本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2023/10/8 日曜日::

■[ラノベ]いつも通りのバカ騒ぎ「この素晴らしい世界に祝福を! よりみち3回目!」

10周年記念ということもあって、このすばが短編集で帰ってきた!

このすば短編集も3冊目ですが、この巻はオール書き下ろしです。
時系列的には本編7巻以降みたいですが、
まぁ、アニメ版観てるだけで大まかにオッケーな気がします。
その緩さが許されるのがこのすばというものです。

今回は、
めぐみんが小悪魔になる「レッドイービルデーモンズ!」
ダクネスが神器をネコババする「ご主人様のために!」
ウィズとバニルのアホバトル「元魔王軍幹部の本気バトルを!」
カズマさんの日常「異世界不条理日常録」
ifの世界を垣間見られる「我にチートを!」
の短編5本収録されております。

めぐみんがノリノリになってアホなことをするのは、
とてもめぐみんだなぁ、と思ったし、
ダクネスがドMをこじらせて公爵令嬢の立場を使って神器をゲットし、
意表をついたプレイをしたダクネスはとてもダクネスでしたね。

そして、ifの世界を観測できるアイテムで…
運命の強制力というか、アクアの運命力の強さを感じましたね!
それを捨てるなんてとんでもない!
とでも言うかのように、アクアがずっとべったりで笑わされましたよ。
やはりカズマさんのパーティーは4人揃う運命だったんだね!

来年はアニメ三期が始まるので今から楽しみですね。
めぐみんに期待していますよ、めぐみんに!

:: 2023/9/21 木曜日::

■[ラノベ]いざ! 学園ラブコメ編!?「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」19巻

派閥大戦でフレイヤ・ファミリアを破った事後処理で慌ただしいオラリオに、
世界外遊から帰ってきた”学区”
巨大学園艦とも呼ぶべき海上浮遊都市とも言える学区に、
ヘルメスの手引きで学生として潜入することになったベルくんだけど、
そこにはニイナ・チュールという名のハーフエルフの少女が居て…?

ベルくんはまだ14歳なので学生も似合うと思うんだけど、
半年かそこらで潜り抜けた修羅場の数と密度が半端ないので、
既に無双系主人公並の実力を付けているんですよね。
とはいえ、学園アオハルは未体験だし、
何より、仲間の信頼度が低いという縛りプレイをすることで、
視野が広がるというのは、とても良い経験だと思うのです。

ピーキーな個性が集まる落ちこぼれ小隊こと、第三小隊で、
エイナさんの妹であるニイナのアオハルな悩みを聞きつつ、
ダンジョン実習で学友たちとの絆を深めていくのは、とても学園モノだと思うのです。
まぁ、ダンジョン実習という時点で、とてもダンまちだなぁ、とは思うんですけどねw

学友を成長させるキッカケを作るだけでなく、
学友のピンチをさり気なく、しかし確実に回避し、
さらには図らずも学友の覚醒の助けになった上で、
主人公らしく格好いいところを見せるんだからベルくんは反則ですよ。
そりゃニイナも惚れるってなもんですよ。

今回のヒロインであるニイナは、エイナさんと似ているところが多々あれど、
それでもやはり別人なので、悩みも適性も違うんですよね。
そんなニイナがベルくんと出会うことで、自分の夢を見付け、
さらには恋という別のモノも見付けたようで、とてもニヤニヤしちゃいます。
だけどニイナ… その恋は中々に難物ですよ…?
姉のエイナさんも難儀しているからね…!

そんなチュール姉妹にモテモテのベルくんですが、
シルさんの忠実なる下僕たちに監視されるわ、
さらにはヤンデレメイドにも迫られるわ…
更に、人気一位のポンコツエルフのリューさんにもラブでコメられる上に、
ヘスティア・ファミリアに加入されるわでしっちゃかめっちゃかですね!
うん! 最高です!

それにしてもリューさん人気はどうも凄まじいようで、
アニメ4期のBD/DVD特典ではリューさん√のifが書かれたし、
この19巻の特装版では7年前にベルくんが迷い込んだら?
というifがドラマCD化されましたからね!

