本好きの下剋上 ハンネローレの貴族院五年生 1巻、8月10日発売!
本好きの下剋上の待望の続編が早くも刊行開始!
:: 2008/4/30 水曜日::

■[漫画]ドキ! 女の子だらけのバンド活動!「けいおん!」1巻

けいおん! 1 (1) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:かきふらい
出版社:芳文社( 2008-04-26 )
定価:¥ 860
コミック
ISBN-10 : 483227693X
ISBN-13 : 9784832276932
作者サイト:海の幸定食

女の子だらけの高校軽音楽部のほのぼのコメディ。
主人公の唯が軽音楽と言うくらいだから軽めのカスタネットとかだろー
という天然ボケをかまして入部したことから始まる物語。
きらら系萌え4コマらしい作品ですが、コメディのキレがひと味違います。

バンドのメンバーは天然ボケの初心者の唯。(ギター担当)
恥ずかしがり屋の縞ぱん少女の澪。(ベース担当)
おっとりお嬢様で太眉のムギこと紬。(キーボード担当)
「かっこいいから」とドラムを選んだマイペース部長の律。(ドラム担当)
基本的にこの4人を中心としたゆるゆる女子高生ライフです。

タイトルにもなっているように作中でバンド活動が行われますが、
どちらかというと「音楽はそえるだけ」というか。
主人公自身が初心者ということもあり知識0でも充分楽しめます。
というかこの漫画の肝はコメディですからね。
唯や律のボケに笑い、澪の可愛さに萌えればそれでOKなのです。

ちなみに作者のかきふらいさんはTYPE-MOONやハルヒの同人誌を出してる方で、
そちらでも知っている方もいるかもですね。
漫画の雰囲気自体は同人誌の頃から変わってないので、
サイトに掲載されているネタが気に入ったらこの作品に手を出すのもアリなんじゃないでしょうか。

:: 2008/4/29 火曜日::

■[漫画]チコと二十面相の冒険の日々「二十面相の娘 うつしよの夜」1巻

二十面相の娘 うつしよの夜1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者/訳者:小原愼司
出版社:メディアファクトリー( 2008-04-23 )
定価:¥ 620
コミック
ISBN-10 : 4840122180
ISBN-13 : 9784840122184
作者サイト:施療院島

アニメ化記念で番外編として復活した二十面相の娘。
時間軸としては二十面相とその一味とチコが世界を駆け巡った頃。
心躍る冒険の日々や危機一髪の危険な場面もあるけれど、
チコがもっとも心安らかであった時間を描いています。

まだケンがチコに対してつっけんどんな態度を取ってたりと、
新鮮な場面が結構あります。
快活な少女であるチコが二十面相の娘として、
ポストに潜入したりストリートチルドレンに扮したりと、
二十面相の為に頑張る姿が愛らしいです。

それにしても小原愼司作品がアニメになるとはなぁ…
個人的に好きな作家さんだけに嬉しいけど、微妙に複雑な気持ち。
できればこのまま菫画報もアニメ化して欲しいとこだけど…
まぁ、無理でしょうね。

:: 2008/4/28 月曜日::

■[漫画]特装版表紙は男小鳥遊が前な「WORKING!!」5巻

WORKING!! 5 初回限定特装版 (ヤングガンガンコミックス)
著者/訳者:高津 カリノ
出版社:スクウェア・エニックス( 2008-04-25 )
定価:¥ 1,000
コミック
ISBN-10 : 4757522363
ISBN-13 : 9784757522367
作者サイト:うろんなページ

ドラマCDでも本編でも受難の小鳥遊です。
っていうかドラマCDですが驚きですよ。
なずなの声がくぎみーだなんて!(そこか
ツンデレの印象が強いけど、人生飛び級妹も良いっすねー

本編の方ですけど、今回は恋煩いがちょいと多め。
変態4コマコメディの中の隠し味であるラブコメ成分。
小鳥遊と伊波さんは元より佐藤と八千代さんの間にも進展があり、
ラブコメ好きとしてはたまらないものがあります。

そしてTSモノ好きとしては見逃せない小鳥ちゃんの再登場!
種島先輩の機嫌直しの為に何故か女装して伊波さんとのデート!
倒錯的で変態なデートなのにどういう訳か伊波さんの良さを認識できて、
何というか変態×変態=正常なのかな、と。

しかしドラマCDも2巻目に突入だし、そろそろアニメ化でもされるのかなぁ。
そうなったら面白そうなんだけどなぁ。
バンブーとかセキレイとかヤングガンガン作品のアニメ化が進んでるし、
ありえそうなだけに期待。

:: 2008/4/25 金曜日::

■[PC・デジタル,漫画]TYPE-MOONの懐はどこまでも広い「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」1巻

プリズマ☆イリヤ1巻Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ (1) (角川コミックス・エース)
著者/訳者:ひろやま ひろし TYPE-MOON
出版社:角川グループパブリッシング( 2008-04-26 )
定価:¥ 609
コミック
ISBN-10 : 4047150487
ISBN-13 : 9784047150485
作者サイト:TINY TREASURY
原作:TYPE-MOON

やっちまったー!

