本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2023/7/10 月曜日::

■[漫画]居直り居候奮闘記「魔王城の料理番 〜コワモテ魔族ばかりだけど、ホワイトな職場です〜」1巻

両親に借金を押し付けられた上にホームレスになってしまう。

拾い食いで当たって死にかけてたら、
異世界召喚されたけれど、日本に戻っても詰んでいるからと、
居直って異世界で衣食住完備の働き場所をゲットしたんだけど、
その職場は魔王城の厨房なのであった…!

くらげバンチで始まった連載なんですけど、
異世界での料理モノというのは今まで数多くありましたけど、
異種族無自覚逆ハーで体当たりで食材探しするという、
バイタリティー溢れる作品は初めて見ましたねw

ニンゲンと呼ばれても全く気にしないし、
強面な同僚に絡まれてもへこたれないし、
嫌味を言われても全く通じてないあたり強いw

肉体的にはスライムに負けるくらい弱いのに、
精神的にはめちゃ強い彼女が異世界の食材を使って、
料理知識が低い魔族たちに代わって、日本料理を再現して、
少しずつ信頼を勝ち取っていく物語なのです…!

主人公の彼女の無駄に高いバイタリティーを楽しむ感じなので、
そういったのが好きな人には楽しめるんじゃないでしょうか。
Web連載なのでもちろん1話を読めますので、まずはそちらからどうぞ!

魔王城の料理番 〜コワモテ魔族ばかりだけど、ホワイトな職場です〜 – ワイエム系 / 第1話 転職先は魔王城 | くらげバンチ

:: 2023/7/9 日曜日::

■[漫画]おいでよ! オタクの国!「限界煩悩活劇オサム」3巻

限界煩悩活劇オサム3巻限界煩悩活劇オサム3巻
出版社:集英社
作者名:ゲタバ子
連載サイト:限界煩悩活劇オサム – ゲタバ子 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:限界煩悩活劇オサム (3)
Kindle版まとめ買い:限界煩悩活劇オサム
DMM電子書籍:限界煩悩活劇オサム (3)

オタク特化型除霊師オサム。
オタクに優しいギャルというカイカちゃん。
そしてオタクにハマり出した優等生のみしんちゃん。
そんな濃い面子が繰り広げるオタクライフの3冊目です!

初っ端から箱庭ゲームにハマったみしんちゃんを救うため、
ゲーム世界に入ったら案の定ミイラ取りがミイラになっているオサムですが…

この術はとても羨ましいと思いました。
これがエロ漫画なら間違いなくエロゲーに入っていると思う。

みしんちゃんもどっぷりとオタク色に染まっていて、
オサムの罪深さを噛みしめる3巻ですね。
あの純真無垢だったみしんちゃんが、
怨霊のバヒさんに同人誌を布教されてからはあっという間でしたね…!
でも、みしんちゃんは富豪すぎる…!

私もわりと雑食派だとは思いますが、
それが許されるのは財力がある人だけなんですよね。
収納力がある本棚がないと納めきれないんだよ…!

みしんちゃんは自分のエネルギーで自壊しそうでしたが、
カイカちゃんのお陰で見事に昇華できたのは、
とても良いと思いました。
良い友達を持てたね! みしんちゃん!

それはそうと今回私に一番刺さったのはコレですね。

新作が楽しみすぎて、幻覚をお焚き上げするの、わかるわぁ。
私も同じ事やったこあるので、メチャクチャ分かります。
もちろん原作に比べたら稚拙なんだけど、
その時の自分の妄想を形にするのは、とても健康に良いと思うのです!
まぁ、同好の士の飢えも凌げるかもしれないし、
できれば公開前日とかよりも一週間前とかにお焚き上げすると良いのかもだけどね。

さて、次の4巻ではバヒさんがレギュラー化するので、
古のオタクライフについての話が多くなりますよ。
とはいえせいぜい四半世紀前のものなんですけどね。
余裕で圏内の私は無事死亡する自信があります!
カモン!

