■[ラノベ]これは確かにタイトルに偽りなし!「電波女と青春男」
電波女と青春男 (電撃文庫)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-01-07 )
定価:¥ 578
文庫
ISBN-10 : 4048674684
ISBN-13 : 9784048674683
絵師サイト:ブリキの砦
電波系ヤンデレラノベのみーくんまーちゃんの作者が送る新作。
これがシリーズになるのかどうかは判りませんが、
続いていって欲しいと思うだけの面白さは充分に内包しています。
相変わらず独特な文体と軽妙な会話とアップテンポで面白いです。
作品の系統でいったらAURAが最も近いかな。
主人公の丹羽真は両親の海外赴任に伴い、初対面の叔母の家で居候&田舎脱出都会進出。
そんな疑似一人暮らしで青春ポイント急上昇なイベントにドキドキしていたら、
叔母の藤和女々(39)は天然入った困った人だったり、独身のはずが娘が居たり。
しかもその娘のエリオは上半身布団にくるまって自称宇宙人という電波女。
でもその中身は超絶美少女だったりするんだよな、コンチクショウ。
都会の高校生活を堪能して青春ポイントを稼ぐにはエリオを無視するのが一番なんだけど、
夜の海とかに付き合うのは少なくとも2年間は一緒に暮らす訳で従姉だしで…
ってかそんな単純な理由な訳が無く、複雑なのですよ年頃の男心の機微というモノは。
そりゃエンジョイ引き籠もり妄想ライフなエリオを力業で現実帰還させるっちゅーねん。
青春だしな!
叔母の女々に青春ポイント赤丸上昇本命のリュウシさんにコスプレのっぽの前川さんと、
割と周りの女性陣が変わってるけど充実してる訳で、
個人的にはリュウシさんが好みだったりしてるのですが。
まぁ、一番フラグ立ってるのは女々な気がヒシヒシとするんだけどねー
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