本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2021/6/20 日曜日::

■[ラノベ]密林の不滅竜「いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました」4巻

祖母から受け継いだスキルを駆使して日本と異世界ルファルティオとの貿易に勤しむ尼田士郎。
交易都市でも商人として石鹸とシャンプー無双したのも束の間、
今度は日本で双子の妹たちに異世界への扉、もとい襖がバレてしまった!
好奇心旺盛な妹たちはすぐさまルファルティオに進出するんだけど、
入って早々、いきなり正体不明の卵を見付けてしまい…

前から思ってましたが作者の霜月緋色さんは子供の可愛らしさを書くのが上手いですね!
今回は拾った卵から孵ったドラゴンのすあまちゃんが初登場するんですが、
ドラゴン形態でも可愛かったのに、人化して甘えてくる姿がとても愛らしいんですよ…!
妹たちやアイナちゃんと遊んでいる姿も愛らしいし、
士郎に肩車されてキャッキャしている姿も愛らしいんですよ!

そんなすあまちゃんを護るため、お姉ちゃんとして身代わりになるアイナちゃんも尊かったけど、
それでもやっぱり心配はしちゃいましたね。
この作品ではそんなシリアス展開はないだろうとは思ってましたけど、
それでもちょっと気が気じゃなかったです。

終盤にバトル展開が入ったのには驚きましたが、
最後にはちゃんとタイトルの通りに商人らしい話になり、
Win-Winな取引となってスッキリして良かったです。
妹たちの商売も士郎には出来ないJKらしさが溢れるもので面白かったし、
やはりこの作品の売りは幼児の可愛らしさと商売だな、と再認識した次第です。

次の5巻ではすあまちゃんの出番もそうですが、
パティ親分の出番も増えて欲しいな、と思いました。
楽しみにしています。

:: 2021/6/13 日曜日::

■[ラノベ]キリトの血の味「ソードアート・オンライン プログレッシブ」8巻

第7層カジノの街ウォルプータを支配するナクトーイ家とコルロイ家。
二つの家の騒動に首を突っ込むキリトとアスナは、
キズメル救出をしたりしつつクエストをこなしていくんだけど、
カジノの不正をはかるコルロイ家の陰謀は幾重にも張り巡らされており…

キリトさんの潜入作戦からの思い付き行動がどう伏線として機能するかと思ったら、
特に何も回収されずに終わってちょっと呆然としちゃいましたね!
まぁ、9巻以降に回収されるのではないかと期待したいところではあるのですが…
先は長いなぁ…w

しかし運営がチート行為をするゲーム内ギャンブルとか、
リアルであったら炎上間違いなしですよ。
キバオウさんたちにしてみれば、詐欺以外の何でもないからなぁ…
まぁ、ギャンブルなんてせずに前進するエギルたちが正道に思えますね!

ニルーニルの正体やキオやキズメルの過去といい、
NPCのAIとは思えない言動の数々に感銘を受けているキリトとアスナですが、
ここからアスナはどういった理由でAIを切り捨てることになったのか…
何度も言いますが、それが気になって仕方が無いですね。

あと、巫女の話が出てきたけど、あれは「ホロウ・リアリゼーション」かな?
コミカライズ版をちょろっと読んだことしかなかったので確証はないけど…
これからのエルフのクエストでそこら辺の話の掘り下げたりされるのかな…
9巻以降ではそこらへんが詳しく語られると良いんだけど…
はたしていつ頃刊行されるのか…

それにしてもキリトの変化は一時的なものかと思ったんだけど、
しばらく続くっぽいですね。
正妻のアスナさんからすれば介護しないとですね!
介護はアリスの専売特許じゃないことを読者に見せつけてください!

