よつばと! 16巻は2月26日発売!
今回のよつばは高尾山に登山!
:: 2008/7/13 日曜日::

■[漫画]遂にいいんちょフラグまで…!「ハヤテのごとく!」16巻

ハヤテのごとく! 16 (16) (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:畑 健二郎
出版社:小学館( 2008-07-11 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4091214274
ISBN-13 : 9784091214270

早いもので「ハヤテのごとく!」も16巻目で長期連載の部類に入るようになってきた感が。
ストーリーもラブコメ分が徐々に高まってきて、今回はヒナギクを皮切りに、
遂に可愛い系のいいんちょまで天然ジゴロのハヤテの餌食に!
まぁ、最近のサンデーを読む限り伏線は前からあったっぽいんですけどね。
結構ファンが多いだけにある意味納得なラブコメヒロインの仲間入りと言えましょう。

ただラブコメ展開以外も相変わらずで、咲夜の歯痛騒動にクラウスさんの生き霊騒動。
咲夜のおっぱいの大きさを再確認できたのと、
綾崎ハーマイオニー(和服アレンジVer.)が見られたのは喜ばしいことです!
しかしマリアさん、久しぶりに見せ場があると思ったらお風呂とは…
すっかり汚れに…(ぉ

本来のヒロインであるはずのナギですが、西沢さんとバイト先で仲良く喧嘩していて、
何というか凄く微笑ましいことに。(笑
しかしヒナギクだけじゃなく、いいんちょまでラブコメヒロインに本格的に加わりそうなのに、
こんなにノンビリしてて良いんでしょうかね、このお嬢さんたちは。

それと薫京之助28歳ですが、妙にシンパシーを感じてしまいます。
まぁ、唯一にして最大の相違点は今でも想い人がいるかどうかですが。
オタクライフは満喫してても妙に虚しいリア充願望持ちっつーか。
チクショウ、薫! お前だけでも頑張れよ!(ヘンに感情移入したようです

:: 2008/7/12 土曜日::

■[漫画]戦争の中、健気に生きるすず「この世界の片隅に」(中)

この世界の片隅に 中 (2) (アクションコミックス)
著者/訳者:こうの 史代
出版社:双葉社( 2008-07-11 )
定価:¥ 680
コミック
ISBN-10 : 4575941794
ISBN-13 : 9784575941791
Kindle版:この世界の片隅に (中)
Kindle版まとめ買い:この世界の片隅に

軍港・呉に住む北條家に嫁いだ少女のすずが戦時下でものほほんと過ごす日常。
太平洋戦争の最中ということで物資が乏しく緊迫した雰囲気を連想し、
実際その通りではあるんですが、人間それでも笑顔を絶やすことなく生活できるもので、
色々と思い悩むことはあれど死が身近な分、今を懸命に生きていおりその姿が眩しく見えます。

物資が乏しい戦時下での倹約した生活に、砂糖ですら手に入りにくい状況。
着る物、食べる物のどれ一つ取っても数十年前のことだとは思えないことばかりですが、
こうの史代さんのトーンを使わない柔らかい描線もあり、
当時の慎ましい生活とそれでも朗らかな日常が伝わってきます。

ヤミ市の帰りに迷子になった先で知り合った遊郭に住む白木リンさん。
遊郭で働くことの哀愁を全く感じさせず、飄々とした所がある彼女と友達になるも、
ふとしたことがキッカケで彼女と夫の周作さんが旧知の仲であることが判り、
悶々と悩むことがある上に、幼馴染みの水原哲が訪ねてきたりと、
周作さんと夫婦喧嘩になるネタがあるというのは失礼ですが見ててニヤニヤします。

ただ住んでいる場所が呉ということで、空襲が否応なくはじまり、
実家でも兄が亡くなったという報が入りと、死がいよいよ身近なものとなっていきます。
そんな中でもまだ笑える所がありますが、下巻では笑えないことの方が多くなるでしょう。
それでもこの漫画がどのような結末に辿り着くのか見届けたいと思います。

:: 2008/7/11 金曜日::

■[漫画]若木民喜の本領発揮!「神のみぞ知るセカイ」1巻

神のみぞ知るセカイ 1 (1) (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:若木 民喜
出版社:小学館( 2008-07-11 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4091214304
ISBN-13 : 9784091214300
作者サイト::: HoneyDipped ::

現実(リアル)なんてクソゲーだ!!

