本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2021/1/11 月曜日::

■[ラノベ]青春・学園・友情・百合「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」1巻

「魔法科高校の劣等生」シリーズは完結しましたが、
司波兄妹が主人公の続編とは別に、
新たな高校生主人公のシリーズもまた一つ始まりました。
それが、この「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち」です。

今回のシリーズの主人公は十文字先輩の異母妹、十文字アリサです。
先代当主が再婚する前に二股をかけていた亡命ロシア人との間に出来た娘で、
中学生までは北海道で育ったけれど、
十文字先輩がその存在を知り、十文字家特有の疾患の予防のために引き取ったことで物語が始まります。

アリサと幼馴染みで姉妹のように育った遠上茉莉花の二人が、
仲睦まじく第一高校で青春を謳歌する、百合っぽいストーリーです。
学園モノと言いながら世界相手に戦いまくっていた司波達也に比べて、
部活動や授業に積極的に関わっているあたり、
学園モノとしてはこちらの方がしっかりしているようにすら感じられます。

それにしても達也が伝説の存在みたいになってる上に、
VIPとして認識されているあたりはニヤリとできますね。
前シリーズで出てきた中では教師だけではなく、
三矢さんとかはまだ在校生なので再登場してましたね。
わりと苦労人っぽかったですが…

それにしてもアリサと十文字先輩の関係ですが、
異母兄妹というよりも親子みたいに感じましたね…
まぁ、十文字先輩の貫禄がありすぎるせいなんでしょうけど…w

それと茉莉花の実兄ですが、メイジアンカンパニーに出てきた人ですよね。
あちらと話がクロスオーバーすることあるのかな…?
幼馴染みをほっといて別の女に入れあげるとか、
茉莉花がメッチャ激怒しそうなんだけど大丈夫なのだろうか…w

:: 2021/1/9 土曜日::

■[ラノベ]故国の内乱「魔弾の王と凍漣の雪姫」6巻

魔弾の王と凍漣の雪姫6巻魔弾の王と凍漣の雪姫6巻
出版社:集英社
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
作者twitter:川口士さん(@kawaguchi_tsu) / Twitter
絵師名:美弥月いつか
絵師サイト:COLOR GIMMICK – 美弥月いつかの公式サイトです
紙書籍通販:魔弾の王と凍漣の雪姫 6
Kindle版まとめ買い:魔弾の王と凍漣の雪姫
DMM電子書籍:魔弾の王と凍漣の雪姫 6

ザクスタンでの土豪と魔物との戦いが終わって一休みしたかと思えば、
ティグルの故国であるブリューヌでは内乱の兆しがあった。
黒騎士ロランとレグナス王子を討とうと難癖を付けてナヴァール砦に攻め込んだバシュラル王子は、
予想外の強さを見せており…

ダッシュエックス文庫はそろそろ電子書籍版の発売を紙書籍と同時にしていただきたい。
いつ頃出るのかわからないから変な時に買って読むハメになる…

今回は前作にはいなかったバシュラル王子という庶子が出てきましたね。
ガヌロンが裏で暗躍しているというだけでもきな臭い上に、
その手段が非道で容赦ないあたりちょっと好感が持てないですね。
やたら凄い剛力はリーザと同じ腕が原因な気がしますが、どうなんだろう…?

もう一人前作にいなかったキャラとしてリュディがいますね。
レグナス王子の親衛隊とも言える女性ですが、
ティグルの昔馴染みというのが中々に手強いですね。
これはミラはうかうかしてられませんよ。
ティグルのラッキースケベが発動してましたしね…!

バシュラル王子陣営とリュディ率いるベルジュラック遊撃隊の戦いは、
まずはバシュラル王子の勝利となりましたが、
ティグルは諦めない心を持っているのでまだまだ巻き返しが可能でしょう。
ロランやレグナス王子との合流もまだ残ってますしね。

それにしてもレグナス王子は前作と同じ設定みたいですが、
ティグルへの想いも同じなんでしょうか…
だとするとミラのライバルがまた増えるだろうな…w

:: 2021/1/7 木曜日::

■[ラノベ]妹の二人に「いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました」3巻

祖母から譲り受けたスキルを使い、
日本と異世界ルファルティオを行き来して行商人っぽいことをしている尼田士郎は、
ニノリッチの祭りで祖母を名乗るうら若い女性と出会ったが…!?

