本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2021/11/13 土曜日::

■[ラノベ]魔法師の自由とラブコメ「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー」3巻

FEHRとの提携のため、渡米することになった真由美と遼介。
暗黙の了解であった優秀な魔法師の海外渡航の自粛に正面から喧嘩を売ることになり、
面子が大事な国防軍の情報部が元老院の力を借りて、達也への脅しを画策する。
しかし、達也がそんな脅しを甘んじて受けるはずがなく…

今回は本編が半分、残り半分は一条とほのか、それぞれの短編という構成でしたね。
あとがきにもありましたが、高校時代の友人が全員出てくるわけではないので、
こういった構成はありがたいです。
特にレオとか、全く絡まなくなったしなぁ…
私の好きなキャラだし、いつか出てきて欲しいです。

達也のデモンストレーションですが、国防軍も衝撃的でしたでしょうね。
確かにマテリアル・バーストの強すぎる破壊力が有効に使えるやり方はこれくらいでしょうね…
力の桁が違いすぎるから、宇宙規模の話になっちゃうというか。
他に使えるとしたら軌道上のデブリ除去とかかなぁ…

一条の短編はラブコメでしたね。
相変わらず吉祥寺という親友が頼もしいですが、
まさか恋の鞘当てにまでその頼もしさを発揮するとは…
もう一条は吉祥寺と結ばれた方が良いんじゃないかな…

そしてほのかはちょっと切なかったですね。
報われない恋をずっと続けるのはツラいとは思うけれど、
ほのかならずっと想い続けそうかな、と思っていたのでちょっと意外ではありました。
ほのかも幸せになって欲しくはあるけれど…
七宝はまだ貫目が足らない気がするかな…w

そして真由美さんの渡米の話はまさかの次巻ですか。
ちょっと肩透かしでしたが、わりとボリュームがありそうですし仕方ないですね。
それほど刊行ペースは悪くないのでゆっくり待とうと思います。

:: 2021/11/6 土曜日::

■[ラノベ]クロウ・レコード アフター「インフィニット・デンドログラム 17.白猫クレイドル」

インフィニット・デンドログラム17巻インフィニット・デンドログラム17巻
出版社:ホビージャパン
作者名:海道左近
作者サイト:海道 左近
絵師名:タイキ
絵師サイト:LUSTER
絵師twitter:タイキさん(@taiki99) / Twitter
紙書籍通販:インフィニット・デンドログラム 17
Kindle版まとめ買い:インフィニット・デンドログラム
DMM電子書籍:インフィニット・デンドログラム 17

デンドロのアニバーサリーイベントの参加チケットをたまたまゲットしたレイとジュリエットたちが、
普段直接絡むことがない王国外のプレイヤーたちと一堂に会してのバトルロイヤルに!
基本的に第六形態に到達しているプレイヤーが居る中でレイが格上を相手にする中で、
ジュリエットは親友のチェルシーと全力対決をすることに…

以前アライブで連載していた外伝クロウ・レコードの直系とも言える話ですね。
web版にはない完全書き下ろしの中編とも言うべきものでしたが面白かったです。
特に王国とは距離があって普段会うことがない天地のプレイヤーと共闘したり殺し合いしたりと、
濃密なバトルをしたのが新鮮みがあって良かったです。

レイの大学の友人であるアルトですが、
非戦闘員のようなジョブ構成だけどエンブリオの相性差によって、
まさかのモンスターをテイムしちゃってたのには笑っちゃいましたね。
ラノベのスローライフを望みながら巻き込まれる主人公みたいな設定というか…w
強く生きてください。

そしてジュリエットとチェルシーの戦いですが、これもまた興味深かったです。
海というフィールドを十全に使って全力を出し切ることができたチェルシーと、
それに全力でぶつかり、賭けに出て、打ち破るというのは爽快感がありましたね。
最後に家庭教師というリアルでのハードルをご都合主義で乗り切ったのにはちょっと笑いましたw

しかし、死音さんのお馬鹿っぷりは嫌いじゃないな…
本編での出番がもっとあることを願うばかりです…w

:: 2021/11/2 火曜日::