禁断のスピンアウト手法「魔法少女」
いやー、まさかそれをTYPE-MOONがやっちまうとは。
とはいえ、TYPE-MOONなので一筋縄で行くモノではありません。
作者がひろやまひろしさんな時点である意味やる気が見えてきます。
何というか「馬鹿なことやるぜ!」というやる気が。(ぉ

これはどこかの並行世界なのか。
カレイドステッキに(理不尽に)選ばれたイリヤが、
本来の持ち主の凛に代わり魔法少女に変身してカードを回収!
ライバルの魔法少女も出てきたりと王道とFateをミックスさせた物語です。

元々ひろやまひろしさんは同人でも上手い方でしたけど、
連載始まってからメキメキ上達してきた感がありますね。
特に第4話以降がそれが顕著なように感じられます。
直感派のイリヤと理論派の美遊の個性を見事に引き出し、
それを笑いに転化しており笑いが止まりません。

しかしこの漫画で一番驚いたのは相変わらずの巻末基礎用語コーナー
同人で毎回やってたのをまさか商業でもやるとは。(笑
しかも次ページからのプリズマイリヤができるまでの実録漫画!
武内さんときのこさんの面白さも手伝い大変面白いことになっております。

それにしてもコンプエースも思い切ったことをするもんだなぁ…(笑

:: 2008/4/24 木曜日::

■[漫画]これがホントの大団円「エマ」10巻

エマ 10巻 (BEAM COMIX)
著者/訳者:森 薫
出版社:エンターブレイン( 2008-04-25 )
定価:¥ 693
コミック
ISBN-10 : 4757741782
ISBN-13 : 9784757741782
作者サイト:ヘリオトロープ

表紙がウィリアムとメイド姿のエマという原点に立ち戻った最終巻。
二人の賑やかで楽しく、祝福で溢れた結婚式でフィナーレを迎え、
大団円という言葉がこれ以上ないほどに当てはまる最高の最終回でした。

1話目はウィリアムとエマが当時まだ新しかった自転車でのデート。
結構頑固なトコがあるエマがちょっと事故ったりしたけど、
そんなトラブルよりもウィリアムと共に風を感じることが嬉しそうで微笑ましいです。
中々会えないけど心を通わせる二人の姿は和むものがあります。

他にも無愛想な次男、アーサーの学校生活や、
メルダース家のメイド、アデーレの生き方、
そしてターシャ、ハンス、スティーブンスとそれぞれのドラマが盛り込まれており、
語りきれないドラマがこの作品の世界観に詰まっていることが感じられ、
奥行きのある面白さにどこまでも魅了されてしまいます。

描き下ろしでエノレアに訪れる確かな恋も描かれ、読者を安心させてくれ、
3話使った盛大な結婚式にはターシャじゃないけど感涙するものがありました。
いやー、もう兎に角、文句の付け所のない名作でした。
作者が面白いと思ったものと読者が面白いと思うものが見事なまでに合致した、
作者も読者も、そしてエマたちも幸せな物語だったと思います。

次回作が何になるのかまだ判りませんが、そちらにも期待したいと思います。
まぁ、個人的にはシャーリーを描いて欲しいんですけど…(笑

:: 2008/4/23 水曜日::

■[漫画]TYPE-MOONファンなら買って損はない「TYPE-MOONエース」

TYPE-MOON (タイプムーン) エース 2008年 06月号 [雑誌]
出版社:角川グループパブリッシング( 2008-04-21 )
定価:¥ 780
雑誌
ISBN-10 :
ISBN-13 : 4910139660685

コンプエースの増刊扱いで発売された丸ごとTYPE-MOONな一冊。
「魔法使いの夜」「Girl’s Work」「月姫」の新作3本の情報をはじめ、
メルブラや月姫、更にタイころまでとほぼ全てのゲームを網羅し、
更に「葉桜ロマンティック」等エイプリルフールネタまでコンプリート!
珠玉のTYPE-MOON特集本だと言えましょう。

後半はコミカライズが大半を占めていおり、
森井しづきさんハルトモさんが描かれたFate/Zeroネタの漫画が2本。
アーネンエルベの一日を元にした漫画をBすけさんが描き、
他にもタイガーころしあむネタを石田あきらさんが。
コンプエースで連載中のメルブラ、プリズマイリヤの番外編も収録と、
TYPE-MOON関のあらゆるジャンルを漫画でで網羅。
更に佐々木少年さん鈴平ひろさんと言った大御所のイラストも寄稿されており、
非常にお買い得な一冊となっております。

コミカライズの内容ですが、ハルトモさんの描いた言峰と凜の物語が良かったです。
まだ吹っ切れてない時の言峰の葛藤と、
幼いながらも魔術師として自立している凜の姿を上手く描いてます。
二人の奇妙な関係を正面から真面目に、且つコミカルに演出され面白い作品に仕上がってます。
言峰の一人娘とカレンの関連性とか妄想を補強する意味でも良いですね。
それとBすけさんのTYPE-MOONキャラ勢揃いなアーネンエルベの漫画。
個性的なヒロインたちを小気味よく描ききっており、
単純に夢の競演のドタバタ劇は非常に楽しかったです。

裏表紙の広告までTYPE-MOONなこの一冊。
TYPE-MOONファンなら必携ですね。
そして中田譲治ファンも買いですね。(笑
まさか6ページも特集があるとは思いませんでしたよ。
TYPE-MOONスタッフはどんだけ好きなんだ…(笑

それと付録のスクールカレンダーが地味に良い感じです。
今までの美麗なイラストを飾るというだけでなく、
担当したグラフィッカーが併記されているので、
それぞれの個性を知るという点でも興味深い付録だと思います。

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