フラン☆Skin

陰キャな上原くんの夢は漫画家になること。
しかし全力を込めた作品を持ち込んだら酷評されてしまい、諦めて原稿を捨てたくなったんだけど、
その原稿を陽キャギャルの宮本さんに読まれた上に褒められてしまう。
どうやら宮本さんも漫画家志望らしく、
原稿を読ませて貰うとあまりの上手さに劣等感に苛まされるんだけど、
宮本さんから恋愛漫画のリアリティを上げるために付き合って欲しいと言われて…

ヤングアニマルで始まった漫画家志望同士のボーイ ミーツ ガールですね。
同じ目標を持った同士というのはそれだけで惹かれ合いやすいのに、
好きな漫画まで一緒で多いに盛り上がれるというのは、
陰キャと陽キャという正反対でいながら最高の相性ではないでしょうか？

上原くんはどうしてもネガティブな考えに陥ってしまうんだけど、
宮本さんがグイグイと引っ張ってくれるんですよね。

恋愛漫画の妙を知るための疑似恋愛関係のはずなのに、
こうもグイグイとこられたらドキドキが止まりませんよ。

でも、ドキドキするのは上原くんだけじゃないんですよね。
顔に出さないだけ、上原くんに見せないだけで、
宮本さんもドキドキしっぱなしなのが最高に魅力的なんですよ…！

漫画を褒められたら嬉しいし、
狭いところで二人きりで密着して手を握れば赤面しちゃうし、
下の名前で呼ぶことが恥ずかしくて難しいし、
おでこコツンで赤面しちゃうし、
マスク越しのハプニングキスでもテンパってしまうのですよ…！

ギャルなのに純情乙女というのが実に良いんだよなぁ…
それでいてちゃんと夢を理解して応援してくれるし、
お互いを支え合える関係というのは実に尊いです…！

ラブコメ作品として実に良いので、多くの人に読んで欲しいですね！
面白いよ！

切鮫鋭二は真面目一筋で40年生きてきた堅物刑事。
とある事件現場で声を出さずスケブで筆談するJK梔子鶫と出会い、
彼女の推理力に助けられて事件を解決するに至ったんだけど、
何故か懐かれた上に、いきなり求婚されるのであった…！

更に、別の事件では真相を知りたくば婚姻届にサインしろと脅されて…

ヤングアニマルで始まった年の差ミステリーラブコメという、
色々なジャンルが悪魔合体したいような作品です。
まぁ、取りあえずは鶫ちゃんが可愛いのが素晴らしいので、
そこに注目すれば良いのではないでしょうか！

惚れたら結婚一直線というストレートなところが良いし、
手段を選ばず入籍まで突き進む豪快さも最高です。
自分の推理力という武器で実利をもぎ取るたくましさも良いですよね！
もっとも、声と画力の二つだけは中々手に入りそうにないですが…

切鮫刑事は真面目だからこそ、事件解決のためには婚姻届にサインするし、
法の番人だから民法を持ち出されたら従うんだけど、
ギリギリのところで留まるために同棲すれども帰宅せず、
という手段を取るほどに追い詰められてて、
可哀想なんだけどちょっと笑えますねｗ

押しに押されて遊園地デートさせられるわ、
クソダサシャツ着せられるわ、
更にはそこで事件発生して同僚に見られるわで本当に可哀想でめっちゃ笑っちゃいましたｗ

まぁ、鶫ちゃんの推理力…
というよりも鋭すぎる観察力が事件解決には有用で、
頼らざるを得ないのでね…
仕方ないよね…！

法律上で考えれば淫行は問題ですけど、
結婚は問題ないし、結婚後なら性的な関係もオールオーケーなので、
切鮫刑事は早く覚悟を決めれば楽になるんじゃないかな！？

獅子王戦（現実だと竜王戦）決勝トーナメントで5組優勝で勝ち上がった二海堂と、
4組優勝で勝ち上がった零くんとの対局が熾烈を極める…！
と思いきや、零くんは何を考えているのかわからない駒組みをして、
二海堂も困惑しながらも堅実に試合を運んでいるつもりだったんだけど…？

