本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集3 12月14日発売!
特典SS他、新規短編&中編も多数収録!
:: 2017/9/13 水曜日::

■[ラノベ]見習いたちの成長「ソードアート・オンライン 20 ムーン・クレイドル」

ソードアート・オンライン20巻ソードアート・オンライン20巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫;SAO19巻発売中 (@kunori) on Twitter
絵師名:abec
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (@BUNBUN922) on Twitter

アンダーワールドに取り残され、ここで生きていくことになったキリトとアスナ。
人界と暗黒界の安寧のために尽力する二人とその仲間たち。
四帝国の大乱から1年、少しずつ成果が見えてきた矢先の暗黒界人による人界人の殺害事件。
事件の真相と真犯人を突き止めようとロニエとティーぜも含めて奔走するが…

終わってないじゃないですかー!

いや、一応事件の真犯人は判って、倒してはいるんですが、
事件の黒幕とかそこらへんはまだまだ謎なままじゃないですか!
しかもあとがきによると、この事件は解決までに100年掛かるとか!
もうね、どこまで長期スパンの物語を書くつもりなんですか…
ワンピースもビックリの大長編だよ!

まぁ、それはともかくロニエとティーぜが可愛かったですね。
二人とも忘れられない想いを胸に、それでも頑張る姿が健気でしたよ。
騎士としてあろうとするだけでなく、
キリトやユージオの影響を色濃く受けて、
自ら成長していこうという意思も含めて尊かったです。

それにしても相変わらず悪役のゲスさというか外道さというか…
こう、胸くそ悪くなるクズっぷりが半端なかったですね!
川原礫作品の真骨頂はこの悪役のクズっぷりにあるのではなかろうか。
そう、思えるほどのアレっぷりでした。

次は現実世界のキリトたちが主人公の、正真正銘の続きみたいですね。
まぁ、この「ムーン・クレイドル」の続きはプログレッシブシリーズよろしく、
別シリーズで書いて欲しいかな、と思います。
まぁ… 完結は10年以上先になるでしょうけどね…(笑

:: 2017/9/11 月曜日::

■[ラノベ]このダクネスにもラブコメを!「この素晴らしい世界に祝福を! 12 女騎士のララバイ」

今回はダクネス回です!
もうちょっと詳しく言うとダクネスがヒロインのラブコメ回です!
おかしい… このすばなのに真面目にラブコメやってるぞ…!
まぁ、すぐにふざけた展開になるのは実にこのすばでしたけども!

これはもうめぐみんルート確定で良いのでしょうか。
でもまぁ、クズマさんだからなぁ…
エロ同人みたいにダクネスを愛人として手篭めにしそうな気もします。
あのエロ同人みたいに! あのエロ同人みたいに!
まぁ、この巻では逆にダクネスに手篭めにされそうになってたけどね!
カズマさんもノリノリでしたが!

というかめぐみんも結構ノリノリというか包容力があるというか。
カズマの言動に呆れてとはいえ、できちゃった婚でなし崩しも有りとか思っちゃうくらいに、
カズマさんに対して許しちゃってるあたり最高じゃないですか。
ダクネスもエロネス化してきたことといい、
どっちが先に最後の一線を越えるかのレースになってきた気がしないでもない。
ちなみに勝者にはクズマさんが送られます。
副賞は勝手についてきたアクア(酒代請求書付き)です。

しかしアレですね。
一線を越えたら更に自堕落で退廃っぷりが加速しそうですね。
それでもアクアとは間違いなくラブコメしないところは想像に難くないですが。
個人的にはエリス様となら有りだと思うんですけどね、ラブコメ。
だってピュアで可愛いんだもの。

カズマさんには是非ともめぐみんとダクネスとエリス様を侍らせた、
ハーレム系主人公として頑張って欲しい所存であります。

:: 2017/9/9 土曜日::