:: 2021/6/11 金曜日::

■[ラノベ]冥王、殺人姫、蒼穹歌姫「インフィニット・デンドログラム 16.黄泉返る可能性」

今回のインフィニット・デンドログラムはユーゴーたちがメインの物語。
レイとネメシスの出番は全くないけれど、
レイとネメシスと対になる超級タッグは出てきます。
その名は冥王ベネトナシュとそのエンブリオのペルセポネ。
もう一つのレイの可能性です。

黄河から盗まれた珠を巡る三つ巴の勢力がカルディナ第二の都市コルタナに集うことで、
珠の持ち主である悪徳市長を中心に騒動が起こってしまうんですが、
市長は自業自得でざまぁ展開で爽快感はありましたが、
市長の犠牲になった人々の悲劇の前には微々たるものでしょうね。
それを体感できてしまうからこそ、冥王はリアルの人生を投げ捨てて、
この世界を生きているのが悲しいですね。

殺人姫エミリーの強さは常軌を逸してましたが、
ユーゴーは相性差と成長した観察眼と諦めのなさが上手いこと噛み合いましたね。
とはいえ、偶然というか運の部分が多いので、
二回目が通じるかは微妙なところだとは思うのですが…

それにしても冥王の必殺技はわりと反則級ですよね。
もちろん、彼が今まで培ってきた信頼と実績あってこそですが、
英霊召喚みたいなものじゃないですか。
どれだけ引き出しがあるのかわからないだけに初見殺しが出来そう…

レイと冥王が出会った時に何が起こるのか…
心配であり、楽しみです。

:: 2021/5/31 月曜日::

■[ラノベ]ゴブリン巨根スレイヤー「王国へ続く道」7巻

王国へ続く道7巻王国へ続く道7巻
出版社:ホビージャパン
作者名:湯水快
作者サイト:湯水 快
作者twitter:湯水快さん(@yumizu_kai) / Twitter
絵師名:日陰影次
絵師サイト:光陰矢の如し
絵師twitter:日陰影次さん(@hikage_eiji) / Twitter
紙書籍通販:王国へ続く道 7
Kindle版まとめ買い:王国へ続く道
DMM電子書籍:王国へ続く道 7

約1年半ぶりの新刊ですね。
Web版は完結したのに刊行されないから打ち切りかと心配してましたが、
無事続刊が出て一安心しました。

山の民の蛮族を蛮族らしく全て従えたエイギルが次にやるのは、
領主らしく内政の仕事かと言えばそういうわけではなく。
エイギルは細かいことは面倒なので部下のアドルフに丸投げなんだけど、
要所要所で自分で考えて判断するのは領主らしくもあるような。
とはいえ、判断基準は大体が女基準なんですけどね!

今回はかつて尻を掘られた元盗賊のクレアがやり手の女商人となって再登場しましたが、
エイギルに身体は許しても心は商人という、一筋縄ではいかない女になってましたね。
商談のために身体を使うことは厭わないけれど、
商売繁盛を決して忘れない、したたかなところが魅力的でもあります。

軍事演習は見るとこなかったけど、幽霊屋敷で幽霊のケイシーを籠絡したのは見ものでしたね。
幽霊だろうと、女だったら見境なしとか、とてもエイギルらしいですw
領地に戻ったらゴブリンスレイヤーになってましたが、
あちらと違って計画性とかそういうのが全くなくて、
ゴブリンもびっくりな脳筋な戦い方だけでも笑ったのに、
第三の腕を使っての反撃にはメチャクチャ笑いましたね!w
うーん、これでこそエイギル…

ゴブリンの巣穴から救出したアナル大好き少女のアリスは今後活躍していきますが、
その前にトリエアとの戦争が始まりましたね。
国境に築かれた要塞の名前がマジノ要塞の時点でお察しでしたが、
エイギルが見事に思い出の森を抜けて背後から補給線を寸断したのは痛快でしたね。
補給基地の街を治める貴族は有能ではなかったけれど、
貴族の矜持はちゃんと持っててちょっと好感が持てましたね。
まぁ、バッサリとやられちゃいましたけど…

次巻はトリエアとの戦争の話になるでしょうけど、
できれば戦後の話まで収録して欲しいですね。
具体的に言うと裁判で美女を欲しがるところが好きなので、それを是非読みたいところです…w