約2年振りの新刊ですけど、面白かったですね！
将棋の手順の妙は理解できないんだけど、
二海堂がジャックラッセルに例えたり、羽海野チカさんが絵にしてくれているので、
零くんがはしゃぎまくりながらも奇想天外なことをしているのはよく分かります。

それにしても二海堂は身体は弱く生まれたけれど、
人の縁はとても恵まれて成長できたんですね。

将棋という魂が燃やせるものに邁進できる環境を整えてくれて、
邁進するために必要な大切な心構えを叩き込んでくれた師匠。
そして面倒見の良い兄弟子と、終生のライバル。
人生はプラスマイナスで言うならもうとっくにプラスでしょう。

そして三日月堂のあかりさんですが、
彼女は彼女でとても良い仕事をしているんですねぇ…

祖父と祖母と母…
みんなが分け与えてくれたやわらかくてあたたかい光。
それをあかりさんが自分なりに作り出して、
地元の建設現場で周囲の人たちをみんな笑顔にしているのは、
とても強いと思いました。
こうやって人の縁は紡がれていくんだなぁ。

そして零くんの次の対戦相手の島田さんだけど…
面倒見の良すぎる島田さんは、過去を背負っているからこそ勝利へは貪欲なので、
今までとは別系統に進化し始めた零くんを見て「倒せる」と考えるあたり、
根っからの勝負師であり、棋士なんだなぁ…

それにしても銀座での圧力鍋といい、
あかりさんが作る手料理を見てるとお腹が空きますね…
これは深夜に読むものではないですよ…ｗ

魔法中年の佐々木が異能力者と勘違いされ国家公務員へと華麗なる転職を決めたら、
早速鉄火場に投入され生命のピンチに陥ってしまう！
だが、佐々木はピーちゃんに鍛えられた魔法スキルを駆使して、
高ランク異能力者との能力バトルを生き残るために頑張るのだ…！

やはり窮地で身を助けるのは日々の地道な努力なのであるなぁ…
というのを感じる佐々木の生き残りテクニックなのですが、
まぁ、ピーちゃんというチートがいるからこそできる努力ではあるんですよね。
そもそもピーちゃんと出会わなければこんな修羅場に遭遇しなかったんですが、
そんな中でも能力の特別感に当てられずに、地道に積み重ねるのが佐々木の凄い所なんですけどね。

そんな修羅場で命を救われたお陰か星崎さんの態度も軟化したというか、
少しフラグが立っているんだけど、佐々木はそういうのがないというか…
わりと枯れてるんですよね…
まぁ、そもそも星崎さんの年齢を考えると色々とアウツなんですけどね。

そもそも佐々木はピーちゃんとのスローライフを求めているわけで。
今回の事件で昇進できたし、念願の神戸牛のシャトーブリアンも堪能していたけど…
あの描写はやけに力入ってましたね…ｗ
屈伸＆ステップして楽しみにしている星の賢者様もとい、ピーちゃんがやたら可愛かったです。

そしてお隣りさんが少しずつヤンデレっぽさを見せてくれますが…

まぁ、ネグレクトでヤバかった自分を、
赤の他人である佐々木ができる最善の方法で救ってくれた恩義があるから、
心が傾いてしまうのも仕方ないと思うのですよ。
実の親よりも、よほど親らしいことをしてくれたのが佐々木なんですよね。

佐々木も裕福な生活を送っていたわけではないのに、
それでも周囲の人間に思いやりを忘れない人柄である、というのは良いと思うのです。
だからこそ、ピーちゃんと信頼関係を築けているわけだし、
異世界でも人間関係が順調なんだと思います。

ただ、その順調さのせいでまた厄介なことに巻き込まれるわけなんだけど…
はたして佐々木とピーちゃんに平和なスローライフな日々が訪れることはあるのか…！？

私も例に漏れずアニメから入って既刊全部ポチったクチです。
アニメは2巻の途中までしかやってないので、アニメしか見てない人にはわからないかもしれませんが、
ぼっちちゃんがギターヒーローなことがバレたり、
きくりお姉さんのバンドや他のバンドの人とも交流が生まれたり、
ついにはインディーズのレーベルに声を掛けられるほどに結束バンドは流れに乗ってるんだけど…
ぼっちちゃんは留年の危機なのだった…！

