よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2009/7/3 金曜日::

■[漫画]幼馴染みで双子姉妹…だと…!?「ちぇりっしゅBOX」1巻

ちぇりっしゅBOX (コミホリコミックス)
著者/訳者:大石コウ
出版社:文苑堂( 2009-06-29 )
定価:¥ 840
コミック
ISBN-10 : 4903421414
ISBN-13 : 9784903421414
作者サイト:ねこうさプリン

当サイトで何度も紹介してきたWebコミック誌コミックHOLIC連載の「ちぇりっしゅBOX」1巻が発売!
作者のねこうさプリンのらーめんさん、もとい大石コウさんは健全系のハルヒ同人では結構人気で、
サイトでも短編を幾つか掲載されてて、最近だとハルヒとキョンのあったかバレンタインとか良いですね。
全ての短編を読めばきっとファンになること請け合いです。

で、「ちぇりっしゅBOX」はお隣さん幼馴染み双子姉妹という非常にベタベタな設定で、
ベタベタだからこそニヤニヤが止まらない展開目白押しなのであります。
小学生の頃から身体的に成長が止まっているけど、精神的には成長している姉のちまりと、
小学生の頃から精神的に成長が止まっているけど、身体的には成長している妹のひなたが、
秋人の隣を陣取ってラブでコメる訳です。
イヤッホゥ!

三人のクラスに転校生の男嫌い気味の夏木さんがやってくるんだけど、
ひなたが懐いたもんだから本人の意志お構いなしに仲良しグループになし崩し的に入ることに。
でも、ひなた宛のラブレターをキッカケに秋人と一悶着起こしちゃうんだけど、
雨降って地固まる的に仲良くなっていく訳です。
夏木さんという外部からの視点が入ることで幼馴染み三人の信頼関係がより鮮明に見えるし、
ちまりの可愛さとひなたの身体のエロさがたまらない展開でドキドキなのです!

Webコミックとはいえ商業誌デビュー作なので、連載初期は同人っぽい雰囲気は少しあったけど、
最近は線も綺麗になってきたし、全体的に良くなってきたように思えます。
らーめんさんと知り合いなだけにどうしても身内贔屓した見方になっちゃうけど、
それを差し引いても面白いラブコメ作品だと思うのでお勧めしたいトコです。

:: 2009/6/27 土曜日::

■[漫画]そして大人へ「二十面相の娘 少女探偵団」

二十面相の娘少女探偵団 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者/訳者:小原 愼司
出版社:メディアファクトリー( 2009-06-23 )
定価:¥ 620
コミック
ISBN-10 : 4840125775
ISBN-13 : 9784840125772
作者サイト:施療院島

昔からの小原愼司ファンを驚かせたアニメ化した「二十面相の娘」もこれにて本当の完結。
アニメも結構好評なようで嬉しい誤算でしたが、
やはり好きな作家の作品が終わるというのは少々寂しいものですが、
それでも最後が綺麗に終わっただけに清々しい読後感も得られました。

チコがちょっとだけ成長して15才になって帰国することになったんだけど、
相も変わらず小糸さんが振り回してくれるんですよね。
もう気持ちが良いくらい飛んで跳ねて走りまわる小糸さんと、
それに付き合わされるんだけど、どこか嬉しそうなチコを見てると微笑ましいです。

最後は成長したケンと一緒に駆けめぐる騒がしい丁々発止な事件。
三つ子の魂百まで、二十面相の娘は変わらず二十面相の娘で、
でも同時に普通の女の子であるチコも共存して、
つまりはチコが成長しているのが判る賑やかなものでした。

小原愼司先生の作品の中では一番長く続き、そして人気が出た作品だと思います。
今後どんな作品が小原愼司先生から生まれるのかまだ判りませんが、
代表作と言って良い作品だと思います。
かなり独特な作風だとは思いますが、好きな作家さんなのでもっと多くの人に読んで欲しいなぁ。

:: 2009/6/26 金曜日::

■[漫画]「バカマン。」もとい「マンガ家さんとアシスタントさんと」2巻

マンガ家さんとアシスタントさんと 2 (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:ヒロユキ
出版社:スクウェア・エニックス( 2009-06-25 )
定価:¥ 500
コミック
ISBN-10 : 4757525974
ISBN-13 : 9784757525979
作者サイト:自称清純派

バカだなぁ…
ホントーにバカだなぁ…
しみじみと思うほどにバカだなぁ…
でもここまで来ると気持ち良いくらいのバカだ…

エッチな漫画を描くのが大好きで、
パンツを描いたり買ったりどう見ても変態漫画家の愛徒が、
あけすけにバカでキモいんだけど一周してむしろ清々しい感じ。
スーパーアシスタントのせなちゃんも登場して、
愛徒の真っ直ぐな変態っぷりの被害者の仲間入りを果たしています。

りんなちゃんは天然で愛徒のことが好きなので良いんだけど、
一番の被害者はやっぱり編集のとまりちゃんだよねー
まぁ、とまりちゃんも調子に乗っちゃって自爆することも多いけど。
そこが可愛い所でもあるのでいつまでもそのままの君で居てという気も。
ちなみにいつもスーツ姿なだけに私服のスカート姿はレアでした。

愛徒の作品が1巻発売になったりしたけど、
大きなドラマはなくて相変わらずずっとバカな愛徒のままで安心するというか。
正直愛徒はずっとこのまま成長しない方が良いと思うんだけど、
誰かのハートを射止めたりしないのかはちょっと気になります。
…りんなちゃん意外難しそうだよなぁ、やっぱり。

:: 2009/6/25 木曜日::

