本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2022/7/31 日曜日::

■[ラノベ]少女たちの成長「ゴブリンスレイヤー」16巻

ゴブリンスレイヤー16巻ゴブリンスレイヤー16巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:蝸牛くも
絵師名:神奈月昇
絵師サイト:Light Of Night
紙書籍通販:ゴブリンスレイヤー 16
Kindle版まとめ買い:ゴブリンスレイヤー
DMM電子書籍:ゴブリンスレイヤー 16

王都にやってきたゴブリンスレイヤー一行は、
牛飼娘ちゃんたちと観光したりしながら過ごすんだけど、
馬上槍試合の観戦中に再会した王妹殿下の身に降りかかった呪いを解くため、
影武者の女神官ちゃんを残して小鬼蔓延るダンジョンに向かうのだった…!

ポリコレ棒で殴る自称正義の味方の厄介さが滲み出る16巻でした。
正義とは振りかざすものではなく、悪を問い続けるものなのですよ。
愚昧な輩にはちゃんと最後には鉄槌が降るあたりは、
とてもライトノベルって感じでスッキリしましたね。

女神官ちゃんが王妹殿下の影武者をやることで小鬼退治では不在となたっため、
わりと苦戦というか、困ったことになったことで、
女神官ちゃんの成長が見えてきましたね。
馬上槍試合でのトラブル対応といい、本当に成長してきていると思いますよ。

もちろん圃人少女も成長していて、
種族の不利だ何だと言われても、それを乗り越えて勝利するあたりはスカッとしますね!
それと、ゴブリンスレイヤーも主人公らしい活躍があって良かったです。
それにしても吸血鬼は生きていないからと、そういう倒し方をするとは…w
やはりゴブリンスレイヤーさんは流石だな…!

:: 2022/7/29 金曜日::

■[ラノベ]幼女のエマちゃんがとても可愛い「迷子になっていた幼女を助けたら、お隣に住む美少女留学生が家に遊びに来るようになった件について」2巻

留学生のシャーロットさんと妹のエマちゃんの姉妹がお隣りさんで、
エマちゃんに懐かれた明人はプライベートで交流を深めるも、
クラスでは相変わらず嫌われモノ役を演じて孤立しようとしていた。
シャーロットさんにほっぺにキスされて少し距離が縮まったように感じたけれど…?

2巻でもエマちゃんの可愛さがとても素晴らしかったです。
明人に甘えまくりのエマちゃんが可愛らしくて可愛らしくて…!
正直、ここまで甘えられると保育園に行くのが難しいのでは、
と思っていただけに保育園に友達が出来て喜んでいたのは意外でした。

ただ、エマちゃんが通う外国人向けの保育園が予想とは違ったため、
ちょっとしたトラブルが起こってしまったのにはハラハラしましたが、
明人がとても良い仕事をしてくれたお陰で丸く収まったのにはホッとしましたね…
やはりエマちゃんには笑顔でいてもらわないと…!

そんな優しい明人が何故クラスでは自分から孤立しようとしているのか。
その全貌はまだ明らかになってませんが、
清水さんが少しだけ過去のことを教えてくれたので、
このままシャーロットさんが明人の心の壁を溶かしていけば、
そのうちわかるんじゃないかな、とも思いますね。

彰も爽やかに身を引いてくれたし、
むしろ応援するムーブをしてくれたので、
これからの両片想いな二人の甘いイチャラブに期待したいですね。
もちろん、エマちゃんの可愛らしさも大期待です…!

:: 2022/7/20 水曜日::

■[ラノベ]また会えるとは…!「はたらく魔王さま! おかわり!!」

はたらく魔王さま!おかわり!!はたらく魔王さま!おかわり!!
出版社:KADOKAWA
作者名:和ヶ原聡司
作者twitter:和ヶ原聡司さん(@wagahara211) / Twitter
絵師名:029
絵師サイト:WORKS | 029
絵師twitter:029さん(@o2929) / Twitter
紙書籍通販:はたらく魔王さま! おかわり!!
Kindle版まとめ買い:はたらく魔王さま!
DMM電子書籍:はたらく魔王さま! おかわり!!

まさか「はたらく魔王さま!」のアニメ2期が制作されるとは思わなかったし、
それに伴って新刊が出るとは思わなかったのですよ…
まぁ、配信がディズニー+なので見られるはずがないんですけどね!
当時アニメを観てた世代は結婚し、子供が出来てるからディズニー+に加入してるはず…
という思惑があるのかもしれませんが、私にはそんな人生を歩めませんでしたので…

今回の「おかわり!!」ですが、時系列がバラバラの短編集でしたね。
わりとご飯関係のネタが多めでしたが、
ちーちゃんや真奥、それにエミリアたちが相変わらずで楽しかったです。
漆原は少しだけおかしかったけど、すぐ元に戻ったのは安心感がありましたw

それにしてもエミリアがカレー好きだとは思ってましたが、
アラスラムスがげんなりするくらいにカレー続きになるとは…
初めて食べたカレーの味が忘れられない、というのはわかるのですが、
それを聞いただけで再現できちゃうとか、ちーちゃんってば凄いですよね。
流石はメインヒロインだけあります。

アルシエルの秘密の趣味というか娯楽も可愛いものだったし、
それを鈴木さんにバレちゃうところとかラブコメの萌芽が感じられて、
中々にニヤニヤできる楽しみがありましたね。
この二人のラブコメ未満ももっと味わってみたいものであります。

:: 2022/6/21 火曜日::

■[ラノベ]友情の杯「俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~」5巻

聖都で蘇ったスケルトンこと神を自称する聖ミスラ。
巨大化し、圧倒的な暴威を振るうことができる化物を相手に、
ノールはパリィし、イネスは神剣を振るい、魔竜ララは食いちぎるのだった…!

