本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2023/4/10 月曜日::

■[漫画]姉ちゃんと魔王「転生したらオレがヒロインであいつが勇者だった」5巻

偽勇者たちのせいで暴走したチルルを止めるため、
大河の中にいた†デス・エンジェル†が目覚め、何とか暴走を食い止めることができたが…

初っ端から安曇のヒロインブームが極まってて凄い。

これはもう大河と安曇のカップリングで決まりでしょ!
と思ったらチルルの正体も判明して盤石となるのであった。
うーん、チルルは誰かさんに似てるとは思っていたんだけど…
まさか直球ストレートだったとは…w

そしてチルルのお陰で何だかんだありながらも魔王城に辿り着いた先には…

安曇のお姉ちゃんが真の魔王として君臨していたのだった…

こ、この展開は予想できなかったなぁ…
傍若無人で傲慢で横暴で、容赦のないクレイジーなお姉ちゃんが、
やらかしまくってるのがこの世界…!

安曇がヒロインとして一歩前に進んだのは良かったけれど、
これで完結というのは少々所ではない残念さですね…
巻末描き下ろしのモブちゃんはそれなりに幸せそうだけども。
もっと安曇のヒロインっぷりを堪能したかった…

:: 2023/4/9 日曜日::

■[漫画]間桐桜という少女「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」10巻

Fate/stay night [Heaven's Feel]10巻Fate/stay night [Heaven’s Feel]10巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:TYPE-MOON
原作者サイト:TYPE-MOON Official Web Site
作者名:タスクオーナ
作者サイト:A/O LABO
紙書籍通販:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (10)
Kindle版まとめ買い:Fate/stay night [Heaven’s Feel]
DMM電子書籍:Fate/stay night [Heaven’s Feel] (10)

Fate/stay nightには色々と象徴的なシーンが沢山あります。
セイバーだと初登場の「問おう。貴方が私のマスターか?」ですし、
凛だとアーチャーと二人でビルの屋上に立っているシーンだったり。
そして、桜だと表紙になっている雨のシーンだと思うんですよね。
まぁ、次点にたくし上げがあるとは思うんですけども。

セイバーや凛と競べると、桜っていうのは弱い女の子なんです。
普通の人間らしさがある、共感できるキャラというか…
どこにでもいる、普通の女の子なんですよ。

そういった、弱くて、みじめで、それでいて我慢強くて。
抑圧されてきた生活の中で少しだけ見付けた喜びに縋り、
自分では勇気を出せなくて半ば流されるように生きてしまう。
そういった桜に私はとても魅入られてしまうのです。

作中では間桐臓硯が全ての元凶だと言ってましたし、
事実その通りではあると思うんですが…
一番悪いのは、そんな間桐臓硯の本質を見抜けず、
盟約を交わした魔術師の家系だからとホイホイと実の娘をプレゼントした時臣パパでしょう。
ギルガメッシュのことといい、言峰綺礼のことといい、
本当に時臣パパは人を見る眼が限りなくゼロですよね。
人を見る眼という意味だと雁夜くんの方が圧倒的にマシですよ。

さて、これからの展開はエロくて暗くて重くて…
そんなとっても間桐桜な物語に本格的に突入していくので楽しみですね。
Heaven’s Feelはここからが本番だ…!

:: 2023/4/8 土曜日::

■[漫画]魔都新宿に憩いはない「Fate/Grand Order ‐Epic of Remnant‐ 亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿 新宿幻霊事件」4巻

アラフィフ、アルトリア・オルタ、ジャンヌ・オルタ。
3人のサーヴァントとともに新宿のバーサーカーに挑むことにした藤丸だが、
おぞましい人形を使役するバーサーカーを前に出したアラフィフの策がえげつなく、
その策がついに実行されるが…!?

元々狂っているファントム・ジ・オペラですが、
この新宿では更に狂ってバーサーカーになっているだけあって、
まともに読んでると頭がおかしくなりそうな気さえします。

元々暗い雰囲気が絶好調の新宿においても、
このバーサーカーは極まった暗さがありますからね…
最期に僅かながらも救いがあったのだけはホッとしましたね…

それだけに一段落ついて一息をついた所に、
新宿のアサシンが滑り込んだ時には本当に戦慄しましたね。
この新宿には気が休まるところはないのか…!

まぁ、ジャンヌ・オルタもアルトリア・オルタも気を抜いていたので、
それだけ新宿のアサシンが有能だった、ということでもあるのですが。

これからも暗い過去を持つサーヴァントが出てきて気が休まらないんだよなぁ…
本当に新宿は地獄だぜー!

