本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2019/9/19 木曜日::

■[ラノベ]来月からTVアニメ放映開始!「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員VIII」」

末弟のメルヒオールのお披露目といったイベントはありながらも、
エーレンフェストで日々の仕事をこなしながら比較的穏やかに過ごしていたローゼマインたちに、
領主会議から戻ってきたシルヴェスターの口から語られたのは、
フェルディナンドが王命によってアーレンスバッハへと婿入りすることになった、というもので…

まず、書籍版しか読んでない人に安心して欲しいのは、
この物語はハッピーエンドだということです。
数々の苦難はありますが、マインとその家族たちはハッピーエンドを迎えますので、
ここで心を折られることがないようにして欲しいです。
というか、結末知ってる私でも心が折られそうになったから、
Web版の終盤を読み返してストレスを和らげていましたからね。
我ながらストレス耐性が低い…

本当にね、フェルディナンドの婿入り話はWeb版読んでた時は驚きましたよ。
どう考えてもゲオルギーネがエーレンフェスト攻略の邪魔となるフェルディナンドを、
合法的に搦め手を使ってきたとしか思えないんですが、
それにまんまと利用されたアウブ・アーレンスバッハと王にはガッカリですよ。
特にハイスヒッツェは学生時代の好敵手だったはずなのに、
10年前で記憶が止まってしまっているために、
現在のフェルディナンドを全然見ることが出来なかったから故に、
小さな親切が盛大なお世話になっているのはもどかしいったらないです。

今回の巻末書き下ろし短編ではハイスヒッツエ視点で語られていましたが、
彼は本当に善意から動いているのがわかるだけに残念ですね…
ゲオルギーネに見事に騙されているのには「気付け…! 気付いてよ…!」
と思いながら読んでしまいました。
ハイスヒッツエが真実に気付いた時の後悔に滲んだ短編をとても読みたいです。

そんなハイスヒッツェたちを手のひらの上でコロコロしたゲオルギーネですが、
エピローグを読む限りだと、自分の娘であるはずのディートリンデすらも、
自分がエーレンフェストを手に入れるための駒としか見ていないんだな…
というのがわかるだけに、ディートリンデにちょっと同情しちゃいますね…
ディートリンデは教育に失敗したヴィルフリートって感じなので、
もうちょっとマシな教育係がいればなぁ、と思います。
まぁ、これはもう、変わらんだろうからなぁ…
可哀想だけど、このまま自爆してもらうしかないのよね…

肝心の主人公であるローゼマインですが、
メルヒオール相手にお姉ちゃんを頑張ろうとするところは可愛かったですが、
年季の違うシャルロッテにお姉ちゃん度が負けてるのも可愛かったです。
カミルのお姉ちゃんをしてればもう少し違ったのかもしれませんが…
いや、多分、ローゼマインは変わらないだろうなぁ…w

フェルディナンドの婿入りについても、
どこまでもフェルディナンドのことを心配して、
誰を敵に回しても助けに行く、と宣言(脅迫)してるところは印象的ですね。
ちなみに、このセリフはとても壮大な伏線なのでみなさん覚えておきましょう。

さて、次巻で「貴族院の自称図書委員」編も終わりです。
次の第5部で本編は完結になりますが、
現在のペースからすると完結まであと2,3年は掛かると思います。

そして! TVアニメは来月からの放送ですよ!
もうすぐ動くマインやルッツたちと会える!
楽しみだなぁ…
はたしてどこまでやるんだろう…?
2クールで第1部までとかかな?

:: 2019/9/17 火曜日::

■[ラノベ]デイリー・プロポーズ「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.20」

デイリーログインボーナスはアコからのプロポーズ!?
ネトゲでは復刻イベントが開催している中、
リアルではアコがリアルでも結婚しましょう!
とかつてのネトゲ内で行っていたプロポーズ攻勢を今度はリアルでも復刻!
そんなアコの攻勢にはルシアンもタジタジで…

マスターの大学受験真っ最中にネトゲイベントとか、
成績が余裕とはいえ危ないことしますね…!
でもまぁ、その気持ちはわかる。
ネトゲをやったことで勉強が疎かになって受験失敗するかも…
という後悔の可能性があるんだけど、
ネトゲをやらないと後悔もするので結局やっちゃうというね…
ホント、ネトゲは邪悪やでぇ…

しかしアコがどんどんと身内を仲魔にしていくのは驚いたというか。
まぁ、早々に軍師が誰かはすぐわかったんだけど、
それにしたって猫姫さんがお泊りを後押しするとか驚いたというか。
それくらいにアコが切羽詰まってたんでしょうか…
それとも軍師の軍資金の多さに惑わされたのでしょうか…

