よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2008/11/8 土曜日::

■[漫画]ロードレースの楽しさが凝縮された「弱虫ペダル」3巻

弱虫ペダル 3 (3) (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2008-11-07 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4253214533
ISBN-13 : 9784253214537
作者サイト:seihukunuidara’s Website

もう、兎に角熱くて面白いんですよ!
チャンピオン本誌の連載も毎週楽しみで楽しみで仕方ないんですよ!
週刊誌だから単行本化も早いとはいえ、待ち遠しくて堪らない!
何でみんなこの漫画を読まないのか不思議なくらいの面白さで、
今全力でお勧めしたい少年漫画がこの「弱虫ペダル」なんです。

経験者の鳴子や今泉に触発されて自転車競技部に入った小野田坂道。
アキバ系オタクの初心者だけど、子供の頃から坂と長距離移動に慣れていた小野田。
一年生同士のウェルカムレースに参加するもママチャリなため勝負にならず、
その道具の差に絶望しかけていた時に先輩が用意していたロードレーサーが間に合う―
ハンデが無くなった最強の初心者が鳴子と今泉と一緒に走りたい一心で、
全力を出し切り最後尾から首位まで一気に躍進するのがこの3巻です。

軽く、漕げば漕ぐほど前に進み、その思いを地面に伝えてくれる―
そんな走り専門の自転車の頂点であるロードレーサーの面白さが伝わってくるし、
鳴子や今泉と一緒に走りたい、その想いで加速していく姿が熱いんですよ!
後ろから見てる3年の先輩たちも興奮せざるをえないその走りに、
読者の心まで奮わされます。

その純粋な想いと、ひたすら真っ直ぐ進む姿が凄く気持ちが良いんですよね。
主人公の小野田はその瞳に秘めた決意が、ペダルを全力で回す脚が美しいんですよ。
もう、兎に角そういった小難しい理屈抜きにして面白いんで、
未読の人は是非読んで欲しいですね。
少年漫画の中でピカ一の面白さなので是非!

:: 2008/11/6 木曜日::

■[同人誌,漫画]東方紅楼夢 同人誌感想

東方秋のパン祭り
タイトル:東方秋のパン祭り
サークル:Square Meters

パンとか関係ないし、チョココロネも本編に全く関係なかったりする東方4コマ漫画。
シールを何枚集めると景品が貰えるとかもありませんが、
会場で手に入れるとお手製のおみくじ4コマが付いてくると言う妙に凝った仕様です。

内容はサイトで公開されている4コマをベースにした4コマ集で、
アリスとパチェが魔理沙に心奪われてたり、
魔理沙が霊夢にぞっこんだったり、
輝夜と妹紅がお互いツンデレだったのが結婚したり、
割りと何でもありですが、妙に面白いです。

四季映姫様も可愛くて、モサワーってしたくなる。(笑
結構無邪気な映姫様ラブ。
勇儀様もなぁ、実は深い考えがあったりと感慨深いんですよね。
それを軽妙な4コマに組み込むあたり凄いと思う。

東方4コマとして太鼓判が押せるほどの面白さなんですが、
だからこそもっと作品が読みたくなってしまい、もっとページ数が欲しくなります。
ヘーベー先生…、漫画…、読みたいです…

永遠少女。
タイトル:永遠少女。
サークル:canaria mint

輝夜と妹紅がキャッキャウフフでイチャイチャする漫画。

妹紅の痛んだ髪をトゥルルンにする為に一緒にお風呂に入って、
妹紅にシャンプーしてあげて、トリートメントしてあげて、並んで湯船に入ったり。
同じ匂いになった二人が百合な雰囲気に流れるんだけど、
妹紅のネガティブさが出ちゃうんだけど、輝夜はそれすら包み込んであげたり。

この二人の関係というか雰囲気が凄く好きです。
出来れば前作と合わせて読んで欲しいですね。

余談ですが、巻末のかんなぎコスをする二人は妙に似合ってると思います。
輝夜のざんげちゃんコスと妹紅のナギコスは髪の色もそうですけど、性格も近いような気が。(笑

:: 2008/11/5 水曜日::

