■[ラノベ]陰で支配する者の移り変わり「陰の実力者になりたくて!」6巻
陰の実力者になりたくて!6巻
出版社:KADOKAWA
作者名:逢沢大介
作者サイト:逢沢大介
絵師名:東西
絵師twitter:東西さん(@poppin_phl95) / Twitter
Web版:陰の実力者になりたくて!【web版】
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学園に封印されていたディアボロスの右腕を巡る陰謀は、
スズーキに扮していたシャドウが第五席フェンリルを倒すことで解決した。
ゼータはアルファと違った思惑で動き始める…
そして、事件の最中に良からぬ事を行った副会長エライザを法廷で裁こうとするも、
ミドガル王国を陰で支配する「十三の夜剣」がそれを妨害する。
陰で支配するというフレーズに嫉妬したシャドウは新たな動きを見せて…
今度はミステリーに見せかけたシャドウ様のゴリ押しです!
名探偵気分に浸りたかったのか、単に陰で支配するというポジションが羨ましかったのか、
いつも通りにノリと勢いでジャック・ザ・リッパーに扮して、
次々と悪徳貴族を葬っていくシャドウ様ってば、ノリノリですね!
「十三の夜剣」は下手に王国を操る実績があるだけに、
シャドウ様を痛めつけて遊ぶつもりが見事に返り討ちにされるのは、
正直言って胸がすく思いがしましたね!
暴力… やはり暴力は全てを解決する…!
感化されちゃったクリスティーナさんの今後が心配です。
ミドガル王国がディアボロス教団と共生していたのは、わりと納得ですね。
圧倒的な実力の魔剣士という軍事力がない国家は脆弱ですね…
そう考えるとシャドウガーデンのバックアップを受けたオリアナ王国は、
下手するとミドガル王国よりも盤石なのかもしれない…
それと日本から連れ去られちゃった西野アカネさんですが、
また変な勘違いと思い込みが炸裂しちゃってるのが面白いです。
ある意味ニアピンしているのが凄いというか…
彼女が真実を知ったらどう思うのか、今からちょっと心配ですね。
それにしても、シャドウはIQ低くて何も考えていないのに、
世界観と設定がIQ高くて驚かされますよ。
ノリと勢いで書かれた小説じゃないんですね。(とても失礼な言い方
コミカライズ版に追いつかれないように、早めに7巻が出ることを期待してますよ!
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