■[漫画]ベル・エポックのパリで頑張る日本人少女「異国迷路のクロワーゼ」
異国迷路のクロワーゼ 1 (1) (角川コミックス ドラゴンJr. 111-2)
著者/訳者:武田 日向
出版社:富士見書房( 2007-12-08 )
定価:¥ 609
コミック
ISBN-10 : 4047125229
ISBN-13 : 9784047125223
19世紀末、日本文化がまだ浸透しておらず未知の部分が多かった時代のパリ。その下町の看板工芸店に”奉公”にやってきた少女、湯音(ゆね)を主人公にしたハートフルな作品。
フランス人から見た日本文化の特殊性、日本人から見たフランス文化の特異性、それぞれを丹念に描きつつもそれを排除せず受け入れていこうとする、異文化交流を主軸に置いた内容。小さいのに滅私奉公という言葉通り健気に働くユネと頑固なところはあるけど根は優しいクロードが次第に打ち解けていく様は読んでいてとても心温まり、微笑ましいです。
この作品を語る上で欠かせないのが武田日向さんの美麗な絵。今までの武田日向さんの作品や、GOSHICKのイラストを見れば判るように、非常に精緻に、そして丁寧に描かれたフランスの建造物に日本の情景。人物もそうですが、背景に至るまで手を抜かずに描ききっているのには惚れ惚れします。
それとドラゴンエイジPureの方もこの作品をプッシュしていく方向のようで、何とI’veのKOTOKOさんによるイメージソングの提供ということを企画。12月20日発売のドラゴンエイジPure Vol.8にイメージソングのフルVer.CDが付録として収録されるとのことで、こちらも要チェックだと思います。ちなみにサンプル版はこちら→(ドラゴンエイジピュア: 『La clef ~迷宮の鍵~』サンプル版試聴開始です!!)
Amazon.co.jp: DRAGON AGE Pure (ドラゴンエイジピュア) 2008年 02月号 [雑誌]: 本
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