本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2019/7/18 木曜日::

■[ラノベ]バ美肉ユウト降臨!「14歳とイラストレーター」7巻

14歳とイラストレーター7巻14歳とイラストレーター7巻
出版社:KADOKAWA
作者名:むらさきゆきや
作者twitter:むらさきゆきや (@murasakiyukiya) | Twitter
絵師名:溝口ケージ
絵師サイト:NtyPe
絵師twitter:溝口ケージ (@Keji_NtyPe) | Twitter
Kindle版:14歳とイラストレーター 7
Kindle版まとめ買い:14歳とイラストレーター
DMM電子書籍:14歳とイラストレーター 7

今度はVtuber編です。
私はVtuberの中だと月ノ美兎委員長が一番好きなわけですが、
彼女にも当然デザインした人がいるわけなんですよね。
有名なVtuberの殆どはプロのイラストレーターがデザインしたわけで、
今回はそういった界隈の話になります。

表紙の美少女がVtuberだというのはあらすじからわかりましたが…
まさか、バ美肉したユウトだとは思いもしなかったです…!
エビちゃんがVtuberをやるのは理解できるというか、納得しかないんですが、
それにユウトが巻き込まれるのは予想外でした。
元凶がまさか彩華のブラコン愛に当てられたことだとは誰が予想できよう…

その彩華ですが、相変わらずブラコンしてましたね。
ユウトのキス目当てに弟子たちの勝負に割り込もうとしたり、
銀座で開いた個展もユウトが着ただけで成功だとはしゃいだり、
ナスさんの左手の薬指の指輪がユウトから贈られたのを知って卒倒したり…
うん… 本当にブレなくて良かったな、と。

そしてナスさんですが、まさか同性すらもストーカーにするとは…
ストーカーほいほいの異名は伊達ではないですね。
そしてこういったガチ勢には退魔の指輪は相変わらず役に立たないですね。
退魔の指輪はニフラムのようなもので、大人しく弱い相手にしか効かないのです。
むしろ益虫にまで効いてしまう殺虫剤に近いというか。
それでいてガチ勢は耐性付けてるから役に立たないんですよね!
いやー、ホント、あるあるですわ…
それにしてもハラミ… こんな形で役立つとは…
というか、同棲というか同居が長引いて遠慮が更になくなってるな…!

で、肝心のVtuberですが…
中の人のトラブルはよく聞こえてくるので、さもありなん、という感想しか出てこないですね。
全くこの手のアイドル事務所的な界隈は本当にヤクザだぜー、フゥハハー!
月ノ美兎委員長はいつまでもそのままで居て欲しいな、と思いました。(斜め方向の感想

:: 2019/7/16 火曜日::

■[ラノベ]総力戦!「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」12巻

メッチャクチャ面白かった…!

読んでて何度も鳥肌が立つくらいに面白くて、
この3連休、何度も読み返すくらいに熱中し、
更には本編ともども1巻から読み返してしまいました。
いやー、ダンまちって本当に面白いですね…!

以下ネタバレ有りの感想なのでご注意ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エニュオの正体がディオニュソスだったとは…!
いやー、見事に騙されましたよ!
wikipediaでデメテルを調べたら怒りの女神的な記述もあったし、
何より、ディオニュソス・ファミリアが犠牲になるシーンが印象的だったので、
完全に白認定しちゃってました。
フィルヴィスもなぁ… あの死に方だとショック受けまくりだったもん…
本当に作者(神)の意図通りに騙されて、驚かされて、引き込まれました。
うーん、一本取られた…!

バトルですが、オールスター登場は非常に熱かったですね!
私は「うしおととら」の最終決戦でみんなが登場するのが大好きなので、
今回の都市崩壊瀬戸際の戦いで、ロキ・ファミリアやヘルメス・ファミリアだけでなく、
ガネーシャ・ファミリアにヘファイストス・ファミリアはもちろんのこと、
フレイヤ・ファミリアにカーリー・ファミリア、さらにはヘスティア・ファミリアまで参戦する展開は、
メッチャ熱くて最高でした…!

しかも、外伝なのにヘスティア・ファミリアが良いところを持っていきまくりでしたね!
リリがフィンに代わって指揮を取るのも面白かったし、
命が魔法を盾として活躍するだけでなく、
ヴェルフが魔法を使って対精霊戦で活躍するのは上手いなぁ、と思いました。

でも、一番はやっぱりベルくんでしょう…!
遊撃を担当して圧倒的な速度と殲滅力で各所をサポートするだけでなく、
その成長を超えた飛躍でエニュオが指した必殺の一手を覆したのはカッコ良すぎでしたよ…!
ベルくんの英雄願望の音でみんなが奮起するシーンとか、
アニメになったらメッチャ盛り上がること間違いなしですよ!
ソード・オラトリアのアニメ2期が待たれる…!

