よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2009/10/20 火曜日::

■[漫画]ビート・ガブリエルが丸々主役の「PEACE MAKER」4巻

PEACE MAKER 4 (ヤングジャンプコミックス)
著者/訳者:皆川 亮二
出版社:集英社( 2009-10-19 )
定価:¥ 630
Amazon価格:¥ 630
コミック ( 234 ページ )
ISBN-10 : 4088777492
ISBN-13 : 9784088777498

大闘技都市での一件が終わり、マウントタルカスに向かったホープ一行。
久しぶりの休息を満喫しているホープたちに忍び寄る”深紅の処刑人”
マウントタルカスでのチャンプを目指すビートと因縁を持つ相手ということで、
今回のエピソードの主人公はビートになっています。

あのコニー・レヴィンでさえも敗走せざるを得なかった「死の魔術師」ピーター・エンフィールド
盲目のガンマンである彼が使う技は現代風に言い直すとBC兵器に近く、
そういった意味では化学者にして凄腕のガンマンという破格の人間なんですよね。
能力的にもクリムゾンが信頼していたというのも判ります。

そんなピーターと、今は亡き故郷の因縁で対決することになったビート。
決闘の前には動揺することがあったけど、
ライバルであるホープを意識することで銃士としての矜持を持ち直し、
見事勝利を掴み、銃士として更に一皮剥けて成長して格好良かったです。
高い目標に向かって、業を背負ってしっかりと進んでいく姿は男として憧れるものがありますよね。

で、本来の主人公のホープですが、最後の最後で見せ場があったのは流石でしたね。
作品のタイトルと繋がる想いと、美味しいトコを持って行くのは主人公らしくて、
ちゃんと活躍できる機会を作って描ききるのは流石は皆川亮二さんだな、と感心しました。
でも次巻でもしばらくはビートのターンな気がする…(笑

あ、それとコニー・レヴィンですが前回と違ってちょっとコミカル要員になってて面白かったですね。
それにしてもカイルって結構器がデカイよなぁ…
良い奴だぜ。

:: 2009/10/19 月曜日::

■[漫画]奴は、マスケットで俺たちを狩りに来た!「BLACK LAGOON」9巻

ブラック・ラグーン 9 (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:広江 礼威
出版社:小学館( 2009-10-19 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
コミック ( 256 ページ )
ISBN-10 : 4091571891
ISBN-13 : 9784091571892
作者サイト:VIOLENT DOGS DIVISION

当主の仇であるNSA指揮下の特殊部隊を追う殺戮機械と化したロベルタ編も遂に完結。
雑誌掲載時から大幅に加筆された結末が収録されているので、
サンデーGXを読んでいる人も読むべき、というかむしろ読んでいる人こそ読んで欲しい。
そんな完結編です。

今回の主役はロアナプラという街そのもの、と言って良いような気がします。
ホテル・モスクワ、三合会、ラグーン商会といった魑魅魍魎を内包する、
悪徳の街、ロアナプラという手のひらの上でロベルタやキャクストン少佐が踊らされ、
命を天秤に乗せたゲームに参加させられているように思えます。

しかし、そんな賭のコマとも言うべき人たちだからこそなのか魅力的で、
特にまだまだ坊ちゃん然とした甘さが見えたガルシアくんの成長が著しく、
ロックが提案した無謀な賭けに自らの命を預け、ロベルタを取り戻した姿は崇高でした。
茨の道という名のハッピーエンドで、これからの人生は平穏とは真逆でしょうが、
それでも彼なら折れず、高潔に生きてくれそうな気がします。

しかしロックは本当にロアナプラに染まった感がしますね。
本人にその自覚がないのが致命的ですが、どうしようもない程に。
まだ自覚があるなら救いがあるんですけど、善意だと信じてるのが末恐ろしいですね。
彼の行き着く先が心配になってきます。

次回からは新章だけど、どうなるんでしょうか。
変わってしまったロックにフォーカスが移るのかな。

:: 2009/10/17 土曜日::

■[漫画]卒業しても変わらぬ日常、変わらぬ友情「らき☆すた」7巻

らき ☆ すた (7) (角川コミックス)
著者/訳者:美水 かがみ
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2009-10-10 )
定価:¥ 798
Amazon価格:¥ 798
コミック ( 149 ページ )
ISBN-10 : 4048543830
ISBN-13 : 9784048543835

アニメは終了しても原作は変わらず進行中で、
こなたたちが高校を卒業してもいつも通りの日常。
大学が別れても気軽に連絡し、一緒にカラオケに行ったりと、
安心させてくれる姿を見せてくれます。

とはいえ、学年が変わったので新キャラも出てきており、
裏表紙の4コマにも出てきている、ゆたかたちのクラスの委員長にして、
実は隠れオタクな若瀬いずみが良い味出してます。
特にコミケ会場でのバッタリとかはかなりグッドでした。(笑

それとアニメでは既に出ていましたが、パティが登場。
こなたの家にホームステイを始めるのもオタクだというのも一緒ですね。
ただアニメと違うのはこなたが卒業していることくらいかなー
まぁ、こなたもたまに制服着て学校に遊びに行ってるみたいですが…(笑

あと今回見所だったのはこなたが仕掛けた偽ラブレター事件!
不発のまま終わったかと思いきやまさか時限式だったとは…!
いやー、かがみんのリアクションがたまらんかったです。
周りの姉妹もかしましくて、柊四姉妹は楽しいなぁ。
個人的にはつかさが一番好みなんだけど、少数派かも。(笑

:: 2009/10/16 金曜日::

■[漫画]ドキ! 女だらけのエーゲ海! 水着もあるよ!「ハヤテのごとく!」21巻

ハヤテのごとく! 21 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:畑 健二郎
出版社:小学館( 2009-10-16 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
コミック ( 192 ページ )
ISBN-10 : 4091217796
ISBN-13 : 9784091217790

アーたん可愛いよアーたん。
アーたんエロいよアーたん。

という訳で初っ端からアーたん分が補充される21巻ですが、
むしろ内容はヒナギク編とも言うべき内容で、
流石は人気投票ブッチギリの1位だな! って感じです。
おっぱいが貧弱でも魅力は十全なのです!