:: 2021/5/29 土曜日::

■[ラノベ]酒は飲んでも飲まれるな「佐々木とピーちゃん 3 異世界ファンタジーなら異能バトルも魔法少女もデスゲームも敵ではありません ~と考えていたら、雲行きが怪しくなってきました~」

佐々木とピーちゃん3巻佐々木とピーちゃん3巻
出版社:KADOKAWA
作者名:ぶんころり
作者サイト:BUNCOLOLI Works
作者twitter:ぶんころりさん(@yokaigundan) / Twitter
絵師名:カントク
絵師サイト:5年目の放課後
紙書籍通販:佐々木とピーちゃん 3
DMM電子書籍:佐々木とピーちゃん 3

異世界貿易で金持ちになって毎日シャトーブリアンを食べられる生活をしたいだけなのに、
異能バトルに巻き込まれ、魔法少女には狙われ、ついには天使と悪魔のデスゲームに巻き込まれ、
異世界では領地経営に宮廷政争にも巻き込まれて大変な佐々木とピーちゃん。
一人と一匹は平穏無事な日常を勝ち取ることが出来るのか…!?

2巻で登場した悪魔アバドンの使徒となったお隣JCちゃんですが、
そのヤバさがドンドン加速していきましたね!
どんだけ佐々木のことを熱烈にメンヘラってるんだよ、と。
かなり歪んだ性愛っぷりにはドン引きではあるんだけど、
そこが魅力的だとも思ってしまうんだよなぁ。

そんなJCのことを身を挺して庇う魔法中年佐々木は格好良かったですね。
わりとマジで死にそうになってるのに、
あそこまで冷静で、他人を思いやれるとか、佐々木ってばスパダリだわ…
まぁ、見た目がちょっと中年すぎるけども。

そしてピーちゃんですが、今回は盛大にやらかしてましたね…
そもそも、あれほど莫大な魔法を使えるのにどうやって暗殺されたんだ…
とは思ってましたが、酒という弱点があるんだったら納得ですね。
ロリババアの二人静さんもぶち切れのやらかしのお陰で、
とても凄いことになってましたけど、これはどう収集つけるんだろう…

星崎さんには便利な水筒代わりだったのに頼れる同僚として慕われ、
魔法少女からは構ってくれるおまわりさん兼魔法中年としてなつかれ、
盛り姫様は大好きなパパを助けてくれた大人として頼られ、
お隣のJCからは長年助けてくれた恩人であり性欲の対象として愛されて…
佐々木はモテモテで大変ですね!

:: 2021/5/27 木曜日::

■[ラノベ]死神に至る道「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く」6巻

暁の連獅子作戦で帝都の間近に迫ったオリビア率いる第八軍だったが、
それを阻止せんとするフェリックス率いる蒼の騎士団が立ちはだかる!
精強さを誇る蒼の騎士団は流石の強さを見せつけ、
アシュトンの知謀とオリビアの苛烈さだけでは打開できそうもなく…

オリビアとフェリックスの戦いは盛り上がりましたが、
まさかダルメス宰相が途中でオカルティックな横槍を入れるとは思いませんでした…
というか、宰相の立場からすると潰し合ってくれた方が良さそうなものなんだけど、
何でしょう… 自己顕示欲からこんなことしたんでしょうか?

ついにゼットの手掛かりを得たオリビアだけど、
流石にゼットと同質な存在を相手には無双出来ずに苦戦してて、ハラハラしました。
しかし、あれだけ探しても見付からなかったゼットが唐突に出てきたのには驚きましたが…
ゼットはどういった経緯で出てきたんだろう…

そしてラストではまさかのアシュトンですが、
クラウディアのためにも死なないで欲しいんだけど…
これはわりと絶望的な感じがしないでもないというか…
次の7巻で完結らしいけど、どういった終わり方になるんだろう…
まったく読めない…

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