流石に巨大すぎる相手だし、再生能力も半端なくてわりと詰んだ感じでしたが、
ノールという鬼手を最大限に活かせる盤面を読んだリーンが凄いですね。
リーン本人もかなり危ない橋を渡ってたし、
誰か一人が欠けたら間違いなく敗北するような綱渡りの戦いでしたね…

ノールがギリギリでパリィできたのが、
ギルバートとの特訓のお陰、というのが中々熱かったです。
多分、ギルバート本人に言ってあげたらめっちゃ喜ぶと思います。
イネスも殻を破って更に神剣の使い方を深めたし、
リーンも限界突破したり、ノールに引っ張られてかみんな成長してますよね。

そして救出されたアスティラですが…
オーケンとの再会にはじんわりと心に来ましたね。
200年以上経っても変わらない友情、というのは涙腺を刺激しますよ。
二人とも立場があるけれど、変わらず交友を深めて欲しいですね。

そして教皇の身代わり、というか本家なのに影武者を務めるアスティラですが…
好意的に受け止められるのはその人徳から理解できますが、
まさか人が変わったような言動も勝手に納得されるとは驚きました。
まぁ、ノールの勘違いといい、勘違いモノな作品ですしね。
こういうのもアリなのかな…w

今回もノールのお陰で好転したわけですが、
相変わらずノールの勘違いは解消されずそのままなんですよね…w
果たしてノールの勘違いが解ける日が来るのか…
まだまだわかりませんね…!

:: 2022/6/15 水曜日::

■[ラノベ]挿し絵ゼロ…「魔法科高校の劣等生 Appendix 1」

魔法科高校の劣等生Appendix 1魔法科高校の劣等生Appendix 1
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
紙書籍通販:魔法科高校の劣等生 Appendix 1
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生
DMM電子書籍:魔法科高校の劣等生 Appendix 1

第一高校の百山校長宛に誤配送された先史魔法文明の「聖遺物」
それが起動したため、第一高校の生徒たちが毎夜夢の世界で冒険をすることに!?
精神干渉系の魔法に耐性がある達也は初めから夢だと認識できていたけれど、
深雪を含めて多くの生徒は夢の世界に取り込まれていて…

BD/DVD特典小説の文庫化、というのはありがたいのですが…
挿し絵がゼロ、というのは流石にライトノベルとしては致命的な欠陥だと思うのです。
特に今回みたいなコスプレ要素が強い話だと、
挿し絵があるとないでは面白さが違いすぎですからね…
深雪のハレンチな姿が見たかった…
そして魔法少女真由美先輩はもっと見たかった…!

特典小説だからなのか、それとも夢の世界という舞台だからなのか、
かなりはっちゃけたノリで書かれていて面白かったですね。
夢の世界だからと達也への猛烈なアプローチをするノリノリな深雪とか、
魔法少女コスを恥ずかしがる真由美先輩とか、超楽しかったです。

あと、勇者ミキヒコ回でのラブコメ修羅場展開には笑いましたね。
幹比古が主人公の方がラブコメ作品してて面白くなりそうな気がしないでもないです。

真由美先輩も夢の世界で大変そうでしたけど、
小野寺先生の方が達也に振り回されて大変そうでしたね…w
これでメイジアン・カンパニーでも達也に振り回されることを考えると、
本当に小野寺先生のとって達也って鬼門なんだなぁ、と思わされますw

Appendix2があったら是非とも挿し絵をお願いしたいですね。
いや、ホント、是非とも。
というか挿し絵付きで1巻も出し直して欲しいくらいです。

:: 2022/6/13 月曜日::

■[ラノベ]獅子王機関の花嫁候補たち「ストライク・ザ・ブラッド APPEND3」

OVAが原作シリーズ完結まで出ちゃう大人気コンテンツのストブラですから、
BD/DVD特典小説も大量に出ているわけで。
その特典小説をまとめたAPPENDも3冊目が出るのも当然と言えましょう。
いや、本当に息が長いコンテンツだな…w

本の数ページの小説から、原作を補完してくれる内容まで多岐に渡ってますが、
やはりお勧めは書き下ろしの「楽園のウェディングベル」ですね!
高神の杜を舞台で起こった事件を解決するためにやってきた古城と雪菜が、
煌坂たちと一緒に妄想ラブコメする話です。
もう、抜群にニヤニヤしちゃえる内容で最高でしたね!
みんな古城にラブラブで最高ですよ。

古城にラブラブという意味だと「第四真祖に向かない職業」も良かったですね。
古城の将来と聞かれて結婚、出産、育児に仕事との両立という言葉がスラスラ出てくるあたり、
雪菜はとっても現実的に古城との将来を考えているんだな、と分かってニヤニヤ度がMAXですよ。
たぶん、浅葱も同じくらいに真剣に考えてるとは思うんですけどね。
煌坂なもっとメルヘンに想像してそう。

本編の補完という意味だと「凪沙のお小言」は良かったですね。
凪沙ならちゃんと文句言うだろうし、ちゃんと許してくれると思ってましたが、
それがきちんと一本の短編になってて嬉しかったです。
うんうん、これでこそ凪沙だよね!
と思いました。

あとがきによるとAPPEND4にも期待できそうですね。
刊行はまだ先になりそうだけど、楽しみに待っていたいと思います。

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