極まったダメゲーマーの間で交わされる言葉が少年誌に載る日が来るとは…

地獄から抜け出した悪人の魂を回収する為、地獄からきたエルシィ。
女の子の心のスキマに逃げ込んだ「駆け魂」を集める協力者として選んだのは、
女性の心を思いのままにできる「落とし神」と呼ばれる桂木桂馬。
しかし、桂馬は恋愛は恋愛でもギャルゲーのエキスパートだったのだ…!

現実みたいな精度の低いもの何か…、と拒否する桂馬だけど、
いつの間にか契約完了で破棄したら文字通り自分の首が飛ぶ、という切羽詰まった事情で、
仕方なく10000人のキャラを攻略したゲーム理論を駆使して女の子を落としていくのがこの作品のストーリー
しかも心のスキマを埋めて「駆け魂」を回収し終えた後は、
女の子はその間の記憶が上手い具合に忘れてしまうのでマルチエンディングが可能!
ほんのりと恋の記憶が残っているのが絶妙で素晴らしいです。

「これなんてエロゲ?」と言われる漫画は数知れず存在しますが、
されど少年誌連載の漫画内でギャルゲをストレートにモチーフにした作品も珍しいというか。
陸上女子に金髪ツインテのツンデレとテンプレート的なキャラで攻めてきて、
掴みはバッチグーってな感じです。

前作のアルバトロスは慣れないバトル展開だったせいか最後は打ち切りという結果でしたが、
今回は若木先生の可愛い絵柄にマッチしまくるラブコメ作品なだけに期待ができます。
ただまぁ、この表紙はどうかなー、と思いますが…

ちなみに若木先生がギャルゲーマーかどうかというとそうでしょうね。
アイマスにハマりにハマっていたのは記憶に新しいです。
それとネットの片隅で噂されているのですが…、
かつて存在したエロゲレビューサイトのエロゲカウントダウンの管理人PERO氏が若木先生ではないのか…?
とか何とか。
確かにPEROさんの絵柄はよく似てるからなぁ…(参考:らくがきそうこ
本当だったらかなり面白いんですけどね。(笑

:: 2008/7/10 木曜日::

■[漫画]新たなるギャンブルの序章「GAMBLE FISH」7巻

GAMBLE FISH 7 (7) (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:青山 広美
出版社:秋田書店( 2008-07-08 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4253209173
ISBN-13 : 9784253209175

阿鼻谷ゼミからの勝負から小休止もほとんど挟まないまま次のギャンブルの予感がする展開へ。
初っ端からハート柄パンツの五木島が半裸で囚われの身という、
オマエはどこのお姫様だ! と言わんばかりのヒロインっぷりを見せてくれ、
この漫画の変態っぷりを再認識させてくれます。

阿鼻谷の遠縁にあたる軍需産業ドーン家の令嬢エミリー・ドーン。
彼女が転入してきて杜夢に求愛するという裏を探りたくなる行動に出て、
杜夢陣営の主に女性陣が臨戦態勢に入ったりと姦しくなってきて、
ちょっと変なラブコメになるかと思いきや、この漫画は変態なのでそうなるはずもなく、
アヴィの執拗な罠にエミリーまで巻き込まれ壮絶なエミリーVS杜夢の構図へ。

