よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2010/3/22 月曜日::

■[漫画]ハーレムラブコメ! ただしヒロインはAll ボケ!「藤村くんメイツ」2巻

藤村くんメイツ 2 (ガンガンコミックス)
著者/訳者:敷 誠一
出版社:スクウェア・エニックス( 2010-03-20 )
定価:¥ 500
Amazon価格:¥ 500
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 475752823X
ISBN-13 : 9784757528239
公式サイト:藤村くんメイツ – 漫画 – ガンガンONLINE -SQUARE ENIX-

周囲に不良と思われて友達がいないせいで不登校気味の藤村くんに彼女を作ってあげよう!
というありがた迷惑な生徒会主導の企画がまかり通るコメディを前面に押し出した本作ですが、
先月の1巻刊行から間を置かずに2巻の発売となり、これで当面のヒロインが揃った感があります。
着々とハーレム化が進んでいるのに羨ましさよりも笑いが来るという変なラブコメです。

第1話から登場し、藤村くんが望むならハーレムエンドも辞さない覚悟の宇佐美えりこに加え、
いつも副会長の氷室にアホなことを言って落とし穴に落とされる可愛いけど残念な生徒会長に、
見た目も性格も良く、1年生なのに学園のアイドルになっているけどかなり天然な妹系美少女と、
可愛いけど全員思考回路が斜め上でボケてばっかりなヒロインたちです。

1巻の時点で迷子として出会った生徒会長が今度はノーパンの時に再会し「ノーパン」と連呼するという、
良く判らないシチュで萌えるんだけどそれ以上に笑える状況でフラグが立つという意味不明さ!
そして妹系美少女なんだけど実は藤村くんをお兄ちゃんと呼び、文字通り体当たりで慕う弓塚すばるが、
実は中学時代に藤村くんと関わったが為に性格と見た目が180度変わっていたという荒唐無稽さ!
そのどれもが何度読み返しても笑ってしまう面白さへと昇華されているんですよねー

ちなみにこの2巻の続きが現在ガンガンONLINEで公開されています。
第19話と第20話がそれなんですが、個人的に第20話が特にオススメです!
学園のアイドルである弓塚すばるが藤村くんの彼女候補として立候補した事実に嘆く男子のリアクションと、
それに対する弓塚すばるの反応に豪快に笑えるので是非とも読んでいただければと思います。(笑

:: 2010/3/21 日曜日::

■[漫画]女装っ子と朝チュン! 百合っ子と再会!「プラナス・ガール」2巻

プラナス・ガール 2 (ガンガンコミックス)
著者/訳者:松本 トモキ
出版社:スクウェア・エニックス( 2010-03-20 )
定価:¥ 590
Amazon価格:¥ 590
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4757528256
ISBN-13 : 9784757528253
作者サイト:WHITE ARTS

女装モノの漫画が好きな人、集まれー!
新星の如く現れた女装漫画の雄、プラナス・ガールの2巻の発売だよー!

初っ端から女性陣からのムダ毛処理について質問攻めにされる絆ちゃんですが、
こういったガールズトークはお手の物のはずなのに微妙にはぐらかそうとしたりと、
のんちゃんじゃないけど興味津々にならざるをえないワケですが、
真実を唯一知らされた槙くんの反応からするとまさか生えてな(ry
しかし真実を槙くんにだけ教えるとかやはりこの二人の関係は…!

実際この二人の仲は素晴らしいと思うんだ!
寮暮らしの槙くんの部屋に押し掛けて料理教えて貰ったり、
そのままお泊まりで一緒のベッドに朝チュンとかお約束過ぎて悶えますよ!
特に部屋に訪ねてきた門山の応対に絆ちゃんが出て門山を固まらせたり、
ピエロとしての門山は非常に良い立ち位置でしたね!(笑

そしてトラブルメーカーとして絆ちゃんだけじゃなく百合っ子の花坂さんも登場!
槙くんの中学時代の同級生にして初恋の人を奪った相手の花坂さんですが、
初っ端から絆ちゃんを槙くんから奪おうとしたり肝試しを開催したりと、
良い感じにいつもの面子をかき回してて楽しいですなー

しかし槙くんと絆ちゃんの仲はそうそう簡単に覆せる訳もなく、
クジも一緒だったりと運命的なものがあるのですよ!
やはり夏祭りを一緒に巡ってピンチの所を助けたりとお約束をやるだけはありますねー
これからも二人が仲睦まじい様子を見続けていきたいですね!

