■[ラノベ]ごきげんよう、そして、ごきげんよう…「マリア様がみてる」ハローグッバイ
マリア様がみてる―ハローグッバイ (コバルト文庫)
著者/訳者:今野 緒雪
出版社:集英社( 2008-12-26 )
定価:¥ 480
文庫
ISBN-10 : 4086012448
ISBN-13 : 9784086012447
遂に祥子様の卒業式を迎えてマリみても一区切り。
長い間続いた人気シリーズもひとまずこれで幕となります。
ただ、あくまで「祥子、祐巳編」が終わったというだけなので、
「祐巳、瞳子編」もありえるので気を長くして待ちたいところです。
卒業式は前日に涙を流したお陰もあり、湿っぽくなることもなく。
ハプニングがあったけど、祐巳、由乃、志摩子の三人での送辞や、
一年前の卒業式のリベンジを答辞にて立派に果たした祥子様と、
晴れ晴れとしたものでした。
そして最後まで前代未聞の事件を起こしてくれた由乃さんですが、
お蔭様で前薔薇様たちである蓉子様、聖様、江利子様の三人が揃い踏みになったし、
読者にとって最後の懸念点であった由乃さんの妹問題も解決したし、
結果オーライだったのではないでしょうか。
最後のエピローグでこれからの祥子様と祐巳の変わらないけど、変わっていく二人の関係が垣間見れ、
これからもみんなが生きていく、ということが感じられて良かったです。
それにしてもマリみてって10年以上続いてたんですね。
長い間楽しませてくれてありがとうございました。
新シリーズにも期待しています。
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