本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2023/9/8 金曜日::

■[漫画]月山の才能「バンオウ-盤王-」3巻

バンオウ-盤王-3巻バンオウ-盤王-3巻
出版社:集英社
原作者名:綿引智也
作者名:春夏冬画楽
作者twitter:春夏冬画楽さん(@garaku_akinai) / Twitter
連載サイト:バンオウ-盤王- – 綿引智也/春夏冬画楽 | 少年ジャンプ+
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アマチュア竜王から竜王戦6組へと勝ち上がった月山。
300年間の経験がある吸血鬼とはいえ、
昼間からの長時間のプロとの対局は初めてなので、
わずかなゆらぎから悪手を指してしまいピンチに陥るが…?

3巻にして面白さが最高に盛り上がっていますね!
月山は棋力だけならトップ棋士相当だし、引き出しも豊富なんだけど、
吸血鬼の体力の無さや、プロ棋士との対戦経験のなさ、研究して対策されることがなかった…
という数々の弱点が露呈することで、無敵ではないことがわかるのです。
でも、それが面白さを演出しているんですよね。

ただ、やはり月山が強いところを見せると、格好いいと思っちゃうんですよ。
そしてその強さを分かりやすく演出してくれるのが、
以前月山に平手で押し切られた天草プロなわけです。

若手トップ棋士の天草が嘘や誇張なく月山の実力を評価することで、
その強さを保証し、観戦する棋士たちも緊張感が生まれるんですよね。
それが、より月山の底知れ無さを演出するんですが…

正直、この対局に限っては対局相手の光岡さんが最高に良い仕事をしてくれましたね。
月山の棋力が天賦の才によるものではなく、努力で積み上げてきたモノだと見抜き、
そして、月山の本当に凄い才能は棋力ではなく、将棋への果てしない愛だ、ということを感じたわけですよ。
今まで努力を積んできた光岡さんだからこその、見事な分析力だと思います。

そして、この漫画の面白いところはそういったシリアスな将棋シーンの合間に、
100%コメディなシーンが挟まれることなんですよねw
それが吸血鬼関連なネタばかりというのがまた面白いw

普通の漫画なら吸血鬼関連のネタの方がシリアスになりそうなんですけどね。
この漫画は将棋がメインなので、どうしても吸血鬼が笑いに昇華されるのですよw
吸血鬼仲間の月山大好きな鈴木さんと、
ヴァンパイアハンターのアンナちゃんのポンコツっぷりが最高なので、
今後もコメディパートを充実していってほしいものであります。

:: 2023/9/7 木曜日::

■[漫画]五大名家の次期当主「マリッジトキシン」6巻

マリッジトキシン6巻マリッジトキシン6巻
出版社:集英社
原作者名:静脈
原作者twitter:静脈さん(@joumyakun) / Twitter
作者名:依田瑞稀
作者twitter:依田瑞稀さん(@Yozudami) / Twitter
連載サイト:マリッジトキシン – 静脈/依田瑞稀 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:マリッジトキシン (6)
Kindle版まとめ買い:マリッジトキシン
DMM電子書籍:マリッジトキシン (6)

獣使いの道後十四郎との戦いもクライマックス!
次期当主最有力の下呂くんの奥義とも言うべき技を使って、
ついに決着がつくことになるんだけど、
それはそれとして下呂くんの婚活の決着はどうなるのか…!?

てっきり十四郎が次期当主かと思ってたんですけど、
実はそうではなかったというのがわかって驚きですね。

十四郎は本家直系だけど、出奔した出来損ない扱いなのに驚きですよ。
まぁ、名前からしてシロウト→トーシロ→トーシローですからね。
本家を見返す為にやらかしまくってたのも全部お見通しだった上に、
漁夫の利を攫われて、何とも悲惨な奴…

そして肝心の下呂くんの婚活ですが、
嵐山の好感度はMAXなんだけど、夢女子からリアルに恋する女子になったばかりなので、
これから経験値を溜めていくフェーズに入っちゃいましたね。
まぁ、気持ちはわかるんだけど…

読んでると城崎と気持ちがシンクロしますね…!
これが城崎みたいな恋愛巧者なら取りあえずヤっちゃいそうだけど、
下呂くんも嵐山もそういうタイプじゃないからね。
他の二人みたいに、巻末デートを繰り返して、少しずつ距離を縮めていって欲しいものです。

バトルが終わって婚活に注力されるかと思いきや、
いきなり下呂分家のヒカル強火推しが出てきてまた面倒なことになってますね。
下呂くんは本当に面倒な相手にはモテるよね…
下呂くんの婚活の行方はどっちだ…!?