:: 2010/3/17 水曜日::

■[漫画]遂に風は舞い降りた…「マップス ネクストシート」9巻

マップス ネクストシート 9 (フレックスコミックス)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2010-03-15 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
コミック ( 176 ページ )
ISBN-10 : 4797358998
ISBN-13 : 9784797358995
作者サイト:スタジオ秘密基地

前作からのファンとしては期待して止まなかったあの二人が遂に登場ですよ!
シアンに続いてリムが出て、と時系列を遡るように登場してきた前作のキャラですが、
遂に! 遂に…! あのダイナック・ゲンこと十鬼島ゲンとリプミラが登場!
新旧主人公のバトルという興奮せざるを得ない展開でワクワクが止まりません!

地球製のリープタイプこと、リプリムを改造して作られたリプリリスの暴走を止める為、
死中に活を求めるように己の身体を危険に晒すナユタと、ナユタを思うミュズの姿に、
かつて憧れた二人を見出して自分を取り戻すリプリムに切なさと優しさを感じましたねー
まぁ、その後に60年掛けて成長させたアレのシーンで爆笑させられたんですが。(笑

しかし判ってはいたけどゲンとリプミラの強さは反則的だよなぁ。(笑
前作の外伝の通りだとこの60年の間に数多くの冒険を潜り抜けてきたはずだし、
そりゃ強さが増してるだろうし、百戦錬磨の経験があるはずとはいえ、
白銀の支配者すらも一蹴してしまうとは…、すげぇ…

個人的に一番気になっているのはナユタの家族構成を知った時のゲンとリプミラのリアクションなんですが、
一体どうなることやらと今から気になって気になって仕方ありません!
いや、勿論ズザンガディクスの介入とか勿論色々と気になる所はあるんですけど!
しかし何だかんだ言って楽しみなんですよねぇ…(笑

:: 2010/3/16 火曜日::

■[漫画]ヤイさんの手料理をこの先ずっと食べていたい「木造迷宮」3巻

木造迷宮 3(もくぞうめいきゅうスリー) (リュウコミックス)
著者/訳者:アサミ・マート
出版社:徳間書店( 2010-03-13 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 419950172X
ISBN-13 : 9784199501722

時代設定は明言はされてないのですが昭和40年代の香りが漂う雰囲気の世界で、
今風のメイドさんではなく、古くから日本に存在した住み込みの女中さんがいる…
そんなレトロで素朴な味わいのある作品がこの「木造迷宮」です。
2巻では女中のヤイさんの生い立ちから売れない三文小説家のダンナさん家に来るまでが描かれ、
より深くこの作品を知ることが出来ます。

ヤイさんの私物の少なさにダンナさんこと広一兄さんの不甲斐なさに憤慨したサエコさんが、
デパートに連れ出して洋服とか色々着せるのは綺麗ではあるのですが、
やはりヤイさんは和服が一番似合うと思うんですよね。
そういった意味ではダンナさん贈り物は良い選択だったと感じ入りましたね。
流石はやる時ゃやると呼ばれる男です。

温泉に連れて行って貰ったりと何だかんだで可愛がられてるヤイさんですが、
逗留先が以前奉公していたお屋敷の近くだったということで帰省することになり、
その先々でヤイさんの思い出が語られるんですが、決して幸福とは言えない生い立ちながらも、
寡黙だけど心根の優しい大旦那様と良い同僚に囲まれた慎ましくも幸せな生活を送っていたみたいで、
なんだか凄くホッとして心安らぐことができました。

