本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2019/1/20 日曜日::

■[ラノベ]銀髪の姉弟子「14歳とイラストレーター」6巻

14歳とイラストレーター6巻14歳とイラストレーター6巻
出版社:KADOKAWA
作者名:むらさきゆきや
作者twitter:むらさきゆきや (@murasakiyukiya) | Twitter
絵師名:溝口ケージ
絵師サイト:NtyPe
絵師twitter:溝口ケージ (@Keji_NtyPe) | Twitter
Kindle版:14歳とイラストレーター 6
Kindle版まとめ買い:14歳とイラストレーター
DMM電子書籍:14歳とイラストレーター 6

イラストレーターを目指すことに決めた乃々香は、
ユウトの姉にして売れっ子作家の京橋彩華に師事することに。
愛するユウトの紹介だし、何より飼い猫のワコムの世話をしてもらってる手前、
彩華は引き受けたんだけど、どうやら彩華には他にも高校生の弟子がいるらしく…?

今回は表紙になっている銀髪キャラが新登場です!
彩華の弟子にして顔出し配信者のJKである海老名水織ちゃんです。
顔出し配信する美人イラストレーターなんて生き物、実在するんでしょうか…?
いや、まぁ、わりと美人の方は即売会でもお見かけするのですが、
女子高生で配信とか、TikTokとか見れば棲息してたりするのでしょうか?

ハラミと同じくわりと強心臓の子ですけど、
イラストレーターとしては乃々香のライバルに相当するのでしょうか?
まぁ、乃々香の周りだと一番の若手である白砂さんですらプロですからね。
ライバルキャラだすなら、アマチュアじゃないと無理でしょうけども…
配信者… これが時代か…(隔世の感があるアラフォーの感想

しかし、相変わらず心が無駄にざわつくキャラを出してきますよね…
いや、水織ではなく、大手サークルのビショップさん。
アラサーなのにJKに絡む大手サークルってキモすぎるけど、
美少女イラストレーター配信者よりは実在性高そうなのがなぁ…

あと、隅田くんは相変わらず可哀想でした。
おそらく中高生読者からすると一番感情移入しそうな子だと思うんですが、
だからこそ、読んでて悪寒がするほどにキモかったです。
うん、なんだろう… 自分のキモいところを直視させられるようで…
ツラい…

まぁ、それはそれとしてナスさんは素敵でしたね。
今回はユウトに全裸を見られるわ、
ユウト相手に嫉妬して悩んじゃうわ、とても良いヒロインでした。
このまま成長してユウトの正妻ポジションを乃々香と争って欲しいものであります。

:: 2019/1/3 木曜日::

■[ラノベ]おっさんフォーエバー「普通のおっさんだけど、神さまからもらった能力で異世界を旅してくる。疲れたら転移魔法で自宅に帰る。」7巻

普通のおっさんシリーズ、ついに完結です!
毎度面白くて読んでゲラゲラ笑ってたんですけど、
この7巻ではついに世界を救ってしまいましたからね!
流石にこのスケールで頑張っちゃったら完結になるのも仕方ないかな、と思います。

復活したニーズヘッグと戦い毒を受けて倒れたフェニちゃんを救うため、
キエル&ソシエ姉妹たちエルフが守護する世界樹に赴くんだけど、
蛇の亜人を前にアルミ箔でビット器官を騙したり、
今回もちょっとチート無双してます。

でも、今回一番笑って、一番酷いと思ったのは、
やっぱりザラタン砲ですね!w
超巨大質量による重力アタックな時点で容赦ないのに、
それを味方を落とすことで発動とかヒドい!w
でも、笑っちゃう…!

最後までハチャメチャで面白かったです。
元々作者の霜月緋色さんは多作で速筆でしたけど、
Web版から分岐してストック0でありながら次々と続きを出して、
ついには完結まで駆け抜けるとか凄かったです。
他のなろう作品も書籍化して欲しいところですね。
個人的にはおっさん冒険者、みなしごの娘を拾うシリーズをお願いしたいところです。(またおっさんか

:: 2018/12/20 木曜日::

■[ラノベ]巡り会う運命「ゴブリンスレイヤー」9巻

ゴブリンスレイヤー9巻ゴブリンスレイヤー9巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:蝸牛くも
絵師名:神奈月昇
絵師サイト:Light Of Night
Kindle版:ゴブリンスレイヤー 9
DMM電子書籍:ゴブリンスレイヤー 9

吹雪く中、近所の村への配達仕事を牛飼娘とするゴブリンスレイヤー
ただの配達のはずがゴブリンの群れに襲われて牛飼娘と二人、廃村に逃れるが…
そして、ゴブリンスレイヤーがいない中で他のメンバーは、
見習聖女の託宣に従って新米戦士と一緒に冬の山に赴いていて…

今回もゴブリンが出たので倒すお話です。
ただ、いつもと違って牛飼娘を守るというミッションがあります。
ゴブリンに囚われないように守り抜き、
それでいてゴブリンを指揮するオーガを倒す必要があるのです。
これは中々のハンデ戦ですよ。