ばーちゃん若いな!?
わりと全知全能っぽいし無敵感が半端ないばーちゃんですが、
ファンキーというか楽しそうというか。
流石は遺影がダブルピースなだけあるわ…

そして今回の士郎の無双は商人らしいものでしたね。
自分を初対面で冷遇した相手を日本アイテムでスマートに打ち負かし、
貴婦人たちにとって垂涎のシャンプー&ドレスでハートをゲットし、
誠実な相手に富をもたらすという、王道&定番のスカッとする展開で、
ストレスなくすいすい読めました。

ただ、ラストのアイナちゃんのお話はね…
ちょっとしんみりしましたね…
仕方ないとは思うし、良い話ではあるんですけどね…
アイナちゃんには幸せになって欲しいなぁ…

そしてラストですが、士郎の妹たちが本格的にルファルティオに介入ですかね?
ばーちゃんの正体もバレるんだろうなぁ。
どうなるんだろう…?

:: 2021/1/5 火曜日::

■[ラノベ]脳天直撃委員長!「西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~」10巻

学外に青春を求めてアルバイト、学習塾と戦場を渡ってきた西野は、
ひょんなことからホストクラブで働くことになり、人気No.1ホストと売り上げ勝負をすることに!?
当然のようにローズが金に物を言わせて介入してくる上に、
何故か委員長も巻き込まれて…

ガブちゃんの出番と見せ場が少なくてちょっと悲しい私です。
ローズはね、ホストになった西野に貢ぐのは分かりきってましたから。
まぁ、貢ぐというよりも西野を堪能していたというか、そんな感じでしたが。
西野のことを最高に楽しめて嬉しそうでしたね…w

そして西野ですが、化粧とスーツで底上げするのは正しいですね。
化粧は西野のポリシーに反するみたいだけど、圧倒的に正しいやり方だと思います。
実際、委員長も完全に騙されてましたし。
化粧のマジックと西野の言動が上手い具合にハマってしまった上に、
学外の価値観に度々触れたことで委員長の中のカースト制度に変動が起こり、
ラストが凄いことになったのには驚かされましたね…
うーん、これはローズとガブちゃんが黙ってなさそう…

それにしても今までのキャラが総動員されてましたね。
自称サバサバ系がこんなに早く再登場するとは思いませんでしたが、
彼女なりにヒドイ目に遭いつつも健気で、報われて欲しいな、と思いました。
主に金銭的な意味で…w

それとKindle版で買ったら今月発売のぶんころりさんの新作である、
佐々木のプレビュー版が掲載されてましたね。
今回はカントクさんとのタッグでの新作になりますが、
こちらもなろうで読んでる限り面白いので期待したいところです。

:: 2021/1/3 日曜日::

■[ラノベ]監禁&洗脳、そして陵辱!「監禁王」1巻

監禁王1巻監禁王1巻
出版社:一二三書房
作者名:マサイ
作者サイト:マサイ
作者twitter:マサイさん(@masaye7) / Twitter
絵師名:ぺい
絵師サイト: Proom
絵師twitter:ぺいさん(@ppp_room) / Twitter
Web版:監禁王
紙書籍通販:監禁王 1
DMM電子書籍:監禁王 1

いたって普通の高校生の木島文雄の前に突如現れた悪魔のキャンペーンガール。
史上稀に見るレベルの悪の才能があると言われるも実感がなかったが、
ある日好きな子にラブレターを出したらカースト上位のクラスメイトに朗読され、
みんなの前で土下座をさせられてしまう。
そこで吹っ切れた文雄は悪魔に貰った”部屋を作り出す能力”で女子生徒を監禁して…

