■[漫画]こどもがなかないせかいをつくるために「SPY×FAMILY」11巻
SPY×FAMILY11巻
出版社:集英社
作者名:遠藤達哉
作者twitter:遠藤達哉さん(@_tatsuyaendo_) / Twitter
連載サイト:SPY×FAMILY – 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+
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ヨルさんが偶然ダミアンくんのママと友人になり、
ロイドの方は職場で困った上司をやり込めて仲良くなったりしたけれど、
アーニャはダミアンくんとの仲は相変わらず。
しかし、そんな幼い二人が巻き込まれる大事件が起こるのであった…!
という訳で今回のメインはアーニャとダミアンくんが巻き込まれるバスジャック事件です。
10巻でロイドが幼い頃に始まった戦争という暗くてシリアスな話があっただけに、
また連続でシリアスな展開なのか…
と半ば諦めていたんですが、巻き込まれたのはアーニャですからね。
しっかりとコメディ要素が組み込まれていてとても安心しましたw
アーニャは心が読めるから機転が利くしテロリストの嘘を見破って安心できるんだけど、
何もしらないダミアンくんは本気で怖がっているのが…
申し訳ないんだけどメチャクチャ面白いんですよね…w
ダミアンくんは恐怖を感じながらもちゃんと行動できる勇気があるし、
小便を漏らすこともしなかったし、とても格好いいと思うよ!
テロリストが抱える過去は重たいし、
アーニャたちが住んでいる国の闇深さが垣間見えたけれど、
政府批判ができない国というのは現代でもそこら中にありますからね。
隣国なんか正にそうですし。
そういったところはリアルだなぁ、と感じます。
とはいえ、そんなテロリストを相手にどうやって解決するのかと思ってたら、
まさかのアーニャが大活躍だったのには最高に笑ってしまいましたw
この漫画は本当にシリアスとコメディのバランスが絶妙だよなぁ、と改めて思った次第です。
最後もダミアニャであり、ヨルさんとロイドの親子愛を感じたり、
良い話で終わったと思ったら、メリンダさんの二面性に恐ろしさを感じたのでした。
うーん、この漫画は最高に面白いコメディとスリリングなシリアスが両立するなぁ。
続きがとても楽しみです…!
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