よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2008/10/19 日曜日::

■[漫画]表紙の桂馬でセングラの暗黒太極拳を連想した「神のみぞ知るセカイ」2巻

神のみぞ知るセカイ 2 (2) (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:若木 民喜
出版社:小学館( 2008-10-17 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4091214975
ISBN-13 : 9784091214973

残念な子な悪魔っ娘のエルシィに目を付けられた、
2次元美少女に耽溺し現実なんて下らないと豪語する主人公、桂木桂馬。
彼が為さなければならないのは現実の少女を恋に落としキスすることで、
少女が抱える心のスキマに忍び込んだ駆け魂を追い出して回収することである!
本来ならそんなことに目もくれず、ギャルゲを堪能したい所ではあるが、
自分の命も掛かっているので全力で取り組まなければならない!
そう、その「落とし神」と異名を取る類い希なギャルゲスキルによって…!

という訳で3番目の攻略対象たるヒロインは今をときめくアイドルの中川かのん。
作者が連載前にハマりまくっていたTHE IDOLM@STERとかが下敷きになっているキャラで、
しかもヤンデレ気味というある意味時代の流行に乗りまくったヒロインです。
彼女のシナリオではエンディングが素晴らしかったですね。
単行本巻末オマケのエピローグでは相変わらずなのが知られてちょっと安心しましたが。

4番目のヒロインは販促ポスターとしても描かれた寡黙な図書委員の汐宮栞。
言葉が少ないけど、それは言葉を選んで悩んでいるからで本当は色々と話したい、
という彼女の気持ちを汲み取り、勇気を出させる桂馬は正にギャルゲ主人公。
それにしても彼女の気を引くためにわざと好感度を下げるイベントを発生させたりと、
流石は熟練のギャルゲ技術を操る主人公である。

作者が数年間引きこもりのギャルゲ三昧だったという過去をフル活用したせいか、
前作に比べて圧倒的に深い味わいのある面白い作品に仕上がっています。
しかも単行本ではカバー下と巻末に書き下ろしのエピローグまで収録されており、
雑誌で読んでる人間も充分満足できる単行本になっていますので是非。

しかし引きこもり生活ってのも人生の糧になることってあるんですねぇ。
人生って深いわ。

:: 2008/10/18 土曜日::

■[漫画]「いけない!カエレ先生」に童心を思い出した「さよなら絶望先生」第15集

さよなら絶望先生 第15集 (15) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:久米田 康治
出版社:講談社( 2008-10-17 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4063840492
ISBN-13 : 9784063840490

結局OAD付き限定版が馴染みの本屋になかったので通常版買いました。
ごめんなさい、久米田先生…!
いやー、全編「いけない!カエレ先生」とかなら絶対買ったんですけど。
そんなことしたらPTAから苦情が来るかも知れませんが!

でー、15巻では巻末にはホントに「いけない!カエレ先生」の続きが!
ハハハ、これは当時小学生だった私にとっては最高のオマケですよ。
悪いクセが出たと描かれてましたが、個人的には非常に満足しました。
あぁ、あの頃は毎月立ち読みしてドキドキしてたなぁ…

そして忘れてならないのはこの巻に収録されている話はまゆたんのキラーパスですよ。
一連の雷句騒動から新條まゆたんにバトンを渡された為、
随所に漫画家と編集とのエピソードを散りばめて読者の興味を惹くという、
最高のエンターテナーっぷり見せてくれます。

しかしいつも思うんですが、久米田先生が描く女の子って普通に可愛いですよね?
しかも3段ぶち抜きで全身像が水着姿だったり浴衣姿で描かれるんですよ。
社会的風刺ギャグに隠れがちだけどラブコメしてたり(ヤンデレ分多いけど)
萌え漫画としても割りと優秀なんじゃないかなー、とか思うんですよ。
個人的には百五十話の私服可符香がベストだと思います。
いや、絶対領域とか最高じゃないすか?

:: 2008/10/17 金曜日::

■[漫画]真のヒロイン、アーたん登場!「ハヤテのごとく!」17巻

ハヤテのごとく! 17 (17) (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:畑 健二郎
出版社:小学館( 2008-10-17 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4091214797
ISBN-13 : 9784091214799

もうすぐ連載200回達成の畑健二郎先生、17巻発売おめでとうございます!
BACKSTAGEも合併号で休みの時も休まず、サイン会もししても、
TVアニメ化でイラストの仕事が増えても、TCGにノベライズとメディアミックスしても、
声優と一緒に飲んでも一度も休載をせず!
おめでとうございます!

で、17巻ですが咲夜のおっぱいの成長が良く判る表紙です。
千桜さんをメイドとして雇うエピソードでは少しだけ下着姿を見せてくれましたが、
やはりパッドではない天然モノっぽいです。
いやー、この年代の女の子の成長は侮れないものがありますねぇ。
胸を触っても女だとばれないどこぞの生徒会長とは一味違うぜ!

