よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2009/3/26 木曜日::

■[漫画]お姉ちゃんの飴と鞭による教育「あねとむち」

あねとむち (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者/訳者:春日旬
出版社:メディアファクトリー( 2009-03-23 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4840125430
ISBN-13 : 9784840125437
作者サイト:春日旬 ぽんちょもじゃー

お姉ちゃんの教育は激しくて、弟が騙されるとすぐ鞭打っちゃうの。

非常に肉欲を刺激する素晴らしい絵柄で、
実際お姉ちゃんの裸エプロンだとか、水着姿だとか、
色々とエロいんですけど、そういったベクトル方には活かさず、
ギャグ方面一点突破の馬鹿らしさが凄い漫画です。

父親が騙されたせいで貧乏生活を強いられる姉弟の二人が、
姉が主導権もとい鞭を持って弟を教育するという話なんですが、
あの手この手で弟を騙し、それを看破したら飴をあげ、
見抜けなかったり、敢えて騙されたりしたら鞭打ったりと、
何とも変態的なお話です。

巨乳で眼鏡な姉の妙なハイテンションなノリのストーリー展開と、
強烈なボケと容赦ないツッコミに笑いが堪えきれません。
しかも絵柄が妙に達者なのもある種の笑いを誘っているように思えます。
折角こんなにエロくて上手い絵が描けるのにギャグかよ、と。

作者の春日旬先生のエロ漫画が読んでみたいような、
このままギャグ漫画の道に進んで欲しいような複雑な気持ちですが、
どちらにしろ今後の活躍に期待したいです。

:: 2009/3/25 水曜日::

■[漫画]仏の顔も三回目「聖☆おにいさん」3巻

聖☆おにいさん 3 (3) (モーニングKC)
著者/訳者:中村 光
出版社:講談社( 2009-03-23 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 406372784X
ISBN-13 : 9784063727845
作者サイト:中村光オフィシャルウェブサイト

天罰級の面白さを振りまく話題作が早くも3冊目。
この漫画の存在が許されるだけでなく、大きく話題になるあたり、
日本は素晴らしい国だよなぁ、とつくづく思いますよ。

立川のアパートでルームシェアして下界を満喫中のブッダとイエスは相変わらずで、
夏は涼を求めてファミレスに行ったり、大家さんの身内の運動会に出たり、
福引きで当たった伊豆旅行に出かけてみたりと一見庶民的なんだけど、
聖人だからこそのゴッドユーモアが溢れていて笑ってしまうんですよね。

ファミレス店員さんの「お客様は神様ですから」といった誰にでも判るネタから、
お金に困って免罪符を売ろうとして「ルターさんに申し訳ない」といった、
ちょっと歴史に詳しいと笑ってしまう中級者向けのネタに、
毎回違うブッダ制作Tシャツにプリントされた上級者向けのネタと、
幅広い層に笑えるネタを配置してるので口惜しいけど笑ってしまうんですよ。

正直1巻が出た頃は一発ネタで終わるんじゃないかなー
とか心配してたんですけど、流石は元ネタが世界規模の伝説だけあって、
ネタに事欠かない状況みたいでまだまだ続いていきそうです。
取りあえずマーラさんが可哀想なので今後出番があるのかが気掛かりですね。(笑

:: 2009/3/24 火曜日::

■[漫画]冬目景まさかの2日連続単行本発売「幻影博覧会」3巻

幻影博覧会 3 (3) (バーズコミックス)
著者/訳者:冬目 景
出版社:幻冬舎コミックス( 2009-03-24 )
定価:¥ 620
コミック
ISBN-10 : 4344815874
ISBN-13 : 9784344815872

大正のレトロな雰囲気と冬目景の画風が見事にマッチした作品。
スコラ時代からの付き合いのコミックバーズで連載する作品ながら、
「羊のうた」等と異なり明るい作風、とは言えないまでも、
陰鬱な雰囲気は余り感じられないレトロミステリーな漫画です。

3巻では主に二つの事件が収録されているんですが、
前半は松之宮探偵事務所の仕事というより旧友の楳実が巻き込まれた事件を、
楳実を心配する内になし崩し的に係わり、自然と解決してしまったという顛末。
むしろ真夜と竹下が初対面したことと、陶子さんとの縁がまた出てきたことの方が重要に思えます。

後半は資産家での幽霊画に纏わる怪奇な事件。
またもや陶子さんが係わってたり、思わぬ人物がキーパーソンだったり、
何とも不思議な感じでしたが松之宮がしっかり事件を解き明かしたのには好感触。
まぁ、若干謎が残ったままですが今後判明したりするのかな…?

