本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
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:: 2020/9/19 土曜日::

■[ラノベ]聖女STRIKE!「精霊幻想記 17. 聖女の福音」

精霊幻想記17. 聖女の福音精霊幻想記17. 聖女の福音
出版社:ホビージャパン
作者名:北山結莉
作者サイト:北山結莉
作者twitter:北山結莉さん (@yuri_kitayama) / Twitter
絵師名:Riv
絵師twitter:Rivさん (@rivleaf) / Twitter
連載サイト:精霊幻想記(Web版)
紙書籍通販:精霊幻想記 17.聖女の福音
Kindle版まとめ買い:精霊幻想記
DMM電子書籍:精霊幻想記 17.聖女の福音

ガルアーク王国での平和な日々の中、
シャルロット王女の要望で護衛騎士たちへの教導をすることになったリオ。
女性ばかりで居たたまれなさがありながらも平穏で充実していたけれど、
復讐が完遂した報告のためにも精霊の民の里へ行くことになり、
セリアも一緒に赴くことになるんだけど…

セリアなら大丈夫だと思ってましたけど、やはり精霊の民たちにはすんなり受け入れられましたね。
やはりその性格もさることながら、リオの恩師というのが大きそうです。
そして精霊の里でまさかの再会をすることになったらカラスキ王国の忠臣たちですが、
ゴウキたちは納得なんですが、サヨとシンの兄妹も一緒とは…
サヨさん、本当にリオのことが好きなんだなぁ…

それだけにリオのハーレム(仮)を見て萎縮してしまわないかと心配だったのですが、
そこは美春ちゃんが良い仕事してくれましたね。
まさかこの二人にこんな共通点があったとは気付きませんでした。
意外とサヨさんにもワンちゃんあるのかもしれない…

しかし聖女の来襲には驚きましたね。
言ってることが無茶苦茶だと自覚してそうなのに、
あそこまでやることが強引なのは破滅願望でもあるのでしょうか…
好きな人と絶対に会えなくなったから自暴自棄にでもなってるのかな…
まぁ、勝手に召喚されたんだから正当な怒りだとは思いますが、
リーゼロッテさんは完全にとばっちりだよね…

それはそうと坂田弘明くんですが…
彼はずっとオタ活していたらかなり平和なのではないでしょうか…w
正直ちょっと可愛く思えてきた今日このごろですw

:: 2020/9/17 木曜日::

■[ラノベ]青春は学外にありと見付けたり「西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~」9巻

飽くなき異性との交流への欲求を求める西野ですが、
メンタルが強すぎるので学内での青春が無理だと悟ったら、
次は学外にその可能性を求め、サクサクっとアルバイトに応募するわけですが…
表紙からわかるようにメイド喫茶編です。

アルバイトというのは正しい選択だと思うんですよ。
学内の悪評も関係なく、高校デビューみたいに人間関係リセットできますし。
ただ、西野の場合はシニカルぐせのせいで面接から駄目出しされるし、
ローズとガブちゃんのお陰でそれをクリアするも、
まさかの1巻のヤクザ再登場で厄介事に巻き込まれるのは悲惨ですね…

でも、一応打算がアリアリだったとはいえ自称サバサバ系とは親しく出来たし、
あざといサービスもされたしディープキスもしてくれたり、
それなりの思い出がゲット出来たのは良かったのではないでしょうか。
西野は西野なりに頑張って成果も出してるんだから報われないと悲しいもんね…

それにしても凄いのは西野の行動力ですよ。
アルバイトが駄目だと見切りをつけたら次は学習塾というね。
狙い目としては悪くないし、塾生同士のカップルとかもよく聞きますし。
ただ、ローズと委員長のディフェンス能力には敗北しちゃいましたけどね…
委員長… わりと深みにハマってる感がありますね…

次巻ではガブちゃんが報われて欲しいですが、
西野の突飛すぎる行動力でホストになる展開っぽく…
本当に行動が読めないので、どうなるのか全く読めないですね。
マジでどうなるんだろう…

:: 2020/9/15 火曜日::

