よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2010/10/11 月曜日::

■[漫画]何があっても全力で諦めない!「弱虫ペダル」14巻

弱虫ペダル 14 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2010-10-08 )
コミック ( ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

この1年間に6冊、平均するとなんと2ヶ月に1冊という驚異的な刊行ペースですが、
渡辺航先生はこれに更に「まじもじるるも」も1年間に2冊出してるんですよね。
それだけでも凄いのに、この14巻では驚きのレポートがあるんですよ!
何と連載を止めずにツール・ド・フランスに行ってるんですよ! 海外ですよ海外!
渡辺航先生のバイタリティには本当に頭が下がる思いです…

そしてこの14巻ですが表紙になっているように、坂道が熱い!
愚直なほどに真っ直ぐで、馬鹿が付くほど真面目で、呆れるくらいに真剣!
正に主人公、正にスポーツ少年漫画の王道と言わんばかりに熱いんですよ!

2日目に金城から与えられたミッションは「全員を率いて先頭に合流する」こと。
しかし巻島しか知らなかった田所さんの不調はレースが始まっても回復することなく、
初っ端から出遅れ、更にはどんどん抜かされて焦りが更に体を悪循環に陥らせ、
何度も挫折を繰り返しながら立ち上がってきたあの田所さんですら心が折れそうな時に、
わざわざ逆走してまで牽引する為に坂道が迎えに来た瞬間には感動しましたね!
坂道なら…、坂道ならきっと来てくれるって思ってたよ!

巻島が語るように、坂道の瞳はもの凄く語ってくるんですよ。
12巻で追いついた坂道に金城から投げかけられる問いに答えた時の瞳とか、
断固とした決意が秘められた瞳を見てしまうと信じてみたくなるんですよ。
「あぁ、こいつならやってくれる」って!

実際、田所さんを引っ張って更には100人抜きをした時に生み出したヒメ走法(?)で、
非オタの田所さんまで歌わせることによっていリズムをとって加速していくのには、
正直その馬鹿みたいな真剣さには笑ってしまいましたが、
そういった所も含めて坂道なんですよね。
いやー、本当に素晴らしい。

まだ本誌連載の方でも合流していない坂道ですが、この分なら間違いなく追いつきますよー
坂道は追いかける時が本領の走りを見せますからね!
田所さんも徐々に復調してきたことだし総北の活躍はまだまだこれからですよ!
いやー、本当に面白いでー

:: 2010/10/10 日曜日::

■[漫画]ダメで可愛い猫とご主人様の漫画「木曜日のフルット」1巻

木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:秋田書店( 2010-10-08 )
コミック ( ページ )
作者サイト:おかんの家4

チャンピオン読者の中でも下手すれば知らない人も居るんじゃないか、
そう思ってしまうのがこの「木曜日のフルット」です。
勿論作者は今期からアニメが放映される「それ町」作者の石黒正数先生と有名ですが、
巻末近くに2ページ連載だから気付かない人が多そうなんですよねぇ…
かく言う私も作者のサイトで新連載の告知見てなかったら多分見逃してたと思います。(笑

半ノラ半飼い猫のフルットが近所の猫たちと間抜けなことをしたり、
フルットの半飼い主の鯨井先輩が後輩の頼子ちゃんと間抜けなことをしたり、
そんな日常を2ページの中に収めたエピソード群がこの1冊に詰まっています。
基本的に1話2ページという極短い中に面白さをぎゅぎゅっと凝縮してるんですよね。

で、勘の良い石黒正数ファンの人は気付いたと思いますが主人公の名前が鯨井です。
そう、「ネムルバカ」「響子と父さん」の鯨井ルカ(本名:岩崎春香)と同姓なんですよね。
まぁ、こちらは鯨井早菜って名前ですが芸能界バックレ事件を起こしただけに、
偽名使うってのも充分あり得るよなぁ、と妄想しちゃったりも…

ちなみに表紙にある通り、デフォルメされた絵で描かれているので、
石黒正数先生の絵だと先入観があるとちょっと驚くかも知れません。
でも、内容は至って石黒正数先生らしさが出ているので、
ファンは勿論のこと絵柄的にもまだ読んでない人にもお勧めです。

しかし週刊誌とはいえ2ページ連載だからなー
次が出るのは1年半後か… 長い…

:: 2010/10/9 土曜日::