■[ラノベ]女神を巡る戦い「魔弾の王と戦姫」17巻

魔弾の王と戦姫17巻魔弾の王と戦姫17巻
出版社:KADOKAWA
作者名:川口士
作者サイト:一〇八(仮)
作者twitter:川口士 (@kawaguchi_tsu) on Twitter
絵師名:片桐雛太
絵師サイト:ひなだまりweb
絵師twitter:片桐雛太 (@hinatanya) on Twitter
Kindle版:魔弾の王と戦姫 17
Kindle版まとめ買い:魔弾の王と戦姫
DMM電子書籍:魔弾の王と戦姫 17

最終巻だと思ってたけどもう一巻だけ続くんじゃ。

ジスタートの王位を巡るヴァレンティナの陰謀と戦姫たちの対立は継続していますが、
この巻のメインは魔物たちを食ったガヌロンと、
ティグルと戦姫たちの女神を巡る攻防がメインとなっています。

もちろん戦姫同士の戦い…
特にフィグネリアとエレンの死闘も決着です。
お互いの自分自身の夢を賭けた戦いはかなり熱いモノがありましたよ。
もちろん熱いだけでなく、窮地のエレンが思い出したヴィッサリオンとサーシャの願いとか、
良い意味で肩の力が抜けたのは緩急がついて良かったと思います。

そしてティグル&戦姫たちとガヌロンとの死闘ですが、
これもまた壮大というか苛烈というか…
ティグルを想う戦姫たちが各地から示し合わすことなく集い、
みんなでティグルを助けるという展開は定番で王道だけど良かったなぁ…
しかしガヌロン…
始まりは純粋だったんだろうけど、永い時で徐々に歪んでいったんだろうなぁ…
Fate/stay nightの間桐臓硯を思い出すなぁ…

さて、次巻こそ完結になりそうですね!
フィグネリアの野望を阻止することができるのか。
ジスタートの王位は誰のモノとなるのか。
レギン王女の動きがどう出てくるのか。
そして、ティグルはエレンと結ばれることができるのか。
今からとても気になります…!

:: 2017/8/18 金曜日::

■[ラノベ]息子さんを私にください!「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」Lv.14

GWにルシアンがアコの家に泊まったことで当然のように親同士が連絡し、
ついにアコとのことが母にバレてしまったルシアン。
今度はルシアン母へアコのことを紹介することになったんだけど、
はたして問題だらけのアコを無難に紹介することができるのか…!?

この手の作品の母親は若作りが定番とはいえ、
茜よりも低身長とか可愛いすぎにも程がありませんかね!?
しかもアコ並みに人見知りのコミュ障とか属性モリモリすぎる…!
そんな性格なのに根っこのところはルシアンたち兄妹に似てて、
やっぱり母親なんだなぁ、と思わされました。

今回のアコ矯正計画ですが、シュバインこと茜が可愛かったですね。
ルシアンとお互いを名前呼びにするところも良かったけど、
二人の距離が自然と近いところが感じられて胸キュン度が高かったです。
まぁ、ルシアンにはアコがいるからここのフラグは立ちそうにないんですけどね。
普通ならくっついてもおかしくない距離感なだけに残念というか勿体ないというか…

それとアレイキャッツの2周年記念オフ会ですけど、
サバゲーとはまた奇抜だけど面白そうなイベントですね。
ネトゲオタって引き篭もりでスポーツ嫌いな印象があるかもですが、
仲間内で動く分には楽しいものですからね。
いやはや楽しそうで羨ましいというか。
そもそも女だらけの時点でルシアンには嫉妬しかないな!(笑

ルシアン母も良いキャラだったので今後も瑞姫ちゃんみたいに準レギュラー化しないでしょうかね?
お仕事が忙しそうだからレアキャラ化しそうではあるのですが…
個人的には茜とルシアン母のミニマムキャラ同士の掛け合いとか見てみたいです。(笑

:: 2017/8/16 水曜日::

■[ラノベ]戦争への足音「魔法科高校の劣等生」23巻

魔法科高校の劣等生23巻魔法科高校の劣等生23巻
出版社:KADOKAWA
作者名:佐島勤
絵師名:石田可奈
Kindle版まとめ買い:魔法科高校の劣等生

ブラジル軍によって戦略級魔法「シンクロライナー・フュージョン」が紛争地帯で使われ、
更に大亜連合の手によって「霹靂塔」が使われてしまった2097年。
魔法師への非難が高まる中、十師族からも孤立し始めた達也に更なる逆風が吹き荒れる。
それは金星テラフォーミング計画「ディオーネー計画」へのトーラス・シルバーへの参加要請に見せかけた、
戦略級魔法「マテリアル・バースト」を使用できる達也の木星への追放令で…