ただそんなノーテンキな話ばかりではなく、この17巻では重いエピソードに突入。
ハヤテの子供時代にして初めての彼女のアーたんが登場する過去編です。
アーたんと毎日毎晩チュッチュしたりベッドで組んず解れつの子供時代です。
ハヤテの両親のダメ具合に憤慨したり、ハヤテが超人な秘密が垣間見られたりと、
この作品の根幹となるエピソードなんで目がそらせません。

しかし、アーたんは良いですね。
17巻では過去編が完結してないのでまだ見られませんが、
現在の姿はハヤテ史上初の真っ当な巨乳キャラですからね!
本編での早めの再登場を切に希望する次第です。

:: 2008/10/14 火曜日::

■[漫画]森薫先生の新作が遂に登場!「Fellows! 」2008-OCTOBER volume 1

Fellows! 2008-OCTOBER volume 1 (BEAM COMIX)
著者/訳者:森 薫 入江 亜季 雁須 磨子
出版社:エンターブレイン( 2008-10-14 )
定価:¥ 714
コミック
ISBN-10 : 4757744978
ISBN-13 : 9784757744974

「エマ」の森薫さんが新連載ということで取りあえず記念に買いました。
今回は19世紀の中央アジアが舞台なんですが、相変わらず凄い描き込みっぷりで感嘆のため息が漏れますよ。
12才の少年と20才の嫁で、生まれも育ちも違う二人の新婚生活をゆっくりと描く…、
と思いきや中々にドラマがありそうで次号も注目ですね。

他に面白かったのは宮田紘次さんの「ラストダンスは踊り場で」が青春って感じで良かったし、
エロ漫画家の八十八良さんの「早春賦」はエロくて良かった。
全体的にやはりビームの匂いが色濃い感じがしますね。
これからどう化けるのか、そのままこのまま行くのか見守っていきたいです。

:: 2008/10/12 日曜日::

■[漫画]今明かされる前作との繋がり「マップス ネクストシート」5巻

マップス ネクストシート 5 (Flex Comix)
著者/訳者:長谷川 裕一
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2008-10-09 )
定価:¥ 588
コミック
ISBN-10 : 4797350474
ISBN-13 : 9784797350470
作者サイト:スタジオ秘密基地

やはりマップスと言えば欠かせないのが幼馴染みの普通の女の子とビメイダーの女の子。
このダブルヒロインのそれぞれの立場で仲が良いけど可愛く嫉妬するという三角関係が最高で、
前作の頃もそれを楽しんでましたが、このネクストシートでも遂にその為の準備が整いましたよ。
京お姉さまも遂に身内から攻略対象ヒロインとして昇格です!(その表現はどうか

見知らぬ星にワクチンを届ける為にナユタ、ミヤコ、ミュズの三人だけで出かけるんだけど、
地図を手に入れた余波で寝込んでしまうミュズの代わりに京がヘルムに!?
その影響で過去の記憶がミュズに逆流しちゃったりする訳なんですが、
やっぱり過去からの思い出こそが幼馴染みとして最大のアドバンテージな訳で、
ここでぐっと京お姉さまの株が上がった次第。

そしてそんなニヤニヤできる展開から、過去60年の記録を読むことで判る真実。
ナユタの実の両親がゲンと星見という事実…?
いやー、これは何というか面白くなってきたなぁ…
そしてそれを知ることで動き出したジャンバ王がまた…!

遂に前作で英雄だった十の魔物のうち、生き残った六の魔物が動き出し、
そして白銀の支配者エラルードが行動する裏で見え隠れする伝承族の思惑。
いやー、壮大なスペースオペラと巧みな伏線にワクワクしまくりですよ!
あぁ、これこそはマップスだよなぁ。
来月からは愛蔵版が発売されるし、そちらも楽しみです。

:: 2008/10/11 土曜日::

■[漫画]アラウンド30の女子ストーリー「おひとり様物語」1巻

おひとり様物語 1 (1) (ワイドKC)
著者/訳者:谷川 史子
出版社:講談社( 2008-10-10 )
定価:¥ 700
コミック
ISBN-10 : 4063376532
ISBN-13 : 9784063376531

良いなぁ、凄く良い。
谷川史子さんにハマってまだ浅い私ですが、
また更にハマってしまいそうです。
女性だけでなく、多くの男性諸氏にもお勧めしたい作品です。

タイトルは「おひとり様物語」ですが結構何でもありで、
彼氏なしのおひとり様、遠恋中のおひとり様、お見合い結婚間近のおひとり様…
F1層の女性の日常と心情を綴ったオムニバス形式の短編集なんですよね。
これが何というか、しっとりと心に染み渡ってくるんですよ。

おひとり様の恋、おひとり様の夢、おひとり様の仕事。
中にはおひとり様であることで充実しちゃってる女性だったり、
もう本当に様々で、そしてその全てが興味深く面白いんですよ。
あぁ、なんか判るなぁって感じで。

どの作品も面白いので、どれが良いとは中々言えないけど…
うん、やっぱりどの作品も面白いや。
女性視点の作品ですが、男性でも充分楽しめると思いますので、
変に先入観を持たず読んでいただければな、と。

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