本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2008/3/24 月曜日::

■[漫画]ロリと巨乳のダブルヒロインを堪能せよ「神様ドォルズ」2巻

神様ドォルズ 2 (2) (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:小学館( 2008-03-19 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 4091571263
ISBN-13 : 9784091571267

神々の抜け殻と呼ばれる「案山子」を操る狂気の「隻」阿幾。
匡平の前に舞い戻った阿幾とそれを追う日向家の「隻」匂司朗。
阿幾と匂司朗、それに詩緒と詩緒に瓜二つの謎の少年との「案山子」同士の超常バトル。
物語の背景も少しずつ浮き彫りになる中、ストーリーは進んでいきます。

しかしながらこの漫画で一番楽しみにしているのがヒロインの動向でして。
匡平の妹である詩緒のブラコンっぷりが愛らしいんですよ。
レディ扱いして欲しくて精一杯背伸びしようとするも軽くあしらわれて。
結構ドジなトコまた手の掛かる妹っぽくて可愛いんですよね。

それと匡平の憧れの相手にして同居することになった巨乳の日々乃。
本人の思惑はどうあれ、次々と外堀が埋まっていく様はニヤニヤしてしまいます。
風呂イベントとか同居モノとしては欠かせないハプニングから、
匡平の過去を垣間見て徐々に気になってきたりと王道なんだけど、そこがまた良いんですよ。

空張久羽子が予想以上に変態だったりと他にも色々見所が沢山あります。
見所といえば帯のコメントが安彦良和さんなんですが、そのコメントに余談として、
「『夢のアトサキ』の方がもっと好き」というぶっちゃけすぎなのが。(笑
まぁ、私も現時点では「夢のアトサキ」の方が好きですが、
長編の評価が辛めなやまむらはじめ作品としてはしては良い感じに進行してますし、
「神様ドォルズ」も充分お勧めできる作品だと思いますよ。(フォロー

:: 2008/3/22 土曜日::

■[漫画]TVアニメ放送間近!「絶対可憐チルドレン」12巻

絶対可憐チルドレン 12 (12) (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:椎名 高志
出版社:小学館( 2008-03-18 )
定価:¥ 410
コミック
ISBN-10 : 4091213022
ISBN-13 : 9784091213020
 
作者サイト:椎名百貨店the web

来月から遂に絶チルのアニメが開始ですよ。
GS美神の頃からファンだった身としては嬉しい限りです。
アニメをどこまでやるのかは判りませんが、
純粋に楽しみですし、これを切っ掛けに原作ファンが増えることに期待したいです。

ノーマルの集団「普通の人々」やエスパーの集団「パンドラ」とも違う、
エスパーを利用するノーマルの闇の組織「黒い幽霊」とのバトルの序盤戦が収録。
チルドレンが対峙しなくてはならない、所謂「悪の大ボス」が提示されたことで、
物語が大きく動いていくことが感じられます。

しかし執拗な葵のパンチラっぷりには椎名先生の偏執的な愛が感じられます。
いつものチルドレンの制服は当然として幼稚園のスモック姿まで!
他にも薫に唇を奪われたりといじられまくり。
葵愛されてるなぁ。

それと12巻収録の分から遂に扉ページの4コマ漫画「サプリメント」が始まりました。
椎名百貨店ののんぽり魂とか好きな人には嬉しい変更ではないでしょうか。
椎名先生的にはいつもネタ出しに非常に困っているみたいですが。(笑
頑張れ椎名先生。

:: 2008/3/21 金曜日::

■[漫画]案外伏線とか凝りまくってます「それでも町は廻っている」4巻

それ町4巻それでも町は廻っている 4 (4) (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2008-03-19 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 478592926X
ISBN-13 : 9784785929268
 
作者サイト:おかんの家

この漫画のヒロインにして主人公の歩鳥はアホの子です。
朝にやったことを昼には忘れているなんて当たり前。
口笛も満足に出来ないけど、そんな歩鳥が好きです。
大ファンの作家のサインを貰って感動に震える姿とか、
純粋さの塊なんですよね。
馬鹿な子ほど可愛いとか、そんな感じ。

下町人情、メイドだけどメイド萌えでは決してない。
休みを利用して宝の地図を持って田舎町に財宝探索したり、
滑って転んで前進水浸しになったりと今日もどこかでアホ三昧。
でもそんな歩鳥だからこそ可愛いし親しみ易いのです。

勿論歩鳥だけじゃなく、周りの脇キャラも良いんですよね。
今回は警官の松田さんが色々な意味で美味しかったし、
幼なじみの真田とは良い雰囲気だったと思う。
1巻からずっと出ているたっつんは中学生の頃から胸が大きかったのが判明。
そんなたっつんの躍動感溢れる姿に真田が注目するのは致し方あるまい。
だって、男の子だもん!

