よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2009/5/29 金曜日::

■[漫画]いつの間にか3年生に進級「ふおんコネクト」3巻

ふおんコネクト! (3) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:ざら
出版社:芳文社( 2009-05-27 )
定価:¥ 860
コミック
ISBN-10 : 4832278088
ISBN-13 : 9784832278080
作者サイト:コランダム

「報道しないこと」これがマスコミ最強の力だよ。(境ふおん)

作者本人も予想外だったGarbagenews.comでの特集で取り上げられた回が載ってる3巻が発売されました。
作品とは作者が意図しないところで評価されうるというのは、
石黒正数短編集の「なげなわマン」に対する作者コメントで把握していたつもりでしたが、
改めて目の前にすると驚きが隠せない次第でした。
まぁ、通常とは違う層に読まれたから、新規読者開拓という点では大成功だったとは思うのですが、
それにしたって凄いものです。

で、3巻ではちゃんと誰一人欠けることなく進級しました!
今回は巻戻らなかったよ! ちゃんと修学旅行もやったしね!
しかし交流たちの3年生編がもう一度巻戻ってやらないとは限らない!
まぁ、やって貰っても全然問題ないのですが。

今回は2回目の2年生編だったからか脇キャラ気味だった元巻さん、やわら、華ちゃんの登場が多く、
特に元巻さんは色々なトコで期待を裏切らない活躍(?)が見られて楽しかったし、
意外な趣味が垣間見えて面白かったなぁ。(笑
あ、それと髪を綺麗に梳かしたやわらの可愛さにはちょっと驚いた。
意外性という意味では元巻さんの趣味とタメを張れるかも。

それと完璧超人の交流が相変わらず純情でカマトトなのが個人的にグッド。
コンビニで関連商品を並べる時の赤面っぷりとか、
夕ちゃん先生のデートで男が車で迎えに来るという発想が出てこないとことか、
何かニヤニヤしちゃいますね。(笑

それはそうと職業病なせいか未だに「交流」を「こうりゅう(or AC)」と読んでしまう私ですが、
年末にざらさん本人に「適当で良いっすよ」とお墨付きを頂いたので、
今後も脳内では「こうりゅう」と読み続けようと思います。(ぉ

:: 2009/5/28 木曜日::

■[漫画]学校も試験もある妖怪の理不尽コメディ「ざっちゃん」1巻

ざっちゃん (1) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)
著者/訳者:くろがね ぎん
出版社:一迅社( 2009-05-22 )
定価:¥ 840
コミック
ISBN-10 : 4758080429
ISBN-13 : 9784758080422
作者サイト:くろぎん雑記

一応のヒロインである人間のサオリちゃんの名前が登場人物紹介で間違えられたりする、
くろがねぎんと言えば編集による誤植だよね!?
的な哀愁が微妙に漂う、何ともくろがねぎん先生らしいコメディ作品です。

福の神課の「100件幸せにする」という卒業試験もラスト1件になり、
首席合格特典の「鬼○郎への出演権」が見えてきた座敷童のざっちゃんは、
車に轢かれた縁で富豪のサオリちゃん宅に住むことに。
だがそこには貧乏神課首席卒業間近の疫病神も取り付いており、
「鬼○郎への出演権」を掛けた戦いの火蓋が切って落とされたのであった…!

とはいえ、普通にやったらワンサイドゲームになってしまう(疫病神の正体を家人に言って追い出す)ので、
妖怪学校の面々が7番勝負をけしかけ、賭け事をして盛り上がるという展開に。
まぁ、理不尽で不条理な展開だったり、ぬらりひょんの非道っぷりが際だったり、
そもそも萌え4コマ雑誌なのに萌え分が極端に足りない内容なのですが、
面白いから取りあえずOKなのです。

校長という聖職者でありながら生徒で賭け事をし、しかも賭けた方に有利な裁定をしたり、
他にも嫌がらせしたりとかしまくりのぬらりひょんがアホで笑えます。
ノリとしては葉鍵同人の頃から変わらないくろがねぎんクオリティなので、
安心して笑えて楽しめる作品だと思います。

:: 2009/5/27 水曜日::

■[漫画]こんなに可愛いなら女の子にするしかない「世界の果てで愛ましょう」1巻

世界の果てで愛ましょう 1 (1) (電撃コミックス)
著者/訳者:武田 すん
出版社:アスキー・メディアワークス( 2009-05-27 )
定価:¥ 599
コミック
ISBN-10 : 4048678612
ISBN-13 : 9784048678612
作者サイト:たけだ動物園

全国のTS好きなみんなー! あつまれー!

