本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2022/6/11 土曜日::

■[ラノベ]JCJKエロハーレム「翠桜皇国の仙術使い エリートお嬢様部隊全員に種付けできるって本当ですか? 」1,2巻

スマホといった科学製品だけでなく魔力や魔術が当たり前に存在する世界。
翠桜皇国で家柄だけは古い昂劫和重はエリート女学生で編成された魔獣課の隊長となるが、
気位と実力が高いお嬢様たちのじゃじゃ馬っぷりのせいで呪いを受けてしまう。
その呪いのせいで魔獣と化さないためには術士の女性に中出ししないといけなくて…

ノクターンで連載している作品の電子書籍化なのですが…
フランス書院の仕様なのか、イラストは表紙しかありません。
普通のエロ小説みたいにエロシーンで挿し絵があると期待していただけに残念無念です。
この作品はエロを売りにしているだけに… ね…

世界観の設定自体はジャンプSQあたりでありそうですが、
エロさは18禁全開って感じでエロ面白かったです。
主人公の昂劫だけが使える仙術でヒロインたちのピンチを救い、
初めはツンツンだった彼女たちがエロエロになっていくのは王道だけど、
それ故にとても良かったです。

ヒロインを庇って呪いを受けるも、その呪いを変質させて中出しする理由を作った上に、
更に中出しされるとヒロインたちの魔力が上がるという設定も、
エロ作品としてはとても良いものだと思う訳です。
性欲が強いのは呪いのせいだし、セックスするのも呪いのせいなのです。
中出しで強烈な快感を得られるというのも呪いのせいなのです!
いやー、呪いっていう設定はとても便利ですね!w

しかしJK相当とJC相当がヒロインとか、ロリコン属性が高めですよね。
4人中で巨乳なのはしずくのみで、他の3人は手の平サイズ以下なあたりに性癖を感じます。
ヒロイン以外のモブキャラは容赦なく陵辱されたり、
薬でキマってヤラれたりと散々な目に遭ってしまいますが、
ヒロイン4人はちゃんと処女を主人公の昂劫に捧げてるあたり徹底してますよね。

主人公の昂劫だけがヒロインたちと関係を持ち、独占欲が満足された上で、
昂劫が無双していく、というのがとても爽快感があります。
ヒロインはピンチに陥っても良いけど、他の男にヤラれる展開はいらんのですよ。
作者さんはちゃんとわかっておられる。

1,2巻が同時発売されたことで4人のヒロイン個別ルートがちゃんと書かれてますが、
ヒロインはもう一人いるので、そちらは3巻に期待ですね。
まぁ、その子もJC相当なのでやはりロリコン成分は高めなんですけどね!

書き下ろしではエロシーン有りの短編があるのですが、
2巻の短編では3Pもあるのでとても良かったです。
3巻があるなら6Pも収録されるとは思いますが…
やはり複数ヒロインだと乱交はやって欲しいですからね。
書き下ろしではそれが読めて満足度が高かったです。

:: 2022/6/5 日曜日::

■[ラノベ]大混浴で大団円「異世界混浴物語 7 神泉七女神の湯」

異世界混浴物語7 神泉七女神の湯異世界混浴物語7 神泉七女神の湯
出版社:オーバーラップ
作者名:日々花長春
作者サイト:日々花長春
作者twitter:日々花長春さん(@hibihanan) / Twitter
絵師名:はぎやまさかげ
絵師サイト:Fountain’s square blog
絵師twitter:はぎやまさかげさん(@hagiyamasakage) / Twitter
Web版:異世界混浴物語
紙書籍通販:異世界混浴物語 7 神泉七女神の湯
Kindle版まとめ買い:異世界混浴物語
DMM電子書籍:異世界混浴物語 7 神泉七女神の湯

3年振りの新刊にして完結巻!
攫われたコスモスを取り戻しに行動する冬夜一行は全ての元凶を探るために動き出すが…!?

Web版は既に完結していたので、直前で打ち切りになったのかと思いきや、
ちゃんと完結してくれたので安心しました。
エロコメラノベが大団円になってくれて嬉しいですね。

今回の謀反の元凶が魔王ではなく勇者チートを使った女勇者だったとか、
見事に善悪が逆転しちゃってますが、
中花さんを見てると日本では非モテだったんだろうなぁ…
とお察しできるあたりに何とも悲哀を感じるというか…
騎士サーの姫をやるだけならまだしも、
国家転覆まで企んじゃったらそりゃ追放モノになっちゃいますよね…

今回もバトル展開はあれどもバトル描写は少なめにして、
1巻の時を彷彿とさせる無限バスルームの使い方をしていて面白かったですし、
春乃さんのチョップがとても可愛らしかったです。
はぎやまさかげさんの挿し絵を見ると、どんどんノリノリになってて可愛さマシマシでしたw

エロコメ的にもみんなで混浴するのが良かったし、
春乃さんの滝行もどきでの全裸プレイも最高にニヤニヤしましたね。
うーん、やはり春乃さんは勇者としてもヒロインとしても美味しかったぜ…!