それにしてもアコとルシアンの会話はぶっちゃけまくりでしたね!w
男子高校生には察するのが難しいから仕方ないとはいえ、
アコの口から女の子にも性欲がある、と話させるとか、
恋人というよりも夫婦の会話というか。
しかしまぁ、こんなにエロい嫁とエロいことを一度してしまったら、
間違いなく溺れるよなぁ…
ルシアンの気持ちもよくわかるよ…
殆ど麻薬だよね、あの身体は…

あと、シュヴァイン様もとい茜はいい相棒だったのに、
まさか裏切るとは…!
セッテさんが指摘してるのにキレてるのは、
ラブコメ的には美味しいなぁ、とは思いましたが、
アコという嫁が強力すぎるからそのルートはないよね…
あるとすれば、アコが難病で死ぬ間際に託すとかじゃないかな…
まぁ、そのルートはどう考えてもバッドルートしか思えないんですけども…

うーん、しかし終わり方はこうきたかー
確かに伏線は散りばめられていたし、そういうのはよくあるけど…
これはちょっとどうなるのか読めないですね…
次の21巻で完結になるのか、それとも部活みたいにしれっと2が出るのか…
昨今のネトゲ事情を見てるとソシャゲ化とかの可能性も…
グラブルとか凄いMMOらしいですからね…
まぁ、ソシャゲ化したら廃課金前提になるからルシアンたちには厳しいでしょうが…
はたしてどうなるのかしら…

:: 2019/9/14 土曜日::

■[ラノベ]ワンマンアーミー「魔法科高校の劣等生 30 奪還編」

魔法科高校の劣等生 30 奪還編魔法科高校の劣等生 30 奪還編
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
Kindle版:魔法科高校の劣等生 30 奪還編
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生
DMM電子書籍:魔法科高校の劣等生 30 奪還編

八雲師匠に邪魔をされたために光宣に水波を北西ハワイ諸島に連れ去られた達也。
もちろん追跡&奪還をすることを諦めてないんだけど、
世界情勢、師族会議、独立魔装大隊、USNA内部と各方面の思惑は交錯し、
かつての仲間と敵対し、かつての仇敵を助けることになり…

独立魔装大隊と袂を分かってしまったのは残念ですね…
それもこれも佐伯少将がすべて悪いと思うんですよ。
達也のことを個人として捉えておらず、
ただの軍人としか見ていないためこんな風になっているわけで…
藤林さんも籠絡されそうだし、佐伯少将はもうダメぽ…

そういった人を籠絡させるのは四葉真夜さんが上手いですよね。
達也を射んと欲すれば先ず深雪を射よ、
とばかりに深雪が本当に望んでいることを叶えることで四葉の家に囲い、
達也が描いていた未来予想図を見事に反転しましたし、
今回は藤林さんを飴と鞭で籠絡しちゃうし…
USNAの上院議員やインド・ペルシアの博士とのツテを引っ張ってきたり、
人脈の使い方をよく心得ているところが、
魔法技能よりも恐ろしいと思います。

それにしても達也のワンマンアーミーっぷりは凄いですね…
内部に協力者がいたりしたお陰ももちろんあるのでしょうが、
それにしてもこれは何とも…
それとパラサイトに侵食されるUSNA軍を情けなく思ってましたが、
ネイビーの艦長が毅然と言い放つシーンはちょっと良いな、と思いました。
そうだよね、ネイビーならそう思うはずだよ…

そして表紙を飾ったリーナですが、今回もアホ可愛かったですね。
日本文化に毒されてないからか空気全然読まないし、
真夜に試食と言われて簡単に餌付けされてるし…
うん、やっぱりリーナはアンジー・シリウスにはもう戻れないと思うわ…
このままアホの子として深雪の隣にいるのが似合うと思います…!

:: 2019/9/12 木曜日::

■[ラノベ]サバゲ・グランドオーダー「サバゲにGO! はじめてのサバイバルゲーム」

「ベン・トー」や「デスニードラウンド」のアサウラさんのLINEでの新作はサバゲモノ!
ブログやtwitterでよくサバゲのことを話してたから好きなんだろうなぁ…
とは思ってましたが、まさかサバゲでラノベを書くほどだとは…w
いや、面白かったですけどね!

松下貞夫はリフォーム会社で営業をしている高卒2年目の二十歳。
バーチャルユーチューバーを見るくらいにはオタクだけどそれも緩く、
特に大きくハマるものがない空虚な日々に漠然と自分の人生に不安を抱いていたら、
年下の幼馴染のシノ(♂)と偶然立ち寄ったエアガンショップ”大野工房”で、
JK店員のリラの言葉巧みな営業トークでエアガンのことを色々と知ってしまい…

サバゲ入門書としてわかりやすくできている上に、
ライトノベルとしてもしっかり面白いです。
等身大の現代の若者がサバゲにハマっていく描写がとても良いですね!
初めは使う金額の多さに消極的だったのに、
全身を全力で動かし、頭も使って勝とうとする楽しさを実感し、
もう後戻りできない、というか後戻りするなんて発想もないほどにハマるのが最高に楽しそうでした!
特に、終盤に初めてのヒットを取った時の感動ったらなかったですね!
楽しそうだなぁ…