ぼっちちゃんは勉強をサボってるわけじゃなくて、それなりに頑張ってるんだけど、
単純に才能が音楽とビジュアルに全振りしているから勉強ができないのであるなぁ…
まぁ、音楽で食ってくつもりみたいだし、卒業さえできれば良いよね！

そして星歌さんの誕生日でクリスマスに企画ライブをする虹夏ちゃんだけど、
目論見は儚く消えてしまったことで結束バンドが奔走するのは可哀想だけど笑っちゃったね。
まぁ、学生だとどうしても根回しが希望的観測だけで組んじゃうのはあるあるだよ。
ぼっちちゃんがぼっちちゃんなりに頑張って大槻さんにアポ取って宣伝するのは凄いと思いますよ。
きくりお姉さんとの路上ライブの時もそうだけど、ぼっちちゃんはいざという時に行動力あるよね。

とはいえ肝心の誕生日プレゼントがアレだったあたり、
とてもぼっちちゃんだと思います…
まぁ、星歌さんは激烈に喜んでるみたいだから結果オーライかな…？

それと喜多家の問題は喜多ママの妄想癖と、
ぼっちちゃんのコミュ力不足による説明下手が合わさって、
とても愉快なことになってたのには笑っちゃいましたね。
まぁ、リョウ先輩のヒモっぷりが拍車を掛けている感もありますが…ｗ

喜多家の問題も解決できて無事に新年を迎えられた結束バンドだったけど、
まさか新年早々に酒が抜けたきくりお姉さんという激レアを見ることになるとはなぁ…

確かに陰の者の気配がするね…
これはこれで良いと思うので、たまには酒が抜けたきくりお姉さんで居て欲しいですね。
まぁ、かなりの激レアだとは思うのですが…ｗ

この後も虹夏ちゃんの大学受験だったり、
ぼっちちゃんの進級とイベントは目白押しだと思いますが…
早くアニメ2期やってくれないもんかな…？
やっぱり来年春の劇場版で予告が流れる感じでしょうか？
早く観たいもんだぜ…！

ちょっと前に私のTLに流れてきて面白かったので読み始めた作品なんですが、
これがとてもほんわかして面白いのです。
料理上手な小学生の舞ちゃんが、お隣に越してきた引き篭もり気味の小説家兼JKの環ちゃんが、
とても生活力がなさすぎることを心配してご飯のお世話とかするアットホームな物語です。

3巻までに環ちゃんが何故一人暮らしを始めたのかとか、
舞ちゃんの学校での仲良しのお友達との交流とか描かれていて、
この4巻では環ちゃん学校での学友（？）さんが出てきたりと更に賑やかになってます。
小学生なのにバブみがある舞ちゃんの母性にメロメロになるがよい…！

舞ちゃんと環ちゃんは打ち解けているのでかなり仲が良いんだけど…

あまりの仲の良さに嫉妬しちゃうレベルなんだなぁ。

そして、JKが食べる華やかな料理を知った舞ちゃんが、
自分が作る田舎の家庭料理のことがちょっと心配になっちゃうけど、
環ちゃんが美味しそうに食べるのを見て不安が晴れるのは良いですよね。

それと、舞ちゃんのお友達のひかるちゃんと優香ちゃんだけど、
二人とも赤ちゃんの頃から一緒に育った幼馴染みだから、
喧嘩ばかりするけれど、お互いを想い合っている関係なのが良いよね…

この漫画は小学生の尊さが詰まっているんだよ…！

でもラストには舞ちゃんのお父さんが出てきた事で、
環ちゃんと舞ちゃんだけの微笑ましい夕ご飯に、
今後はお父さんも追加されるフラグが立っちゃったけど…
どうなるんでしょうね…？
JSの尊さはオトンのごつさに対抗できるのか…！？
ちょっと心配。