よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2008/8/20 水曜日::

■[漫画]下ネタ4コマの雄、氏家ト全先生の新作「生徒会役員共」1巻

生徒会役員共 1 (1) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:氏家 ト全
出版社:講談社( 2008-08-12 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4063840301
ISBN-13 : 9784063840308

ヤンマガで長期連載していた「妹は思春期」が終わり、
次の活躍の場としたのは週マガ二軍ことマガスペ。
少年誌向けに若干マイルドにした下ネタは「女子大生家庭教師濱中アイ」から受け継がれ、
今日も爽やかに下ネタをメインにした4コマ漫画が繰り出されます。

交通の便の良さから元女子高の桜才学園に入学した津田タカトシは、
ひょんなことから生徒会長の天草シノに気に入られ生徒会副会長に任命されるも、
その生徒会の面子はおかしな人ばかりで、会長のシノ自身からして、
容姿端麗、成績優秀、文武両道、家事万能、でもエロネタ好き
書記の七条アリアも巨乳でおっとり、ちょっと天然でお金持ちのお嬢様、でもエロネタ好き
会計の萩村スズに至ってはIQは高いが外見小学生という出で立ちでクセがありまくり。
今日もタカトシは妹に鍛えられたツッコミを入れまくるのだ。

マガスペから週マガへ移籍したことから判るように、その面白さは一級品。
会長の容赦ない下ネタに対して的確に冷静にツッコミを入れるのが面白いし、
下ネタ以外でもスズの子供っぽい容姿をコミカルに描いており、
下ネタが主成分ですが、それ以外にも面白い所は多いです。
ネタの範囲が広い方がより多くの読者に受け入れられるでしょうし、
何よりいくら氏家先生でも下ネタのストックとかもあるでしょう。(ぉ

しかしハーレムな状況なのにリビドーを感じさせないタカトシは聖人君子かと!
まぁ、下ネタ全開の年上二人に子供な同級生だと欲情しないのかも知れませんが。
個人的には濱中アイの時のように仄かなラブコメも混ぜてくれると嬉しいかなー、と。
まぁ、折角の少年誌、折角の学園モノですしね!

今のところヒロイン候補の筆頭はスズかなぁ。
二番手が三葉とにらんでるんですが、どうでしょうか?
シノはダークホースで大穴は実妹のコトミかな!

:: 2008/8/18 月曜日::

■[漫画]限定版の表紙が大変なことに「魔法先生ネギま!」23巻

魔法先生ネギま! 23 (23) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:赤松 健
出版社:講談社( 2008-08-12 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4063840212
ISBN-13 : 9784063840216
作者サイト:AI Love Network

ネギが自ら闇の魔法を選択し、前に進む23巻。
結局DVD付き初回限定版と通常版の両方を買ってしまいました。
講談社の手のひらで踊らされまくりです。
何というカモ。

ネギの選択結果と闇の魔法の詳細も興味深いですが、
魔法世界で散り散りになったメンバーが次々と合流したり、
それぞれが逞しく成長しているのを見るのは純粋に面白いものがあります。
また、ネギま部以外の面子の様子が見られたのも良いですね。
そこら辺のフォローもきっちりやる辺り、赤松先生は凄いな、と。

ただ個人的に23巻の見所は千雨たんだと思う訳なんですよ!
保護者であり、助言者であり、姉であり、生徒であり、恋する乙女であり…
特にネギのことを信じる仲間としての自分より、
ネギのことが好きな一人の恋する乙女としての自分が勝ってしまった場面が最高すぎですよ!
やはりこの漫画で一番好きなヒロインは千雨たんだなぁ。

しかし毎回思うのですが、巻末の用語解説とか凄いっすね。
もの凄く深く設定しているのには舌を巻きまくりですよ。
それでいて描いているのが魔法合戦で服が脱げて下着姿になるような展開なことに一番驚きますが。
作者側の深淵な設定を披露するより読者の期待に応えることを優先させている赤松先生に敬礼!

:: 2008/8/11 月曜日::

■[漫画]イカ娘の旨味が濃縮された1冊「侵略!イカ娘」2巻

侵略!イカ娘 2 (2) (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:安部 真弘
出版社:秋田書店( 2008-08-08 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4253214029
ISBN-13 : 9784253214025
作者サイト:The Longest Runway Ver.6 – Mlracle Pot Style –

毎週8ページの緩めのほのぼのギャグストーリーは相変わらず。
海から侵略してきたはずのイカ娘は海の家でこき使われ、
アメリカからきた外人さんには宇宙人として扱われたりと、
新キャラは出るも1巻のノリと変わらず安心して読める展開です。

イカ娘がね、可愛いんですよ。
侵略者のはずなのに自販機の下で小銭漁ったり、
たまたま手に入れた1万円で好物のエビを買い占めたり、
何というかアホなとこも可愛いし、
それでいて数学を楽々解いたり、霊を怖がらなかったり、
何というか不思議な魅力に充ち満ちているのです。

そういや一度だけ触手が役立たずになっておかっぱになってたけど、
やっぱりイカ娘は触手のロングヘアー(ヘアー?)が一番だよなぁ、
とシミジミと思う次第であります。

チャンピオン連載とマイナーだけど地味に良い漫画なんで、
是非読んで欲しい漫画です。
近所の本屋には1冊も置いてなかったけど…(つД`)