:: 2023/9/6 水曜日::

■[漫画]手先は器用だけど、気持ちの伝え方は不器用な二人の青春ラブコメ「半人前の恋人」1巻

半人前の恋人1巻半人前の恋人1巻
出版社:集英社
作者名:川田大智
作者twitter:川田大智さん(@daichi_kwd) / Twitter
連載サイト:半人前の恋人 – 川田大智 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:半人前の恋人 (1)
DMM電子書籍:半人前の恋人 (1)

伊吹進太郎は美大志望の高校3年生。
美術部だからと備品作りを頼まれたけれど、木工なんて専門外で苦戦していたら、
目付きの鋭い女の子が「道具の扱いがなってない」と言い、代わりにあっという間に作ってしまう。
彼女は実家の和太鼓職人を継ぐための修行の一環で絵画にも興味があるんだけど、
自分にはできないデッサンをサクサクと描き上げる伊吹くんの絵が好きになって…

ジャンプ+で連載が始まった青春ラブコメ「半人前の恋人」の1巻が発売ですよ!
美大志望だけどまだ成果を出していない伊吹くんと、
和太鼓職人として仕事をしててもまだまだ修行中な杉崎さん。
半人前な二人が出会い、惹かれ合う描写がとてつもなくエモくて最高なのです。

目付きが悪くて祖父譲りの口の悪さもある杉崎さんだけど、
鈍感ながらも誠実な伊吹くんの言葉に赤面するところが、
とても… とても可愛いんですよね…!

お互いに不器用というか、初心者なので失敗をするんだけど、
苦手だとしても自分の気持ちを言葉にして精一杯伝えようとしているところがね…
とても青春って感じで素晴らしいと思うのですよ…!

二人とも良い友人にも恵まれているみたいだし、
二人のペースでゆっくりと距離を縮めていくのが良いんですよね。
まだ1巻なのでその距離はまだまだ恋人というには遠いんだけど、
それだけに、不器用ながら少しずつ縮まっていくのが分かってエモいのです。

連載読んでるとかなりペースが早いように見えるので、
次の2巻ではちょっとビックリするかもしれませんね。
お楽しみに!

:: 2023/9/5 火曜日::

■[漫画]青春から触手まで… 性癖のデパート「話が違うッ」

話が違うッ話が違うッ
出版社:GOT
作者名:無望菜志
作者サイト:◆RUBBISH選別隊◆
作者twitter:無望菜志さん(@na_umanari) / Twitter
紙書籍通販:話が違うッ
FANZAブックス:話が違うッ【電子版限定特典付き】

純愛、NTR、触手…
多種多様な性癖を描く無望菜志さんのエロ漫画単行本が発売されました。
この単行本は短編エロが詰め込まれているのですが、
ジャンルも青春エロにNTRに触手とバラエティーに富んでいますので、
どれかは刺さるのではないでしょうか?

個人的には表題にもなっている「話が違うッ」が実に良いですね。
男勝りだけど処女な蓮歌ちゃんが友達に煽られてしますのです…!

そんな蓮歌ちゃんが初体験の相手に選んだのは、
ただそこに居たからという理由で選んだクラスメイドの周藤だったけど、
その周藤がド変態だったせいで初体験から何度もイカされまくる…
というエロ漫画です。

周藤くんは大人しそうな顔をしているのに、
学校にエログッズを持参するくらいにド変態で、
ホテルに連れ込まれてもテンパらずに緊縛しちゃうあたり、
気合いが入った変態だと思うのです。

そんな周藤くんに思う存分イカされまくる蓮歌ちゃんがドエロなんですよね…

感じまくって絶頂しまくってドロドロのエロエロになる女の子って最高だな…!