■[ラノベ]21世紀末の昭和「魔法科高校の劣等生 32 サクリファイス編/卒業編」

「魔法科高校の劣等生」シリーズもついに完結…!
とはいえ来月には続編の新シリーズも開始しますし、
スピンオフ的な別シリーズも始まるみたいなので、
完結、というよりも一区切りがつく、と言った方が正しい気がします。

32巻は光宣とのラストバトルをメインにしたサクリファイス編と、
ボリューム的には少ないけれど面白さが凝縮された卒業編が収録されています。

サクリファイス編に関してはメンツが大事なだけの魔法協会のおっさんを黙らせたり、
十師族の中でも臆せずにきちんと自分の意見を述べたり、
残り少ない学生生活をしっかりと過ごしたり、
相変わらず達也らしいと思うところが多かったです。

そして光宣との戦いでも殺すことにこだわらず、
最後まで光宣と水波のことを思いやっているのが伝わってきて良かったですね。

達也の個人戦闘能力が高すぎるためにどうしてもバトルを念頭に考えてしまいますが、
そもそも光宣とは意見が対立しているだけで、
水波のことを大切にしていることに関しては意見は一致していただけに、
短絡的にならず、妥協点を何年掛かっても模索して形に出来るところが、
達也の凄いところなんだと思います。

それはそうと卒業編ですが…
これは正直、爆笑してしまいましたね…w
達也も一条も本気でやっているのは分かりますし、
作者本人もわりと大真面目に書いているとは思うのですが、
これはどう考えてもシリアスな笑いというやつに仕上がっているわけですよ…!
おかしい… 時代設定は21世紀末なのに雰囲気が昭和すぎる…w

何はともあれ、笑顔でハッピーエンドを読むことが出来て良かったです。
続編のメイジアン・カンパニーも楽しみです。

:: 2020/9/13 日曜日::

■[ラノベ]ハルユキNTRバッドエンドルート「アクセル・ワールド 25 -終焉の巨神-」

アクセル・ワールド 25 -終焉の巨神-アクセル・ワールド 25 -終焉の巨神-
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫さん (@kunori) / Twitter
絵師名:HIMA
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMAさん (@himapo) / Twitter
紙書籍通販:アクセル・ワールド 25 ―終焉の巨神―
Kindle版まとめ買い:アクセル・ワールド
DMM電子書籍:アクセル・ワールド 25 ―終焉の巨神―

帯に「六大レギオン VS 白のレギオン&終焉神テスカトリポカ 衝撃の決着!!」とありますが…
 
 
 
 
全く決着してません。

いや、ある意味では決着はしているんですが、ハルユキNTRのバッドエンドルートです。
確かに衝撃ではあるんですが「違う、そうじゃない」という言葉が出てきますよね…

これがFateみたいなエロゲならセーブポイントからやり直しますね。
普通にプレイしてたら気付くようなことに気付かない主人公にヤキモキし、
2周目から現れる「あれ…? テスカトリポカのテイムを解除したらやばいんじゃね?」
という選択肢から危機回避ルートに行くタイプのエロゲでしょうか。
プレイヤーからは「いや、1周目の時点で気付けよ!」と総ツッコミを受ける系です。

正直、先月出たストブラとかはたまおみたいに、分厚くなって一気に謎の大半が解決するという、
そんな期待を持って読みはじめだだけに、本当に凄い肩透かしを食らいました…
謎の9割は解消されないどころか、新たな謎が追加されるしね…
ホームズが「今は語るべき時ではない」を言いまくっただけで終わる推理小説を読んでいる気分です。

まぁ、面白いところも多かったのは確かなんですよ。
特に会話の流れでクリキンことクリムゾン・キングボルトの名前が出てきて、
かつてクリキンがセントレア・セントリーに頼み込んだ理由のシーンとか、
めっちゃ爆笑しながら読みましたし。
ただ本人登場を期待したのに出番なくて落ち込みましたけどね…

それにしてもつくづく疑問なんですが、
時間がないならともかく1000倍の時間があるのに、
何で謎を謎のままにして、情報を共有せずに敵に挑むのでしょうね。
特にハルユキとか結構なゲーマーだから情報の重要さを知っているでしょうに。
グラファイト・エッジにもっと根掘り葉掘り聞けば良いのに…