電子版でも音源付きで出てるので、電子派の人にもオススメですよ!
公式が出している二次創作みたいなもんですが、
さすがに作者が書いているだけあってクオリティが鬼ですから!
アストレア・レコードを読んだ人には是非聴いて欲しいドラマCDです。

ちなみにこれで12ヶ月連続刊行のラストになるんですが、
なんと、リューさん人気が高すぎたせいか来月にも新刊が出ます。
その13ヶ月目になる新刊はもちろん…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー 2

リューさんが主人公のファミリアクロニクルだー!
これは、アストレア様との再会を書いたものになるに違いないですよ。
ベルくんとのラブコメをアストレア様にいじられたりしてるのかしら…
楽しみ…!

:: 2023/9/19 火曜日::

■[ラノベ]カジノとキャビアと黄金郷「世界最強の魔女、始めました ~私だけ『攻略サイト』を見れる世界で自由に生きます~」3巻

王都への道中、またもやトラブルに見舞われるも、あっさりと解決するローナちゃん。
インターネットの情報を信じてカジノに行ったら射幸心を刺激されてドバドバと資金を溶かし、
ブラウザ版のソシャゲに湯水のように時間を溶かしたりと、やらかしまくり。
取りあえずカジノで負った借金を返すために王都の屋台コンテストに出ることになったんだけど…?

ローナちゃんがギャンブルにハマってクズ化が著しいですが、
それでもインターネットを駆使してまたもや世界を救ったりしています。
まぁ、ローナちゃんですからね。
これくらいなんともないぜ!

屋台コンテストではスパイのコノハちゃんと友達になったお陰で、
インターネットを広告に使うという活用の仕方に驚かされますが、
これは一歩間違えれば六魔司教の時のようにエッチなソシャゲCMが王都内で流れるリスクがあるので、
わりと使い方に気を付けなければならないだろうな、と思いましたw

光の女神もビックリなインターネットの神々のお言葉ですが…
やはり世界の神々よりも、インターネットが繋がるレイヤーの方が上位なんでしょうね。
まぁ、そりゃ邪神テーラちゃんも精神的にべっこべこにされちゃうわけですよ。
軽いノリで第二形態をローナちゃんにボコられるわけですよ。
相手が悪かったね…!

ただ、そんな最強無敵なローナちゃんですが、
カジノだけは鬼門だと思いますので、
王都の有力者の方々はカジノをさっさと潰すべきだと思います。
下手すりゃ国家が破綻しそうな気がするぞ…!

:: 2023/9/18 月曜日::

■[ラノベ]もってけ!セーラーふく「世界最強の魔女、始めました ~私だけ『攻略サイト』を見れる世界で自由に生きます~」2巻

SSSランクスキル「インターネット」を駆使して楽々冒険生活を満喫しちゃうローナちゃんが、
勘違いのドミノ倒しで次々と世界の破滅を食い止める!
自分を追放したググレカース家も知らぬ間にエルフの女王様がザマァしてくれたけど、
ローナちゃんはそんなことも知らず、暢気に今日も世界の崩壊を防ぐのであった…!

初っ端から悪の教団を相手にエッチなソシャゲのCM見せたり、一緒にマヨネーズ作ったりと、
色々とおかしいローナちゃんですけど…
まぁ、ローナちゃんですからね。
偶然出会った六魔司教の面々も後々まで手助けしてくれるので、
旅は道連れ世は情けってなもんですよ、きっと。

港街アクアスを襲う曜日クエストをインターネット知識で完封して、
苦悩するドワーフをあっけなく立ち直る手助けをしたり、
エリミナさんを更なる窮地に無自覚に立たせたり、
読んでてゲラゲラ笑っちゃいましたよw

そして、ゲームのガチャ要素をしたら同じ人物がダブってしまうという、
リアルで起こったらとんでもないことになるを体現したのには意表を突かれましたね。
しかもその相手が海底王国のお姫様だというのだからたちが悪いです。
でも、そのお陰で高難易度ボスをエリア外ハメ技で倒すことができたわけで…
さすがです、ローナさん!

街を救い、国を救い、世界を救ったローナちゃんですけど、
次はついに目的地だった王都に着きます!
そこでは一体どのような滅亡から救うのか…!?
とても楽しみですね!

:: 2023/9/17 日曜日::

■[ラノベ]インターネットに書いてあるのは全部正しいんだ!「世界最強の魔女、始めました ~私だけ『攻略サイト』を見れる世界で自由に生きます~」1巻

スキルのランクがAが最上だと信じられた世界で、
ローナ・ハーミットはSSSランクのスキル「インターネット」を取得したため、
SはGよりも下のランクだと勘違いされ、名門ググレカース家から放逐されてしまう。
しかしローナはスキル「インターネット」を使って、よくわからないままに、
自分の世界のことをゲーム攻略Wikiを通じて知り、攻略してしまうのだ…!