エミリーとの対決に人数が必要になるんですが、そこは少年漫画。
かつての強敵が今は仲間、と言わんばかりに阿鼻谷ゼミの2人が参戦し、
杜夢のジゴロっぷりに美華がコロっと転がされて杜夢陣営は揃う訳ですが、
エミリー側は容赦ない相手を用意するみたいで…

白鷺家の秘密とか色々と明かされてきて、物語も終盤に差し掛かってきたように感じます。
まぁ、最後は杜夢がハーレムを築いてハッピーエンドになるんじゃないかな!
とか思うのですが、その過程の変態っぷりが楽しみでなりませんので、
これからも読み続けていきたい所存です。

:: 2008/7/9 水曜日::

■[漫画]末永くお幸せに!「エン女医あきら先生」11巻

エン女医あきら先生 11 (まんがタイムコミックス) (まんがタイムコミックス)
著者/訳者:水城 まさひと
出版社:芳文社( 2008-07-07 )
定価:¥ 650
コミック
ISBN-10 : 4832266497
ISBN-13 : 9784832266490

13年続いた「エン女医あきら先生」も遂に大団円。
連載開始当初はドジだけど元気な女医のあきら先生が、
病院で巻き起こすトラブルをコメカルに描いた作品だったのが、
終盤では恋人の歩君とのむず痒くなるエピソードばかりで、
あまりの甘さの量に胸焼けするかと思うほどです。

いつになってもあきら先生がプロポーズせず、
周りがヤキモキしまくる中、二人がイチャイチャしていて、
バカップルがここに極まれりという感じ。

外堀がどんどん埋まる中、ひょんなことから歩君の両親とあきら先生が出会ったことで、
一気に結婚まで話が進んで遂に最終回へ。
結婚式はあきら先生らしい、でも可愛らしいドジも挟みつつ、
医者として二人で歩んでいく姿は大団円と言えると思います。

長期連載シリーズ作品だっただけになくなると寂しいですが、
サザエさん時空だと思った作品がこのように大団円を迎えて終了すると感無量ですね。
二人とも末永くお幸せに!

:: 2008/7/8 火曜日::

■[漫画]オタク×自転車ロードレース「弱虫ペダル」1巻

弱虫ペダル 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2008-07-08 )
定価:¥ 420
コミック
ISBN-10 : 4253214517
ISBN-13 : 9784253214513

アニメやガチャポンを愛する高校に入学したばかりの主人公、小野田坂道。
体育会系にコンプレックスがあり、オタク仲間を渇望する坂道は、
お金がかからないという理由だけで秋葉原まで往復90kmを自転車で走破してしまう。
斜度20%の急な坂道も歌いながら登り切ってしまう坂道の脚力に、
同じ新入生の自転車レーサー今泉が驚愕する所から物語は動きだします。

昔から自転車漫画は案外多く出ているのですが、主人公がオタクというのは珍しいです。
電車代をケチって自転車を使ったり、大きい声で高圧的な体育教師が苦手だったり、
オタクな話を語り合える友達が欲しかったりと共感できる所が多いんですよね。
そういった主人公だからこそ持つロードレースのポテンシャルが、
自転車競技と出会うことで花開いていくだろう展開は凄く面白く興奮します。

そして坂道の才能に目にとめる努力家の今泉に自転車オタクの寒咲さん。
中学の頃、ある大会で1位と大差をつけられてから一層の努力を重ね、
全てのことに勝とうとする今泉の姿勢は嫌みがなく好感が持てます。
寒咲さんもオタク蔑視せず、的確に自転車のアドバイスをしてくれたりと、
無くてはならないキャラクターなんですよね。

身近な乗り物をテーマにその奥深さを描く自転車漫画。
主人公がオタクというユニークな部分がキャッチーであり面白く、
才能が見出され、花開いていく王道展開は少年誌的でありハマるものがあります。
まだ1巻と序盤ですが、これからの展開が非常に興味深く楽しみな作品です。
オススメです。

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