終わり方も混浴で締めるあたり、初志貫徹していて楽しかったです。
やはりラノベでもハーレムエロコメは必要だな、と思いました。(結論

:: 2022/5/31 火曜日::

■[ラノベ]誇り高き王族「佐々木とピーちゃん 5 裏切り、謀略、クーデター!異世界では王家の跡目争いが大決着 ~現代は待望の日常回、ただし、ハードモードの模様~」

熱核攻撃すら耐えた異世界からの闖入者クラーケンをピーちゃんが対処し、
熱海を満喫した佐々木たちだったが、クラーケン事件でその能力を垣間見せてしまった。
ゴタゴタがあって日本のお仕事は休暇が取れたんだけど、
逆に異世界ではヘルツ王国の王位争奪戦が予想外の展開を見せていて…?

今回は異世界の話がメインなので日本の話は少なめなんですが、
それでも二人静さんが色々と大活躍でしたね。
喪服を着た幼女となった姿も犯罪的でしたが、
異能力者の事件を誤魔化すためにセーラー服を着てバイクに乗って登場するとか、
全くの予想外の活躍でしたよ…
しかしJCの服がぴったりなんだ… それくらいのロリ度なのだなぁ…

異世界の話では王族たちがとても誇り高くて素晴らしかったですね。
ピーちゃんが生前仕えていただけありますよ。
そんな王族からは考えられないほどに腐りきっている貴族たちには辟易としますが。
それにしてもマーゲン帝国やルンゲ共和国の思惑とか、
まだまだ謎が残っているのが不穏ではあるのですが…
クラーケンが地球にやってきたことにも関係あるのかしら…

それにしてもスローライフのためにハードワークな生活をしているのを見ると、
とても本末転倒で大変だな、と思う次第です。
休暇が3日程度取れただけで満足している佐々木に日本社会の闇を垣間見ましたが、
そもそもその休暇中は殆ど異世界でバトったりしているわけで…
佐々木は本当に大変だなぁ…
まぁ、本人は納得してるんだろうけども。

しかし、次は宇宙か…
SFになってしまうんじゃろうか…
またヒロインが出るのかしら。
恐らくJCかJKぐらいに違いない…!

:: 2022/5/29 日曜日::

■[ラノベ]ガリオスの答え「ロメリア戦記 ~魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織した~」4巻

ガンガルガ要塞を攻略する人類連合軍において水攻めを使ったロメリア。
しかし陥落間近の時に魔族の援軍が到着し激戦となりレーン川の対岸へと撤退する途中、
ホヴォス連邦の暴走でスート大橋が爆破されてしまい、
取り残されてしまったロメリアたちは絶体絶命の危地に陥ってしまい…?

人類軍と魔王軍、優勢と劣勢が目まぐるしく変わって混乱しそうでしたね。
ロメリアとギャミという優秀な指揮官たちの策謀もさることながら、
クーデリア皇女とイザークという一騎当千の武人に、
ヒューリオン王といった予想外な手札。
そして、ガリオスという強力すぎるラスボスと、先が全然読めなくて驚きの連続でした。

ロメリアの策が鮮やかだったのは流石の一言なんですが、
要塞攻略のための最後の一手をゼブル将軍の犠牲を伴ったのには心残りがありますね…
必要な犠牲だったとは思うのですが…
ゼファーに対する不器用な父の愛、というのを見ただけにね…
しかし、他人のことならわかるのに自分のことは分からないとは、
ロメリアは本当に自分の事に対しては鈍感ですよね。

カラー口絵でガリオスに対してアルとレイが対峙するネタバレを食らっていたので、
ラスボス決戦があるのはわかってましたが、
結局アルとレイがどのようにして国王の命令を覆したのかはまだわからないですね。
個人的にはレイのロメリア至上主義っぷりが気持ち良かったので、
そっちで振り切ったというのもアリだとは思うのですが、
何となくグラハム伯爵が手を回したような気がします。

ガリオスが遂に得た答えですが、
この答えによって為されたことが今後魔族と人類の戦いにおいてどういった意味を持つのか。
とても気になるところですが、
レーリア公女とゼファー、ヒュース王子とグーデリア皇女といった、
若き王族たちの恋愛模様の結末も気になるところです。
何とか幸せになって欲しいものなんですけどね…

:: 2022/5/28 土曜日::

■[ラノベ]傷だらけの聖女「ロメリア戦記 ~魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織した~」3巻

英雄王アンリと聖女エリザベートを失ったザリアの乱から二年。
ロメリアはライオネル王国を率い、人類連合軍によるガンガルガ要塞攻略戦に参戦していた。
各国が功績を得るために声高に叫ぶ中、ロメリアは水面下で秘策を実行していた。
対する魔族軍では窮地に際して参謀のギャミが監獄から出されてその叡智を振るいだしていて…