■[漫画]今日も明日もずっとみなみけ「みなみけ」6巻

みなみけ 6 (ヤングマガジンコミックス)
著者/訳者:桜場 コハル
出版社:講談社( 2009-06-23 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 4063617955
ISBN-13 : 9784063617955

相変わらずです。
どこまでもみなみけです。
ヒジョーにまったりというかまりもっこりというか。
今日も今日とて南家に集まった面々のマイルドな会話で、
癒される萌えと笑いの空間に和む訳です。

保坂先輩はいつも通りステキにキモくて、
藤岡は微妙にシャイでカナのことが好きなのですよ。
ちなみにふじおかもふじおかでした。

しかしマコちゃんは相変わらず可愛い訳ですが、
チアキのお下がりを図らずもゲットしたりと如才ないですなぁ。
正体がばれないように頑張れマコちゃん。
ハルカさんの着替えシーンを不可抗力とはいえ覗いちゃったので、
今更カミングアウトはキツイぞマコちゃん。

しかし初夏な今頃にバレンタインネタの漫画を読むのも時節外れですが、
結構なお点前で満足すること至極でありました。
カナの天然男殺しパワーはぱないですね!
藤岡の思いが本当の意味で実ることがあるのか疑問です。
頑張れ藤岡。

:: 2009/6/24 水曜日::

■[漫画]…精液っておいしいの?「こえでおしごと!」2巻 初回限定版

こえでおしごと!(2)初回限定版 (ガムコミックスプラス)
著者/訳者:紺野 あずれ
出版社:ワニブックス( 2009-06 )
定価:¥ 987
コミック
ISBN-10 : 4847036905
ISBN-13 : 9784847036903
作者サイト:Fleeting Youth

1巻に引き続き大変にけしからん漫画ですな! 素晴らしいですな!
「16歳の女子高生がエロゲ声優!」という発想からしてお馬鹿な漫画ですが、
あの「バクマン。」でも女子高生ヒロインに事務所がエロゲ声優をやらせようとしてたし、
全然問題ないと思うわけですよ! むしろ最高!

集中力と想像力が逞しすぎて演技してるだけでイってしまうという、
一般的には変態だけど、エロゲ声優としては天才な柑奈ちゃんですが、
2巻では知り合う相手の悉くにそのことが知られて恥ずかしくて赤面しまくるという、
読んでて大変にニヤニヤできる展開が目白押しであります。
いやー、純情な女子高生が恥じらう様って最高ですね!(←何気に最低な発言

実は処女という嬉しい事実が判明した先輩声優な優しいお姉さんの文花の、
更に先輩声優の酒波がバカでセクハラな男キャラで憎めない奴で面白い!
柑奈の「ち○ぽを何で舐めるの?」という恥ずかしい素朴な疑問にあけすけにバカに応えたり、
好きですよ、こういうキャラは。(笑

あと、何と言っても今回最高の質問は「精液っておいしいの?」でしょう!
これには酒波と一緒になって猛烈に感動したね! 純真無垢な女子高生万歳!!!
この漫画読んでて本当に良かったー!!!
しかも練乳の味と嘘教えられて信じちゃってるし、この可愛さには悶えずにはいられないね!
ヒャッホー!

中盤からはエロゲメーカー社長の息子のクラスメイトの海津くんも登場して、
ニヤニヤ分が追加されまくりで大変喜ばしい出来で、もうウハウハですよ。
初回限定版にはこの作品の発想元になったMOSAIC.WAVが楽曲を提供するという、
変態的な歌詞で奇跡的なコラボが為されているので手に入るなら是非限定版をゲットしたい所ですね!
1000円掛からないし割と良心的かと思います。
まぁ、私みたいに通常版と限定版両方揃えるのもどうかと思いますが。

余談ですが、柑奈のクラスメイトの二人ですが作者の過去作からのオマージュです。
気になる人は紺野あずれさんのガチなエロ漫画を読みたい人も含めて、是非読むべきだと思います。
ちなみにアナル分が多いですが仕様ですのでご了承下さい。(笑

:: 2009/6/23 火曜日::

■[漫画]女九人寄れば姦しいの三乗「大正野球娘」2巻

大正野球娘。 2 (リュウコミックス)
著者/訳者:神楽坂 淳
出版社:徳間書店( 2009-06-20 )
定価:¥ 590
コミック
ISBN-10 : 4199501282
ISBN-13 : 9784199501289
作者サイト:伊藤伸平OFFICIAL HP

昔から「女三人寄れば姦しい」と申し上げますが、
野球をやるのに9人も集まればそれはもう姦しさも輪を掛けたものになりまして。
そしてこの作品の主題はその姦しさそのものにあるのではないか。
と、そう愚考する次第であります。

タイトルに野球とありながらも、野球をやることそのものではなく、
「ルールもよく判らない」けど、殿方をギャフンと言わせる為に何かに奮闘する、
という行為そのものが面白く、また、それが遠因となって巻き起こる、
大正時代の男女の機微というものこそが「いとをかし」なのです。

それと原作を読んでないので1巻で出てきた「偏奇館先生」が誰なのか全然判らなかったのですが、
当時住んでいた住居が偏奇館だからそう呼ばれていただけで、つまりは永井荷風だったんですね。
欧米に理解があり、洋食を好み、トマトケチャップが好きであったという人物像に見事に当てはまり、
なるほどなぁ、と今更ながらに納得。

伊藤伸平先生と言えばミリタリーで特撮でSFな作品の印象があったけど、
元から女の子が奮闘する作品が多かっただけに意外と作風が合ったのか、
女の子9人の姦しさが大層面白く仕上がってます。
特に小梅のマヌケだけど真っ直ぐな大正の恋はニヤニヤが止まらない出来です。

来月からアニメが放映されるのでそちらも楽しみにしたいですね。

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