フラン☆Skin

ダンジョンの最奥にてマガツコトノヌシに身体を奪われたエルフさん。
奪還のためにオートムとシャリオンが奮闘するも敵わず、
絶体絶命のピンチに陥ったおじさんたちだったが、
おじさんはよくわからない顔をして…

いやー、おじさんはやってくれると思いましたよ！
まぁ、攻略方法はかなり変わっていると思いましたし、
自分の力を理解できてなかったのでオチはちょっとアレでしたし、
何よりおじさんはとてもアレですからね…！

でも、これでこそおじさんなんだよなぁ…ｗ

そして助けられたエルフさんですが、
記憶が混濁しているというか、夢だと思っているせいで、
とってもイチャラブしてたのにはニヤニヤしちゃいましたね！
これでエルフさんの恋心に気付かないとか、おじさんは本当にアレですね。
SEGAすぎる…！

逆に命の危機を経験したからこそ、
一気に結婚に至ったオートムとシャリオンは凄いですよ。
やはりこれくらいの思い切りとスピード感は大事ですよね。
藤宮さんもこれくらいをたかふみにやらないとダメだな、と思いました。
大丈夫、オートムたちも幼馴染みだし、幼馴染み婚はアリだって！

そんな異世界事情はとてもラブコメ要素満載で面白いんだけど、
日本でのおじさんは、ついにSEGAのハード撤退を思い出してしまい、
かなりアレなことになってましたけど…

ドリキャスをめっちゃ楽しんでるし、
メガドラミニを楽しみにしてるし、
おじさんが幸せそうで良かったよ…
日本に戻ってこられて、本当に良かったね、おじさん！
取り残されたエルフさんたちのことを考えるとちょっともにょるけど…！

異世界から戻るためのキーアイテムになったらしい王神剣がどう使われるのか。
そもそもエルフさんたちが今後どうなるのか。
まだまだ先が気になるばかりです…！

リリィ女史が遺したエリスの聖杯の手掛かりをついに手に入れたコニーとランドルフ。
そこに記されていたのはエリスの聖杯とは、
隣国であるファリスからのアデルバイドへの侵略計画のことだった…！

この9巻はほぼほぼリリィ女史の物語ですね。
リリィが自己肯定感に満ち満ちていた幼少期にスカーレットに出会い、
敗北感を味わうところから始まります。

スカーレットという強烈な個性に出会った際に、
アイシャのように信奉するのではなく、
負けん気の強さでもって接して、
何だかんだで友人と呼べるだけの距離感を持てているのは、
リリィ女史の才覚と努力によるものでしょうね。

ただ、その才覚と努力は貴族令嬢としてのものだから、
国家間の陰謀というものは手に負えなかったんですね。
彼女もまた、ド三流な男たちの尻拭いをするハメになった結果、
その命を使う覚悟を決めたんだなぁ…

いやはや、本当にこの作品の男どもは頼りにならないんですよ。
大切なものを守るためには国家に喧嘩売るくらいして欲しいものですね。
まぁ、ヘタレはヘタレなりに頑張ってはいるみたいなんだけど、
コトが起こるまでにどれだけ積み上げてきたかが重要なわけで…
そこまで想定せずに安穏としていたツケを払っているだけなんだよなぁ。

それはそうと、現実のウクライナの情勢を見ていると、
大国が戦争を仕掛けるのには大義名分なんて必要なくて、
一方的ないちゃもんだけでやらかすんだということがわかり、
丁寧にやってるファリスがとても紳士的だと思えるようになりました。
これもまたフィクションが現実に負けたということなのかもしれない…

スキルのランクがAが最上だと信じられた世界で、
ローナ・ハーミットはSSSランクのスキル「インターネット」を取得したため、
SはGよりも下のランクだと勘違いされ、名門ググレカース家から放逐されてしまう。
しかしローナはスキル「インターネット」を使って、よくわからないままに、
自分の世界のことをゲーム攻略Wikiを通じて知り、攻略してしまうのだ…！

なろう小説のコミカライズ作品の一巻ですね！
かなりコメディに特化した作品なんですが、それが素晴らしく面白いのですよ！
スキル名が「インターネット」ということもあり、
ネットでよく見る画像をパロったネタがぶっ込まれたりしてますからね！ｗ

そういった意味でもよく出来ているコミカライズだと思います。

ローナ本人はインターネットを神々の書架だと考えてて、
まぁ、実際にゲームと酷似というか同一な世界の人間からすると正しいんだけど…
そのお陰で隠し通路から世界最強の杖を手に入れてしまい、
世界最強の魔女となって、初級魔法でモンスター大虐殺をしちゃったり、
攻略Wikiの情報からモブキャラの人生をサクッと助けてしまったりと、
冒険の初っ端からやりたい放題なのです！

初心者冒険者の洗礼も世界最強のステータスで薙ぎ倒してしまい、
ググレカース家の陰謀もそのステータスと「インターネット」の力でゴリ押してしまうのです。
恐ろしや…ｗ