という訳で電撃「マ)王というマイナー誌で傑作を生み出し続ける武田すん先生の新作はTSモノ!
前作「あるいて一歩!」も素晴らしいラブコメでしたが、今回はラブコメでTSですよ!
男の子が変態して変態的な行動を取る周囲の人間に元男の子が振り回される訳ですよ!
いやー、楽しいなぁ。

気弱でお人好しな矢野涼馬は面倒なことを押しつけられるキャラで、
学校で居残りの仕事をしてると突如崖崩れで校舎が半壊。
半壊した土砂の下敷きになっているやたら偉そうな青年を助けたら、
実はその青年は異世界の王子で、身分に関係なく自分を助けようとした涼馬に心動かされ…、
何と涼馬を薬で女の子にして自分の妻にしようとするのであった…!

とまぁ、中々にエキセントリックな冒頭だけど面白いから万事OK!
涼馬くんも、「気弱」というステータスが女の子になったら「可憐」にチェンジ!
傲岸不遜なエミリオ王子も涼馬くんの涙には勝てないわ、
元々倒錯的ブラコンだった実弟の祐二くんもリミッターが効かなくなるわで大変なことに!
いじめていたクラスメイトの男子たちも涼馬くんの可憐さにあっという間に魅了され、
普通を求めている涼馬くんの思いとは裏腹に周りは騒がしくなる一方な次第です。

元が男の子だから心のバリアがまだまだ作られて無いから、
弟の祐二くんに着替えを見られても全然気にしないんですよねー
他にも下着が見えまくる格好で目の前を無防備に居座られる訳ですよ!
更に祐二くんを凄く可愛がってるんだけど祐二くん的にはもー色々たまらん訳ですよ!
そしてそれを見て、涼馬くんに心惹かれるエミリオ王子は内心もやもやする訳ですよ!
うーん、素晴らしく変態!

いやはや今後とも要注意な作品ですよ。
マイナー誌連載だから注目度が低いけど、是非読んで欲しい作品です。

:: 2009/5/26 火曜日::

■[漫画]その後のアカデミー騎士団とエカリープでの夏休み「Landreaall」14巻

Landreaall (14) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2009-05-25 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4758054142
ISBN-13 : 9784758054140
作者サイト:SWS

DXたちはウルファネアでの騒動を一段落させ、
イオンはアカデミーでのスピンドル襲来事件が収束し、
二人ともやっと故郷のエカリープに戻ることが出来、
竜胆と五十四さんも交え、ちょっと長めの夏休みの日々が始まったばかりの14巻。

一息付けたことでDXは自分の名前が持つ影響力とその行使について考え、
スピンドル事件で指揮を執ったティ・ティは学長相手に述懐したように、
イオンの名前を利用し傷付けてしまった事とかについて悩み、
それでも逃げずに前向きに立ち向かう若者たちの姿はちょっと眩しいくらいでした。

そしてフィルが女子寮内だけとはいえ叙勲されたのが我がことのように嬉しかった。
多分、前巻で騎士団に期待していないフィルにハルが不甲斐なさから涙した事を受け、
ジアが発起人となったんだろうけど、女子生徒の総意となっているのは間違いないだろうし、
やっぱり嬉しいものは嬉しかったなぁ。
たとえフィルがやり遂げた事が王国騎士団には認められなくとも、
身近な人たちには身分の差を超えて認められたのは本当に喜ばしかったです。
ジアが言っていた「自分たちで変えていく」のが有言実行され、
これから彼らが作っていくアトルニアの未来には確かに希望が見えたと思います。

イオンも女子生徒から叙勲されて本心から喜んでいたし、
ティ・ティの言うとおり、お姫様というより騎士に近いんですよね。
エカリープでのミムトンワーム退治でもDXに仕事を任されることが嬉しいみたいだし、
傭兵寄りのDXと違って、イオンはちょっと父親似なのか騎士寄りなのかも知れませんね。

それと巻末描き下ろしのエカリープに帰郷するまでの道中だけど、
ウールン一行の世直し旅の話はちょっと読みたいかも。
番外編とかでやってくれないかなー

:: 2009/5/25 月曜日::

■[漫画]ヒロイン増加中!「Kiss×sis」4巻

Kiss×sis 4 (KCデラックス)
著者/訳者:ぢたま 某
出版社:講談社( 2009-05-22 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4063757234
ISBN-13 : 9784063757231

