本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2023/10/5 木曜日::

■[漫画]水晶の檻での出会い「転生したら剣でした」14巻

転生したら剣でした14巻転生したら剣でした14巻
出版社:幻冬舎
原作者名:棚架ユウ
原作者サイト:棚架ユウ
作者名:丸山朝ヲ
作者twitter:丸山朝ヲさん(@oxfrog) / Twitter
連載サイト:転生したら剣でした
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バルボラでの料理コンテストに出ることになったフランと師匠は、
カレーが最強ということを証明するためにカレーパンで挑むことに!
ただ、参加店はかなりの強豪ばかりなので材料からこだわる必要があり、
上質な魔物肉を手に入れるために魔境へと赴いたんだけど…?

魔物って肉食のイメージがあったから、どうしてもアンモニア臭そうと思ってたけど、
わりと草食の魔物もいるっぽいですね。
豚や猪系の魔物だと、確かに肉汁が美味しそうなイメージがあります。
アバラ肉とかめっちゃ美味そう…

その魔物肉を調達する中で出会った二人の冒険者ですが…

この二人、バルボラで登場するんですね。
私はWeb版しか読んでないので書籍版はわからないんですけど、
確かにこの二人はわりと重要キャラなので、
コミカライズ版がこのペースだと登場はかなり後になっちゃいますからね。
なるほど…
しかし、かなりベリショだったのね、メア…もとい、メリャーちゃんw

そしてバルボラへ戻るだけの行程でも、
悪の組織の陰謀を知らずに潰すとか、
フランと師匠は色々と持ってるなぁ、と思うのです。
まぁ、闇奴隷というのはかなりのNGワードですからね。
殺されても仕方ないんじゃよ…

次巻はついに料理コンテストが始まると思うんですけど、
そこからも結構長いですからね。
頑張っていただきたいです。

:: 2023/10/4 水曜日::

■[漫画]怪物の勇気「黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ」5巻

エルシィが本当に死んでしまうのかを知るため、
ディッペル博士に問い詰めるために動き出したメアリーは、
図らずもディッペル博士が隠していた秘密を暴いてしまう。
そして、舞踏会の日は近付いてきて…

いやはや、ディッペル博士はマッドな人だし、
何よりも男尊女卑が刷り込まれているお年寄りなんですね。
こういった人が居たからこそフェミニズムは生まれたんだな、
といった気持ちにさせられます。

そういった男の粗暴さを目の当たりにしたメアリーが、
覚悟を決めるシーンを読んでいると心が熱くなりましたね。

読んでるこっちまえハラハラドキドキとしたし、
頑張れ、と思いましたよ。
ディッペル博士のような男は一度心を折らないと言うことを聞きませんからね。
メアリーは頑張ったと思います。

そして解き明かされたエルシィの秘密ですが…
彼女は子供の頃から本当に、男たちに翻弄されてきたんですねぇ…
だというのに、それに腐らず、姉妹やメアリー女史のために立ち上がって、
困難に立ち向かおうとするのだから凄いですよ…

次の6巻で完結になりますが、藤田和日郎さんの圧巻のバトルが目白押しなので、
是非お楽しみに!

:: 2023/10/3 火曜日::

■[漫画]ソレを捨てるなんてとんでもナイ!!「ゆうべはお楽しみでしたね」10巻

ゆうべはお楽しみでしたね10巻ゆうべはお楽しみでしたね10巻
出版社:スクウェア・エニックス
作者名:金田一蓮十郎
作者twitter:金田一蓮十郎さん(@ren10ro) / Twitter
紙書籍通販:ゆうべはお楽しみでしたね (10)
Kindle版まとめ買い:ゆうべはお楽しみでしたね
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パウさんとゴローさんの夫婦以外の物語も始まってるゆうたの10巻ですが、
今回はそのもう一組のカップルのまりおくんのお姉さんが仕事先で作りあげた、
作中作まで始まっちゃってて、とてもワチャワチャしております。
いや、面白いんだけど、素直に2ndシーズンとかにして初めても良かったのではなかろうか。
いや、ドラクエらしくナンバリングしても良いのかもしれないけども。

パウさんとゴローさんの二人も色々とレベルアップしてますよ。
実家への帰省クエストに、お友達一家への訪問に、
一家揃って海遊館へ遊びに行ったり…!

楽しめたようだけど、ゆうちゃんが大人しい子だからこそですよね…
それでも事前準備は大変そうだし、
ベビーカー置き場とか子供連れに配慮した施設設備があったり、
色々と知らない面が見られて興味深かったです。

そして作中作である「ソレを捨てるなんてとんでもナイ!!」ですが…

パウさんとゴローさんのような男女の同棲から始まるラブコメではなく、
長年の友人が怖い上司とポンコツ部下だった百合漫画なわけです。
これはこれで面白いんですけど、スピンオフ作品として独立させても良いような…

パウさんとゴローさんの新婚家族の物語と、
まりおくんと志野田さんの結婚への物語と、
作中作「ソレステ」の物語が混在することになる「ゆうたの」の明日はどっちだ…?

:: 2023/10/2 月曜日::

■[漫画]マタギからゲーマーへ…「マタギガンナー」5巻

マタギガンナー5巻マタギガンナー5巻
出版社:講談社
原作者名:藤本正二
原作者サイト:藤本正二の漫画活動記録
原作者twitter:藤本正二さん(@namasute123) / Twitter
作者名:Juan Albarran
作者サイト:Patreon
作者twitter:Juan Albarranさん(@JuanAlbarran75) / Twitter
紙書籍通販:マタギガンナー (5)
Kindle版まとめ買い:マタギガンナー
DMM電子書籍:マタギガンナー (5)

キルキャットのソフィアと、運営から派遣された目黒さんと組んで、
よく分からないなりに世界大会に進出した山野さん。
ゲームのルールを相変わらず理解せず、体当たりで体得していく山野スタイルのせいで、
中々勝ち進めないチーム「マタギガンナー」だけど、
ソフィアと目黒さんがマタギの戦法を用いることで…?