■[ラノベ]2期に合わせて2年半ぶりに開店「異世界食堂」6巻

異世界食堂6巻異世界食堂6巻
出版社:主婦の友社
作者名:犬塚惇平
作者サイト:犬塚惇平(犬派店主)
絵師名:エナミカツミ
絵師twitter:エナミカツミさん(@enonami) / Twitter
Web版:異世界食堂
紙書籍通販:異世界食堂 6
Kindle版まとめ買い:異世界食堂
DMM電子書籍:異世界食堂 6

アニメの第2期が始まるのに合わせての刊行だとは思いますが、
実に2年半ぶりの新刊ということで懐かしさが大きいです。

相変わらず読めば読むほどお腹が減ってしまうのが困りものですね。
深夜のコンビニにスイートポテトを買いに行き、
結果としてお腹の脂肪となりはててしまいましたが、
これはもう仕方ないと思うのです…

6巻で初登場となった早希ちゃんですが、Web版では出ていたので「やっと」という感がありますね。
書籍版ではこのまま出ないままかと思っていたのでちょっとびっくりです。
Web版ではクロがウェイトレスではなく書籍版では早希ちゃんの登場が遅かったので、
細かいところに齟齬が出ちゃってましたが、そこはスルーした方が良いのかもしれない…w

今回収録の中で好きなのは「ホイル焼き」ですね。
貧乏な木こりのヘルマンとエレンの一家が迷子の王子様を保護して、
乏しい中で「ねこや」で美味しい食事を振る舞うという人情噺が琴線に触れるんですよね…
「モンブランプリン」でのヴィクトリアと幼馴染のロレッタの話も好きですね。
長年会ってなかったけど、すぐに元通りになる、というのもツボなのです。

好きな作品だし、話のストックもあるとは思うのですが…
7巻が出るのはまた2年後とかなのかもしれませんね。
のんびり待ちたいと思います。

:: 2021/10/12 火曜日::

■[ラノベ]UWとURでの冒険「ソードアート・オンライン 26 ユナイタル・リングV」

セントラル・カセドラル八十階でディープフリーズしているセルカと再会できたアリス。
しかし、ディープフリーズしているのはセルカだけでなく、成長したロニエとティーゼも居た!
ずっとアスナとキリトを待っていた昇降係のエアリーに教えられたキリトは、
惑星アドミナにディープフリーズの術式を求めてエオラインと旅立つが…

てっきりセルカが復活するまで行かないと思ったんですが、流石にそこまで非道ではなかったですね。
UWでのキリトの冒険は相変わらず波瀾万丈ですね。
SAOでのキリトは技巧派なところがあったけれど、
数百年のブランクが技術の蓄積差があるため心意技の技術格差が大きすぎて、
わりと脳筋プレイになってるのがわりと新鮮ではありますね。

URでの冒険は表紙にあるようにシリカたちがメインでしたけど、こちらも中々に大冒険でしたね。
シリカもいつまでも守られてばかりじゃなく、守るために頑張れるほどに成長したんだなぁ…
というのが感じられて感慨深かったですね。
あと、シノンはシノシノと呼ばれすぎて微笑ましいというか…w
男性にモテそうなキャラですしね…

URの戦いは一段落ついたけど、UWではまだまだこれからって感じでしたね。
エオラインと黒幕との関係は想像は出来るけどまだ分からないところがあるし、
ロニエが驚愕したようにユージオとの関係性もあるだろうし…
ありえるとすればユージオだったフラクトライトがエオラインとなったという、
UW版の輪廻転生とかそういったことくらいかな…?

URの仮想研究会のこともあるし、まだまだ長くなりそうですね…
あと5,6年は掛かりそうだなぁ…w

:: 2021/10/3 日曜日::

■[ラノベ]東奔西走な婿生活「理想のヒモ生活」14巻

理想のヒモ生活14巻理想のヒモ生活14巻
出版社:主婦の友社
作者名:渡辺恒彦
作者サイト:渡辺 恒彦
絵師名:文倉十
絵師サイト:ハイノハナ
絵師twitter:文倉十さん(@haino) / Twitter
紙書籍通販:理想のヒモ生活 14
Kindle版まとめ買い:理想のヒモ生活
DMM電子書籍:理想のヒモ生活 14

ウップサーラ王国から帰還しフレアを側室として迎えて始まる14巻です。
今回は1年半ぶりの刊行となり、首を長くして待ってましたよ。
活動報告によると次の15巻はまたちゃんと1年後くらいに読めそうなので、ちょっと安心です。