双子の義理のお姉ちゃんたちからエロエロに迫られる極限状態の中で試験勉強に挑む…!
というコンセプト(間違い)な「Kiss×sis」が遂に4冊目ですよ!
流石に別冊ヤンマガから月一掲載とはいえ週刊ヤングマガジン本誌での連載に移行したので、
規制が厳しいのか直截的なエロ描写は減ったことは否めないですが、
エロは乳首や性器が見えるだけではないのですよ!
シチュエーションとか諸々の演出で萌エロ分は充分補給できるのですよ!
と語らずにはいられないエロっぷりでございました。

個人的に一番のツボはあこ姉とりこ姉から本気で謝られるトコです。
弟への愛と誠意が真っ直ぐ伝わってきてハートにズキュンとくるのです。
うーん、これは謝罪萌えとでも言えば良いのでしょうか…
(あるのかな、そんなジャンル…?)

でー、本誌への移籍でヒロインが一気に倍増しました。
陸上部のロリ後輩の桐生三日月は天然&積極的なトコは思わずガッツポーズを取ってしまいます。
「スカートをめくってもらう権利」という発想からしてアホなのに、更にその下を…!
良いなぁ、バカだなぁ、天晴れだなぁ…
また、三国美春は眼鏡に巨乳という、あこ&りこにない属性があるだけに今までとは違った魅力が。
何より今のところ周りに流されてるだけで積極的に圭太が好きな訳ではない、
というトコもある意味新鮮で良いですよねー
はじめから好感度MAXじゃないヒロインは攻略のし甲斐があるというかね!
まぁ、はじめから好感度MAXなヒロインがデフォで二人居るというのが普通あり得ないんですが、
だからこその発想の逆転! みたいな。

んで高校での新任の担任の桐生夕月先生! 年上で巨乳で天然さんというヒロインですよ!
圭太たちを近親相姦だと勘違いしちゃってるトコとか面白いです。
また、三日月と同じ名字だし何かしら関係ありそうだから、
高校編で出番が無くなるかと思った三日月の再登場も有り得るかもですね!

ちなみに予告にあるように5巻では聖水ネタがあります!
流石はぢたま某、メジャー誌だろうと容赦ないぜ!
5巻に乞うご期待!!!

:: 2009/5/23 土曜日::

■[漫画]AV機器の恩恵を思い出させる「アオイホノオ」2巻

アオイホノオ 2 (少年サンデーコミックススペシャル)
著者/訳者:島本 和彦
出版社:小学館( 2009-05-11 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 4091216501
ISBN-13 : 9784091216502
作者サイト:島本和彦外伝

実在の人物・団体等の名称が一部登場するが、あくまでこの物語はフィクションである。

だそうですが、まぁ、どう考えたって島本和彦先生の半生だろうし、
当時の大阪芸大の面々の暮らしぶりが判る自伝だと思ってしまう訳です。

よく判らない部活の先輩の理不尽なシゴキに共同風呂の汚さに当時の大学生活を感じさせられ、
ビデオデッキが出始めた時代だからこそ、当時のカースト制度が如実に伝わってくる訳ですよ。
今では個人でコピー機を持ってる人も居るけど、当時は本当に高級且つレア。
何というかオッサンホイホイなノスタルジーを感じてしまうネタばかりで困ってしまいます。

高橋留美子がめぞん一刻を連載開始した時に思ったコトだとか、
松本零士作品に感銘を受けてハーロック歩きを実践してみたりと、
島本和彦先生も庵野監督も何というか、アホだなぁ…
としみじみと感じるというか。

特に「空手ダンスが習いたい」→「でも大学の部活は厳しそうなので駄目だ」→「ゆるそうな町道場なら…」
という発想が何ともダメダメで大変素敵だと思います。(笑
ただ実際は島本和彦先生は在学中にデビューしている訳で、
ただアホでダメな人間ではなかったはずなんですが、
ここまで美化せずアホでダメな人間として描く姿勢こそが凄いと思うわけですよ!
と一応フォローしておきましょう。

しかしトンコ先輩とか女性にもソコソコ縁があるのに一定以上の進展がない…
そこに痺れる! でも憧れたくないぃいい!

ちなみに連載雑誌はヤングサンデーからゲッサンに移りましたが、
初っ端からあだち充先生に喧嘩を売るような内容で今後も目が離せません。(笑

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