女神官ちゃんの方ですが、かなり成長してますよね。
妖精弓手の言う通り、ゴブリンスレイヤーに毒されてるなぁ、とは思いますけどね!
目的のために手段を選ばない発想をして、それを選ぶことができるとか、
頼もしくなってるなぁ、と関心させられます。
実際、今回は女神官ちゃんがいないと危なかったですからね。
それもこれも、女神官ちゃんを成長させたゴブリンスレイヤーの働きがあったからこそですし、
良い意味で因果応報だな、と思います。

今回はゴブリンの恐怖を体験することになった牛飼娘ですが、
実際、かなり大変だったとは思います。
でも、ゴブリンスレイヤーに直接守られる経験ができたのは、
これはこれで得難いものだったんじゃないかな、とも思ったり。

しかし、オーガもわりと悲惨ですね…
兄の仇のゴブリンスレイヤーには覚えられてないし、
ゴブリンチャンピオンと間違えられてるし、
ゴブリンより手強くないと言われるし、
死に方がアレだし…
それもこれも相手が悪かったということで!

:: 2018/12/18 火曜日::

■[ラノベ]絶望との戦い「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」14巻

リューの冤罪を晴らすために再び水の都にやってきたベルは真実を知り、
リューとともに闇派閥の残党であるジュラと対峙する。
だが、ジュラの陰謀によって、かつてアストレア・ファミリアを壊滅させた、
ダンジョンによって生み出される悪夢・ジャガーノートが再誕してしまう。
ベルの決死の戦いによってギリギリで撃退することができたが、
ワーム・ウェールによってベルとリューは37階層という深層に落とされてしまう。
そして下層のリリたちにはアンフィス・バエナという迷宮の孤王が襲いかかり…

今年2月に刊行されてから10ヶ月経っての14巻ですよ!
もうね、本当に待ちに待ったというか、待たされたというかね!
作者の大森さんがソシャゲの監修に来年の映画と色々忙しいのはわかってたけど、
こんなに待たされるとは思わなかったですよ!
でもまぁ、600ページという厚さながらキッチリと終わったのには安心しました。
これでまた良い所で止められてたら発狂するところでしたね!

さて、600ページの分厚さということもあってか、物語は前半部分と後半部分に分かれてます。
というか、ページ数的に2冊分あるだけに、そこで分けても良かったような…
2冊同時刊行でも良かったんですけどね、読者的には。
でもまぁ、色々と事情があるのでしょう。

その前半部分ですが、リリたちによる双頭の竜、アンフィス・バエナ討伐編です。
正直ね、リリたちのことを舐めてました。
12巻の強化種のように、ベルが来るのを待つ作戦になるのかと思ってました。
もっとも、読者である我々はベルが深層に落とされたのを知っているので、
それが無理なのはわかってたんですけどね。
それでも、リリが依頼した援軍が来るまで耐えるか、異端児たちが来るまで耐えるのか、と。
そう考えていたんですよ。

でもね、そんな予想を裏切って、やってくれましたよ…!
ベルが居なくてもヴェルフがいる! 頼れる兄貴分が!
もちろん、戦力的にはLv.4のアイシャを中軸としているんですけど、
それも、春姫のレベルブーストで底上げされてこそ活かされるものですし、
命のスキルと魔法も心強いし、それを効果的に運用するリリの作戦も上手いし、
誰一人欠けてもなしえない戦いでしたよ。
ベルにおんぶに抱っこではない、ヘスティア・ファミリアの底力を感じさせられました。

そして、土壇場で見せてくれたヴェルフの大馬鹿っぷり!
ダンジョンの中での魔剣鍛造とか、ぶっ飛んでるな!
以前、ヘファイストスに啖呵を切った時は、正直ね、椿と同じ想いだったんですよ。
クロッゾの魔剣を打つ能力を使わないまま、鍛冶の頂きを目指すなんて馬鹿だと。
でもね、クロッゾの魔剣ではない、ヴェルフの魔剣を打つことでそれを超えられるとね…
脱帽としか言えないですよ。
これはもう、ヴェルフは一皮も二皮も剥けて、飛躍を成し遂げたな、と。
今回の敢闘賞はヴェルフなのは間違いないでしょう。

後半部分のベルくんとリューさんによる深層決死行ですが…
これはもう、序盤から無理ゲーの予感がビシバシ感じられましたね!
HPとMPが1割切っててLvも人数も足りない状態で高難易度ダンジョンに取り残されるとか、
そんなゲームがあったら、コントローラーぶん投げますよ、普通。
実際、何度も心が折れかけてるんだけど、
お互いが支え合って最後まで諦めないのは感動しましたね…!

特に、リューさんが自分を犠牲にしてベルを生かそうとするも、
ベルくんは決して諦めず、窮地に陥るがわかってても助けにくるとか、
ホント、マジでベルくんらしいですよ…!
これでこそベルくんだし、こうじゃなかったらベルくんじゃないですよね!
そんなベルくんだからこそ、リューさんは惹かれたのでしょう。
本人はまだわかってないし、認めないでしょうけど…
これ、どう考えても恋に落ちてるよ…!