■[漫画]アニメでも可愛いじゃなイカ「侵略!イカ娘」7巻

侵略!イカ娘 7 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:安部 真弘
出版社:秋田書店( 2010-10-08 )
コミック ( ページ )
作者サイト:The Longest Runway Ver.6 – Mlracle Pot Style –
作者twitter:安部 真弘 (masahiro_lemon) on Twitter

1巻の頃から読んでいる私でも驚かざるを得ないアニメ化ですが、
1話を見た限りでは全然問題ないというか、むしろ普通にアリな面白さで更に驚きですよ!
原作のエピソードを30分で3話構成にしたおかげで時間的にもしっくりくるし、
何より原作そのまんまの絵で動いて喋ってるんですよ!(当たり前です
特に虫を倒そうとまるでダンスのように飛び跳ねるイカ娘が可愛かったー…

原作も勿論可愛さと面白さでは負けてないですよー
渚に対抗してサーフィンやったらボードの下の鮫のお陰ですいすい動くことに気付かず、
警告されてるのに気付かず勝ち誇るイカ娘ちゃんマジアホの子可愛い。
基本的にイカ娘がアホ可愛くて、そんなイカ娘を愛する早苗がキモイのがミソだと思います。(笑

そして7巻ではイカ娘にもついに対等に遊べる清美という友達が出来たんですよ!
早苗のように溺愛するのでなく、渚のように怖がるのでなく、たけるたちのように接待されるのでなく、
普通に友達として話したり、バドミントンやったり、ゲームをする友達が…!
何だろう…、このムショーに「頑張れ…!」と応援したくなる気持ち…
栄子や千鶴の気持ちが判るぞ…!

いやー、それにしても「みつどもえ」に続いて「侵略!イカ娘」もアニメ化かー
来期にはまた「みつどもえ」の2期が始まるみたいだし、これはチャンピオンの時代が来るぞ…!
チャンピオンには「弱虫ペダル」「バチバチ」「ハンザスカイ」と面白いスポーツ漫画が多いので、
イカ娘を読むついででも良いので、読んで欲しいトコです。

:: 2010/10/8 金曜日::

■[漫画]仕事って大変で辛いけど、やっぱり楽しい!「みそララ」4巻

みそララ 4 (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:宮原 るり
出版社:芳文社( 2010-10-07 )
コミック ( 114 ページ )
作者サイト:ヘッポコロジー

作者が元ライターで、作品の主人公もライターである「みそララ」という作品は、
何というか感想を書くにあたって妙に身構えてしまうんですよね。
正しい日本語が使えているか、正しくても読者に正確に伝わっているか、
そもそも読んでいる人に「この漫画面白そう」と思って貰えるのか…?
読み進めれば進めるほど、そういった目に見えないハードルが積み上がっていくんですよね。(笑

主人公である麦みそこと麦田美苑のライター仕事は4巻目ともなると色々と増えてきて、
音楽に詳しくないのにライブレポートを書くことになったり、
取引先の親善バレー大会に助っ人として駆り出されたり、
「恋愛ラボ」の新聞部にプロのライターとして話を聞かれたり、
キャンプ場の紹介記事を書くだけのはずがいつの間にかみんなを巻き込んでモデルになったり、
ピンチヒッターとして困った相手と仕事をすることになったりと、
ライター以外の仕事も多い気もするけど大変なんだけど楽しさも多く、
何より美苑が着実に成長していくのが嬉しいんですよね。

で、ラブコメ好きを公言している私ですからやはりカジさんとのイベントは見逃せない訳です。
まぁねー、色っぽさは全然ないのかも知れないし、
何より相手が無神経でデリカシー皆無のカジさんですからね!
とはいえ着替えてる場面にバッタリとか本当にラブコメイベントだよねー、うん!(笑

ライターとしての仕事の機微が面白いのは当然のこと、
社会人として共感できるのが多いのが「みそララ」の面白さの一つであることは今更ですが、
やはりキャラクターの強い個性も魅力の一つなんだと思います。
まぁ、何が言いたいかというと巨乳の紘佳ちゃんが可愛いというのと、
そんな紘佳ちゃんの巨乳っぷりにコンプレックス刺激されまくりの貧乳の梨絵が可愛いということです。(結論

:: 2010/10/7 木曜日::

■[漫画]独特の情緒が溢れる「三日月の蜜」

三日月の蜜 (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:仙石 寛子
出版社:芳文社( 2010-10-07 )
コミック ( 146 ページ )
作者サイト:空豆人間

