■[漫画]地獄の蓋は開き、悪夢は加速する「BLACK LAGOON」8巻
ブラック・ラグーン 8 (8) (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:広江 礼威
出版社:小学館( 2008-07-19 )
定価:¥ 560
コミック
ISBN-10 : 4091571409
ISBN-13 : 9784091571403
作者サイト:Welcome.
ラブレス家の当主を爆殺し、今は麻薬畑を統括する将軍拿捕の任務に就いている、
NSA特殊部隊”グレイフォックス”
元コロンビア革命軍に所属し、ラブレス家当主の仇を討つ為に自らを解き放った、
”フローレンシアの猟犬”ロベルタ
猟犬を狩る為に派遣され、合衆国もついでにやれれば万々歳、
コロンビア革命軍”FARC”
ロアナプラの存続を第一に考え、米国を巻き込んだ闘争はご遠慮願いたい、
香港マフィア”三合会”の張
自国を多頭獣に喩え、身内のはずのNSAの計画を頓挫させることを願う、
三合会すら顎でつき動かすCIA
相応しい敵と見えるため、動き出した元ソ連の軍隊、
”ホテルモスクワ”率いるバラライカ
そして、ラブレス家当主としてロベルタに帰ってきて欲しいガルシアに協力する、
”ラグーン商会”のロック
各人各団体の思惑が複雑に絡まり合う中、ついに戦端が切り開かれ、
その闘争は止めることはできず、加速していくだけ。
そんな中、ガルシアはロベルタに辿り着くもその思いに反し、お互いは壊れ、
悲しい結末しか予感できないまま、ロックはまだ希望を捨てずに先を見据える…
血と硝煙の臭いが立ちこめ、地獄の蓋が開いている場所にホテルモスクワまで乗り込んできたら、
一体どんなことが起こるのか戦々恐々として9巻に続くというのが何とも恐ろしいものがあります。
しかし、どういった結末を迎えるのか検討がつきません。
双子の時といい、必ずハッピーエンドになるとは限らないし、そうなる可能性は低いと思います。
それでも読み続けてしまう魅力がこの作品にあると思いますし、だからこそアニメ第3期がある訳で。
でもできるならば、丸く収まれば、と願います。
最近のコメント