ベルくんに主役を食われそうになっていたアイズとレフィーヤですが…
アイズは悪落ちせずに留まってくれて安心したけれど、
”復讐姫”というスキルは真の目的にはまだ使うだろうし、
本当に安心できるのはまだ先でしょうね。

そしてレフィーヤですが…
戦闘の面ではリヴェリアの後継者と言われるだけの活躍をしてたし、
何より親友であるフィルヴィスと戦うというのはツラいのに、本当に頑張ったなぁ…
ある意味ベルくんよりも過酷を紡いでますよね、レフィーヤ…

それはそうと、フィルヴィスの大魔王バーンっぷりが凄かったです。
分身魔法という反則魔法からの合体でパワーアップとか、
回復を受け付けなくする属性がついた攻撃とか暗黒闘気かよ…!
それでいて死ぬ時は灰になるとかハドラーっぽいし…
今後レフィーヤのピンチにフィルヴィスの魔法がまた護ってくれたりするのかな…?

しっかし、これほど見事に終わったのにまだ完結じゃないんですね。
いや、読者としては大歓迎なんですけども。
次はレフィーヤが覚醒して大活躍してくれそうだけど…
まずは心の傷を癒やして欲しいな、と思います。

あと余談なんですけど、ソシャゲのダンメモがめっちゃ熱いですね!
今は2周年イベントでアルゴノゥト編がやってるんですけど、
これがまたすごく面白くて!
流石は大森藤ノさん書き下ろしだな! と。
ダンまちファンなら必読な面白さなので是非読んで欲しいです。
今から始めても難易度NORMALならクリアできると思うので、
ダンまちファンなら絶対損はしないはずなので!
ガチャ代で損をするかもしれませんが…w

:: 2019/6/18 火曜日::

■[ラノベ]冒険者たちの休日「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」15巻

今回はアニメ第一期のDVD/BD特典小説を収録しつつ、
14巻後のエピローグ的な日常回を挟んでの短編集的なモノになっております。
特典小説を元にしているので既読のモノが多かったですが、
書き下ろしの日常回も大変に満足度が高かったので、とても面白かったです。

遠征の過酷さを考えるとみんな成長していると思っってましたけど、
ベルくんの成長、というか飛躍は予想以上でしたね。
まさか一回の遠征でランクアップできるところまで行くとは…!
まぁ、今回は保留してましたけど、Lv.5になるのは時間の問題だろうなぁ…
今回もアビリティオールSになってからのランクアップになるのでは…

そしてリリ…!
苦節15年…! ついに待望のランクアップ…!
そりゃね、我を忘れるくらいに喜びますよ。
特典小説での不憫な半生を読んだら、その喜びの理由もよくわかりますよ。
そりゃ春姫に対して先輩風ピューピュー吹かせちゃいますよ。
そんなリリがとても可愛かったですね。

恋する受付嬢のエイナさんは流石の可愛さでしたね。
ベルくんの破天荒すぎる遠征の真実に頭を抱えるのは予想通りでしたが、
まさかおっぱいを押しつけるほどにハグをするとは…!
それくらいに心配したし、想いが溢れたんだなぁ…
とは、過去編を見れば一目瞭然ですが、
その想いは冒険者に対してだけではないのは間違いないでしょうね。
ベルくんだからこそ、だよね?

ヴェルフは… ベルに負けず劣らずの鈍さ…!
まるでラノベ主人公のような鈍さ…!
愚直なところが良いんだけど、もうちょっと女心というものをですね。
ヘファイストス様も大変な相手に惚れてしまいましたね…
というかヴェルフはフォボスといい、女神に愛される男だなぁ…
罪作りな…

あとね、リューさんがね。
とっても可愛かったですね!
好き避けしちゃうとか小学生並みの恋愛っぷりで可愛くて可愛くて。
好きすぎて思わず投げてしまうとか可愛すぎて笑っちゃうレベルでポンコツで、
初期のリューさんのイメージがドンドン崩れていってるんですが、これはこれで!
本当にもう、可愛すぎてニヤニヤしちゃいまくりでした。
それとシルさん… 絶対に気付いてますよね、あれ…

どの短編も面白く、ニヤニヤしまくりで最高でした。
最後にアイズ出生の秘密が垣間見えましたけど、
そのあたりの真相はまだ先になるでしょうね。

今回、短編メインで冒険がほぼなかったですけど、
ソシャゲのダンメモでは大森藤ノさん書き下ろしの二周年イベントが始まるので、
そちらで冒険のワクワクを補完しようと思います!

:: 2019/6/16 日曜日::

■[ラノベ]側近ちの恋物語「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員VII」」

ヒルデブラント王子も交えた図書館のお茶会でまたも興奮して倒れたローゼマイン。
領主からの帰還命令に従ってエーレンフェストに戻って保護者たちと話したり、
貴族院に戻ってターニスベファレンとの戦いでの尋問会があったり、
領地対抗戦を観戦したりするけれど…?