:: 2023/7/8 土曜日::

■[漫画]300年間エンジョイ勢「バンオウ-盤王-」2巻

バンオウ-盤王-2巻バンオウ-盤王-2巻
出版社:集英社
原作者名:綿引智也
作者名:春夏冬画楽
作者twitter:春夏冬画楽さん(@garaku_akinai) / Twitter
連載サイト:バンオウ-盤王- – 綿引智也/春夏冬画楽 | 少年ジャンプ+
紙書籍通販:バンオウ―盤王― (2)
Kindle版まとめ買い:バンオウ―盤王―
DMM電子書籍:バンオウ―盤王― (2)

下手の横好きで将棋を楽しみ300年。
月山元はプロ棋士に迫る実力を身に付けたけれど、
吸血鬼であるため、表の世界には出ず、ネット将棋だけで満足するつもりだった…
だが、世話になっている将棋教室を潰さないためにはお金が必要なため、
竜王戦の優勝賞金を手に入れようと月山は表の世界に出ることになり…

アマとはいえ竜王戦上位陣はプロと遜色ない実力を持つ者が多く、
中でも宮内元名人の息子の宮内兼治はプロ顔負けの実力者。
実力はあれど、性格がプロの世界に似合わないエンジョイ勢だった彼が、
300年間エンジョイ勢をやってきた月山との対局で、
自分の本質を理解し、目の輝きを取り戻す展開は素晴らしいですね。

宮内も負けたとはいえ、自分のことが理解できて、
また将棋を楽しめるようになったのなら良かったですよ。
月山と全力で対局したら悔しさだけじゃない、得られるモノがあるというのは良いですね。

そして1巻ラストに出てきたヴァンパイアハンターのアンナちゃんですが、
実力はあれども頭がポンコツなため、
任務を忘れて将棋に熱中しちゃうあたりかなり笑えますw

吸血鬼である月山と対局したのに気付かないし、
愛犬がいないとポンコツっぷりが加速しまくりだと思います。
はたしてアンナが月山にどう影響を及ぼすのか…
このままだと純度100%のコメディキャラになりそうな予感…!w

そしてついに始まる竜王戦6組のトーナメントですが…
実力はあれども、プロとの真剣勝負が初めての月山には、
これから幾度も壁が立ちはだかると思います。
早速分厚い壁にぶち当たったけれど、月山は乗り越えることはできるのか…?
続きが楽しみですね!

それはそうと描き下ろしで月山のスーツについて描かれてましたけど、
一世一代の舞台を前に大枚を叩く月山の気持ちわかりますよ。
アマチュアだと対局料が発生しないから、元を取るにも竜王にならないとですね!

:: 2023/7/7 金曜日::

■[漫画]愛の断片集「機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE&PIECE」1巻

いや、ホントにねw

クロスボーンが終わったと思ったら次のクロスボーンが始まり、
今まで累計で何冊出てるんだ?
と思ってしまうくらいにとってもクロスボーンがエンドレスなんですけど、
ファンとしては全部買って読んでしまうのです。
だって、私は長谷川裕一ファンだから…!

という訳で新たなクロスボーンシリーズが発売です。
サブタイトルの通り、愛と平和ではなく、愛と断片の物語…
つまりは連作短編集の1冊目ですね。

短編の一つ目は若かりし頃のカラス先生が、
見所のある生徒をスカウトする「KA・RR・AS」シリーズでは、
カラス先生が独自の倫理観で生きているせいで、
ヘリウム船団のグレイ・ストークと衝突するという話です。
何というか、濃い二人をぶち当ててますよね…w
それに見合うだけの濃い短編になっています。

そしてフォントがアーノルドにネオ・コスモ・バビロニアのお姫様と婚約するように説得する、
「キュクロープスの花嫁」はコメディ色が強かったですw

簡単にノセられるアーノルドは、とてもチョロインだなぁ…w
まぁ、それでこそアーノルドらしいんですけどね。
何とかおだてようと奔走するフォントも大変だなぁ、と感心しました。

「クレセント・ムーン&ペイル・ルージュ」は、
タイトルの通りカグヤとイオの話になっています。

水星の魔女が百合だったもんね。
お姫様とスパイの百合もアリアリだと思いますよ!
まぁ、とても良いところで終わっているのはちょっともどかしいですけどね!
うーん、早く2巻を読みたい…!