■[漫画]夕乃さんの巫女姿にムラムラする「紅 kure-nai」2巻

紅 kure−nai 2
著者/訳者:片山 憲太郎 子安 秀明
出版社:集英社( 2008-11-04 )
定価:¥ 460
コミック
ISBN-10 : 4088745981
ISBN-13 : 9784088745985
作画者サイト:SOYBEAN

本家イラストレーターによるコミカライズは、
ジャンプという確かな漫画編集たちのバックボーンに支えられ、
多少の荒さは残りつつも間違いなく「紅」という漫画に仕上げられ、
原作ファンのみならず楽しませてくれます。

序盤こそ原作1巻のその後を描いたオリジナルエピソードでしたが、
2巻では2話目から回想シーンに突入して、原作1巻の話に突入。
まだ紫が真九郎を一般庶民呼ばわりして、心を開いてなかった初対面から、
徐々に心開き、今の真九郎ラブになっていく過程を描いています。

紫のツン→デレ遷移は勿論のこと、
紫相手であろうとも嫉妬する夕乃さんが初っ端から通い妻状態な上に、
巫女服を着て出迎えたりとデレ全開なのも良いですし、
見事な貧乳をお風呂シーンで見せてくれる銀子のクールな外見とは裏腹な、
献身的な内助の功が可愛くて仕方ありません。
やっぱりこの作品はヒロインが兎に角可愛いんだよなぁ。

また、巻末には番外編が2編掲載されているんですが、
どちらとも紅香さんが一番良い所を持って行く罠。(笑
また、ジャンプ系列にしては珍しくカバー下にもオマケイラストが。
紫の可愛いコスプレも良いですが、個人的にはメイド銀子を推したい。
恥ずかしがってる女の子って最高じゃないですか!
ホント銀子は可愛いなぁ…
嫁に欲しいです。

:: 2008/11/4 火曜日::

■[漫画]ゲイだって構わず題材にしちゃうんだぜ?「王様の仕立て屋」20巻

王様の仕立て屋~サルト・フィニート~ 20 (20) (ジャンプコミックスデラックス)
著者/訳者:大河原 遁
出版社:集英社( 2008-11-04 )
定価:¥ 540
コミック
ISBN-10 : 4088597397
ISBN-13 : 9784088597393

記念すべき20巻でゲイネタをかます大河原遁先生に乾杯!

ナポリに戻ってきてジラソーレの面々と付き合いながら、
相変わらずのんびりとアドバイスしたり仕事したりと、
日常が戻ってきた感がある織部たちだけど、
今回は特に濃いネタが揃っているように思えます。(笑

まず、初っ端からオースーパージャンプに掲載されていた番外編。
いつもと違うのは「エロ分」が多いこと。
ジラソーレの創業面子と親交が深いスイカップのバーテンダーが、
カクテルを作るときに乳が揺れることに悩むことを解決する話という時点でエロい。
乳のサイズがスイカップなだけにダイナマイトな感じでございます。
たまには良いよね、こういうエピソードも。(笑

他にも濃いネタを連発していますが、やはり凄いのがゲイ。
話の中で作者本人がネタにされてますが、
BL好き人妻担当編集の趣味が入りまくった話らしく色々な意味で爆笑しましたよ。
内容自体は性的マイノリティーと文化の違いを丹念に描いており、
実は結構真面目なんだけど、オチとネタがそれらを払拭する笑いをもたらします。
しかしこれはBLとは違うと思うんですが、人妻担当さんは満足されたのでしょうか。

んで最後のエピソードで遂にジラソーレ最後の刺客、NY支店長が登場。
個人的にこの人のことは鶴屋さんと呼んでいます。(髪と性格的に似てるから)
これがまた、強烈な個性な人で社長もオカッパも出し抜く剛胆さで、
あっさりと織部たちを掻っ攫ってNYに持って行くという、
何とも豪快な手腕を見せてくれ、次回以降も楽しみで仕方ありません。
いやー、ホント飽きさせない漫画ですよ。