小説家になろうの18禁版、ノクターンからの書籍化作品です。
エロ描写もしっかりしつつ、洗脳手法もしっかりしているという、
エロ面白い作品になっております。

主人公の文雄は悪の才能があると言われているけれど、
現時点ではそれほど悪いことをやっているわけではないというか。
いや、監禁洗脳陵辱は悪だけど、イジメられたその仕返しの復讐でしかないし、
そもそもがイジメた方が悪いよね、という話でもあるというか。

それに超常の能力を持っているとはいえ、
童貞をバカにされたくないけどセックスはしたいという、
わりとクズなところがアホで面白いんですよね。
何というか憎めないバカというか。
私は結構好きです。

エロシーンも結構エロくてですね。
非処女相手だけどしっかりと洗脳しつつ陵辱して、
少しずつ好感度をあげつつエロく仕上げていくのは読んでてゾクゾクしちゃいますね。
うーん、素敵。

結構面白いシリーズでコンスタントに更新されているので、
是非とも続刊が出て真咲ちゃんの巨乳が揉みしだかれて欲しいです。
イラストもエロいですし、わりとお勧めな新作ですよ!

:: 2020/12/19 土曜日::

■[ラノベ]エーレンフェストの内憂「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部 女神の化身 IV」

貴族院から戻ってきた領主候補生に待っていたのは、
ヴェローニカ派の粛正に増長したライゼガング系貴族たちの策謀だった。
支持基盤を失ったジルヴェスターと、
ヴェローニカに溺愛されて育ったヴィルフリートに試練が待ち受ける中、
ローゼマインは周囲のためにも神殿に引きこもるが…?

うーん、やっぱりヴィルフリートが一番厄介ですね…
ローゼマインがかつて看破したように素直なんですよ。
むしろその心を開いた相手には素直すぎる、鵜呑みにしすぎるところが厄介で、
今回もオルトヴィーンの言葉をそのまま受け取ったため、
大領地の常識とエーレンフェストの常識の違いに気付かず、
更には名捧げしてくれた相手だからと簡単に騙されて、
一番信頼すべきローゼマインを疑ってしまうとか、アホの子すぎるというか…

ヴェローニカに溺愛されてしまったのが間違いの始まりですが、
その後も、側近をそのままにしてしまったのが両親の間違いですよね…
もっと厳しく、直接躾けることができれば良かったんでしょうけど…
メルヒオールみたいに素直さが良い方向に育たなかったのは残念ですね。

ヴィルフリート以外に迷惑をかけてくれたのはクラリッサだけど、
彼女の場合は暴走した結果の迷惑だからか、それほど不快ではなかったですね。
ダンケルフェルガーの中でもレスティラウトみたいな狡猾さではなく、
愛故のストレートなところに好感を持つというか…
うん、結構好きですね、クラリッサ。

短編ではギュンターパパ視点でクラリッサを足止めしているところが書かれてましたが、
ギュンターパパは本当に相変わらずでカッコイイです。
そしてそんなギュンターパパを含めた兵士たちが信頼しているあたり、
ダームエルは本当に人徳があるなぁ、と思う訳ですよ。
そんなダームエルは色々と面倒毎に巻き込まれて大変だなぁ、と思いますし、
結婚が絶望的だと諦めているあたりが可哀想ですが…
大丈夫…! フィリーネがいるから…!
諦めないで…!

それにしてもギーベ・キルンベルガは結構しっかりした人でしたね。
こういった人が中立を保ってくれているのは安心感がありますが、
ヴィルフリートはそういったことにも気付けないんだろうなぁ…
今から次巻以降が心配です。

余談ですが、幼いフェルディナンド様と一緒にエーレンフェストにやってきた母親みたいな人、
未来からやってきたローゼマインの可能性がありますよね…?
そこらへんはハンネローレの貴族院五年生で書かれるのかなー
楽しみだ…!

HTML convert time: 0.140 sec. Powered by WordPress