そしてそんなヤイさんを追いかけて来ちゃったりと、
ホントにやる時ゃやるダンナさんな訳ですが、
何気ない一言でヤイさんが赤面したりと僅かずつ心が触れ合う展開はむず痒くなるほどにもどかしいけど、
そこがまた良いので今後もじっくり丹念に進展して欲しいですね。

:: 2010/3/14 日曜日::

■[漫画]このお父さん…良いね「響子と父さん」

響子と父さん (リュウコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:徳間書店( 2010-03-13 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4199501673
ISBN-13 : 9784199501678
作者サイト:おかんの家4

イラストレーターの娘と定年退職した父、そして旅行好きの母と行方不明の末娘。
そんな何処にでも居そうな普通な家族の岩崎家の日常を描いただけの作品なんですが、
石黒正数さんが描くことで絶妙な雰囲気を醸し出して、
他に類を見ない面白い作品へと仕上がってしまうのが不思議です。

実家の隣のマンションで暮らしているイラストレーターの響子さんが、
暴れん坊将軍に影響されて自宅の庭で模造刀を振り回すようなフリーダムな父を相手に、
一緒にデパート行ったり、妹との思い出を語ったり、結婚の挨拶をしたり、
言葉にすれば普通すぎる日常なんだけど、言葉に出来ない面白さを作り出しているんですよね。
これは是非読んで感じて欲しい面白さです。

石黒正数さんはそういった独特の雰囲気の確かな面白さを演出する技量もそうですが、
そういった面白さに直接絡んでくる訳じゃないけど、気付くとほくそ笑んじゃう伏線も仕込む人なんですよね。
一番大きなのは失踪している妹が前作「ネムルバカ」の鯨井ルカその人であること。
他にも細かいものだと響子が寝惚けて描いた「ニャントロ」が後に正式な作品になってたり、
響子が髪を上げたら額に傷痕があったり、切手のシーンの手紙の送り主が回想シーンの人と同一人物だったり、
その他にも諸々の伏線があって探すのが結構楽しかったりします。

しかし独特の価値観を持つ父に大層振り回されている響子さんには申し訳ないですが、
個人的にはこのお父さんにはちょっと憧れてたりします。
娘が結婚相手を連れてきた時の動揺とかも含めて、こういった父になりたいと思ってしまいますね。
私も定年後に「俺が幸せでないワケないだろ!!」と言い放てるようになりたいです。
うーん、その為にはまず筋トレとジョギングでしょうか…?(笑

:: 2010/3/13 土曜日::

■[漫画]十人十おひとり様「おひとり様物語」2巻

おひとり様物語(2) (ワイドKC)
著者/訳者:谷川 史子
出版社:講談社( 2010-03-12 )
定価:¥ 700
Amazon価格:¥ 700
コミック ( 146 ページ )
ISBN-10 : 4063376850
ISBN-13 : 9784063376852

谷川史子さんの新刊はKissで隔月連載している「おひとり様物語」2巻
1巻に引き続き、10代から30代までの幅広いおひとり様の、
それぞれの楽しさ、それぞれの切なさ、それぞれの寂しさ、
そういった十人十色のおひとり様スタイルが綴られています。

1巻から引き続き登場する人たちも居て、
個人的には漫画家の桃井さん再登場が嬉しかったなー
修羅場中に迷惑メールが来てもむしろハイテンションになったりとか、
陰ながら支えてくれるマツノに抱いた気持ちだったりとか、
言葉にしにくいんだけど全部ひっくるめて何か好きです。

勿論新しい人たちも出てきて、様々なおひとり様があります。
一番共感を覚えたのが大学一年になって一人暮らしを始めたばかりの杉下さん。
一人暮らしを始めたばかりに病気になった時に押し寄せてくる不安だとか、
家族一緒に寝てる時に感じる安心感とかそういった諸々が懐かしく、
そしてどこか暖かくて良かったなぁ。

おひとり様が寂しかったり、おひとり様が楽しかったり、
色んなおひとり様が居て、興味深く、また面白かったです。
男女の違いこそあれ私も一人暮らしが10年以上続いてるので、
色々と身につまされたりありましたが面白かったですねー
女性誌ですけど男性でも楽しめる内容だと思いますので是非。

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