それはそうと、すごくシリアスな展開なのに、たまに笑いを取りに来てて面白かったです。
アイズのお昼寝の特訓がまさか効いてくるとはなぁ…
まぁ、間違いなくアイズはそんなつもりなかったんだろうけど!
そして、リューさんが師匠だったかも、という可能性とかも、
Web版では実際にリューさんが師匠でしたからね。
それを知っているとニヤリとできるものがあります。

しかし… 本当にリューさんの乙女可愛いところが覚醒した14巻でしたね…
二人が裸で温め合うところも良かったし、
ショップ特典SSでの間接キスで密かに赤面するところも良かったし、
18階層で裸を見られたのを思い出して自爆してるのも良かったし、
エピローグで裸を見られて可愛い悲鳴をあげるのも良かったし、
ベルくんに惚れちゃったせいでまっすぐ見れなくて逃げちゃうのも良かったです。
いやはや、リューさん… 可愛すぎなのでは…!?

兎にも角にも10ヶ月待たされただけの面白さがありました。
ホントね、傑作ですよ、傑作。
大傑作な14巻ですよ!
次の日常編も楽しみであります!
主に恋するエイナさんやリューさんがどう動くか的な意味で!

:: 2018/12/16 日曜日::

■[ラノベ]アーレンスバッハの花嫁「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部「貴族院の自称図書委員V」」

他領の商人たちを迎えるために下町を綺麗にするだけでなく、
下町の平民たちと足並みを揃えて準備をするローゼマイン。
そんなローゼマインに困惑しながらも協力する貴族たちも少しずつ増えてくる中、
印刷工房の拡充や染め物コンペといった催しが行われ、
更に、ランプレヒトがアーレンスバッハから花嫁を迎えることになり…

今回書き下ろされていたアーレンスバッハから花嫁、アウレーリアの短編。
これのお陰でWeb原作を読んでいた時から謎だったヴェールの謎が解き明かされてスッキリしました。
ゲオルギーネの陰謀とか色々と考えていたんですが、
普通の女の子が少しでも幸せになりたいからと、精一杯頑張っていた結果なんですね。
何というか、いじらしくて可愛く思えました。

そんなアウレーリアを良い意味で困惑させるだけでなく、
保護者のフロレンツィアやエルヴィーラたちをも困らせるローゼマインが面白い…!
貴族のことを色々と勉強してガワだけはそれっぽくなったけど、
やっぱり中身はまだまだマインのままなんだな、とわかって微笑ましいですね。
それにしても… そんなにお魚を食べたいだなんて…!w

可愛いと言えばフィリーネも可愛いんですよね。
短編でも語られていたように、ダームエルに恋しているのは本当に女の子してて可愛い。
ダームエル的には早く結婚したいんだろうけど、
年の差の若い嫁も周りから羨ましがられると思うから、
フィリーネの願い通り、このまましばらく独身でいるのが良いと思います!

さて、貴族院の2年生が始まったわけですが…
ヒルデブラント王子が可愛くてほっこりしましたね。
でも、この子も苛酷な運命が待ってるんだよなぁ…
頑張れ、ヒルデブラント王子…!
強く生きろ…!

:: 2018/12/14 金曜日::

■[ラノベ]杏先輩はブラック社長の夢を見るか「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」Lv.18

アプリコット:私は進学せず、卒業し次第、会社を興します!
アプリコット:大学になど行きません! 自分の会社を創業し、日本経済の天下を取ります!

進路調査で迷うルシアンだけど、それ以上に迷走しだした杏先輩。
優等生のまさかのご乱心に猫姫さんは大人の壁として立ち塞がる!
アレイキャッツの面々はコネ入社という下心と友情で杏先輩に協力し、
猫姫さんに課されたミッション、LA内での経済トップを目指すが…

杏ちゃん可愛いよ、杏ちゃん!

暴走しだした杏先輩のブラック社長っぷりはつらたんでしたけど、
その暴走理由がわかってからは愛しさが溢れに溢れまくりでしたね!
もうね、杏ちゃん可愛い! ホント可愛い!
頼れる先輩なのに可愛い後輩力まであるぞこの人!
友達が少ないからこそ、友達のことがとても大事な杏ちゃん可愛い!
こんな杏先輩だから、みんな助けてあげようとするんだよね。

そして猫姫先生は本当に良い先生だよね…
大人として頭ごなしに押さえつけるのではなく、
大人だからこそ勇気と蛮勇を履き違えずに壁となり、
愛を持って指導することでアコすら改心させるとは…
ホント、なんで彼氏いないんでしょうね…
こんなに良い女性なのに…

しかしルシアンたちどこの大学受ける気なんでしょうね。
文脈から考えて六大学クラスかな? と考えているんですが。
杏先輩的には余裕の範囲なので年度末までネトゲ部に毎日顔を出しそうな気がします。
まぁ、その方が楽しいから問題ないよね!
これからもネトゲ部を楽しんで欲しいものであります。

HTML convert time: 0.127 sec. Powered by WordPress