:: 2008/11/3 月曜日::

■[漫画]ホワイトタイガーが読めるのはこの画集だけ!「ヒャッコ画集~カトウハルアキWORKS~」

ヒャッコ画集~カトウハルアキWORKS~
著者/訳者:カトウ ハルアキ
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2008-11-01 )
定価:¥ 1,890
大型本
ISBN-10 : 4797350768
ISBN-13 : 9784797350760

正直こんなに早く出るとは思いませんでした。
アニメ化で盛り上がってる時期に出すというのは間違ってないと思います。
ただ、どうせならアニメも第1話から原作に忠実だと良か(ry

まだ4巻が出たばかりの時期にそれだけの素材があったかなー、
と少々不安だったんですが出るわ出るわカラーイラスト。
元々ブラッドはWeb雑誌なんでカラー印刷料金とか気にしないせいか、
結構カラーを頻繁に使ってたんだなぁ、と今更ながらに実感。

それとヒャッコの前身であるホワイトタイガーが収録。
これを読んでる人は少ないだろうから、未読の人は画集を買ってチェックすべしですね。
タイツが脱がされた歩巳が見られるのはホワイトタイガーだけ!
パンツもついでにズリ下ろされてるぞ!(ぉ

描き下ろし12ページと干支な全ヒロインの立ち絵が描き下ろされてますので、
カトウハルアキファンなら買って損はない画集だと思います。
少々お高いけど結構満足できると思います。
あとはアニメの方を何とか…(ry

:: 2008/10/31 金曜日::

■[漫画]近未来SF作品集「Boichi 短編集 HOTEL」

Boichi作品集HOTEL (モーニングKC)
著者/訳者:Boichi
出版社:講談社( 2008-10 )
定価:¥ 890
コミック
ISBN-10 : 4063727459
ISBN-13 : 9784063727456

作者のBoichiさんは韓国出身の漫画家さんで、
過去にエロ漫画雑誌で幾つか描いてて、最近はヤングキングで連載を持たれてますが、
表題になっている「HOTEL」を読んで私の中ではSF作家として認識されました。
モーニングに掲載されるのも納得の面白さですよ。

「HOTEL」は、2030年にポジティブフィードバックにより不可避な温暖化が確実視され、
生き延びることを諦めた人類が人類のDNAと文明の記録を載せた宇宙船「箱船」と、
人類以外のDNAを金星化する地球上で保存する「塔」を建設することになる。
その「塔」こと「HOTEL」の支配人であるAIの「ルイ」が摂氏270度の環境の中、
膨大な時間の中を延々とDNAを保存する為に作業を続けていく物語。
これがもう圧倒的な迫力と面白さを持っているのです。

また「全てはマグロのためだった」は同じくSF作品なんですが、
これはコメディ分がふんだんに盛り込まれた楽しく面白い作品です。
子供の頃に食べた地球上最後のマグロの味が忘れられない汐崎博士が、
マグロ探索の為に人工衛星を開発したら米国の極秘潜水艦隊発見して日本を救い、
マグロのDNAを排泄物の中から救い出すために排泄物の分解を止めることに成功し、
副産物として高効率のメタン発電所が出来て人類のエネルギー問題が解決し、
マグロを人工的に作ろうと思って作った生物が地球上の海で繁殖して埋め尽くし、
しかもその生物が二酸化炭素を吸収する為に温暖化が抑えられ地球が救われて…
と、兎に角本人の意志と目的とは裏腹に汐崎博士が救世主となる物語なんです。
笑えると同時に感心できる面白さがあります。

他にも幾つかの短編が収録されており、好みが分かれるとは思いますが、
やはり「HOTEL」と「全てはマグロのためだった」は特にお勧めしたい作品です。
カラーページが多い為か少々値段が張りますが、
そんな問題は些細にしか感じられない面白さなので是非読んで欲しいです。

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