正直、もう、来年出るかもしれない26巻を発売当日に買うのは躊躇しちゃいますね…
完結してから一気に買って、一気に読みたくなってきました。
そんなことしたら完結するまで続いてくれるかはわからなくなりますが、
このまま毎回期待して落胆して、というのを続けさせられるのは心に悪いです。

本当に、川原礫さんは物語を短く纏めるのが苦手なんだなぁ、と痛感した25巻でした…

:: 2020/9/6 日曜日::

■[ラノベ]叛逆の王国「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く」5巻

同盟国となった神国メキアの盟主ソフィティーアに招待されたオリビア。
国を挙げての歓待を受けて、ゼットの捜索を対価にメキアへの移籍を打診されたオリビアだが、
王国に属して2年間でアシュトンやクラウディアといった仲間が出来たため、
即断できずにいたんだけれど…

オリビアの動向にもヤキモキしましたけれど、
帝国のグラーデン元帥がダルメス宰相に謀殺されたのは正直悲しかったですね…
その直前にグラーデン元帥が家族と仲良くしていたのを見ていただけに、
ダルメス宰相の悪辣さが際立っていましたね…

オリビアは結構揺れたみたいだけれど、
アシュトンの不幸(幸運?)のお陰でしばらくは王国所属のままで良かったです。
まぁ、メキアに移っても諜報部隊がゼットを探し出せるとは思えないんですよね…
オリビアが生まれ育った森の調査すら出来てないしなぁ…

そして王国の暁の連獅子作戦ですが、
意外とサクサク進んでますが、ここからが本番ですね。
オリビアに唯一伍する事ができそうなフェリックスとの対決と、
ゼットとは異なる死神と組んでいるダルメス宰相との対決が待ってますからね。

普通に考えたらそろそろクライマックスになると思うんですけど…
オリビアが幸せになってくれると良いなぁ、と思いますね。
あと、アシュトンの鈍感ラノベ主人公みたいな恋愛模様が、
きちんとクラウディア大勝利になれば良いな、とも思いますw

:: 2020/8/23 日曜日::

■[ラノベ]ミラジュ・リポート「いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました」2巻

ブラック企業で酷使された社畜の尼田士郎が祖母の家で見付けたのは異世界への扉だった…
「等価交換」と「空間収納」のスキルも受け継いだ士郎は、
日本と異世界ルファルティオの間で行商人として生活することに決め、
ニノリッチの町で出会った幼い少女のアイナを助けたりしながら過ごしていたら、
亡くなったと思っていた祖母が生きていることを知るのであった…!

今回は新たな仲間が出てきます。
それは妖精族というレアな種族の少女パティ。
命を助けられた士郎が恩返しのために人捜しに協力するんだけど…
この人捜しがね… 実に良いんですよ…

ぶっちゃけこの2巻のストーリーも王道なので先の展開は簡単に読めたんですが、
それでも感動できてしまうのが王道たる所以だと思うんですよ。
時を超え、種族の垣根を越えて結ばれる友情とか涙腺を刺激しやがるわけですよ…
判ってても感動して泣いてしまってね…
ちくしょう、卑怯だぜ…!

今回の日本からの交易品SUGEEEは酒でしたね。
確かに現代日本は物流が盛んですので世界の銘酒は金さえ出せば手に入るので、
物流が乏しい異世界では大量の種類の酒というのは珍しいどころじゃないでしょう。
それを商人として先行投資をした上で客を喜ばせてきっちりと利益を回収するだけでなく、
パティの依頼もしっかりこなしているあたり、三方良しって感じでしたね。
士郎は良い仕事するなぁ。

アイナちゃんの子供らしい可愛さと健気さの描写も流石でしたね。
霜月緋色さんは子供の可愛らしさを引き出すのが格段に上手いと思うのです。
これは次の3巻にも期待が高まるわけですが…
最後に出てきたあの人がどう動くのか未知数なだけに、
どうなるのか全く読めないですね…!
楽しみです。

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