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:: 2023/10/31 火曜日::

■[ラノベ]陰で支配する者の移り変わり「陰の実力者になりたくて!」6巻

陰の実力者になりたくて!6巻陰の実力者になりたくて!6巻
出版社:KADOKAWA
作者名:逢沢大介
作者サイト:逢沢大介
絵師名:東西
絵師twitter:東西さん(@poppin_phl95) / Twitter
Web版:陰の実力者になりたくて!【web版】
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DMM電子書籍:陰の実力者になりたくて! 06

学園に封印されていたディアボロスの右腕を巡る陰謀は、
スズーキに扮していたシャドウが第五席フェンリルを倒すことで解決した。
ゼータはアルファと違った思惑で動き始める…
そして、事件の最中に良からぬ事を行った副会長エライザを法廷で裁こうとするも、
ミドガル王国を陰で支配する「十三の夜剣」がそれを妨害する。
陰で支配するというフレーズに嫉妬したシャドウは新たな動きを見せて…

今度はミステリーに見せかけたシャドウ様のゴリ押しです!
名探偵気分に浸りたかったのか、単に陰で支配するというポジションが羨ましかったのか、
いつも通りにノリと勢いでジャック・ザ・リッパーに扮して、
次々と悪徳貴族を葬っていくシャドウ様ってば、ノリノリですね!

「十三の夜剣」は下手に王国を操る実績があるだけに、
シャドウ様を痛めつけて遊ぶつもりが見事に返り討ちにされるのは、
正直言って胸がすく思いがしましたね!
暴力… やはり暴力は全てを解決する…!
感化されちゃったクリスティーナさんの今後が心配です。

ミドガル王国がディアボロス教団と共生していたのは、わりと納得ですね。
圧倒的な実力の魔剣士という軍事力がない国家は脆弱ですね…
そう考えるとシャドウガーデンのバックアップを受けたオリアナ王国は、
下手するとミドガル王国よりも盤石なのかもしれない…

それと日本から連れ去られちゃった西野アカネさんですが、
また変な勘違いと思い込みが炸裂しちゃってるのが面白いです。
ある意味ニアピンしているのが凄いというか…
彼女が真実を知ったらどう思うのか、今からちょっと心配ですね。

それにしても、シャドウはIQ低くて何も考えていないのに、
世界観と設定がIQ高くて驚かされますよ。
ノリと勢いで書かれた小説じゃないんですね。(とても失礼な言い方
コミカライズ版に追いつかれないように、早めに7巻が出ることを期待してますよ!

:: 2023/10/29 日曜日::

■[ラノベ]魔王の胎動「亡びの国の征服者 ~魔王は世界を征服するようです~」7巻

愛する両親に、愛する伴侶を紹介し、家族を作ることを宣言する幸せな場であるはずだった…
しかし、魔女に唆されたカーリャ姫が愚かにも酒に毒を盛ったために、
愛する両親と義母となるはずだった女王は死に、伴侶のキャロルも瀕死になってしまった。
王鷲に乗って駆けつけて来たミャロのお陰で辛くも窮地を脱出したユーリだが…?

キルヒナでの戦いもそうですけど、ユーリは窮地でこそ輝いてしまうんですよね。
ホウ家別邸が包囲されても精鋭を率いて突破できるし、
王都攻略戦でも先陣を切って突入するし、
魔女たちの陰謀も初期段階で全て看破して次の戦いに備えるし…
本当に、これが魔女たちの陰謀を事前に察知できなかったのが口惜しいですね。
幸せだったことが油断だったとか、思いたくないですよ…

また、ユーリは演説能力も高いんですよね。
事態の内容を端的に、かつ正確に伝えながら部下を鼓舞したり、
その能力を応用してビラを作って王都に撒いて世論工作をしたり…
ホウ社で培った能力と前世の常識を使った奇想天外な策で、
誰もが為し得なかったことを一週間でやりきるとか、本当に有能です。

魔女たちはユーリが分析した通り、狭い王都という世界でぬくぬく育ったマフィアでしかないので、
生粋の軍人家系で育ったユーリからしたらおままごとでしかないんですよね。
ソイムが数百人を相手に無双してたところにそれが端的に表れてましたね。
本物の戦場で生き残ってきた武人とマフィアの先兵じゃ覚悟からして違うわけですよ。
まぁ、闇夜であり、お互いに飛び道具がないという環境が有利に働いたのは確かなんですけどね。