:: 2023/7/6 木曜日::

■[漫画]気兼ねない酒との付き合い「まどろみバーメイド」13巻

まどろみバーメイド13巻まどろみバーメイド13巻
出版社:芳文社
作者名:早川パオ
作者twitter:早川パオさん(@papao_pao) / Twitter
紙書籍通販:まどろみバーメイド (13)
Kindle版まとめ買い:まどろみバーメイド
DMM電子書籍:まどろみバーメイド (13)

ファッション誌アスガルドのカリスマ、芹沢女史が主催するオーディションも無事に終わり、
編集長の代替わりもできたんだけど、
折り悪く悪天候に見舞われてしまい、
甲板に設置されていたサテライトが海の藻屑となりそうで…

朱春さんは今まで心の澱に溜まっていたものが有ったからこそ、
あそこで動き、結果を出すことが出来たんだと思います。
そのお陰で怪我もしたけれど、後悔が少しは薄れたんじゃないかな…
朱春さんはずっと後悔していたようだけど、
そろそろ自分で自分を許しても良いんじゃないかな、と思いました。

朱春さんのお陰で雪は健康に良い情報を貰ったり、
実父に連絡を取ることができたり、悪いことばかりじゃなかったと思うんですよね。
朱春さんの望んでいた結果にはならなかったけれど、
良い出会いだったのではないかと思います。

そして新章への繋ぎの話があるのですが、角打ちですか…

聞いた事はあるけれど、入ったことはないですね。
気兼ねなく、気軽に酒と親しむことができる場所、
というのは確かに日本独自の楽しみ方のような気がします。
酔っ払いの弊害とどう付き合うのかが気になるところですが…

クリスマスもグダグダだったけど、
それが面白かったですね。
日代子さんが頑張って空回りするところとか、彼女らしいけど、
同僚にアグリーセーターを見られた騎帆さんのその後が心配です…w

そして新章の冒頭が始まりましたが、
次はチャイニーズ・スピークイージーみたいな感じですね。
これまた一筋縄ではいかなそうですが、
雪はどのような選択をするのか…
楽しみです。

:: 2023/7/5 水曜日::

■[漫画]ふたりでエスケープ?「ペンションライフ・ヴァンパイア」1巻

古来より人々の間で語られてきた怪物たち「カタラレ」
そのカタラレに対処するために生まれた東京御伽局の「改訂官」
長く続いた冷戦の中でも研鑽を忘れなかった改訂官の直理エリは、
優秀な成績を修めていたのだが、終戦したため自由を持て余していた。
そんな中で街中で見付けた吸血鬼の少女ヴェローニカを尾行したところ、
人とカタラレの間を取り持つためのペンション経営をしていると言われ、
何だかんだで働くことになったが…?

「ふたりエスケープ」の田口囁一さんが久々にジャンプ系列で新連載!
今度は真面目系黒髪女子と、銀髪ロリババア吸血鬼の百合です!
とても「ふたりエスケープ」っぽいと思った人は正解です。
だいたい「ふたりエスケープ」に近い、仲良く喧嘩する二人の百合コメです!

真面目でつっけんどんなエリが、
大らかというか適当なニカに怒るという展開はベタだけど良いんですよね。
それでいてエリは堅物すぎるからファッションに疎くて、
何故かそういうのが得意なニカにコーディネートしてもらって、
とてもセンス良い私服を選んで貰うのを見ると「あらあら~」という気持ちになります。

二人でタピってるあたり、とてもエモいと思うのですよ。

人間と人外、改訂官とカタラレという対照的な二人なのに、
何故かウマが合うというか、仲が良くなる百合さが良いのです。

一応舞台がペンションなので他の面子というか、
お客さんが来ることで三角関係的な百合も見せてくれますが、
やはり基本はエリとニカの百合コメだと思います。
「ふたりエスケープ」が好きな人には刺さる作品だと思いますので、
是非ともどうぞ。

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