そして通して描かれていたのが真夜と記憶があやふやな両親との再会に伴う真夜の気持ち。
両親が帰国したことを松之宮に告げなければならないのが判っていながら、
珍しく曖昧な自分の記憶と無自覚な松之宮への気持ちからギリギリまで言い出せない乙女心。
最後に真夜が口にした言葉は彼女にしては珍しく積極的なだけあってグっと来ますね。

次回の展開が気になるだけに早く続きを読みたいものですけど、
4巻が出るのはいつになるのかなぁ…
まぁ、冬目景作品相手に短気になっても仕方がないので気長に待つことにしましょう。

:: 2009/3/23 月曜日::

■[漫画]連載開始6年目にして1巻発売とか冬目景には普通「ACONY」1巻

ACONY 1 (1) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:冬目 景
出版社:講談社( 2009-03-23 )
定価:¥ 620
コミック
ISBN-10 : 4063145565
ISBN-13 : 9784063145564

親の海外赴任に伴い、祖父が住むアパートに越してきた空木基海13歳。
どことなく淡泊なトコがある彼がアパートで出会ったのは紫色の髪を持つ少女アコニー
左目にキズがあり異常なほど体温が低い彼女は
「あたしじつは…… 死人なのよ」
と告げるんだけど、陰鬱な雰囲気は殆ど感じず、どちらかというとコミカルな感じ。
管理人が幽霊だったり、夜な夜な酒盛りをする人以外なモノが居たりする古いアパートが舞台の、
ちょっとおかしく、かなり変な物語。

見た目は13歳なのに学校に行かず、昼間はアパートの庭で虫相手に暇つぶし。
10年間成長しないアコニーは”変化”の象徴である基海が越してきたことで心に変化が訪れ、
怒ったり外に出たくなったりとせわしなくなってきて、
基海も初めは信じてなかったけど、母の話を聞いてからアコニーのことを徐々に信じるようになって…

と良い感じでストーリーが進んできてたんだけど、ここで連載が一時中断。
結局「ハツカネズミの時間」が終わるまでお知らせ以外で出番はなく、つい先頃やっと連載が再開し、
それを機に6年前のモノがやっと単行本になったというわけです。
流石に月日が経ちすぎたからアフタヌーン本誌で読んでたのに忘れているのが多く、
1冊通して読むことで物語を把握し直すことが出来た次第です。

ヒロインが人外という作品は多いですがゾンビ(に近いモノ)というのは珍しいし、
それでいてダークな印象をそれほど受けないというのも冬目景作品にしては珍しいですね。
「ハツカネズミの時間」よりこちらの方が好きだったので連載再開は嬉しいので、
是非ともこのまま連載を続けていって欲しいものです。
まぁ、先月は単行本作業と画展の為に休載のお知らせが載ってましたが…

あと、それと「イエスタデイをうたって」をそろそろ完結(ry

:: 2009/3/19 木曜日::

■[漫画]サヤ以外の可愛さも驀進中!「オニデレ」3巻

オニデレ 3 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:クリスタルな 洋介
出版社:小学館( 2009-03-18 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4091216161
ISBN-13 : 9784091216168

手芸が趣味で底なしにお人好しな今元正ですが、
二人きりだと甘えてくるけど、人前では凶暴なサヤさんの恋人なだけあって、
当然のようにその優しさは他の女の子も徐々に認めてくる訳ですよ。
まぁ、そうなると必然的にサヤさんの心中は穏やかで無くなるんですけどねー

まずは同級生とはとても思えない幼女なミヅキですが、
そのクマ好きなミヅキが泣くほど欲しがるクマのぬいぐるみを笑顔であげたり、
サヤ人形を仲良く一緒に編んであげたりと仲睦まじいんですよね。
膝の上に乗せてほのぼの兄妹といった雰囲気で…
もうやめて! サヤさんのライフはとっくに0よ!

そして教室の戸さえ満足に開けられないひ弱なサキさん。
人の好い正がそんな彼女を放っておける訳なんてなく、執事並のサポートしまくりで、
隣を歩くのが当たり前になってしまってサヤさんの心はまたもハラハラドキドキ。
サキさんも友達に「彼氏?」と聞かれてから意識し始めちゃってて、
何というか読んでて最高にニヤニヤしまくりですよ。

そして忘れてならないのがユナですね。
豪快な女番長といった風体の彼女が実は女の子らしくしたい、というのも良いですし、
それをキッカケに会長のことが気になりはじめたのも最高ですよ。
更にそこに外見美少女で剣道の実力もユナの上を行く兄のユミも登場で、
ユナの周りが今後どういった風になるのか興味津々です。

:: 2009/3/18 水曜日::

■[漫画]遂に中学生編に突入!「絶対可憐チルドレン」16巻

絶対可憐チルドレン 16 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:椎名 高志
出版社:小学館( 2009-03-18 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 409121598X
ISBN-13 : 9784091215987
作者サイト:椎名百貨店the web

アニメも大いに盛り上がった絶対可憐チルドレンですが、
原作ではアニメ終了後のエピソード、つまり中学生編に。
小学校の卒業式で号泣する皆本という読者サービスもきっちり忘れず、
ちょっとだけ大人になったチルドレンが活躍です。

やはり特筆すべきは薫でしょうね。
小学生の頃の女の人大好きなオヤジっぷりが多少残っていながら、
年頃の女の子らしい恥じらいも覚えてきたという二律背反っぷりが萌えですよ。
あと、影チルのツンデレっぷりにも判っていながら萌えてしまいました。(笑

それと小学生の頃から変わらず葵は可愛いんだよなぁ。
一人だけ京都に連れ戻されそうになった時の反抗期っぷりとか最高じゃないすか。
超能力が不安定になり、瞬間移動しまくった時に皆本に抱きついてる時の表情!
いやー、中学生になったんだなぁ、としみじみしますね。

中学生になったことで学校生活の一連の話とか、
黒い幽霊の洗脳が解けた二人の復帰だとかまだまだ序盤ですが、
中学生になったチルドレンとか新鮮で二度美味しい感じですね。
いやー、この先も楽しみですよ。

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