「SみなドMとMみなドS」もヒロインが絶頂を繰り返す話だったりするので、
無望菜志さんの性癖なのかもしれませんが、
私のツボでもあるので全然OKですね!
やはり快感に悶える美少女っていうのは見ているだけで寿命が延びます。

「金曜だけは…」は彼氏がいるのに部活の顧問に調教されるという、
オーソドックスなNTRモノですが、王道だからこその背徳感エロがありましたね。

「おわり、はじまる」はシチュが唐突ですが、触手モノですからね。
前戯そっちのけでひたすら触手っていうのが、
ある意味割り切っていて凄いと思いましたw

:: 2023/9/3 日曜日::

■[漫画]清く正しい男女交際「友人の妹」3巻

友人の妹3巻友人の妹3巻
出版社:白泉社
作者名:志摩時緒
作者サイト:SCARECROW
作者twitter:志摩時緒さん(@shimaso) / Twitter
紙書籍通販:友人の妹 (3)
Kindle版まとめ買い:友人の妹
DMM電子書籍:友人の妹 (3)

幼馴染みから妹に変な虫が付かないように頼まれたら、
自分が変な虫になっていた太一くんと、
そんな太一のことが子供の頃から好きだった麻衣ちゃんが、
秘密のお付き合いをするラブコメ3巻です。

作中が梅雨の時期なので、二人で置き傘やら相合い傘やらをやっているのが、
とても清純なラブコメって感じで良いですよね。
そう言えば志摩時緒さんの楽園の作品はわりとエロ方面が多かったからなぁ。
これだけピュアッピュアなのは久しぶりに見たかも。

特にピュアだなぁ、と思ったのが図書館での試験勉強デートですね。

先輩と後輩という関係上、一緒のクラスで勉強はしないのだけど、
試験勉強だったらこういうイベントが発生するんですね。
しかし、こんな些細なことでトキメいてしまうとか、
麻衣ちゃんは可愛すぎではないでしょうか?

しかし、そんな麻衣ちゃんも終盤でやらかしてますからね。
まぁ、色々とフラストレーションとか溜まってたんでしょうけど…
太一は康輔に責められると良いと思います。
まぁ、康輔はそれどころじゃないんだろうけど。

それはそうと太一たちの友人の拓実くんですが…

義理の姉にしてアイドルの梨子ちゃんとの関係を「墓まで持ってく」とは、
公表するつもりはない=将来結婚するつもりはない… ってこと…!?
と憤懣やるかたない気持ちになったんですけど、
これは単に、この時期から既に肉体関係だった、
という事実を隠蔽するつもりでしかなかった、とかなのでしょうか?

拓実くんはちゃんと責任を取ってくれる男だと、私は信じてますよ…!

:: 2023/9/2 土曜日::

■[漫画]恋愛と友情の狭間で「微熱空間」5巻

微熱空間5巻微熱空間5巻
出版社:白泉社
作者名:蒼樹うめ
作者サイト:a p r i c o t +
作者twitter:蒼樹うめさん(@umeaoki) / Twitter
紙書籍通販:微熱空間 (5)
Kindle版まとめ買い:微熱空間
DMM電子書籍:微熱空間 (5)

亜麻音ちゃんと直耶くんの姉弟関係はちょっと大変。
夏休みという四六時中一緒にいる時間を共有することで二人の関係は加速し、
姉弟とは別の関係になりそうなんだけど、
亜麻音ちゃんは独自の価値観で暫時前進するのだけど…?

二人の関係は微熱をすぎて発熱と言って良いほどなんだけど、
それでも亜麻音ちゃんに合わせてギリ姉弟って感じですね。
スキンシップも増えてきたし、このまま夏休みが終わらなければ、
もっと加速していたんだろうなぁ、とは思います。

それにしても亜麻音ちゃんの行動は訳が分かりませんよね。

唐突にジャンケンしてと言い出すし…
これ、一人だったらコインの裏表で決めるべきところを、
直耶くんとジャンケンすることで決めてるんですよ。
直耶くんへの甘えとみるべきか、直耶くんと少しでもコミュニケーションを取りたい、
という深層心理があるとみるべきか…
単純に亜麻音ちゃんが天然だという可能性が一番高いかな…?w

それと後半からは夏休みが終わって郁乃ちゃんが登場するんだけど、
彼女は彼女で重いんですよねー…

亜麻音ちゃんのことが好きだからこそ彼女の変化にすぐ気付くし、
亜麻音ちゃんへの好意がそういったものだとまだ自分で気付いてないし、
それに気付くと更にしんどいわけで…
郁乃ちゃんのことを思うと、亜麻音ちゃんと直耶くんが良い関係になるのを、
微笑ましく見守るだけなのにちょっと罪悪感を持っちゃいますね。
みんな幸せになって欲しいんだけどね…
恋愛って難しいね…

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