それとキャラクターも良いですね。
イケメンだけどちょっとゲスなシノも相方として楽しいし、
リラはコケティッシュというか、小悪魔的な可愛さもあるし、
菜花さんは初心で巨乳なところが狙いまくってるドストライクさが素晴らしかったです。

表紙になってるし菜花さんがメインヒロインだと思ってたんですが、
最後の最後で麒麟さんというヒロインが追加されたことで、
どちらがメインヒロインかわからなくなりましたね…
何しろ麒麟さんは貞夫の2つの初めてを貰ってるからなぁ…
そういった意味では童貞の貞夫にとってはかなりフラグ立ってると思われます。
まぁ、奥手で童貞な貞夫がアプローチできるとは思わないけれど…
頑張って欲しいところですね。

結構面白かったので2巻が出るようなら買いたいですね。
あと、できれば「生ポアニキ」の続きもできたら読みたいものであります…

:: 2019/8/19 月曜日::

■[ラノベ]My Sweat Lovely Angel「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 13 あやせif 上」

まさか令和になってまで俺妹で萌え転がることになろうとは…
それもこれもあやせが可愛すぎるのが悪い…!

俺妹のゲームはマルチエンド仕様でしたが、
そのあやせエンドを改稿してノベライズされたのがこの13巻のあやせifになります。
時系列的には桐乃が留学から戻った直後、
あやせと初めて会ってから1年後くらいから物語が分岐することになります。

桐乃が「ラブプラス」的なゲームにハマってしまってあやせを放ったらかしにして…
という展開が冒頭にあるんですが…
ラブプラスなあたりに時代を感じますよね…
そして作中にはスマホが全く出ずにガラケーオンリーなあたりでも、
時代を感じるというか…
そうかー… もう10年くらい前の作品だもんなぁ…

しかしあやせの魅力はそれくらいで錆び付くものではありませんよ。
今でも早見沙織ボイスでの脳内再生も全然余裕ですよ!
だからですね、あやせについたバレバレな嘘の誤解がとけて、
少しずつ京介との仲が深まっていく展開にはニヤニヤしちゃいましたし、
一緒にアキバデートしてメイド喫茶でメイド服を着たあやせを見た時は、
キタ━(・∀・)━!!!!
ってなりましたし、
夏コミ会場に行って黒猫に会った時は修羅場の予感でハラハラしちゃいましたね!

それにしても上巻ということで予想はしていましたが…
とても良いところで終わっていますね…
あやせ萌えとしては下巻にも期待していますので、
できるだけ早く出して欲しいものであります。
あと、黒猫ifも是非ともお願いする所存であります!

:: 2019/8/18 日曜日::

■[ラノベ]姉さん女房がまた増えた「アクセル・ワールド 24 -青華の剣仙-」

アクセル・ワールド24 -青華の剣仙-アクセル・ワールド24 -青華の剣仙-
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:wordgear.x0.com
作者twitter:川原礫 (@kunori) | Twitter
絵師名:HIMA
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (@himapo) | Twitter
Kindle版:アクセル・ワールド 24 ―青華の剣仙―
Kindle版まとめ買い:アクセル・ワールド

太陽神インティ攻略のために三代目クロム・ディザスターのセントレア・セントリーに弟子入りし、
オメガ流合切剣を習得することになったシルバー・クロウ。
しかし、そのためにはポイント全損して記憶を失っているセントレア・セントリーを、
どうにしかして復活させる必要があるのだが…?

またもや1年弱ぶりの新刊となったアクセル・ワールドですが、
正直、インティ攻略は無理だと思っていただけに、
曲がりなりにもインティ攻略の第一段階が終わったのには驚きました。
まぁ、それでもオシラトリが一枚上手だったのは予想通りでしたけどね。

それにしてもシルバー・クロウというかハルユキは年上キャラにモテるなぁ…
今回はセントレア・セントリーを師範にして数ヶ月一緒に修行とかね!
しかもクロム・ディザスターとして一緒だった期間はほぼ一心同体だったわけで…
これは黒雪姫たちにとっても無視出来ない存在ですよ…!

しかしオメガ流合切剣は面白いですね。
早い話、微分だとは思うのですが、それを剣術として使いこなすとか、
イメージが重要なゲームとはいえ、面白い。
それにしてもセントレア・セントリーは小学生の頃から、
こんな理論的なことを考えていたとは…
わりと天才児なのかもしれないですね…

さて、続きはまた1年後なのでしょうか。
でも、次こそ白のレギオン編は一区切りつきそうなので、そこは楽しみですね。
できればその後はマギサガーデンとのコラボ的な展開も期待したいものですが…
それもこれも、白のレギオン編がちゃんと終わってからですね!
早く出した欲しいものです…

HTML convert time: 0.123 sec. Powered by WordPress