:: 2023/4/7 金曜日::

■[漫画]M:TGは無慈悲な腐女子で女王「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」12巻

はじめが慧美の成績を抜いて一番になったことで、
隠されていた慧美の家の事情が明かされ、
両親の離婚と転校を強制を知らされた慧美。
はじめに別れを告げ、八雲はタイミング悪く勘違いをして…

波瀾万丈な12巻ですよ。
正直、読むのが怖くてページをめくるのを躊躇しちゃいました。
エース本誌で読んでるだけに、単行本でまた悪い意味でドキドキしたくないというか…
我ながらこの漫画に心を揺さぶられすぎだと思うw

傷心のはじめがマジックアワー習得のために出向いた大会で、
八雲に教えてもらったM:TGの女王と戦うことになるんだけど…

久遠みたいなキャラを予想していたら、
まさかのファンロード愛読者だったのには別の意味で驚かされましたねw
それにスラムダンクネタをぶっ込んでくるとは、
当時、そして今にも通じる時事ネタで笑っちゃいました。

それにしてもノストラダムスの予言と人工衛星の落下とか、
歴史がちょっと分岐してる感じなのでしょうか?
以前の慧美の過去回想から考えると、
はじめが巻き込まれて死亡とか、そんなオチが見えなくもなくて怖いんですが…
救いのある終わり方になれば良いんだけどな…

:: 2023/4/6 木曜日::

■[漫画]チーターよりも強いおじいちゃん「マタギガンナー」3巻

マタギガンナー3巻マタギガンナー3巻
出版社:講談社
原作者名:藤本正二
原作者サイト:藤本正二の漫画活動記録
原作者twitter:藤本正二さん(@namasute123) / Twitter
作者名:Juan Albarran
作者サイト:Patreon logo
作者twitter:Juan Albarranさん(@JuanAlbarran75) / Twitter
紙書籍通販:マタギガンナー (3)
Kindle版まとめ買い:マタギガンナー
DMM電子書籍:マタギガンナー (3)

スペイン代表のプロゲーマー、キルキャットすら破った山野仁成。
その圧倒的な実力のせいで山野さんと同じ外見のキャラが乱立したり、
フレンド申請が山のように来てゲームが壊れたと勘違いしたり、
ただゲームで戦っていたいだけの山野さんの思いとは裏腹に世間は放ってくれない。
そんな折りに義兄にして師匠同然の権助が危篤だと連絡が来て…

奥さんを失ってからそれほど時間が経っているわけでもないのに、
今度はその兄すら失ってしまうとは…

山野さんたちの年齢から考えたら当たり前のことなんだけど、
やるせないものは感じますね。

それと権助さんと一緒に人食い熊を退治する話を読むことで、
山野さんがチームプレイが出来る理由にもわかりました。
マタギっていうのは決して一人だけでやるものじゃないんですね。
文字通り、命を預け合った経験があってこそなんだなぁ。

権助さんの願いを受け取り、ゲームという舞台で戦っていくことを決意した山野さんが、
取りあえずネカフェでゲームをする、というのはわかるんですが…
余りにも強すぎるからチーターだと勘違いされたのには笑っちゃいましたね…w

チーターにチート使いだと勘違いされて、
チーターたち御用達のサーバーに誘われて、
そこで素の実力でチーターたちを蹴散らすのは最高に気持ち良かったですw

次は山野さんが世界大会へ進む展開みたいですが…
山野さんが求める戦いがそこにあると良いんだけどなぁ…
流石に世界レベルなら山野さんと同等以上に強い相手がいるに違いないですよ…!

:: 2023/4/5 水曜日::

■[漫画]頑迷な祖父と快男児の孫「黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ」3巻

メアリーと義父のティモシー卿が乗った馬車が凶賊たちに襲撃され窮地に陥る。
そこへ駆けつけたのはメアリーの愛息、パーシーと、
何故か巧みに馬を操るエルシィ。
二人は協力して凶賊たちを撃退しようとするが…?

いやはや、パーシーとエルシィのコンビが馬を駆るシーンは圧巻ですね。

流石は藤田和日郎さんだと思わせる作劇ですよ。
馬の躍動感が素晴らしい上に、
凶賊たちの中に突っ込むパーシーの快男児っぷりが爽快でしたね!
これには頑なだったティモシー卿も考えを改めてしまうのも当然でしょう。

メアリーという色眼鏡を外したティモシー卿は、
パーシーとは祖父と孫、という普通の関係を築けるようになってるみたいで、
この二人の関係がとても良いものだと思えます。

頑迷なティモシー卿の心を開くことができる好漢。
パーシーはとても良い男子であることから、
メアリーの教育は悪くないんじゃないかな、とも思えるんですよね。

後半ではエイダ伯爵夫人から厳しいことを言われているメアリーだけど、
彼女は彼女なりに足掻いている途中なのだと思います。
モーニング最新話では吹っ切れて答えを得た上で行動しているので、
次巻以降にも注目したいです。

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