しかしまぁ、ハヤテくんは相変わらず無意識にジゴロすぎるというか、
恋する女の子なヒナギクの心がドギマギしすぎて、
読んでるこちらはニヤニヤするばかりですよ。
まったく困った主人公だなぁ。

そして自分の想いを伝えられずに悶々としているヒナギクと違って、
こちらは割りと余裕すら感じられるハム沢さん。
流石に全裸を見られた直後は色々と思い悩んでいたみたいですけど、
ハヤテが王玉をシスターに奪われた時の対処とか、
恋する女の子歴が長い威厳が感じられましたね。

しかし巻末オマケにて披露された紫子さん17歳の時の水着写真…
クラウスもたまには良いことしますねー…(笑

■[漫画]ギャルゲの定番、お風呂場でばったりイベントもあり!「神のみぞ知るセカイ」6巻

神のみぞ知るセカイ 6 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:若木 民喜
出版社:小学館( 2009-10-16 )
定価:¥ 420
Amazon価格:¥ 420
コミック ( 192 ページ )
ISBN-10 : 4091217885
ISBN-13 : 9784091217882
作者サイト::: HoneyDipped ::

祝! 連載1周年!
ということで無事に連載が続いて単行本も6冊目という訳ですが、
連載も一区切りと言うことなのか、6巻での新ヒロインは1人のみで、
あとは地獄関係のお話であります。

とはいえ、地獄関係の話でもラブコメ分は結構ありまして、
具体的に言えばハクアとお風呂場でバッタリとか!
ええい、湯気が多いよ! ここはTVKか! ってな感じで少年誌規制は掛かってますが、
典型的なギャルゲ展開は読んでてニヤニヤしてました。

んで、今回の新ヒロインは後輩の女の子。
ただ攻略の仕方と物語の見せ方が珍しく、ヒロイン視点がメイン。
後書きで「同級生」風の徘徊型古典エロゲと言われてて納得と同時に、
小学生読者を置いてけぼりな表現は大丈夫なのかと心配になったりも。(笑

それと忘れてならないのは、歩美、ちひろ、かのんの3人が再登場する話!
記憶は忘れてるはずなのに、好きだった気持ちは忘れてないナイス感触!
アレですね、エロゲで言う所のファンディスク的な話で良かったです。
いやー、ファンディスクって好きなんですよねー

:: 2009/10/15 木曜日::

■[漫画]19世紀ユーラシアの風がそよぐ「乙嫁語り」1巻

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
著者/訳者:森 薫
出版社:エンターブレイン( 2009-10-15 )
定価:¥ 651
Amazon価格:¥ 651
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4047260762
ISBN-13 : 9784047260764
作者サイト:ヘリオトロープ

コミックナタリー – “描き込み魔”森薫、新作「乙嫁語り」の制作過程をお届け

「エマ」の頃から普通では考えられない描き込み量だった森薫さんは、
19世紀の中央アジアを舞台にした本作でもそれは同じで、
上記ナタリーの記事では動画でその制作工程が見られるのですが、これがもう圧巻。
まるで魔法のように次々と線が描き込まれ、ただの紙に命が吹き込まれていくんですよね。
いやー、本当にただただ凄いとしか言い様がないほどに凄いなぁ。

19世紀、カスピ海周辺の中央アジアを舞台にした一風変わった結婚生活を描いた本作。
12歳のカルルクの元に山向こうの村から嫁いできたのは20歳のアミル。
アミルは姉さん女房なんだけど乙女で、カルルクの村では出来る者が居なくなった弓を使い、
野生を感じさせる凛々しさと天然さが同居した魅力的なお嫁さんなのです。

アミルとカルルクの二人が並ぶとよくて姉弟、下手すりゃ母子に見えるんだけど、
カルルクは12歳だけど亭主として、そして男としてしっかりしてて充分大人で好感が持てるし、
アミルはアミルでカルルクのことを大事に思ってるのが伝わってきて微笑ましくなるんですよね。
特にカルルクが風邪をひいた時のアミルの取り乱し様が傍から見てる方が心配になるほどで、
二人には幸せになって欲しいという想いが読み進めば読み進めるほどに強くなっていきます。

それと若夫婦以外の周りの親類たちも見てて飽きないですね。
特にカルルクの甥のロステムが良い!(笑
木彫り職人のおじさんのトコに入り浸ったり、木屑が鳥の寝床になると教えられて、
自分も木屑の上に寝そべってみたりとか凄く子供らしさが出てるんですよね。
個人的には片付けを適当にしておきながら得意気に「終わった」とか言ってるのがツボでした。

1巻から既に充分面白いので、是非読んで欲しい作品です。
オススメ。

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