それにしても以前ドッラが指摘していたように、ユーリは会話が成立しない相手は簡単に見限りますね。
まぁ、現代でも会話が成立しない相手がいるので、当然ではあるのですが…
愛する家族を殺されたユーリが容赦なんかするわけがないんですよね。
会話が通じない上に邪魔する売国奴なんて、さっさと殺すに限るんですよ。

それでも理解者であるミャロに、話が通じる同格の相手であるキエンと、
有能な部下であるティグリスに、愛する妻であるキャロルがいるので、
孤独な独裁者にならなくて済んでいるんだけど…
いつまでも全員無事で居てくれるかが分からないのが乱世ですからね。

ユーリ本人は望んでいない、英雄としての才覚が存分に発揮できる時期がやってきたので、
これからユーリはどんどん凄惨なことをやってしまいますね。
そう考えるとキャロルの世話をするリッチェのような存在は貴重です。
彼女視点の短編が有るのは良かったですけど…
彼女もまた、ツラいことを経験するのかと思うと切なくなっちゃいますね…

次回はクラ人たち十字軍との決戦です。
自分たちよりも数が多い相手にユーリが一体どんな悪魔的な策で対抗するのか。
Web版未読の方々は心してお待ちください。
エグいよ…?

:: 2023/10/27 金曜日::

■[ラノベ]ドワーフの友は豪放磊落!「王国へ続く道」9巻

王国へ続く道9巻王国へ続く道9巻
出版社:ホビージャパン
作者名:湯水快
作者サイト:湯水 快
作者twitter:湯水快さん(@yumizu_kai) / Twitter
絵師名:日陰影次
絵師サイト:光陰矢の如し
絵師twitter:日陰影次さん(@hikage_eiji) / Twitter
紙書籍通販:王国へ続く道 9
Kindle版まとめ買い:王国へ続く道
DMM電子書籍:王国へ続く道 9

トリエア王国を滅亡させて当面の戦争が終わったゴルドニア。
もちろんエイギルもしばらくは遠征することがないということで、
領地に戻って内政することになるんだけど、
もちろんエイギルがそんな面倒なことをするはずがなく…?

エイギルっていうのはとても豪放磊落なところがあって、
今回はそれがいつも以上に出ていて、それが爽快感に繋がってると思います。
クレアとアドルフを伴って鉄鉱山に赴いたら、
そこでは先住民のドワーフが居て、エイギルと力比べして酒を飲んで友となるとか、
とても豪放磊落を絵に描いたような展開で清々しかったです。

自宅ではヨグリがたちの悪い男に引っかかってて一悶着が有ったけど、
相手の男は成敗するけど、女性には優しいあたり、とてもエイギルですよね。
ドワーフ相手でも毛深くても女性が相手なら優しくするあたり、
エイギルはとても一貫していると思うのですよ。

そしてカーラがミレイを拉致ってきてハーレムに追加したりと、
今回もエロがたくさん有って良かったですね。
クロル少年も娼館で3Pで脱童貞とか、良い初体験ですよ。
しかも好きな相手に似た娼婦を相手に腰を振るとか業が深いなぁ…
まぁ、それもエイギルのせいなんですけどねw

クロルはこの後もわりと美味しい役どころというか、
笑える展開に必要な要員なので頑張って欲しいですね!
頑張れクロル!w

:: 2023/10/25 水曜日::

■[ラノベ]獣人の里でトラブル発生!「いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました」8巻

突然キルファから「お婿さんになって欲しい」と頼まれた士郎は、
それがすぐに「婚約者のフリをして欲しい」という意味だと察して、
他ならぬキルファの頼みならと了解し、
キルファの故郷である獣人の里に行くことになっったんだけど…?

初めに言っておきますが、これは前後編の前編です。
読んでる途中で「これ一冊では終わらないのでは?」とは思ってましたけど、
まさかこんな良い所で「つづく」をやられるとはなぁ…
この作品のことだからハッピーエンドになると信頼はしていますが、
もどかしい気持ちになるのは確かですね。

キルファの里が陥っている状況には同情するけれど、
それでキルファに望まぬ結婚を押し付けて自分たちは平穏を得ようとする里の人々を見てると…
その…、ちょっと、軽蔑しちゃいますね…
里長のおばあちゃんは忸怩たる想いをしてそうなのはわかるんだけどね…

