いつも年末にベスト10を考えるのは時間が掛かって大変でして、
だったら四半期毎にベスト3を考えてれば楽なんじゃ?
という安易な考えの元に試験的に取りあえず今年はこのスタイルでやってみようかと。
そんな訳で2008年1月から3月に発売された漫画とラノベの個人的ベスト3を発表ー
先ずは漫画編~
第3位:3月のライオン(→感想)
「ハチクロ」の羽海野チカさんが描く新境地ということで話題を攫った作品。
青年誌での連載ということでも注目度が高く本屋でも大プッシュされていますねー
同じ将棋モノでも「ハチワンダイバー」と異なりドラマが主で将棋が従。
従とはいえ将棋もしっかり作られているのは単行本を読めば判ります。
個人的には「ハチクロ」よりこっちの方が好みだなぁ。
第2位:眼鏡なカノジョ(→感想)
眼鏡なカノジョ (Flex Comix)
著者/訳者:TOBI
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2008-03-12 )
定価:¥ 588
コミック
ISBN-10 : 4797347058
ISBN-13 : 9784797347050
作者サイト:橙空間
「眼鏡っ娘」をテーマにしたオムニバス形式のラブコメ短編集。
眼鏡属性がない人間にも眼鏡属性を芽生えさせる名作。
ラブコメ作品としてだけでも充分良質な作品なんですが、
眼鏡をキーアイテムとして物語中で押し付けがましくない程度に使っており、
作品を楽しんでいると自然と眼鏡っ娘の萌えに気付く案配です。
第1位:くらしのいずみ(→感想)
くらしのいずみ (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:谷川 史子
出版社:少年画報社( 2008-01-28 )
定価:¥ 570
コミック
ISBN-10 : 478592909X
ISBN-13 : 9784785929091
夫婦をテーマにしたオムニバス形式のラブコメ短編集。
作者が長年少女漫画を描いていた実力派なだけあってその面白さは見事なもの。
初の青年誌といことですが、その面白さは男性女性どちらにも伝わると思います。
少女漫画が不得手だった私もこれを機会に少しずつ谷川史子作品に手を出しているトコだったり。
「積極」面白い…
お次はラノベ編~
第3位:バカとテストと召喚獣3.5(→感想)
性別:秀吉が大好きな人たちの為の短編集。
ドラマCD化も決定して、人気が上り調子ですよ奥さん!
一言でノベルなら非常にバカで楽しいんですよね。
メディアミックス化が約束された面白さなので、
先物買いとしてどうでしょう。
第2位:フルメタル・パニック! せまるニック・オブ・タイム(→感想)
大人気シリーズのセミファイナル。
次々と謎が明らかにされ、緊迫感のある展開は正に圧巻。
ガンダム00と類似点が多かったあのキャラが似たような目に遭うのに衝撃。
まぁ、こっちの方が早かったんでガンダム00が真似たとも言えますが…
第1位:とある飛空士への追憶(→感想)
今後少なくとも5年間はこの作品を超えるものは出てこないと思います。
空戦のスペクタクルと初恋の切なさを真っ正直に描いた王道中の王道。
固まっていたファナの感情がシャルルの裏表ない言動で次第に解されいき、
本来の天真爛漫な性格に戻っていく様は微笑ましいものがあります。
この作品で特筆すべき点はラストのシーン。
読後の余韻がいつまでもいつまでも心の中に響いてくると思います。
最後まで読み切った後に表紙を見返すと尚更です。
万人にお勧めできる名作です。
次に今月発売の新作の中でも注目作をピックアップ!
今月発売予定のものは既に右にある発売予定表にアップしているので、
全部チェックしたい方はそちらでどうぞ。
4/9 東方儚月抄 ~Silent Sinner in Blue. 上巻 原作:ZUN 作画:秋★枝
4/10 とらドラ7! 作者:竹宮ゆゆこ イラスト:ヤス
4/11 ヒャッコ3 作者:カトウハルアキ
4/18 ういういdays(6) 作者:犬上すくね
4/18 人類は衰退しました(3) 作者:山田ロミオ イラスト:山崎透
4/25 エマ(10) 作者:森薫
4/25 紅(3) 醜悪祭(下) 作者:片山憲太郎 イラスト:山本ヤマト
4/26 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(1) 原作:TYPE-MOON 作者:ひろやまひろし
この中でも特にラノベなら「とらドラ7!」、漫画なら「ヒャッコ」3巻が一番の期待です。
「とらドラ7!」は漫画版1巻が出たけど、やはり原作の面白さは別格ですからねー
「ヒャッコ」はアニメ化も決定したし、もっと知名度が上がることを期待!
いや、ホント面白い作品なんで是非読んで欲しいです。
とか言ってたら「とらドラ!」アニメ化決定の報が。
ヒャッコともどもますます注目ですね!
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