帰国してのんびり出来るかと言えばそんなこともなく、
ヒモ生活というタイトルに相反した善治郎の多忙っぷりには涙を誘いますね。
もっと善吉を構ってあげたいだろうに今回も双王国やウップサーラ王国へと、
瞬間移動の使い手として飛びまくって大変だなぁ…w

双王国に関しては先王との秘密会談で「白の帝国」の認識合わせをしたり、
北大陸への対外政策の摺り合わせをしたりとアウラも大変ですね。
ただ、大国の女王としては必要なことであり、
それを善治郎に過度な負担とならないようにコントロールしたりとしているあたり、
ちゃんと善治郎のことを慮ってるなぁ、と思います。

フレアは彼女なりに側室としてよくやってますよね。
まだ善治郎を癒すほどにはなってないけれど、アウラとも良いコンビだし、
彼女となら良い後宮生活を送れるんじゃないかな、と思う訳ですよ。
電化製品の魅力にメロメロになってましたけど、
ここで自分たちで作る、という方向にいかないあたりが王族っぽいな、と思いました。
まぁ、善治郎がそこら辺を詳しく話してないだけかと思いますが。

ルクレツィアに関してはフレアの懸念通りになるでしょうね。
彼女が彼女の価値観に沿ってアプローチしているがために、
善治郎にプレッシャーが掛かっているのを見ていると、
ちょっと助言をしてあげたくなるというか…
うーん、やはりボナ王女の方が圧倒的に相性が良いよなぁ…
でも、ここでルクレツィアを放り出すことは善治郎には出来ないだろうなぁ…

ルクレツィアにマルガリータ王女のような結婚以外の情熱があればまた違ったんでしょうけどね。
マルガリータ王女は目的のために手段を周到に準備した上で、
一直線に突き進む姿勢がとても良かったです。
ヴェルンドも困惑しただろうけど、体調が戻って結果オーライというかWin-Winというか。
ヴェルンドとマルガリータ王女は良い師弟になりそうだ。

終盤に出てきたウトガルズの使いですが、
ここへきて中々に意味深長な展開になってきましたね…
しかし、またもや善治郎に負担が掛かりそうだけど…
特に、ユングヴィ王子と一緒に赴くというのが負担が掛かりそうだ…w

:: 2021/9/28 火曜日::

■[ラノベ]竜と王女「亡びの国の征服者 ~魔王は世界を征服するようです~」4巻

隣国キルヒナに迫るクラ人国家連合軍である”十字軍”
キルヒナの次は母国であるため、戦場の空気を次世代が体感しようと、
王女であるキャロルが発案した観戦武官隊は出発間近だった。
ユーリを隊長とした一行は計画通りに出発するが…

無事に4巻が出てホッとしております。
この4巻からついに戦争に入るわけなんですが、
Web版を読んでた時もそうだったけどハラハラ&ドキドキしますね。
あれだけ入念に準備を進めてきたというのに、
歴史上初なことを敵軍がやってきたらあっという間に瓦解するのが怖いところです。

そんな窮地でも即断即決というか、自然と身体が動いてしまうのがユーリの凄いところなんですよね。
ミャロ視点で回想されていた通り、やはりアレは驚くべき手腕だったわけですよ。
追跡してきた敵軍を相手にした時の作戦には何年も習ったテロル語が役に立ったし、
窮地で咄嗟に動くほどに身体に染み込ませた動作も凄かったです。
今までやってきた努力を全て活用し、生き残ろうとしているユーリが格好いいんですよ。

ユーリ本人は上手くやれてないと思っているけれど、
助けられたキャロルからしたら運命の相手としか思えないですよね。
竜に襲われたところを助けられるわ、
死を覚悟したところに颯爽と駆けつけてくれるわ、
足手まといの自分を弱音を吐かずに背負ってくれるわ…
そりゃ、今まで培ってきた恋心が一気に花開くよなぁ…
助けられて声を掛けられた時の「は、はい」って返事に乙女を見ましたよ。
この場面が映像になったら破壊力高そう。

当面の危機は回避できたけれど、まだまだ窮地は脱してないんですよね。
そこからの展開は次の5巻を待ちたいところです。
Web版から細かいところで改変、というか設定や描写の肉付けがされているので、
Web版を読んでても面白いので、楽しみに待ってます。
もちろん、Web版の更新も楽しみです。

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