原作もサクサク読めて面白いけど、
このコミカライズもサクサク読めるし、
パロネタも多数あるので読んでて楽しいからオススメです。
面白いよ！

夫に先立たれて未亡人となった金森さんは悲しみに涙を流していたら、
純朴な悠介少年に慰めて貰う。

よくあるといえばよくあるシチュなんだけど、
金森さんが一つだけ違っていたのは…
金森さんはなんと、悠久の時を生きるエルフさんだったのです…！

元々キスカでやってたのが、キスカがアレになったので月刊アクションに移籍となり、
この度1巻が発売になった感じですね。
面白い作品だから無事に単行本が出て嬉しい限りですよ。

悠介くんも大きくなったはいいけれどヤンキーになっちゃって、
金森さんへの愛情がどうなったのか心配になってたんですけど…

ちゃんと婚約者としての自覚があるし、行動力もあるし、
何より愛情があるのがとても良いですね！
関ヶ原の戦いを潜り抜けてきた金森さんにとっては、
ヤンキーぐらい傾き者に比べたら可愛いもんでしょう。

ただ、500歳とはいえ金森さんは恋する乙女の一面があるというか、
恋する乙女が前面に出ているというか、
ロマンチックなシチュのためなら大人気なくなるというか…
うん、恋する乙女っていうのは強いね！ｗ

離れていてもふとした瞬間に相手のことを考えてしまうとか、
めちゃくちゃ恋人同士って感じだし、
素敵な笑顔を引き出すのはいっつも悠介くんなんですよね。

種族の差や歳の差といった問題はあるけれど、
そういったものを薙ぎ倒していってくれそうな愛情が感じられてニマニマしちゃいます。
続きもとっても楽しみです。

頻発する婦女暴行事件だが、慎重な犯人は中々シッポを出さず警察の捜査は難航していた。
そこでオトリ捜査が婦警から提案されたが、コンプラ的に断念したが、
その婦警から名案が飛び出て、採用されることになった。
そう…　婦警がダメなら女装刑事がオトリ捜査をすれば良いじゃない…！

こうして六曲署では美人すぎる女装刑事、藤堂さんが生まれたのだった…！

どうやら漫研OBとして母校の新入生歓迎用に描いたみたいなのですが、
やたら人気になってシリーズ化して、ついには商業WEBコミックへといき、
ついには単行本になった模様です。
うーん、とってもサクセスストーリー

わりと一発ネタになりそうなネタなんですけど、
藤堂さんが美人で可憐で可愛すぎるせいで、
婦女暴行犯だけじゃなく、刑事の人生もねじ曲がっていきそうなのが笑えるんですけど、
一番人生が狂ったのは間違いなくヤクザのマツカタちゃんでしょう…！

藤堂に対抗するために女装どころか取っちゃって、
もはや後戻りできなくなったマツカタちゃんがアホ可愛いですね。
まぁ、藤堂さんが言う通り、ヤクザが手術で女になっちゃう漫画は既にあるからね…
「指定暴力少女しおみちゃん」とか色々と…ｗ

そんなマツカタちゃんがポンコツすぎて、
藤堂さんに果たし合いを申し込んで決闘罪で逮捕されそうになったり、
コンカフェ進出の下見でメイド喫茶に働きに出たら、
うっかりキャバクラ通いのクセが出て隣りに座ったら風営法違反で取り締まられたり…

藤堂さんがただ美しすぎるだけではなく、
それ以外の面白さも出しているのが良いですよね。
まぁ、可愛さに関しては藤堂さんの方が何枚も上手だと思いますけど、
マツカタちゃんのポンコツ萌えは嫌いじゃないよ…ｗ

表紙になってる新キャラはアメリカからの転校生の滝沢エミリちゃん！
転校初日に高杉くんにハグしたり、
やたらスキンシップが激しかったりと、
いくらアメリカ人とはいえ気が気じゃない音無さんですが…

エミリちゃんはただのオタクなのでした…！
とはいえ、推しとそっくりというのは好感度が高いですからね。
ラブコメ要員の音無さんにとっては気が休まらないですよね。

ただ、心配しなくても高杉くんは音無さんのことが気になってるんですよ。
ゲームのアバターを音無さんそっくりにしちゃうとか、
恋としてわりと重度だと思うんですよね。
でも、それが若さってものさ…

とはいえ、エミリちゃんのお陰で高杉くんと音無さんは同じ英会話クラブに所属して、
絡みも増えたことでラブコメが加速しているのは、とても良いと思うんですよね。
多分、エミリちゃんが来なかったら何も進展できなかったと思うので、
良い当て馬というか、起爆剤だと思いますよ。

ただ、高杉くんには起爆剤どころか爆弾が付随しているみたいなんですよね…

超絶ブラコン妹のひねりちゃんという…　ね…

お兄ちゃんには絶対にそのブラコンっぷりを見せないけれど、
かなり重度なブラコンっぷりを隠し持っているんですよね。
何の因果か今のところその標的は色咲先生に向かってますが、
音無さんが無事に高杉くんの彼女になったとしても、
次はブラコン妹という障害があるということなので、
頑張って心を鍛えて欲しいな、と思う次第です。

まずは迫る文化祭ですね…
頑張れ、音無さん…！