前作の「背伸びして情熱」で感じた雰囲気をそのままに、
異なるコンセプトで描かれたの作品集がこの「三日月の蜜」になります。
全8話の表題作の他、11作の1話読み切りの4コマ短編で構成されており、
読めば読むほどめくるめく不思議な4コマワールドへ誘われます。

好きな人への当てつけから桃子さんに告白したらまさかのOKの返事を貰ってしまい、
年上の同性と付き合うことになった佐倉さん。
煮え切らない好きな人へのイライラと桃子さんへの申し訳なさが、
桃子さんの捉え所のない雰囲気のせいでいつしか胸のトキメキへと変わっていき…
そんな不思議な面白さを散文叙情詩のように4コマで紡がれているのが表題作「三日月の蜜」です。

他の短編もどれも面白いのですが、私が好きなのは「今夜は七夕」
七夕の日、織り姫に会いに天の川に出かける彦星を想うお手伝いの女の子のお話なんですけど…、
女の子のことは大事なんだけど、あくまで恋する相手は織り姫であるという、
そんな気持ちを残酷なまでに率直に告げる彦星のことを想う女の子のことを思うと、
何とももどかしい感情を持つことになるんですけど、それこそが醍醐味なんですよね。

勿論その他の短編も面白いのでお勧めの一冊です。
それにしても等身大青虫との異種間恋愛を描いた「キラキラ青虫」が凄い。
しかもそれを作者の仙石寛子さんが大層気に入ってタイトルにしたいと言い出したりとか…
作品だけでなく作者本人も不思議な人なんだなぁ…

:: 2010/10/6 水曜日::

■[漫画]エロいよ…?「デキちゃったらどうしよ」

デキちゃったらどうしよ (セラフィンコミックス)
著者/訳者:杜 拓哉
出版社:ヒット出版社( 2008-10-28 )
コミック ( ページ )
作者サイト:杜拓哉のホームページ
作者twitter:杜 拓哉 (moritakuya) on Twitter

唐突にエロ漫画、しかも刊行して結構たつ単行本の紹介。
まぁ、理由としては漫画とラノベのストックが切れたというのもありますが、
阿吽に半年に一回という掲載ペースで果たして作者が生活できるのかという心配もあって、
取りあえず微力ながら貢献したいという気持ちもあったりします。(笑
まぁ、漫画で生活できたら掲載ペースが上がれば単行本も早めに出るのではないかという、
そういった下心があるのも確かなのですが。

元々阿吽を毎月買い始めるようになってしばらく経って掲載された「おーばーふろー」
これが結構ツボにきて注目し始めたんですが一向に次の作品が載らない!(笑…えない
それから半年くらい経ってやっと次の作品である「姉湯 -ねっとう-」が載ったんですが、
これがまた童貞少年のリビドーを描いてて素晴らしく、次作品が読みたくて読みたくて…
それでやっと半年後である先月号の阿吽で新作「おさななななじみ」が載ったんですが、
流石に半年後まで待てないので一番直近に出た「デキちゃったらどうしよ」を買った次第です。

で、買ってどうだったかというと正解でしたね。
特に裏表紙にもなっている「びっくびく」が素晴らしい。
でかいち○こを持つが故にでっちんという不名誉な渾名を持つ少年が、
クラスの美人2人に見せてとお願いされて一発抜いてくれるとう条件にホイホイと乗って、
見せるだけのはずが一気に脱童貞になって、そこから3Pにいく流れに。
大人しめに見えて実はエロいことにバリアフリーな倉岡さんと、
文句を言いつつも快楽の虜になっていく相澤さんがエロくてたまらないのですよ。
巻末のコメントで作者本人もベストであると言うのも納得のエロさです。

他にも比較的最近の作品である「でりばりー」とか結構エロいのもあるんですが、
比較的初期の頃とか古いのも収録されているんですね。
昔の単行本2冊にも時系列がバラバラに収録されているしそっちにも手を出した方が良いかも知れません。
というか「おーばーふろー」が載ってる阿吽は自宅の電子書籍化環境が整う前に処分しちゃったから、
データとしても残ってないので早く単行本で出て欲しいんですよねー
まぁ、いざとなったらDMMで単話購入もできるみたいなのでそちらに手を出しても良いんですが、
コストパフォーマンス的に言ったらやっぱり単行本を待ちたい気分だったり。
うーん、悩む…(笑

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