達也と真夜と十文字先輩の魔法は三竦みだと思ってたんだけど、
バリオン・ランスによってその構造を崩すとは面白かったです。
九校戦で十文字先輩の魔法の一端を垣間見ることができ、
更にリーナの魔法を体感することで対抗策を講じた達也の非凡さには脱帽ですよ。

ただ、その非凡さ故なのか、どこからもつまはじきにされるのは辛いものがありますね。
深雪が苦悩している通り、どれだけ尽くしても排斥されるだなんて…
達也本人はそんな苦悩とは殆ど無縁なんだろうけど、
だからこそ、深雪のような身近な人間は達也以上に思い、悩まされるんだと思います。

まぁ、達也がつまはじきにされる中でも味方になってくれる友人がいるのは心強いですね。
私としては真由美さんもその友人の中に居て欲しかったんだけど…
流石に根っからの十師族だから、思考がそっちよりなのがネックだったのかなぁ。
むしろリーナの方が達也よりの考えだったのが興味深いですね。
映画でもそうだったけど、意外とリーナが今後のキーパーソンになりそうな気がします。

しかし「ディオーネー計画」の中身といい、流石は大国ですね。
自分たちでルールを作り、本人たちは抜け穴を使って痛い目を見ずに、
相手だけを嵌めるやり方はとても欧米らしいと思いました。

クラーク親子によって窮地に立たされた達也だけど、今後どうするのか…
どうにか深雪と幸せに暮らして欲しいものです。

:: 2017/8/5 土曜日::

■[ラノベ]待望の再書籍化!「フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記」1巻

元々は「小説家になろう」ではかなり好評を得ていた作品なんですよね。
「ダンまち」や「このすば」が書籍化された頃に一度書籍化されたんですが、
よりによってレーベルが悪名高き林檎プロモーションのフリーダムノベルで…
正直、ファンとしても買うのを躊躇うような酷い書籍化で…
Web原作も終盤で止まってしまって完結を絶望視していたんですが、
何をどうしたのか角川スニーカー文庫が作者を拾い上げて別作品でデビューさせ、
この度「フリーライフ」を角川スニーカー文庫から再文庫化してくれた次第になります。
いやー、「このすば」といい最近の角川スニーカー文庫ってばやるじゃん!

Another World Onlineというネトゲをしていたタカヒロがある日唐突にゲームと同じ世界観に転移して、
何だかんだでして3年経った頃には王都グランフェリアで何でも屋フリーライフを構え、
愛想なし容赦なし勤労精神溢れるメイドのユミエルに尻を叩かれながら、
できるだけ自堕落に、ちょっとだけお節介にのんびり生きていく…
という、そんな日常系の物語です。

Web版からかなり改稿されているはずなんですけど、
それでもあまりWeb版から印象が変わっていないのが凄いですね。
Web媒体だと一巻の区切りとか考えずにそれこそ自分の自由なペースで連載できるけど、
文庫媒体だときちんとまとめないといけませんからね。
ちゃんとレギュラーヒロイン全員のエピソードを入れつつ、
それぞれのキャラクターが把握しやすく、魅力にも溢れるという、
そんな1巻になってて素晴らしいと思います。

ちなみにヒロインの中で好きなのはカオルとクルミアですね。
カオルは由緒正しき報われない幼馴染み系ヒロイン属性がするというか。
いや、全然幼馴染みじゃないんだけど、雰囲気的にね。
そしてクルミアは9歳の幼女的な天真爛漫さが可愛いんですよね。
身体はもうバインバインで全然幼女じゃないんだけども。

昨今はWeb小説の書籍化も打ち切りとかあって世知辛いですが、
どうやらフリーライフは重版もしたりと順調っぽいのでこのまま完結まで出して欲しいですね。
あわよくばアニメ化とか…!
できればそこまでいって欲しいなぁ。

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