それとこの漫画って適当なようで凄く凝ってるんですよね。
糸井重里ネタで歩鳥と真田が同じリアクションをするなんて序の口で、
針原が弱点のフットワークを克服したことが今回判明したけど、
これはメイズのバンド練習でドラムやってたのが伏線なんですよね。
他にも色々と細かいトコロで伏線が張られているし、
巻頭カラーでは地味に歩鳥が縞ぱんのパンチラとかしています。
のんびりとしているようで案外凝りまくってるのでじっくり読むのもお勧めです。

:: 2008/3/20 木曜日::

■[漫画]センパイとコウハイの青春のアトサキ「ネムルバカ」

ネムルバカネムルバカ (リュウコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:徳間書店( 2008-03-19 )
定価:¥ 580
コミック
ISBN-10 : 4199500758
ISBN-13 : 9784199500756
 
作者サイト:おかんの家

大学の女子寮でルームシェアしている先輩と後輩。
初めは自分を律しようとしていたものの酒で堕落したり、
バイト先に生理的にダメな人が居たり、将来とか人生とか考えたり。
何というか等身大の若者の姿がここにあるんですよね。

「それ町」のような明らかなエンターテイメント作品ではないですが、
間違いなくこれも石黒正数先生流のエンターテイメントを有しています。
それでいて若者へのメッセージ性であったり、30代に共感を呼んだりと、
心に響いてくるものがあるんですよね。

この作品で特に心にズシンと来るのが駄サイクルという言葉。
この作品内での造語なんですが、身内だけの閉じた小さなサイクルのこと。
自分もそれに陥ってなってないかといつもヒヤヒヤしています。

他にも先輩がデビューする際のプロデューサーの言葉って嘘がないんですよね。
音楽ではなく漫画の世界でもそれは同じで、
同人誌ってどれだけ売れても万の単位だけど、商業だと桁が2,3個違いますからね。
(ゲームだと稀に「月姫」や「ひぐらし」や「東方」といった化け物が存在しますが…)
作品が壊れない範囲で現実というものを描くだけでなく、
最後にそれに立ち向かうトコを描いているのがこの作品の魅力だと思います。
うーん、正に青春だ。

それはそうと電車吊り広告でナゲナワマン見た時は笑いました。
細かいトコにセルフパロを仕掛けるなぁ。(笑

:: 2008/3/19 水曜日::

■[漫画]アニメ化されても南家は今日ものんびり「みなみけ」5巻

みなみけ 5 (5) (ヤングマガジンコミックス)
著者/訳者:桜場 コハル
出版社:講談社( 2008-03-17 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 4063616533
ISBN-13 : 9784063616538

どちらかというと1期の方が好きなフランです、こんにちは。
おかわりも1話は好きです。(微妙なフォロー
まぁ、そんなアニメ化に浮つくことなく原作のみなみけは相変わらずです。
のんびりゆったりというより、のろのろぐったりな感じ。

アレです、アニメでも言ってるように過度な期待をしたらダメです。
この漫画はどこまで行っても「みなみけ」です。
「みなみけ」以上ではないし「みなみけ」以下ではないのです。
ドラマもないしロマンスもない。
あ、パンチラはあるけど。

今回はちょっと藤岡分が多かったように思えます。
何かすっかり南家の一員だなぁ。
そういった意味では冬馬もすっかり入り浸ってるし、
女装美少年のマコちゃんも居るしで何気にカオスですね、南家のお茶の間。

ちなみに巻末には2005年の読み切りが掲載。
作者の出世作である小学生コメディですよ。
やはりこの桜場コハル先生さんは小学生を描いてこそだよなぁ。
と無駄に感慨に耽ったりしたりしなかったり。

:: 2008/3/18 火曜日::

■[漫画]触手エロだけどラブラブです「テンタクル・ラバーズ」

Tentacle Lovers (メガストアコミックスシリーズ No. 158)
著者/訳者:無望菜志
出版社:コアマガジン( 2008-03-19 )
定価:¥ 1,050
コミック
ISBN-10 : 4862523641
ISBN-13 : 9784862523648
 
作者サイト:◆RUBBISH選別隊HP◆

中欧の小国からの留学生であるお姫様、ファルニバールに想いを寄せるケンゴ。
実は魔法の国のお姫様だったファルの使い魔召喚魔法の失敗に巻き込まれ、
何だかんだでしばらく淫獣の姿にされちゃうというエロ漫画らしい導入。
責任を感じたファルがその身体を提供し、ケンゴは文字通り献身的な態度に感激するも、
やはり体は淫獣なのでファルにエロエロ触手プレイをしてしまうのであった―。
うーん、実にエロ漫画だ。

この漫画の特徴的なトコは触手プレイの根底にあるのが「愛」な点です。
元々ファルに憧れていたケンゴが更に姫様の献身的な態度でマジ惚れ。
そしてファルもケンゴの自分の体よりファルの身を案じる心根に絆され、
真っ直ぐに自分を求めてくれるケンゴに愛情が芽生えてくる訳ですよ。
今まで陵辱という要素が強かった触手プレイに新たな可能性を見せてくれます。

ただまぁ、折角の淫獣、折角の触手ですからね。
淫獣の本能は本人の意志とは関係なく働いてしまっちゃう訳で。
クラスの女子たちとの乱交プレイとかエロエロで大変宜しい。
また、ファルを取られたくない一心で迎えに来たメイドさんを襲ったりと、
そういった読者へのサービスも忘れないトコも良いですね。

触手プレイということでビジュアル的に引く人もいるかと思いますが、
陵辱要素は限りなく低く、ラブコメが基本骨格なのがこの漫画の素晴らしい所です。
ファルが何だかんだで愛欲の虜になってエロエロになるのは嬉しいですし、
綺麗にハッピーエンドで終わっているのも微笑ましくすっきりします。

しかし、無望菜志さんを月姫研究室さんトコで掲載された残暑見舞いで知ってから
長いこと経ったと思ったけどもう商業デビューかー
この調子で頑張って頂きたいです。
ちなみに読めない人がいそうなので一応補足しておきますと無望菜志は「なもなし」と読みます。
それとカバーを外すとエロくて面白いのが見られるので開けてみることをお勧めします。(笑

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