはデレステの薫ちゃんファンで、
その縁から声優の春瀬なつみさんの重度なファンになり、
春瀬なつみさんがフィギュアスケート好きだから好きになり、
春瀬なつみさんで当て書きしたかのようなヒロインのいのりちゃんが主人公で始まったのが、
この「メダリスト」ですからね。
そりゃ春瀬なつみさん以外にできるはずがないんですよ…！

そんな春瀬なつみさんが演じる予定のいのりちゃんですが、
全日本ノービスでは光ちゃんが最高すぎる演技をしたが故に、
他の選手が調子を崩してしまうんですよね…
どの子も彼女たちなりの人生を賭けて滑っているのに、
光ちゃんという圧倒的な演技に影響されてミスをしていくのは、
読んでて、とてもツラいものがありましたよ…

洸平くんが言うように、才能はみんなあるんだけど、
それを活かせるかどうかが一番重要なんですよね…

漫画家の才能はあるのに、それを活かそうとしなかったり、
活かそうにもできなかった人を何人も見てきたので、それがよくわかります。

そんな中で始まったいのりちゃんの演技ですが、
これがもう凄かった…！
光ちゃんに勝つために土壇場で構成を変えるところも凄かったですね。
4回転サルコウをただ跳ぶんじゃなくて、
更に付加価値をつけてくるだなんて、度肝を抜かれましたよ。

でも、光ちゃんのようにジャンプの難易度を上げることをひたすら目指すのが、
いのりちゃんが目指したスケートじゃないんですよね。
いのりちゃんが目指すスケートは司くんが滑る美しいステップにあるんですよ。

そのステップシークエンスというものが私はよく分からなかったんですけど、
かなり重要な上に複雑なんですね。

いのりちゃんは司くんを信じて、憧れて、ひたむきに努力を重ねてきたからこそ、
レベル4という偉業を達成できたんだけど…
それ以上にグッと来たのは心が成功に囚われそうになった時に、
司くんから教えられたことをきちんと思い出せたことですね。

足をゆっくり降ろすことといい、
どこまでも愚直なまでに司くんの教えを吸収したいのりちゃん…
そこまで全幅の信頼を寄せられたら司くんもあの結果は悔しいだろうなぁ…
本当に、この物語はいのりちゃんと司くんのダブル主人公なんだな、と心で感じます。

今回でノービス編が終わり、次巻からはジュニア編です。
中学生になり、身体が大きくなってきたことで、色々と変わってくる少女たちが、
今度は世界を相手に演技をしていくんですよ…！
頑張れ、いのりちゃん…！

学祭を経て絆がより深まった瀬尾くんたちは、
弟妹も交えての天音さん宅でのお泊まり会をすることに！
その前に天音さんの誕生日イベントも有ったりと、
三人の仲は深まるばかりなのだった…！

天音さんの誕プレはキラモングッズで鉄板っしょ！
と思ってたんだけど、瀬尾くんが既に持ってるのと被るのを考慮してセルフNGを出すとは…
好きなものだったら被っても全然OKと短絡的に考えず、
天音さんのことを真剣に考えていることが伝わってきて、良かったです。

それと待ちに待ったお泊まり会ですが、
帰宅中にスーパーでの買い出しの時点で尊いですよ！

瀬尾くんってば、両手に花ですよ、これは。
というか、三人でルームシェアする未来もアリなんじゃね？
と思える絵面ですね！
まぁ、家事の分担はほぼ伊地知さんに押し寄せそうなのがちょっと心配だけどね…！

お泊まり会では予想以上に紗優ちゃん無双でしたね…！
天音さんと伊地知さんの年上コンビも手の平の上でコロコロされるわ、
瀬尾くんと仲良さそうにするわ、
翔くんと響くんの二人を意図せず手玉に取っちゃうわ…

将来が楽しみというか、恐ろしいよ、紗優ちゃん…！

そして夜中のおしゃべりで出会った時を回想している天音さんと伊地知さんですが、
二人の友情を再確認して微笑ましかったですね。
瀬尾くんと絡むようになるまでの一ヶ月くらいで、
これほど仲良くなったのも納得のエピソードでしたね。

しかしこの二人の友情はいつまで続くことができるのか…
瀬尾くん…　責任重大だぞ…！

14巻から続く連結表紙ですが、これは16巻まで続きますね！
TVアニメ化に合わせて連続刊行するとか、集英社は商売というものをわかっておられる！
実際、TVアニメはかなり原作に忠実でぶっ飛んでますからね！
是非とも狂った原作に視聴者が誘導されて欲しいものです。

で、そんな狂った原作に登場する新ヒロインは…

数字に恋する狂った彼女だった…！

まぁ、今までの彼女たちも大抵がアレなので、
一二三数ちゃんのアレっぷりも平均レベルですよ。
あー子がまさかのファインプレーをすることで、
恋太郎ファミリーに溶け込めるようになったのは、とても良かったです。

恋太郎ファミリーは恋太郎がいなくても仲が良いし、
クラスメイト同士の関わりもあるんだなぁ、というのが騎士華先輩と楠莉の話でわかりますね！
まぁ、それはそれとしてみんなでナイトプール回や、
ヤクさんも参加したちびっ子たちのゲームは、とても目の保養になりましたね！

そんな感じで恋太郎ファミリーのみんなは可愛いし魅力的なんだけど、
とても困った人たちもいるわけで…

さすがに自分たちがヤバイと反省した彼女たちが協力し、
恋太郎とのデートをきちんとやり直そうとするところは、
彼女たちの精神的成長が見られたような気がしましたけど…
そもそもそういったダメなところも愛せるのが恋太郎なわけで…
まぁ、恋太郎の方が何枚も上手だったな、というオチが楽しかったですｗ

次の16巻でも新しい彼女が出ますし、
なんだったら連載本誌だとついに1/4を越えましたからね！
100人のヒロインが出てくるのも現実性を帯びてきましたよ…！
頑張れ100カノ！