:: 2008/8/10 日曜日::

■[漫画]6巻の巻末はセーラー服を着た武梨えり先生で決まり!「かんなぎ」5巻

かんなぎ (5) (REX COMICS)
著者/訳者:武梨 えり
出版社:一迅社( 2008-08-09 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 475806105X
ISBN-13 : 9784758061056
作者サイト:たけなしのーと

美術部合宿で起こった汐見の神のイベントも一段落。
ナギやざんげちゃんと違い、完全な分身霊と出会い話を聞くことで、
自分が何者かが判った訳ではないけれど、
仁のトゥーピュアピュアボーイさでナギとの絆も深まったように思えます。

ただ5巻の一番の見所は白亜とざんげちゃんのエピソードでしょう。
霊媒体質で昔からヒドイ目にあってきた白亜が人生に絶望した時に現れたざんげちゃん。
ざんげちゃんが憑く事で害意あるモノから守られていたりと、
何だかんだで白亜を気に掛け、見守ってるざんげちゃんも可愛いな、と。

そして個人的にお勧めなのはつぐみです。
仁のことが心配で夜も眠れないのにでこぴんで済ませてあげたり、
秋葉の同人誌作成に巻き込まれたようでやる気出してたり、
仁との夏祭りを巡る妄想をしたり、実際に誘われて舞い上がったり、
何と言っても仁を理解する幼馴染みなんですよ。
もうどれを取っても最高じゃないですか!

それと巻末には武梨えりさんの読み切り「モーリー」が掲載。
これは白亜とざんげちゃんの関係に近いのかなー
結構良い話だったんですが、その余韻は後書き漫画で吹っ飛びました。
武梨えりさんのあの自画像で裸エプロンはキツイ…
いや、実際は可愛い方だとは思うのですが…(笑

:: 2008/8/9 土曜日::

■[漫画]戦国時代の世直し姉弟「戦国妖狐」1巻

戦国妖狐(1) (BLADE COMICS)
著者/訳者:水上悟志
出版社:マッグガーデン( 2008-08-09 )
定価:¥ 590
コミック
ISBN-10 : 4861275229
ISBN-13 : 9784861275227
作者サイト:続・みずかみ小屋

幼い姿の妖狐のたまと若き仙道の迅火の義姉弟。
16世紀の半ば、室町時代の末期の戦国時代に移ろうという時代に、
人間嫌いの迅火と人間が好きなたまの対照的な二人の世直しの旅を描いた作品です。

青年、オタク向けのOURsやまんがタイムきららフォワードで連作してきた作者が、
初めて少年向けの雑誌で連載を始めたのがこの作品。
戦国時代を舞台としていますが、基本的に人外の闇(かたわら)の力が振るわれる、
どちらかというとファンタジーな内容です。

二人の旅にひょんなことから同行というか追いかけることになった農民出の侍、真助。
そして退魔組織の断怪衆とそれに追われる改造手術を受けた少女の灼岩。
二人を加えて四人になった一行が思惑はそれぞれに断怪衆と敵対することになったのが、
1巻での主な内容です。

人の命とか差別とか、中々に深いテーマも内包していますが、
基本的に少年誌向けにコメディも忘れずに展開しているので楽しく読めます。
何というか水上悟志先生らしい、度肝を抜く展開が仕込まれているんですよね。
特に迅火VS城には比喩抜きで噴きましたよ。(笑

しかし残念なのは読み切りで載った迅火とたまの出会いの話が掲載されてないんですよね。
てっきり掲載されると思ってただけに残念…

:: 2008/8/7 木曜日::

■[漫画]主人公・ミツルの成長過程を描いた「ツマヌダ格闘街」4巻

ツマヌダ格闘街 4 (4) (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:上山 道郎
出版社:少年画報社( 2008-08-07 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4785930055
ISBN-13 : 9784785930059
作者サイト:別冊兄弟拳

エキスパートリーグに上がり、プロとしての資格を得たミツルだけど、
この4巻ではプロとしての試合はまだ行わず、
ミツルの家庭の問題やジローに起こったトラブルといった出来事を通し、
ミツルの成長と武道への心構えを固める内容となっています。

プロデビューを果たすも、その映像が全国ネットで流れてしまい、
九州の両親に秘密にしていた格闘の事がバレたことで起こる八重樫家の問題。
日本文化のことを良く知り、学んでいる英国人の父が理想的な日本の父の姿を体現し、
しかも相撲を通じて語り合うという格闘漫画らしさも演出します。

そしてジローが人を殺してしまいかけたことで陥るイップス問題。
王家の家族が総登場となったエピソードになりましたが、
言葉ではなく、身体で悟らせるあたりがドラエさんらしいです。
そしてジローたちの父親で天才と言われた太極拳の達人、王英才。
達人が見せてくれた技にミツルが驚嘆し、悩みを吹っ切るのも良いエピソードでした。

ミツルは決して要領が良い訳ではなく、学んで体得したことを一つずつ噛みしめ、
そしてそれに驕ることなく研鑽を積み、時には人に助言を与え、
悩むこともあれども腐ることなく誠実に生きる姿は好感度が高いです。
だからこそ、ミツルの周りには人が集まり、それが力となって成長していくんだなぁ、
とそんなことを思わせてくれるプロリーグ前のエピソード群でした。

ちなみにカバー下に王家と八重樫家の家系図があるのでそちらも要チェック。

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