各国の軍上層部が集まる中でも平然としているだけでなく、
部下を意図せずやる気を最高に出させたり、
驕慢な部下も見事に扱き使ったりと、ロメリアは相変わらず人使いが上手いですね。
そしてかつて旅して広げた知見を遺憾なく発揮して、
要塞を水攻めするというのが面白かったです。
これ、モチーフは備中高松城の水攻めですよね、多分。

対する魔族の方ですが、技術水準がやたら高いですね。
まぁ、大陸間航行が可能な魔導船を建造できるからそれは明らかなんですけどね。
それを認めようとしない人類たちは、ちょっと偏見が凝り固まってる気がします。

また、ギャミのような多様性に富んだ兵種の開発等に熱心な魔族がいるから、
人類は簡単に対策されて足下をすくわれるんでしょうね…
それにしても個の戦闘力を重視する魔族社会で、何故このような技術開発が進められてきたのは謎ですね。
案外、ギャミを拾った魔王のような上層部が昔から多かったのかもですね。

そのギャミですが、獄中にあっても色々と動く行動力と実行力が凄かったです。
ただ、そんなギャミすらもタジタジになってしまうアザレア嬢が面白かったです。
純粋な好意を向けてくる有能な異性とか、確かにギャミには天敵かもしれませんね…w
一体どんな経緯でギャミに惚れるようになったのかが気になるところです。

味方陣営のミスで窮地に陥ったロメリアたちですが、
ロメリアはやはり窮地でこそ輝いてしまうんですよね。
本人にとっては不本意でしょうが、やはりピンチに陥ってこそロメリアって感じがします。

3巻も面白かったけど、一つだけ注文をつけたいというか…
ガンガルガ要塞を含めた地形というか、陣営の図が欲しかったですね。
流石に文字から想像するだけでは難しいくらいに味方陣営とか多かったので…

:: 2022/5/25 水曜日::

■[ラノベ]王弟ガリオスとの決戦「ロメリア戦記 ~魔王を倒した後も人類やばそうだから軍隊組織した~」2巻

ロメリアがカシューで軍隊を組織し始めてから3年。
アンリ王子は戴冠するも軍部を掌握するザリア将軍とは対立したままな上に、
義父のファーマイン枢機卿長の強欲さに国庫が逼迫し魔王軍残党を討伐できないでいた。
そんな中、ロメリアを旗印とした軍事同盟が拡大して各地で討伐を成し遂げていて…

Web版の第二章が丸っと省略されていて驚きました。
確かにロメリア視点が少なかったし、ツラい展開もあったので仕方ないのもあるんですが…
とはいえミーチャやソネアさんの悲劇は知っておきたいというか…
無かったことにはしたくないかな…

魔族の中の英雄というか戦闘狂の王弟ガリオスですが、
竹を割ったような武力一辺倒の武人、というのは中々に魅力的だと思います。
圧倒的な個の暴力によって親衛隊が数百人単位で蹂躙されるエリザベートからすると、
溜まったもんじゃないでしょうが…

ガリオスに対して個の戦闘力が高い魔王殺しの英雄たちとロメリア二十騎士が共闘するシーンは、
呂布に対して劉備、関羽、張飛の三人で挑む虎牢関の戦いを彷彿とさせますね。
その戦いに加われない武力のないロメリアだけど、
指揮官として類い稀なる度胸と知謀を発揮しており、
やはり彼女も英雄なのだな、と思いました。

ただ、ロメリアは女子力が極端に低い合理主義の現実主義のため、
そりゃ魔王討伐メンバーの中でハブられても仕方なかったのかも?
と4人の再会&仲直りシーンで思ってしまいました…w
たとえるならJK時代の部活で3人のエースとして活躍したり恋バナしてる横で、
マネージャーとして奮闘するも女子力低く合理的なダメ出しばかりしてたら…
そりゃ仲間外れにされちゃっても仕方ない気がします。

エリザベートも結婚して子供が出来たことで現実との摺り合わせしていき、
少しずつロメリアの気持ちを分かるようになったことで和解できたんだと思うけど…
それだけに最後の悲劇はキツいものがありましたね…
アンリ王子も10代のやらかしに気付いて、罪を清算しようとするのは良かったけど、
やはりまだ自分に酔っているなぁ、とも思いました。

しかしザリア将軍は有能だったのかもしれないけれど、
王家に仕える家臣としては才覚が全くありませんでしたね。
長年軍人をやっていたとはいえ、対魔族戦の経験が余りないロートルは、
本当に有害だったんだな、と思いました。

それにしてもロメリアはロメ隊のメンバーの子供が出来たら抱っこしたいと言ってましたが、
エリザベートの子供たちを抱っこする機会がすり抜けていったのは可哀想でしたね…
自分の子供を作って抱っこしてあげたら良いと思うんだけど…
自分の女子力の過小評価っぷりを見ると、難しいんだろうなぁ…w

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