キルファもね…、士郎のことを最後まで信じて欲しかったなぁ…
今まで士郎が信じられないようなことをしてきたことを、
間近で何度も見てきたんだから、今回も何とかしてくれるって信じて欲しかったし、
もっと頼って欲しかったです。

まぁ、士郎への信頼は厚いけど、
それ以上に故郷の人々への情も厚いからこそ、
自分を犠牲にしようだなんて結論を出したんだろうけど…
正直、キルファを犠牲に平穏を得ようとする姿を見てると、
士郎の方を大切にして欲しいな、と感じてきちゃいますね。

まぁ、今回の騒動には間違いなく裏があるし、
士郎には暴力はないけれど、資金力と人徳とコネが唸るほどにあるから、
次の9巻ではきっちりと決着をつけてくれると信じてますよ!
前中後編にはならないように、お願いします!

:: 2023/10/23 月曜日::

■[ラノベ]正義の剣と翼に誓って「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー 2」

五年前に復讐に走るため、アストレア様をオラリオから遠ざけたリュー・リオン。
しかし、シルとベルのために力を欲したリューさんはステイタスを更新してもらうため…、
そして長い旅を終えた結果を伝えるために、
アストレア様が居を構える剣製都市ゾーリンゲンに赴いた。
そこにはアストレア様だけでなく、新たな団員となった後輩たちが居て…

連続刊行も予定になり13ヶ月目に出たのは4年振りのファミリアクロニクル!
そして予定になかったリューさん編ですよ!
まぁ、アニメ4期でリューさん人気が爆発しましたし、
本編18巻でも大活躍でしたからね!
読者としてはとても読みたかった内容なので大満足です。

原作18巻でちょい見せされてたし、BD特典のifでもチラ見せされていましたが、
新生アストレア・ファミリアの後輩ちゃんたちが可愛かったですね。
アストレア様がリューとアリーゼの二人に似ているというだけあって、
新団長のセシルは魅力的でした。

しかし、一番魅力的だったのはやはりアストレア様ですね!
優しいけれどスパルタなアストレア様のママみがヤバイ…!
私はダンメモプレイヤーなので中原麻衣ボイスで脳内再生余裕ですよ!
アストレア様の豊満な胸に抱きしめられながら、
大好きなベルくんのことを語るリューさんとか、最高すぎるシチュだ…!

そのリューさんですけど、ランクアップ2回がどういったものだったのか、
しっかり丁寧に語られていて、納得感が大きかったです。
まぁ、一足飛びにLv4からLv6にいったら不具合大きそうですもんね。
段階を踏んで、最後に美味しいところを持ってくるあたり、
とてもグッときましたよ。

それにしてもアストレア様って本当に偉大な神様ですよね。
リューさんのためにできることを可能な限りやってくれてるんですよ。
包容力が無限大すぎて、これは惚れますわ…!
できれば本編でも再登場して欲しいくらいなんだけど、
この巻に書かれている内容からするとスポット参戦できるかどうかかなー?
難しいかな?
でも、期待しちゃいますね…!

:: 2023/10/21 土曜日::

■[ラノベ]まだまだ続くぞ…!「ストライク・ザ・ブラッド APPEND4」

ストブラの短編集もついに4冊目!
今回は雪菜の娘である未来の零菜ちゃんも再登場する「人工島の落日」も書き下ろしであるし、
本編の続きである23巻が出そうなフラグも見え隠れしているというか、
新ヒロインがチラ見せしているので、これからのストブラにも期待が高まります!

相変わらず雪菜と古城のイチャラブが繰り広げられてますが、
OVA特典ということもあってか、OVAでの出番が多いカス子もそれなりに出てますね。
カス子と雪菜がライバル心バチバチの「灼熱の死闘」を読んでると、
イリヤの空の「無銭飲食列伝」を思い出しましたね!
やはり男を取り合う少女たちの修羅場は美味しいのである。

そして個人的に一番最高だったのは「いつかのバースデイ」でしたね!
煌坂さんのチョロインっぷりが発揮されていたし、
何より近未来の煌坂さんが妊娠してるとか、
最高じゃないですか…!

断片的な情報を集める限りだと浅葱が一番始めに産んでるっぽいけど、
古城の童貞を誰が奪ったかと言えば雪菜だと思うんですよね!(断言
とはいえ新ヒロインのトゥイエット公女もラフォリア並みに濃そうなので、
これからのヒロインレースも苛酷になりそうなので、
古城と誰が最初に結ばれるのかはまだまだ未確定なのかもしれませんね…!

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