山野さんがマタギのスタイルを導入することでチームワークが上手く回り、
強豪を倒すところまでは予想通りだったんですけど、
世界の壁はそれだけで突き崩せるほど甘くないっていうのが世知辛いですね。

まぁ、クマと違って人間は経験を積んで学習しますからね。
いつまでも使える最強の戦法っていうのがないのが対人戦のキツさです。
普遍的に使える最強の戦法なんて、私には数の暴力くらいしか思い浮かびません。

そこで目黒さんが導入したのがコーチ役の元プロっていうのがゲーマーって感じですね。
今までずっとマタギスタイルで来た山野さんが、
ついにゲーマーへとジョブチェンジすることになるんだけど…
それまで山野さんの身体が保つかが、心配になってくる終わり方でしたね…

それはそれとして途中に乱入してきたソフィアパパですが、
見た目はいかついのに、中身がわりとポンコツなのには笑えましたねw

ソフィアの嘘を真に受けて山野さんに狩り勝負を挑んだのに、
ピンチを助けられて裸の付き合いですぐに心を許すとか、
チョロさはとてもソフィアにそっくりだな、と思いましたw

そのうちソフィアママも出てきそうだなぁ…
頑張れ、山野さん。

:: 2023/9/30 土曜日::

■[漫画]攫われたキャスカ「ベルセルク」42巻

ベルセルク42巻ベルセルク42巻
出版社:白泉社
作者名:三浦建太郎
紙書籍通販:ベルセルク (42)
DMM電子書籍:ベルセルク (42)

不世出の天才、三浦建太郎さんが亡くなられたことで未完の大作となった「ベルセルク」
だが、その無二の親友であり物語の終わりまで打ち合わせをしていた森恒二氏が監修し、
その画業の弟子たちが作画をすることで、不完全ながら結末まで描かれることになりました。

もちろん、そのクオリティーは三浦建太郎さん本人が描かれるものではないから100点満点ではありません。
贔屓目に見ても90点がせいぜいだと思いますが、
それでも何も描かれない零点よりかは全然良い。
故人となった親友から託された森恒二氏の漢気には感じ入るものがありますしね…

彼らにしか描けない「ベルセルク」の続きは絶対に読んでみたいです。
三浦建太郎さんが何を目指して描いていたのか、是非とも知りたい…!

とはいえ、この42巻はとても非道いというか、悲惨な運命がガッツたちに待ち受けていて、
読んでてツラくてかなわないというか、キツかったですね…
折角安住の地に辿り着いたと想ったのに、
定理を覆すかのように現れたグリフィスがキャスカを攫うだけでなく、
その余波で島が崩壊して、現世から去る者が続出するとか…

ダナンちゃんにはキャスカのことで世話になったし、
イスマはイシドロと仲良くなれたというのに…
これは、本当にツラい…

何より、ガッツの心がバッキバキに折れたのが剣への信頼が崩れたことでしょう。
今まで異形の者どもを相手でも剣で叩き斬って活路を見出していたのに、
グリフィスには一太刀も当たらないとか、チートにもほどがありますよ。
どうやればガッツが立ち直るのか見当も付きません。

そこに泣きっ面に蜂の如く、船がクシャーンに襲われた訳ですが、
果たして彼らとの邂逅がどういったものになるのか…
本当に続きが気になるので、何とか完結まで描ききって欲しいです。

:: 2023/9/29 金曜日::

■[漫画]人類の叡智 vs 大魔族「葬送のフリーレン」11巻

葬送のフリーレン11巻葬送のフリーレン11巻
出版社:小学館
原作者名:山田鐘人
作者名:アベツカサ
作者twitter:アベツカサさん(@abetsukasa) / Twitter
連載サイト:葬送のフリーレン
紙書籍通販:葬送のフリーレン (11)
Kindle版まとめ買い:葬送のフリーレン
DMM電子書籍:葬送のフリーレン (11)

黄金郷のマハトとの戦いもついに佳境。
魔法の解析をするフリーレンの時間を稼ぐために、
大魔族ソリテールとマハトを相手に奮戦するフェルンとシュタルク、そしてデンケン。
このままやられそうになるギリギリにフリーレンの解析が間に合って…

本日の金曜ロードショーからアニメ版が放映開始されましたが、
予想以上に良い出来だったのでこの先が楽しみですね。
連続2クールだから一級魔法使い試験のとこまではアニメ化されそうな予感がします。

その一級魔法使い試験で出会ったデンケンとの共闘ですが…
デンケンは人間であり、マハトは魔族であり師であるため勝てるはずがないと思ってましたが…

アニメでもやってましたが、一般攻撃魔法と言われるほどに人類全体で研鑽を積み、
改良を続けてきた魔法を使うことで、
人間全体の知恵 vs 単体の魔族、という構図に落とし込んでいるんですね。
ソリテール相手との戦いの決め手も、フリーレンが一番初めに念入りに教え込んだものだし、
伏線がしっかりと張られているのが非常に面白いです。

黄金郷が取り戻され、北を目指す旅に戻ったフリーレンだけど、
その途中で立ち寄った女神の石碑が予想外なものを見せてくれましたね…

まさか天国へと辿り着く前にヒンメルと再会できるとはなぁ…
はたしてどのようなコトがこの束の間の再会で起こるのか…
楽しみであり、ちょっぴり怖いですね。

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