コミカライズ1巻が発売されたばかりの原作の1巻がこちらです。
スキル「インターネット」を使ってあっさりと世界最強になったけれど、
本人が無自覚で一般人だと信じているローナちゃんの、
無軌道な伝説が素晴らしく楽しいのです。

初期マップに隠された通路にある秘密のキーワードで隠された世界最強の杖を簡単に手に入れ、
スキル取得条件も全てわかるという、情報を制するものは全てを制するローナちゃんマジ最強。
大半の人間にはローナちゃんの凄さはわからないんだけど、
エリミナのようなエリートだったり、エルフのような種族は理解できるんですよね。
だからこそ、エリミナはローナを恐れてしまうし、
エルフはローナを崇め奉るので笑ってしまうのです。

ググレカース家の手先だからこそ、放逐されたローナに敵と認識されたら殺されると思ったエリミナが、
自分が生きる為に色々と手を尽くしているのが笑えるし、
ローナの好感度が上がってるのに、逆に死に近付いていると勘違いしているのにも笑えるんですよね。
大丈夫だよ、エリミナさん。
ローナに気に入られたらどんどん出番が増えるからね!
離れたいだろうけど、諦めてね!
ローナからは逃げられない!

エルフの隠れ里では陰謀を巡らせていた黒幕を謎解き要素をガン無視して、
インターネットでネタバレして暴くし、わりとやりたい放題ですよね。
ローナ本人はそのヤバさの自覚が薄いのが尚更にヤバイです。
エルフの女王たちがローナに感化されたことで、
ネットスラングを神の言葉だと認識して使いまくるのもマジヤバイです。
これはひどい。

ラストではググレカース家を叩きつぶしてスカッとしてるし、
とても面白い1巻だと思います。
コメディ要素で溢れているので、そういったのが好きな人にオススメです。

:: 2023/9/4 月曜日::

■[ラノベ]英雄たちの礎「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚 アルゴノゥト後章 英雄運命」

ダンまち世界で語り継がれる古代の英雄アルゴノゥト。
道化と呼ばれた彼が綴った伝説の真実を詳らかにした英雄譚シリーズの後編です。
前編では愚王に罠に嵌められて追われたアルゴノゥトを、
鍛冶師のクロッゾが助けたところで終わりましたが、
この後編ではアルゴノゥトが悲劇を喜劇に一気に塗り替えます…!

精霊の血が混ざった初代クロッゾというチートな友情に助けられたお陰で、
精霊の祠に赴いて助力を得るというご都合主義が炸裂していますが、
清らなかな乙女な精霊までは出てきませんでしたね…
まぁ、ある意味喜劇を演じるアルゴノゥトらしいと思いますけどもw

そして力を得たアルゴノゥトがその力で王の企みを粉砕するのではなく、
あくまでアルゴノゥトらしく、ハッタリと嘘と口八丁で王の企みを塗り替え、
アルゴノゥトを罪人から英雄へとガラリと印象を変えるのは見事でしたね。
ベルくんとは全く違った、道化と自称するだけはある魅力がありますよ。

そして、地下迷宮に囚われた王女を助けに行くシーンは熱いですね…!
仲間たちに助けられ、精霊の力を使い、身の丈に合わないほどの強敵と戦うのは熱いですよ。
ただ、主人公がアルゴノゥトなので、どうしても喜劇になってしまうんだけど、
それがまた面白いんですよね…w
シリアスなシーンなのにアリアドネ王女の言葉を捏造したり、
お尻を揉んでしまうところとか笑わずにはいられませんよw

ちなみにこれはノベライズなので文字情報だけですが、
オリジナルであるダンメモはフルボイスなので大西沙織ボイスで聞くことができます。
あれは中々に良いですよ…(自慢

もちろんこのアルゴノゥト2冊だけでも面白いですけど、
できれば本編であるダンまちも読んで欲しいですね。
それと、豪華特装版のおまけからすると、
ダンメモのあのイベントストーリーもノベライズされそうな気がするけど…
あっちの主人公はベルくんだからなぁ…
英雄譚シリーズではなく、本編でやるのかもしれない。

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