Web版で読んでるのにローゼマインの「……おかしい。こんなはずでは……」
にはつい笑ってしまいます。
ローゼマインの浅知恵が見事に破綻するのは、
ローゼマインには悪いけれど、まさにコメディって感じで読んでて楽しいです。

前巻でグンドルフ先生が懸念されていたローゼマインへの疑惑ですが、
今回の尋問会で綺麗に払拭されたでしょうね。(フラウレルム以外
それと地味に嬉しかったのがフェルディナンドがルーフェン先生に言ってた内容補完されたことです。
Web版ではカットされていたところなんで、気になってたんですよね…
ローゼマインが病弱であることを話したのだろうとは思ってたんですが、
それに確信が持てて嬉しい加筆部分でした。

加筆と言えば書き下ろしの2編とも恋物語だったのには驚きましたが、
片方のクラリッサとハルトムートは恋というよりも信仰に近いですね。
ローゼマインオタクが語り合う会、というものに近いか…?
それに比べてレオノーレの方は純粋に恋物語になってて、
コルネリウスの意外なイケメン力にちょっと驚かされたし、
恋する乙女なレオノーレがとても可愛くて胸キュンでした。

加筆というか、椎名優さんがデザインされたハイスヒッツェも良かったです。
ダンケルフェルガー騎士の暑苦しさと、
フェルディナンドに何度敗れても挑み続ける不屈さが出ていて、
とても良い雰囲気でした。
何というか… 太眉が似合う人だなって思いましたw

ダンケルフェルガーと言えばアウブまでも暑苦しくて、
何というか、ハンネローレ様は大変だな、と改めて、しみじみと、思いました…
本当にね、Web版から読んでてもそう思ってましたが、
書き下ろしプロローグを読んで、更にそう思うようになりましたよ…
ハンネローレ様、頑張ろーね!

:: 2019/6/14 金曜日::

■[ラノベ]真祖大戦「ストライク・ザ・ブラッド 20 再会の吸血姫」

吸血王が絃神島を舞台に開いた領主選争。
第一から第三までの全ての真祖も終結して混沌とした状況の中で、
古城は状況を打開するために色々と動いているが、
それとは別に暁深森の手で解放された十二番目のアヴローラが、
獅子王機関の二人とグレンダによって絃神島に潜入して…

今回で領主選争が一区切りついていますが、
真祖大戦自体はクライマックスに突入した良いところで終わっているので、
早く続きを読みたい、という欲求が沸々と沸き起こってしまいます。
特に現在の古城がアレだから、本当にどうなるんだろうとヤキモキとですね。
まぁ、雪菜だけではなく、周りの女性陣は誰もそんなことあんまり気にしないとは思いますが。

というか、今回のヒロインたち、可愛すぎではなかったですか?
古城の不調を嗅ぎ取った雪菜、カス子、夏音の三人が、
次々と夜這い的なことをして、見事に連鎖しているのは読んでて最高でしたよ!
これ、アニメでやったらバズるやつですよ…
ラブコメイベントとして、この正妻戦争は最高の一言に尽きます。

そしてチョロイン筆頭の煌坂さんも良いところを持っていきますね!
パラシュートが絡まってパンモロしてる状況からの、
見事な顔面騎乗を見せるとか、流石は煌坂さんです。
それでこそ私が大好きな煌坂さんです。
ToLOVEるの神に愛されてるよね…!

まぁ、そんなラブコメイベントが目白押しなだけでなく、
世界観設定とかの要素もお腹いっぱいな状況で、
古城もかつてない窮地に立っていると思いますが、
雪菜も隣りにいるし、それ以外のヒロインたちも協力してくれると思うので、
何とか次巻では黒幕の思惑を超えてくれると良いな、と期待しています。

:: 2019/6/12 水曜日::

■[ラノベ]誰が敵で誰が味方か…「魔法科高校の劣等生 29 追跡編 下」

魔法科高校の劣等生29 追跡編 下魔法科高校の劣等生 29 追跡編 下
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
Kindle版:魔法科高校の劣等生 29 追跡編 下
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生

光宣はパラサイトのネットワークを通じて国外に出ようとし、
達也は光宣の隠れ家を探すために「仮装行列」と「奇門遁甲」の解析をするという、
時間が勝負になっている状態なんだだけど、
達也はUSNAイリーガルMAPに暗殺を狙われていて…

独立魔装大隊も佐伯少将の方針はわからなくもないんだけど、
国防軍の中でも達也の味方の勢力が入れ替わり立ち替わりで、
一体誰が味方なのかわからなくなりますが、
エリカやレオといった仲間は無条件で味方だと信じられる安心感があって頼もしいです。
特に洗脳すらも撥ね退けるほのかの信心深さと言える忠誠心は、
頼もしいを通り越して怖いくらいなんだけど…
あとがきを読む限り失恋確定なのがなぁ…(´・ω・`)

バトル的には達也と八雲師匠の戦いが一番の見所でしたね。
イリーガルMAP相手だと達也が問答無用な強さを見せて終わりでしたが、
八雲師匠相手だと術比べと言えるような戦いになったので面白かったです。
お互い、本気ではあるけど殺意はなかったので、
普通にワクワクしながら読むことができました。
まぁ、戦う動機が世俗にまみれた世知辛いものなのは残念でしたが、
そんな動機じゃないと二人が戦うことはないでしょうし、そこは仕方ないのかな…

ちょっと残念だったのはリーナの出番が少なかったことでしょうか。
リーナのコミカルなところに魅了されてきた昨今ですので、
もっと出番が欲しいなぁ、と思った次第です。
次巻では出番が多めだと嬉しいですね。

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